レガシーの変遷
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*2019年11月22日 [[レンと六番/Wrenn and Six]]禁止 | *2019年11月22日 [[レンと六番/Wrenn and Six]]禁止 | ||
*2020年3月10日 [[死の国からの脱出/Underworld Breach]]禁止 | *2020年3月10日 [[死の国からの脱出/Underworld Breach]]禁止 | ||
+ | *2020年5月18日 [[夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den]]、[[黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker]]禁止 | ||
===代表的な大会=== | ===代表的な大会=== |
2020年5月19日 (火) 04:34時点における版
レガシーの使用可能カードセットの変遷を中心に、その時期の禁止カードや新セット、エラッタなどが環境に与える影響などをまとめたページ。現環境で禁止カードに指定されているカードについてはレガシーのページを参照。
- セットの追加日や禁止発効日は、テーブルトップにおける基準である。
エルドレインの王権、テーロス還魂記、イコリア:巨獣の棲処追加
使用可能カードセット
- 継続(省略)
- 2019年10月4日 エルドレインの王権追加
- 2019年11月15日 Magic Game Night2019追加
- 2020年1月24日 テーロス還魂記追加
- 2020年4月17日/5月15日 イコリア:巨獣の棲処追加
- 2020年4月17日/5月15日 統率者2020追加
禁止・制限カード
- 継続(省略)
- 2019年11月22日 レンと六番/Wrenn and Six禁止
- 2020年3月10日 死の国からの脱出/Underworld Breach禁止
- 2020年5月18日 夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den、黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker禁止
代表的な大会
- 北米レガシー選手権19 - 優勝:ティムール・デルバー
- グランプリボローニャ19 - 優勝:バント・ミラクル
- ヨーロッパレガシー選手権19 - 優勝:グリクシス・デルバー
新セット参入などに伴う特筆事項
ラヴニカのギルド、ラヴニカの献身、灯争大戦、基本セット2020追加
使用可能カードセット
- 継続(省略)
- 2018年10月5日 ラヴニカのギルド追加
- 2019年1月25日 ラヴニカの献身追加
- 2019年5月3日 灯争大戦追加
- 2019年6月14日 モダンホライゾン追加
- 2019年7月12日 基本セット2020追加
- 2019年8月23日 統率者2019追加
禁止・制限カード
- 継続(省略)
代表的な大会
- グランプリ静岡18レガシー - 優勝:エルドラージ・ストンピィ
- グランプリナイアガラフォールズ19 - 優勝:青白石鍛冶
- アジアレガシー選手権19 - 優勝:スロー・デプス
- グランプリアトランタ19 - 優勝:アド・ストーム
新セット参入などに伴う特筆事項
- 戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanistの登場により、青赤デルバーが強化された。
- 覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veilsや時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerの登場により、青白石鍛冶や青白奇跡が強化された。
- 大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creatorの登場により、赤単プリズンやペインター・グラインドストーンが強化された。
- 大いなる創造者、カーンや人知を超えるもの、ウギン/Ugin, the Ineffableの登場により、エルドラージ・ポストが強化された。
- レンと六番/Wrenn and Sixや呪詛呑み/Hexdrinkerの登場により、ティムール・デルバーが復権。タッチ黒のバリエーションも生まれた。
- レンと六番の登場により、4色レオヴォルドが復権した。
- 否定の力/Force of Negationの登場により、青系のフェアデッキが強化された。
- 虹色の眺望/Prismatic Vistaの登場により、一部のデッキのマナ基盤が改善された。
- エルフの開墾者/Elvish Reclaimerの登場により、ダーク・デプスが躍進。甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolisを採用したホガーク・デプスも生まれた。
- 神秘の炉/Mystic Forgeの登場により、ボンバーマンが強化された。
- 目覚めた猛火、チャンドラ/Chandra, Awakened Infernoの登場により、赤単プリズンが強化された。
イクサラン・ブロック、ドミナリア、基本セット2019追加
使用可能カードセット
- 継続(省略)
- 2017年9月29日 イクサラン追加
- 2018年1月19日 イクサランの相克追加
- 2018年4月27日 ドミナリア追加
- 2018年7月13日 基本セット2019追加
- 2018年8月10日 統率者2018追加
禁止・制限カード
- 継続(省略)
- 2018年7月6日 死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman、ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe禁止
代表的な大会
- グランプリサンタクララ18(3人チーム構築戦)
- グランプリマドリード18(3人チーム構築戦)
- グランプリ京都18(3人チーム構築戦)
- グランプリシアトル18レガシー - 優勝:グリクシス・デルバー
- グランプリバーミンガム18レガシー - 優勝:赤単プリズン
- グランプリトロント18春(3人チーム構築戦)
- マジック25周年記念プロツアー(3人チーム構築戦)
- アジアレガシー選手権18 - 優勝:アド・ストーム
- グランプリリッチモンド18レガシー - 優勝:奇跡
新セット参入などに伴う特筆事項
- ギタクシア派の調査・死儀礼のシャーマン禁止により、グリクシス・デルバーが大幅に弱体化。
- 死儀礼のシャーマン禁止により、4色レオヴォルドが大幅に弱体化。
アモンケット・ブロック追加
使用可能カードセット
禁止・制限カード
- 継続(省略)
代表的な大会
新セット参入などに伴う特筆事項
カラデシュ・ブロック追加
使用可能カードセット
- 継続 銀枠以外すべての、裏面が通常のマジックの裏面であるカード・両面カード・合体カード
- 2016年9月30日 カラデシュ追加
- 2016年11月11日 統率者2016追加
- 2017年1月20日 霊気紛争追加
禁止・制限カード
- 継続(省略)
- 2017年4月24日 師範の占い独楽/Sensei's Divining Top禁止
代表的な大会
- グランプリルイビル17 - 優勝:True-Name Nemesis Sultai
- グランプリ千葉16 - 優勝:スニーク・ショー
新セット参入などに伴う特筆事項
- 師範の占い独楽/Sensei's Divining Topの禁止に伴い、長年トップメタとなっていた青白奇跡コントロールが大きく弱体化し、相殺/Counterbalanceを抜いた形に移行した。同時にDoomsday Comboなど、動きの根幹を師範の占い独楽に依存していたデッキも消滅を余儀なくされた。
- 霊気紛争にて致命的な一押し/Fatal Pushという本環境最高峰の単体除去が登場。黒の単体除去を利用していた各デッキの除去性能が大幅に向上し、稲妻/Lightning Boltや剣を鍬に/Swords to Plowsharesの採用率が低下。それに伴い、除去耐性としての点数で見たマナ・コストの評価も変わり、タルモゴイフ/Tarmogoyfに代表される2マナ以下の軽くてマナレシオが高いだけのクリーチャーの評価が大幅に下落した。
イニストラードを覆う影ブロック追加
使用可能カードセット
- 継続(省略)
- 2016年4月8日 イニストラードを覆う影追加
- 2016年7月22日 異界月追加
- 2016年8月26日 コンスピラシー:王位争奪追加
禁止・制限カード
- 継続(省略)
代表的な大会
- グランプリプラハ16 - 優勝:アド・ストーム
- グランプリコロンバス16 - 優勝:感染
新セット参入などに伴う特筆事項
- ディスカードとハンデスを同時に行える集団的蛮行/Collective Brutalityにより、リアニメイト系のデッキが強化された。
- トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trestが登場し、BUGカラーのデッキの他、緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithを使用するデッキなどに採用された。
戦乱のゼンディカー・ブロック追加
使用可能カードセット
- 継続(省略)
- 2015年10月2日 戦乱のゼンディカー追加
- 2015年11月13日 統率者2015追加
- 2016年1月22日 ゲートウォッチの誓い追加
禁止カード
- 継続(省略)
- 2015年10月2日 時を越えた探索/Dig Through Time禁止、黒の万力/Black Vise禁止解除
代表的な大会
- グランプリシアトルタコマ15 - 優勝:土地単
新セット参入などに伴う特筆事項
- 難題の予見者/Thought-Knot Seerや現実を砕くもの/Reality Smasherなどの強力なエルドラージの登場によって、ビートダウン型のエルドラージデッキが登場した。
タルキール覇王譚ブロック、マジック・オリジン追加
使用可能カードセット
- 継続(省略)
- 2014年9月26日 タルキール覇王譚追加
- 2014年11月7日 統率者2014追加
- 2015年1月23日 運命再編追加
- 2015年3月27日 タルキール龍紀伝追加
- 2015年7月17日 マジック・オリジン追加
禁止カード
- 継続(省略)
- 2015年1月23日 宝船の巡航/Treasure Cruise禁止、世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon禁止解除
代表的な大会
- グランプリニュージャージー14 - 優勝:青赤白石鍛冶
- グランプリ京都15 - 優勝:青白奇跡コントロール
- レガシー選手権15 - 優勝:グリクシスデルバー
新セット参入などに伴う特筆事項
- 宝船の巡航/Treasure Cruise、時を越えた探索/Dig Through Timeといった優良ドロー呪文が登場し、青系のデッキが強化された。
- しかし2カードはDelver-Goなど青系のデッキを強化しすぎたとされて、前者は4ヶ月、後者は約1年で禁止カード入りしてしまった。
- 多数のデッキを機能不全に陥らせる封じ込める僧侶/Containment Priestが白系デッキのサイドボードにしばしば採用されるようになる。
- 封じ込める僧侶で止まってしまうスニーク・ショーやリアニメイトが減速、代わりに時を越えた探索を獲得した全知実物提示教育が再浮上。
- 宝船の巡航禁止に伴い、あり余る墓地を活用する手段として黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fangが参入と同時に活躍し始める。さらにそのタシグルやほとんどのサイズのタルモゴイフ/Tarmogoyfを止められるカードとしてグルマグのアンコウ/Gurmag Anglerも活躍。
- 12post系のデッキが精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragonを獲得。また、絵描きの召使い/Painter's Servantと組み合わせることで土地を含めたあらゆるパーマネントを吹き飛ばすコンボも登場した。
- 僧院の導師/Monastery Mentorが白系コントロールを強化。
- コラガンの命令/Kolaghan's Commandが黒赤系コントロールを強化。
テーロス・ブロック、基本セット2015追加
使用可能カードセット
- 継続(省略)
- 2013年9月27日 テーロス追加
- 2013年11月1日 統率者2013追加
- 2014年2月7日 神々の軍勢追加
- 2014年5月2日 ニクスへの旅追加
- 2014年6月6日 コンスピラシー追加
- 2014年7月18日 基本セット2015追加
禁止カード
代表的な大会
- レガシー選手権13 - 優勝:Death & Taxes
- グランプリワシントンDC13 - 優勝:UWR Delver
- グランプリパリ14 - 優勝:BUG Delver
新セット参入などに伴う特筆事項
- Show and Tellなどデメリットを無視できるコンボデッキが白鳥の歌/Swan Songを獲得。
- 真の名の宿敵/True-Name Nemesisが青の中速クロックとして定着。
- 大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revelの活躍によりバーンが復調の兆しを見せる。
- 議会の採決/Council's Judgmentが登場、青白奇跡コントロールやDeath & Taxesにおいて真の名の宿敵などの強力な除去耐性をもつクリーチャーへの除去を獲得。
ラヴニカへの回帰ブロック、基本セット2014追加
使用可能カードセット
禁止カード
- 継続(省略)
代表的な大会
- グランプリデンバー13 - 優勝:青白黒石鍛冶
- グランプリストラスブール13 - 優勝:Death & Taxes
新セット参入などに伴う特筆事項
- 死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanが緑系デッキを、突然の衰微/Abrupt Decayが緑黒系デッキをそれぞれ強化した。
- 強力な墓地対策安らかなる眠り/Rest in Peaceも登場。上記の死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanと合わせ墓地利用デッキは風当たりが強くなる。
- 研磨メカニズムの登場でThe Spyが成立。
- 無限への突入/Enter the Infiniteにより、青単のShow and Tell系の派生デッキ全知実物提示教育が登場。
- Maverickは青白奇跡コントロールなどの影響もあり減少、ビート・コントロールはDeath & Taxesが主流になる。
- レジェンド・ルール変更により伝説のパーマネントやプレインズウォーカーを使うデッキ全般が強化された。
- 特に暗黒の深部/Dark Depthsと演劇の舞台/Thespian's Stageの2枚コンボが成立するようになり、ヘックスメイジ・デプス以外にも組み込まれるように。
イニストラード・ブロック、基本セット2013追加
使用可能カードセット
- 継続(省略)
- 2011年9月30日 イニストラード追加
- 2012年2月3日 闇の隆盛追加
- 2012年5月4日 アヴァシンの帰還追加
- 2012年6月1日 プレインチェイス2012追加
- 2012年7月13日 基本セット2013追加
禁止カード
- 継続(省略)
- 2011年10月1日 精神的つまづき/Mental Misstep禁止
- 2012年6月29日 土地税/Land Tax禁止解除
代表的な大会
- グランプリアムステルダム11 - 優勝:石鍛冶バント
- グランプリインディアナポリス12 - 優勝:青白黒石鍛冶
- 日本レガシー選手権12 - 優勝:エンチャントレス
- グランプリアトランタ12 - 優勝:Canadian Threshold
- グランプリヘント12 - 優勝:アド・ストーム
- レガシー選手権12 - 優勝:スニーク・ショー
新セット参入などに伴う特筆事項
- ブロックを通し非常に強力なカードが多く、エキスパンションが発売される毎に環境が大きく変化した。
- 秘密を掘り下げる者/Delver of SecretsがCanadian Thresholdの新アタッカーとして猛威を振るう。
- 強力なアドバンテージと高い汎用性をもたらす瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageが新登場。青白石鍛冶を中心に青系デッキの定番カードとなった。
- 信仰無き物あさり/Faithless Lootingがドレッジの安定性を上げる。憎悪縛りの剥ぎ取り/Flayer of the Hateboundも獲得し戦闘を介さずに勝てるようになった。
- 炎の中の過去/Past in Flamesが登場。不正利得/Ill-Gotten Gainsに代わり、ANTで採用される。
- 聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftを生かすためトリコトラフトやPatriotのようなデッキが考案された。
- 強力なプレインズウォーカー、ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veilが登場。黒いデッキ全般が強化される。
- ただし、猛威を振るうのは死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanを獲得した後となる。
- スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thrabenが登場。Maverickなどビート・コントロール系のデッキの押上げとなる。
- 未練ある魂/Lingering Soulsはそのトークン生産能力を生かし、青白石鍛冶の攻守の要として使用された。
- 広範囲に刺さる墓掘りの檻/Grafdigger's Cageが登場。様々なデッキのサイドボードに採用される。
- グリセルブランド/Griselbrandの登場によってスニーク・ショーやリアニメイト等のファッティを利用するデッキが強化された。
- 終末/Terminusや天使への願い/Entreat the Angelsの追加により、青白奇跡コントロールが組まれる。
- 孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemothが登場。エルフ (デッキ)のフィニッシュ能力が上昇した。
- 霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffinと食物連鎖/Food Chainの無限マナデッキ食物連鎖が構築される。
- 魂の洞窟/Cavern of Soulsにより下火だったゴブリン (デッキ)など部族デッキがデッキ全般が強化された。
- 断片無き工作員/Shardless Agentと悪意の大梟/Baleful Strixの登場により、BUG Cascadeが組まれるようになった。
- 全知/Omniscienceの登場によりShow and Tell系デッキ全般が強化された。
- 真珠三叉矛の達人/Master of the Pearl Tridentが登場しマーフォークのロードはさらに増えた。
ミラディンの傷跡ブロック、基本セット2012追加
使用可能カードセット
- 継続(省略)
- 2010年10月1日 ミラディンの傷跡追加
- 2011年2月4日 ミラディン包囲戦追加
- 2011年5月13日 新たなるファイレクシア追加
- 2011年6月17日 統率者追加
- 2011年7月15日 基本セット2012追加
禁止カード
- 継続(省略)
- 2011年1月1日 適者生存/Survival of the Fittest禁止、時のらせん/Time Spiral禁止解除
代表的な大会
- 世界選手権10 団体戦
- グランプリプロビデンス11 - 優勝:No-Force Bant
- 日本レガシー選手権11 - 優勝:緑青黒ランドスティル
- レガシー選手権11 - 優勝:マーフォーク
新セット参入などに伴う特筆事項
- オパールのモックス/Mox Opalや刻まれた勇者/Etched Championの登場によって親和が強化される。
- 壊死のウーズ/Necrotic Oozeの登場により、トリスケリオン/TriskelionとPhyrexian Devourerのコンボを組み込んだウーズ・サバイバルが誕生、更にサバイバルが猛威を揮うことになる。
- あまりにも強くなりすぎたため、世界選手権開催前の公式コラムで適者生存/Survival of the Fittestの禁止が示唆され、結局そのまま禁止となった。
- 微光地/Glimmerpostが追加され、12postを土地だけで賄う事が出来るようになった。
- 時のらせん/Time Spiralが禁止解除され、ハイタイドが強化される。
- 緑系クリーチャーデッキ全般で強力なサーチカードとなる緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithが登場。
- ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolasはそのカードパワーから青黒テゼレットが作られた。
- MUDもカルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemasterと荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossusを獲得した。
- 殴打頭蓋/Batterskull等の強力な装備品が多数追加されたことで石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticのカードパワーがさらに向上、白系デッキ全般で活躍するように。
- 精神的つまづき/Mental Misstepが参入、強力な1マナ呪文で溢れかえるレガシー環境では多くのデッキが採用した。
- しかし製作側の意図に反して青を使うデッキが強化され環境を席巻してしまったため、禁止される。
- ギタクシア派の調査/Gitaxian Probeが登場。コンボデッキ全般、特にストームを利用するデッキが強化される。
- 大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite、核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augurが追加。リアニメイトが強化される。
- 統率者からも、手軽に墓地対策を行う漁る軟泥/Scavenging Ooze、コンボデッキに刺さる狼狽の嵐/Flusterstormなどレガシー級のカードが輩出された。
ゼンディカー・ブロック、基本セット2011追加
使用可能カードセット
禁止カード
- 継続(省略)
- 2009年10月1日 ドリーム・ホール/Dream Halls、納墓/Entomb、金属細工師/Metalworker禁止解除
- 2010年7月1日 神秘の教示者/Mystical Tutor禁止、厳かなモノリス/Grim Monolith、Illusionary Mask禁止解除
代表的な大会
- 世界選手権09 団体戦
- グランプリマドリード10 - 優勝:リアニメイト
- 日本レガシー選手権10 - 優勝:Zoo
- グランプリコロンバス10 - 優勝:青タッチ黒マーフォーク
- レガシー選手権10 - 優勝:ゴブリン
新セット参入などに伴う特筆事項
- 納墓/Entombが禁止解除され、リアニメイトデッキが強化される。
- 同じく金属細工師/Metalworkerおよび厳かなモノリス/Grim Monolithの禁止解除で、MUDが構築可能となった。
- 対抗色フェッチランド収録により、多色デッキはよりデュアルランドや基本土地にアクセスしやすくなった。
- 軽く小回りの効く呪文貫き/Spell Pierceは青の序盤の要として広く採用された。
- 吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmageにより、暗黒の深部/Dark Depthsとのコンボデッキ(ヘックスメイジ・デプス)が登場。
- 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorの影響はレガシーまで及び、多くの青系コントロールデッキが採用した。
- 磁石のゴーレム/Lodestone Golemが登場。禁止解除と合わせ、MUDの中核を担う。
- 神秘の教示者/Mystical Tutorの禁止によって、環境最前線に位置していたANTおよびリアニメイトが大打撃を受けることとなった。
- ゼンディカーにて精神壊しの罠/Mindbreak Trapが登場していたが、対策にはなりきれなかったようだ。
- 復讐蔦/Vengevineの登場によってサバイバルデッキとハイブリッドした青緑マッドネスが再び隆盛した。
- 引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornの登場により、実物提示教育/Show and Tellや騙し討ち/Sneak Attackを用いたデッキが大幅強化され、これら両方を採用したスニーク・ショーが登場。
アラーラの断片ブロック、基本セット2010追加
使用可能カードセット
禁止カード
- 継続(省略)
代表的な大会
- 世界選手権08 団体戦
- グランプリシカゴ09 - 優勝:CounterTop-Goyf
- 日本レガシー選手権09 - 優勝:CounterTop-Goyf
- レガシー選手権09 - 優勝:ドレッジ
新セット参入などに伴う特筆事項
- むかつき/Ad Nauseamをキーカードにした高速コンボデッキアド・ストームが現れ、トップメタの一角となる。
- クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage、野生のナカティル/Wild Nacatl、長毛のソクター/Woolly Thoctarなど、軽量かつ優秀なクリーチャーを多数手に入れたZooは大幅に強化された。
- 聖遺の騎士/Knight of the Reliquaryがローム系デッキをはじめとする緑白系デッキの新たなアタッカーとして採用されるようになった。
- 自然の秩序/Natural Orderから大祖始/Progenitusを出すギミックを組み込むデッキが登場した。
- 基本セット2010発売に伴い、いくつかのルール変更が行われた。これにより弱体化してしまうカードやデッキがあった。
ローウィン・ブロック、シャドウムーア・ブロック追加
使用可能カードセット
禁止カード
- 継続(省略)
- 2008年9月20日 Time Vault禁止
代表的な大会
- 世界選手権07
- レガシー選手権08 - 優勝:カウンタースリヴァー
新セット参入などに伴う特筆事項
- 思考囲い/Thoughtseizeが追加。これにより黒絡みのデッキが強化された。
- 絵描きの召使い/Painter's Servantが追加され、これによりペインター・グラインドストーンが登場した。
- 墓地対策が加熱しIGGy-POPが衰退し、代わってストーム系コンボとしてはTESが登場した。
- ドラゴン・ストンピィが登場し、これにより土地単のような基本でない土地を多く用いるデッキが大打撃を受けた。
- 田舎の破壊者/Countryside Crusherがアグロロームの新たなアタッカーとして採用されるようになった。
- 墓忍び/Tombstalkerが新たなアタッカーとして脚光を浴び始めた。
時のらせんブロック追加
使用可能カードセット
- 継続 これまで発売・配布された、すべての公式カードセットおよびプロモーショナル・カードとしてリリースした黒枠・白枠の定型カード
- 2006年10月20日 時のらせん追加
- 2007年2月20日 次元の混乱追加
- 2007年5月20日 未来予知追加
禁止カード
- 継続(省略)
- 2007年6月20日 閃光/Flash禁止、精神力/Mind Over Matter、補充/Replenish禁止解除
- 2007年9月20日 Shahrazad禁止
代表的な大会
- グランプリコロンバス07 - 優勝:ハルクフラッシュ
- レガシー選手権07 - 優勝:青緑スレッショルド
新セット参入などに伴う特筆事項
- エラッタの大幅な見直しによって、ハルクフラッシュが出現。閃光/Flashが禁止されるまでの僅かな期間だが環境が大きく揺れた。
- 炎の儀式/Rite of Flame、巣穴からの総出/Empty the Warrens、猿人の指導霊/Simian Spirit Guideが追加。Charbelcherやストーム系コンボデッキが強化された。
- タルモゴイフ/Tarmogoyfが追加され、様々なデッキで見られるようになった。特に、青緑スレッショルドとの相性が抜群であり、メタの中心として君臨し始めた。これに対し、同色の青緑マッドネスは衰退していった。
- ナルコメーバ/Narcomoeba、黄泉からの橋/Bridge from Belowが追加され、これによりドレッジが登場した。またセファリッド・ブレックファーストも強化された。
- ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnoughtのエラッタ解除により、スタイフルノートが登場した。
ラヴニカ・ブロック、ポータル系列、コールドスナップ追加
使用可能カードセット
- 継続(省略)
- 2005年10月20日 ラヴニカ:ギルドの都追加
- 2005年10月20日 ポータル、ポータル・セカンドエイジ、ポータル三国志追加
- 2006年2月20日 ギルドパクト追加
- 2006年5月20日 ディセンション追加
- 2006年8月20日 コールドスナップ追加
禁止カード
- 継続(省略)
- 2005年10月20日 伝国の玉璽/Imperial Seal禁止
代表的な大会
- グランプリフィラデルフィア05 - 優勝:ゴブリン
- グランプリリール05 - 優勝:青緑スレッショルド
- レガシー選手権06 - 優勝:青緑マッドネス
新セット参入などに伴う特筆事項
- 闇の腹心/Dark Confidantが追加。軽量ビートダウンが一斉に強化された。
- 壌土からの生命/Life from the Loamの追加により、アグロロームや土地単といった土地系のデッキが登場した。
- ポータル系列が解禁され、それに伴い帝国の徴募兵/Imperial Recruiterを獲得したアルーレンが大幅に強化された。また海のドレイク/Sea Drakeが使用可能になりフェアリー・ストンピィが登場した。
- 虚空の力線/Leyline of the Voidが追加され、新たな墓地対策として使用されるようになった。
レガシー開始
使用可能カードセット
- 2004年9月20日 これまで発売・配布された、ポータル系以外すべての公式カードセットおよびプロモーショナル・カードとしてリリースした黒枠・白枠の定型カードで開始
- 2004年10月20日 神河物語追加
- 2005年2月20日 神河謀叛追加
- 2005年6月20日 神河救済追加
禁止カード
2004年9月20日、レガシー開始時の禁止カード
- アンティに関するカード
- Ancestral Recall
- 天秤/Balance
- Bazaar of Baghdad
- Black Lotus
- 黒の万力/Black Vise
- チャネル/Channel
- Chaos Orb
- Demonic Consultation
- 悪魔の教示者/Demonic Tutor
- ドリーム・ホール/Dream Halls
- 大地の知識/Earthcraft
- 納墓/Entomb
- Falling Star
- Fastbond
- 大あわての捜索/Frantic Search
- ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter
- 厳かなモノリス/Grim Monolith
- 噴出/Gush
- 隠遁ドルイド/Hermit Druid
- Illusionary Mask
- 土地税/Land Tax
- Library of Alexandria
- 魔力の墓所/Mana Crypt
- マナ吸収/Mana Drain
- 魔力の櫃/Mana Vault
- 記憶の壺/Memory Jar
- 金属細工師/Metalworker
- 精神力/Mind Over Matter
- 精神錯乱/Mind Twist
- 精神の願望/Mind's Desire
- Mishra's Workshop
- Mox Emerald
- Mox Jet
- Mox Pearl
- Mox Ruby
- Mox Sapphire
- ネクロポーテンス/Necropotence
- ドルイドの誓い/Oath of Druids
- 補充/Replenish
- 頭蓋骨絞め/Skullclamp
- 太陽の指輪/Sol Ring
- 露天鉱床/Strip Mine
- 時のらせん/Time Spiral
- Time Walk
- Timetwister
- 修繕/Tinker
- トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
- 吸血の教示者/Vampiric Tutor
- Wheel of Fortune
- 意外な授かり物/Windfall
- 世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon
- ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargain
- ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will
レガシー開始期の主なデッキ
代表的な大会
レガシー開始期の環境の特徴
- 開始期はランドスティルやATSといった、コントロールデッキが輝いていた時期であった。
- 神河救済で真髄の針/Pithing Needleが追加。これによってATSが完全に駆逐されてしまった。これに伴い、ゴブリンが猛威を振るうようになった。
レガシーの主なデッキ
ビートダウン
- アグロローム/CAL
- エルフ/親和エルフ
- グランビル
- 黒ウィニー/スーサイドブラック/Red Death/Eva Green
- ゴブリン
- 白ウィニー/エンジェル・ストンピィ/Death & Taxes
- 親和
- ストンピィ/クレイジーグリーン
- スライ/バーン
- テラゲドン
- ドラゴン・ストンピィ
- フェアリー・ストンピィ
- ボロスウィニー
- Maverick
- Zoo
- 5/3/MUD
コントロール
- 青単コントロール/Ophidian
- スレッショルド(Canadian Threshold)
- 青緑マッドネス
- ウィー=ゼロックス
- エンチャントレス
- カウンタースリヴァー
- カウンターバーン
- けちコントロール
- サイカトグ
- サイクリングバーン
- 白コントロール/マイティ・クイン/白スタックス
- セプターチャント
- 土地単
- バントアグロ/New Horizons
- ピキュラ黒
- フィッシュ
- フェアリー
- マーフォーク
- ランドスティル/ドレッドスティル
- CounterTop(Baseruption/CTG/CTP/CounterTop Thopter/Miracle)
- Pox
- Stoneblade
- Team America
- The Fear
- The Rock/PT Junk
- Tezzerator
- Tomb Stompy
- Train Wreck
コンボ
- アルーレン
- アングリーグール
- サルベイジャーコンボ
- Gamekeeper
- スタイフルノート
- セファリッド・ブレックファースト/セファリッド・ライフ
- ソリダリティ/ハイタイド
- ドレッジ
- ペインター・グラインドストーン
- ヘックスメイジ・デプス
- ヘルムヴォイド
- リアニメイト
- ループ・ジャンクション
- ANT/Doomsday Combo/TES/IGGy-POP
- Belcher
- Show and Tell (Dream Halls/Hive Mind/スニークアタック)