タルキール龍紀伝
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タルキール龍紀伝/Dragons of Tarkir | |
シンボル | 龍の頭 |
略号 | DTK |
コードネーム | Louie |
発売日 | 2015年3月27日 |
セット枚数 | 全264種類 |
タルキール龍紀伝/Dragons of Tarkirは、タルキール覇王譚ブロックの3番目のエキスパンション。2015年3月27日発売。キャッチコピーは「我らがドラゴン、彼らが滅び/Your Dragon, Their Doom!」。
目次 |
[編集] 概要
サルカン・ヴォル/Sarkhan Volによって運命は再編され、精霊龍ウギン/Uginの命は救われた。彼は自身が手に入れた本当の故郷、カン/Khanではなく龍達が支配するタルキール/Tarkirへと凱旋する。
テーマは「改変された未来」と「ドラゴン(龍)」。タルキール覇王譚とは大きく異なる(ものの、僅かながら面影が残る)未来のタルキールが描かれる。かつてのカン達が率いていた楔3色の氏族/Clanは存在しておらず、龍が率いる友好色2色の5氏族に置き換わっている。
運命再編から引き続き鼓舞と疾駆が登場している。新たなメカニズムとしてキーワード能力の大変異と濫用、能力語の圧倒が新登場したほか、反復が再登場している。
- 氏族を支配する龍王/Dragonlordを筆頭に、実に26枚ものドラゴンが収録されているほか、ドラゴンに関するカードも豊富に存在する。
- 「同じ世界の異なる歴史」を描くため、直接の過去である運命再編や異なる未来であるタルキール覇王譚から比べて変わっていない部分と大きく変わっている部分が随所に散りばめられている。
- 同一人物ながら別のカードとなった伝説のクリーチャーが大量に登場している(龍王/Dragonlordとカン/Khan)。今までも不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowedや歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revelsという例はあったが、これほど多くのキャラクターが、同一ブロックで別のカードとして登場するのは初めてである。
- タルキール覇王譚に収録されていた3枚のカード(苦しめる声/Tormenting Voice、山頂をうろつくもの/Summit Prowler、帰化/Naturalize)が再録されており、「時間軸は変化していても同じ世界である」ということを強調している(参考)。なお、同一ブロック内で土地でないカードが再録されるのはこれが初となる(土地の再録は基本土地、基本氷雪土地、ギルド門、ゲインランドという前例がある)。
- また新しいサルカンである揺るぎないサルカン/Sarkhan Unbrokenが登場しており、同一のプレインズウォーカー・タイプを持つカードが同一ブロックに2種類共存している例も初めてとなる。
- 2014年8月末にスタンダードのルールとローテーション周期が変更されたことに伴い、例外的なローテーションが発生する。詳細は、ローテーションの項目を参照。
[編集] 発売前情報
- 2014年11月3日に公開されたキービジュアルにはコラガン/Kolaghanが描かれている。
[編集] プレリリース
2015年3月21日、22日に行われた。参加者は氏族を1つ選び、その氏族のプレリリース・パックからシールドデッキを構築する。
パックの中身は以下の通り。イベント用ブースターパックには選んだ氏族に関連するプレリリース・カードの他、その氏族の色に合致するカードが封入されている。
- イベント用ブースターパック
- 運命再編ブースターパック1袋
- タルキール龍紀伝ブースターパック4袋
- アクティビティ・ガイド
- 氏族情報カード
- スピンダウンライフカウンター
プレリリース・カードは計40種類(5氏族×8種類)の中から1枚がランダムに収録されている。イラストは通常のものと同一。詳細はプレリリース・カードの項を参照。
[編集] Tarkir Dragonfury
プレリリース参加者はアクティビティ・ミニゲームTarkir Dragonfuryに挑戦できる(参考)。得点に応じて以下のイラスト違いのプロモーション・カードを獲得できる(参考)。
[編集] 構築済みデッキ
[編集] エントリーセット
- 結集した軍勢/Massed Ranks (白緑)
- 大悟の得心/Enlightened Mastery (青白)
- 残酷な陰謀/Cruel Plots (黒青)
- 不断の猛進/Relentless Rush (赤黒)
- 獰猛なる勢力/Furious Forces (緑赤)
[編集] イベントデッキ
- 山崩れの突撃/Landslide Charge (緑赤青)
[編集] パッケージ・イラスト
- 龍王コラガン/Dragonlord Kolaghan
- 龍王アタルカ/Dragonlord Atarka
- 氷瀑の執政/Icefall Regent
- 揺るぎないサルカン/Sarkhan Unbroken
- 卓絶のナーセット/Narset Transcendent
[編集] 主な開発スタッフ
- デザイン・チーム - Mark L. Gottlieb (リード)、Dan Emmons、Graeme Hopkins、DColin Kawakami、Mark Rosewater、Sam Stoddard
- デベロップ・チーム - Tom LaPille&David Humpherys (共同リーダー)、Tim Aten、Colin Kawakami、Erik Lauer、Ken Nagle、Sam Stoddard、Gerry Thompson、Matt Tabak(協力)
[編集] 公式特集ページ
[編集] 製品情報
- 『タルキール龍紀伝』(マジック英語公式日本語版 セット特設サイト)
- カードギャラリー(WotC)
- Announcing Dragons of Tarkir/『タルキール龍紀伝』 発表
- Dragons of Tarkir Packaging(Aracana 2015年3月2日)
- Mechanics of Dragons of Tarkir/『タルキール龍紀伝』のメカニズム(Feature 2015年3月2日)
- Dragons of Tarkir Intro Packs(Arcana 2015年3月3日)
- 『タルキール龍紀伝』のプロモカード(Arcana 2015年3月4日)
- 『タルキール龍紀伝』のトークン(Arcana 2015年3月10日)
- 『タルキール龍紀伝』、その基本(Arcana 2015年3月12日)
- 『タルキール龍紀伝』イベントデッキ(Feature 2015年3月18日)
- 『タルキール龍紀伝』エントリーセット・デッキリスト(Feature 2015年3月18日)
- Dragons of Tarkir Update Bulletin(Feature 2015年3月19日)
[編集] 開発コラム
Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。
- 龍を描け その1(Making Magic 2015年3月2日)
- 龍を描け その1(Making Magic 2015年3月9日)
- 龍詞に魅せられて その1(Making Magic 2015年3月16日)
- 龍詞に魅せられて その2(Making Magic 2015年3月16日)
Latest Developments -デベロップ最先端- - Sam Stoddardによるコラム。
- 大会の焙り焼き(2015年3月6日)
- デベロッパー、デザインをする(2015年3月13日)
- Mファイル『タルキール龍紀伝』編・パート1(2015年3月20日)
- Mファイル『タルキール龍紀伝』編・パート2(2015年3月27日)
- 現れなかった柱(2015年4月4日)
- 龍のデベロップ(2015年4月11日)
- 命令の作成(2015年4月18日)
- フューチャー・フューチャーの日々 『タルキール龍紀伝』編(2015年4月25日)
その他。
- 時間の問題(Feature 2015年3月2日)
- 『タルキール龍紀伝』特別カードプレビュー:破格の龍(2015年3月3日)
- 全てはオジュタイのままに(Reconstructed 2015年3月3日)
- 家族のゆくえ(Command Tower 2015年3月5日)
- 『タルキール龍紀伝』のデベロップ(Feature 2015年3月9日)
- 毅然としたやつ(Serious Fun 2015年3月10日)
- ドロモカの命令(Perilous Research 2015年3月10日)
- 数字で見る『タルキール龍紀伝』(Arcana 2015年3月17日)
[編集] 広報
- 『タルキール覇王譚』プレリリース入門(Feature 2014年9月15日)
[編集] 参考
- カードリスト(Wisdom Guild)
- カード個別評価:タルキール龍紀伝
- プロツアー「タルキール龍紀伝」
- カードセット一覧
- テーロス・ブロック(テーロス - 神々の軍勢 - ニクスへの旅) - 基本セット2015
- タルキール覇王譚ブロック(タルキール覇王譚 - 運命再編 - タルキール龍紀伝) - マジック・オリジン
- 戦乱のゼンディカー・ブロック(戦乱のゼンディカー - ゲートウォッチの誓い) - イニストラードを覆う影ブロック(イニストラードを覆う影 - 異界月)