黒ウィニー
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[編集] 黒ウィニー(Black Weenie)
黒メインのウィニーデッキの総称。 また黒の小型クリーチャーのことも勿論こう呼ぶ。
白ウィニーと同じく、黒も小型クリーチャーの質は優秀。 かつては黒には暗黒の儀式/Dark Ritualが存在したため、白ウィニーよりも重めのクリーチャーも投入された。
黒という色の特性上、黒のカードでは除去されにくいため、黒コントロールに強い。 また手札破壊や除去などの要素が入れられるため、デッキの柔軟性が高く、コントロール全般、特にパーミッションに強い。 また、黒得意のスーサイド要素を利用したデッキも存在する。→スーサイドブラック
反面、黒はエンチャントやアーティファクトを割れないため、黒の防御円/Circle of Protection: Black1枚に完封されてしまうこともある。 また十字軍/Crusadeや栄光の頌歌/Glorious Anthemを擁する白とは対照的に、第6版以降は有能な全体強化エンチャントに恵まれなかったため白ウィニーに圧倒されてしまっていた。
[編集] 時のらせんブロック構築
優良シャドークリーチャーを帰ってきた不吉の月/Bad Moonでサポートする。
クリーチャー — ダウスィー(Dauthi) 兵士(Soldier)
シャドー
ダウスィーの殺害者は、各ターンに可能ならば攻撃に参加する。
クリーチャー — スピリット(Spirit)
速攻
シャドー(このクリーチャーは、シャドーを持つクリーチャーのみブロックでき、シャドーを持つクリーチャーによってのみブロックされる。)
他のクリーチャーが場からあなたの墓地に置かれるたび、あなたは(黒)を支払ってもよい。そうした場合、あなたの墓地にある冥界の裏切り者を場に戻す。
対墓地に萎縮した卑劣漢/Withered Wretch、対コントロールにサングロファージ/Sangrophage、対ビートに突然の俗化/Sudden Spoilingとなかなかいいものが揃っている。 奈落のしもべ/Liege of the Pitのおかげでサイズ負けもある程度克服できる。堕落の触手/Tendrils of Corruptionの採用でダメージレースに強いのが特徴。 相変わらずエンチャント、アーティファクトに触れないが、環境に強烈な対黒エンチャントがないのが救い。 手札破壊にも呆然/Stuporなどいいものがあるが、アンチ手札破壊的存在の十二足獣/Dodecapod・クァーグノス/Quagnothのおかげで採用の見極めが難しい。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- PTQバレンシア ナポリ大会 2007
- 使用者:Davide Grimaldi
- フォーマット
[編集] 神河ブロック構築
環境最強の装備品、梅澤の十手/Umezawa's Jitteを活用する。
クリーチャー — 人間(Human) 侍(Samurai)
プロテクション(白)
武士道1(これがブロックに参加するかブロックされるたび、それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーが戦闘ダメージを与えるたび、梅澤の十手の上に蓄積(charge)カウンターを2個置く。
梅澤の十手から蓄積カウンターを1個取り除く:以下の3つから1つを選ぶ。「装備しているクリーチャーは、ターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。」「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。」「あなたは2点のライフを得る。」
装備(2)
梅澤の十手/Umezawa's Jitteを活かすウィニーは白ウィニーが中心であったが、けちコントロールがメタの主流となると、それに対抗するため開発された。 手札破壊や頭蓋の摘出/Cranial Extractionなどの妨害要素を採用している。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- グランプリソルトレイクシティ05 準優勝(参考)
- 使用者:Karl Briem
- フォーマット
[編集] オンスロート・ブロック期
オンスロート・ブロックの部族強化の流れに沿って、ゾンビやクレリックなどの黒ビートダウンデッキが登場する。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) クレリック(Cleric)
腐れ肺の再生術師か他のクレリック(Cleric)が場から墓地に置かれるたび、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体場に出す。
2/2クリーチャー — ゾンビ(Zombie) クレリック(Cleric)
(1):墓地にあるカード1枚を対象とし、それをゲームから取り除く。
2/2また、総帥の召集/Patriarch's Biddingによるリアニメイトを使用したゾンビ召集も登場。
ソーサリー
各プレイヤーは、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。各プレイヤーは、自分の墓地にあるこれにより選ばれたタイプのすべてのクリーチャー・カードを場に戻す。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- フランス選手権03 優勝(参考)
- 使用者:Stephane Damizet
- フォーマット
[編集] ウルザ・ブロック+マスクス・ブロック期
暗黒の儀式/Dark Ritualでマナ加速して大型のスーサイドクリーチャーを場に出し、よじれた実験/Twisted Experimentで強化するツイスト・ブラックが登場。 ウィニーとは若干動きが異なる。
クリーチャー — ホラー(Horror)
トランプル
ファイレクシアの抹殺者にダメージが与えられるたび、これに与えられたダメージ1点につきパーマネントを1つ生け贄に捧げる。
また、マスクス・ブロックの傭兵のリクルート能力を生かすマーセナリーも登場。
クリーチャー — ホラー(Horror) 傭兵(Mercenary)
畏怖
(2),(T):あなたのライブラリーから、点数で見たマナ・コストが2以下の傭兵(Mercenary)パーマネント・カードを1枚探し、そのカードを場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。
[編集] テンペスト・ブロック+ウルザ・ブロック期
黒シャドーウィニーに、スーサイド要素を入れたスーサイドブラックが登場。
クリーチャー — ダウスィー(Dauthi) ホラー(Horror)
シャドー
ダウスィーの怪物は白のクリーチャーによってはブロックされない。
エンチャント
肉占いが場に出たとき、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体場に出す。
あなたのアップキープの開始時に、ゾンビが1体も場に存在しない場合、肉占いはあなたに1点のダメージを与える。
特に憎悪/Hatredを入れたヘイトレッドは圧倒的な速度を誇った。
[編集] ミラージュ・ブロック+テンペスト・ブロック期
アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック期に引き続き、5CBが活躍。
また、テンペストのシャドーを軸とした黒シャドーウィニーが登場した。
クリーチャー — ダウスィー(Dauthi) 兵士(Soldier)
シャドー
ダウスィーの殺害者は、各ターンに可能ならば攻撃に参加する。
クリーチャー — ダウスィー(Dauthi) ホラー(Horror)
シャドー
ダウスィーの怪物は白のクリーチャーによってはブロックされない。
しかし、本格的な始動は次のブロックからであった。
[編集] ミラージュ・ブロック構築
システムクリーチャーを多数採用した黒単色のビートダウンデッキが存在した。
クリーチャー — 人間(Human) 暗殺者(Assassin)
先制攻撃
ネクラタルが場に出たとき、アーティファクトでも黒でもないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。
クリーチャー — ネズミ(Rat)
(X):墓所のネズミは、各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれX点のダメージを与える。これによりは黒マナでしか支払えない。
1/1cip能力を持つネクラタル/Nekrataalなどを採用することで、アドバンテージを獲得しつつクリーチャーを展開していくことができる。 最後は生命吸収/Drain Lifeのドレインでトドメを刺す。
また黒お家芸の手札破壊も採用できるため、スピードでは純粋なビートダウンに劣るものの安定性は高い。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- グランプリトロント97 ベスト4
- 使用者:Tony Tsai
- フォーマット
- 製作者本人によるテキスト(→こちら)も参照のこと。
[編集] アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック期
トップメタのカウンターポストに対抗するために香港型黒ウィニーとよばれるデッキが作られ、一時期メタの頂点にのぼりつめた。
ワールド・エンチャント
累加アップキープ(1)(黒)
各ターンのアップキープの開始時に、墓石の階段が場に出ている場合、各プレイヤーは自分の墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき、「屍鬼(Tombspawn)」という名前の、速攻を持つ黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体、それぞれのコントロール下で場に出す。
ターン終了時か、墓石の階段が場を離れたとき、それによって場に出されたすべてのトークンを破壊する。それらは再生できない。
クリーチャー — ホラー(Horror) スピリット(Spirit)
ターン終了時に、Krovikan Horrorがあなたの墓地にあり、そのすぐ上にクリーチャー・カードがある場合、あなたはKrovikan Horrorをあなたの手札に戻してもよい。
(1),クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。Krovikan Horrorはそれに1点のダメージを与える。
また、基本セットの真鍮の都/City of Brassに加え、ビジョンズで知られざる楽園/Undiscovered Paradise、ウェザーライトの宝石鉱山/Gemstone Mineを得たことで5色デッキの構築が容易になり、黒のウィニークリーチャーを軸に、各色の優秀な呪文を投入した5CBが登場した。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
(青),(T):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番上に置く。
(赤),(T):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。祭影師ギルドの魔道士はそれに1点のダメージを与え、あなたに1点のダメージを与える。
インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。火葬はそれに3点のダメージを与える。これによりダメージを与えられたクリーチャーは、このターン再生できない。
さらに、アイスエイジとウェザーライトが使えた僅かな期間ではあったが、生き埋め/Buried Aliveを使うベリード・アライブも登場、同じくカウンターポストなどに善戦した。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
速攻
(黒):あなたの墓地にある灰燼のグールを場に戻す。この能力は、あなたのアップキープの間にしかプレイできず、灰燼のグールの上にクリーチャー・カードが3枚以上ある場合にのみプレイできる。
[編集] 初期
基本セットの黒騎士/Black Knightを始め、Order of the Ebon Hand、ストロームガルドの騎士/Knight of Stromgaldの3種十二体の騎士を中核とした12Knights。
クリーチャー — クレリック(Cleric) 騎士(Knight)
プロテクション(白)
(黒):Order of the Ebon Handはターン終了時まで先制攻撃を得る。
(黒)(黒):Order of the Ebon Handはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
プロテクション(白)
(黒):ストロームガルドの騎士はターン終了時まで先制攻撃を得る。
(黒)(黒):ストロームガルドの騎士はターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
不吉の月/Bad Moonもまだ健在のころである。
ハンド・アドバンテージを稼ぐため、最強のドローエンジンことネクロポーテンス/Necropotenceを使用する場合も多い。→ネクロウィニー
エンチャント
あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたかカードを捨てるたび、あなたの墓地にあるそのカードをゲームから取り除く。
1点のライフを支払う:あなたのライブラリーの一番上のカードを裏向きのままゲームから取り除く。あなたのターンの終了時に、そのカードをあなたの手札に加える。
ネクロディスクなどはウィニーではないが、ネクロポーテンス/Necropotenceを使用することでウィニー並みにクリーチャーを引くことができたのである。
[編集] レガシー
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを1枚公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたは、その点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失う。
2/1闇の腹心/Dark Confidantの強力なアドバンテージ能力と、強迫/Duress、思考囲い/Thoughtseize、Hymn to Tourachなどの手札破壊要素がデッキの骨格をなす。
カーノファージ/Carnophageや肉占い/Sarcomancyといった1マナ2/2クリーチャーを採用するタイプや、Order of the Ebon Hand、ストロームガルドの十字軍/Stromgald Crusaderといった騎士を中心に据えるタイプ、ナントゥーコの影/Nantuko Shade、惑乱の死霊/Hypnotic Specterといったコントロール要素の強いタイプなど、構成は様々。
暗黒の儀式/Dark Ritualが使える事を生かし、疫病スリヴァー/Plague Sliverのような大型のクリーチャーを投入したタイプや、ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negatorを投入したスーサイドなタイプもよく見られる。
未来予知登場以降は、墓忍び/Tombstalkerが比較的高速かつ容易に召喚できる事が判明し、大型クリーチャーの枠は墓忍び/Tombstalkerが占めているケースが多い。
また、黒には強力なメタカードが多く存在する為、それらを採用しやすいのも強みである。 特に、萎縮した卑劣漢/Withered Wretchはタルモゴイフ/Tarmogoyfが幅を利かせるようになってからは、メインで採用される事が多くなった。 仕組まれた疫病/Engineered Plagueや虚空の力線/Leyline of the Voidといったメタ系エンチャントが採用出来る事も重要である。
最近では、追加色がタッチされる事も多く、全体として白か緑が多く見られる。 前者の白をタッチしたタイプでコントロール比重が高めのタイプは、ピキュラ黒と呼ばれる事もある。 後者は、未来予知以降多く見られるようになったタイプで、ほぼタルモゴイフ/Tarmogoyfの為に緑がタッチされており、黒クリーチャー特有の線の細さが解消されている。→*1
[編集] サンプルレシピ2
| メインデッキ (60) | |
|---|---|
| クリーチャー (16) | |
| 4 | カーノファージ/Carnophage |
| 4 | 闇の腹心/Dark Confidant |
| 4 | ナントゥーコの影/Nantuko Shade |
| 4 | タルモゴイフ/Tarmogoyf |
| 呪文 (24) | |
| 4 | 暗黒の儀式/Dark Ritual |
| 4 | 強迫/Duress |
| 4 | Hymn to Tourach |
| 4 | 思考囲い/Thoughtseize |
| 4 | 肉占い/Sarcomancy |
| 4 | 梅澤の十手/Umezawa's Jitte |
| 土地 (20) | |
| 4 | 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire |
| 4 | 汚染された三角州/Polluted Delta |
| 4 | 沼/Swamp |
| 4 | Bayou |
| 4 | 不毛の大地/Wasteland |
| サイドボード | |
| 4 | 虚空の力線/Leyline of the Void |
| 4 | 仕組まれた疫病/Engineered Plague |
| 4 | 真髄の針/Pithing Needle |
| 3 | 血清の粉末/Serum Powder |
[編集] サンプルレシピ1
- 備考
- グランプリコロンバス07 ベスト8(参考)
- 使用者:Michael Belfatto
- フォーマット
- 白がタッチされ剣を鍬に/Swords to Plowsharesが入れられている。
- ハルクフラッシュ全盛の大会であるため、メインデッキに墓所を歩くもの/Crypt Creeper、サイドボードに虚空の力線/Leyline of the Void・トーモッドの墓所/Tormod's Cryptという徹底的な墓地対策が施されている。
