合体カード

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合体カード/Meld Cardとは、異界月で初登場したカード群の呼称。

目次

[編集] 解説

通常の表面を持つ2枚のカードが特定の条件が揃うと合体し、2枚のカードの第2面を合わせて1枚の大判カードとなる。両面カードに続き定型のマジックのカードで裏面が「デッキマスター」デザインになっていないカードである。


Gisela, the Broken Blade / 折れた刃、ギセラ (2)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel) ホラー(Horror)

飛行、先制攻撃、絆魂
あなたの終了ステップの開始時に、あなたが折れた刃、ギセラと《消えゆく光、ブルーナ/Bruna, the Fading Light》という名前のクリーチャーを1体コントロールしているとともにそれらのオーナーである場合、それらを追放し、その後それらを《悪夢の声、ブリセラ/Brisela, Voice of Nightmares》へと合体させる。

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Bruna, the Fading Light / 消えゆく光、ブルーナ (5)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel) ホラー(Horror)

あなたが消えゆく光、ブルーナを唱えたとき、あなたの墓地から天使(Angel)クリーチャー・カード1枚か人間(Human)クリーチャー・カード1枚を対象とする。あなたはそれを戦場に戻してもよい。
飛行、警戒
(《折れた刃、ギセラ/Gisela, the Broken Blade》と合体する。)

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Brisela, Voice of Nightmares / 悪夢の声、ブリセラ
伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi) 天使(Angel)

飛行、先制攻撃、警戒、絆魂
あなたの対戦相手は、点数で見たマナ・コストが3以下の呪文を唱えられない。

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[編集] ルール

合体カードは、第1面(正面)と、合体後のカードの上半分か下半分である第2面(背面)を持つ。どのカードが組み合わさるかは総合ルールで規定されている。

折れた刃、ギセラ/Gisela, the Broken Blade 悪夢の声、ブリセラ/Brisela, Voice of Nightmares
消えゆく光、ブルーナ/Bruna, the Fading Light
墓ネズミ/Graf Rats 騒がしい徒党/Chittering Host
夜深の死体あさり/Midnight Scavengers
ハンウィアー守備隊/Hanweir Garrison のたうつ居住区、ハンウィアー/Hanweir, the Writhing Township
ハンウィアーの要塞/Hanweir Battlements

[編集] デッキに入れる場合

合体カードがライブラリー手札といった非公開領域にあるとき、同じ領域にある他のカードと区別が付かないようにしなければならない。それゆえ合体カードをデッキに入れる場合、完全に不透明なスリーブを用いるか、チェックリストカードを使わなければならない。

  • 特定の合体カードをチェックリストカードで表す場合、その特定のカードについてデッキ内のすべての合体カードをチェックリストカードで表さなければならない(マジックイベント規定)。
  • デッキに4枚のチェックリストカードを入れて1枚しかない合体カードを使いまわすような水増しはできない。チェックリストカード1枚が合体カード1枚の代用品である。
  • トーナメントでは、スリーブが透けていて区別が付く状態になっていると、故意の違反として失格処分となる可能性があるので注意(参考)。

[編集] 特性

合体カードは第1面と合体後の第2面を組み合わせた状態でそれぞれに独立した一連の特性を持つ。合体カードがゲームの外部にある場合や、戦場以外の領域にある間や、第1面を表にして戦場にある間は、それはその第1面の特性のみを持つ。合体する組を構成する2枚のカードが1つの合体したパーマネントとして戦場にある間は、それらのカードによって表される1つのオブジェクトは、その点数で見たマナ・コストがそれの2つの第1面の点数で見たマナ・コストの合計であることを除いて、その組み合わせた第2面の特性のみを持つ。あるパーマネントが合体したパーマネントをコピーしているなら、そのコピーの点数で見たマナ・コストは0である。

[編集] 合体したパーマネントが戦場を離れる

合体したパーマネントが戦場を離れる場合は、1つのパーマネントが戦場を離れ、2枚のカードが該当する領域に置かれる。戦場を離れた時点で、合体したカードは第1面に戻る。

  • 例:合体したパーマネントである《騒がしい徒党》が死亡したとする。「クリーチャーが1体死亡するたび」の誘発型能力は1回誘発する。「いずれかの領域からカードが1枚墓地に置かれるたび」の誘発型能力は2回誘発する。

合体したパーマネントがオーナー墓地ライブラリーに置かれるなら、そのプレイヤーは、それを表していた2枚のカードを望む順番に並べ変えてもよい。それがオーナーのライブラリーに置かれるなら、そのプレイヤーはその順番を公開しない。

プレイヤーが合体したパーマネントを追放するなら、そのプレイヤーはその時点で2枚のカードの間のタイムスタンプ順を決める。これはCR:613.6jの定める手順の例外である。

  • 例:映し身人形/Duplicantは「映し身人形が戦場に出たとき、トークンでないクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれを追放してもよい。」と「映し身人形によって追放されたカードがクリーチャー・カードであるかぎり、映し身人形は、映し身人形によって最後に追放されたクリーチャー・カードのパワータフネスクリーチャー・タイプを持つ。これは多相の戦士でもある。」という能力を持つカードである。《映し身人形》の1つ目の能力によって、合体したパーマネントである《騒がしい徒党》を追放する際には、《映し身人形》のコントローラーが、最後に追放されたクリーチャー・カードが《夜深の死体あさり》と《墓ネズミ》のどちらなのかを選ぶ。

合体したパーマネントが戦場を離れる時点でそれがなる新しいオブジェクトを、ある効果が見つけることができるなら、その効果は両方のカードを見つける(CR:400.7)その効果によりそれらのカードに対して処理を行うなら、その処理はそれらのカードについてそれぞれ行う。

  • 例:まやかしの死/False Demiseは「エンチャントされているクリーチャーが死亡したとき、そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻す。」という能力を持つオーラである。《まやかしの死》によってエンチャントされている《騒がしい徒党》が死亡したとする。その誘発型能力によって《夜深の死体あさり》と《墓ネズミ》の両方が戦場に戻る。
  • 例:来世への旅/Otherworldly Journeyは「クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。次の終了ステップの開始時に、そのカードをオーナーのコントロール下で、+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に戻す。」と書かれたインスタントである。プレイヤーが合体したパーマネントである《騒がしい徒党》を対象として《来世への旅》を唱えたとする。《騒がしい徒党》が追放される。次の終了ステップの開始時に、《夜深の死体あさり》と《墓ネズミ》の両方が、+1/+1カウンターがそれぞれ1個ずつ置かれた状態で戦場に戻る。

合体したパーマネントが他の領域に移動するなら、両方のカードがその領域に移動する。1つの領域変更に2つ以上の置換効果が適用され得るなら、2枚のうちの一方のカードに1つの置換効果を適用すると、両方のカードが影響を受ける。ただし、その合体したパーマネントが統率者であるなら、それはこのルールの例外になることがある(CR:903.9a 7月25日時点では総合ルール未更新)。

  • 例:「いずれかの領域からカードが対戦相手の墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。」という能力を持つ虚空の力線/Leyline of the Voidと、「いずれかの領域からカードがエンチャントされているプレイヤーの墓地に置かれるなら、代わりに、そのカードを公開してオーナーのライブラリーの一番下に置く。」という能力を持つ太陽と月の輪/Wheel of Sun and Moonが戦場にある場合、《騒がしい徒党》のコントローラーが両方のカードの効果の影響を受けているなら、そのプレイヤーがそのイベントに適用する効果を1つ選び、《夜深の死体あさり》と《墓ネズミ》の両方が該当する1つの領域に移動する。

[編集] 裏向きの合体カード

第1面か第2面かということと、表向き裏向きかということは別のものである。合体カードは裏向きになることは有り得る。ただし、既に表向きになっている合体カードは裏向きにすることはできない。効果やルールがそうするよう指示した場合、それを無視する。

  • イクシドロン/IxidronCIP能力は、合体カードのクリーチャーには何も行わず、通常のクリーチャーのみを裏向きにする。
  • 予示などで裏向きの状態で戦場に出す場合には、「第1面、裏向き」という状態で戦場に出る。それは他のカードと同じく表向きの特性は隠され、合体カードだと公開する必要はない。第1面のマナ・コストを支払うことで位相を表向きにすることができる。無論第1面であることは変わらない。

[編集] その他のルール

  • 合体カードを見ることのできるプレイヤーは、その第1面と第2面を見てもよい。プレイヤーはいつでも、合体する2枚のカードのもう一方のオラクルや、組み合わせた第2面のオラクルを参照してもよい(CR:108.1)。
  • 両面カードと異なり、合体カードは一度追放された後で合体するので、合体したターンは召喚酔い状態である。速攻を持たないかぎり、攻撃できない。
    • ただし、《騒がしい徒党》と《ハンウィアー》は速攻を持っている。《ブリセラ》は持っていないが、合体するのが原則として終了ステップの開始時であり、召喚酔いを気にしなくてもよいように配慮されている。
  • 統率者戦では、統率者に指定したカードが組み合わされたパーマネントも統率者として扱われる。
  • 合体した統率者が領域を移動する際にプレイヤーがそれを統率領域に移動することを選んだ場合、組み合わされていたカードの統率者でないカードは適切な領域へ、統率者は統率領域へ移動する。
  • 両面カード同様、ドラフトにおいて、合体カードは公開情報となる。ピックした合体カードは次のピックまでの間、ピックしたカードの束の一番上に置いておかなければならない。
    • 例外として、ルール適用度(REL)は「プロ」のイベントと、Magic Onlineのドラフトのみ、通常のドラフトと同じく全カードは非公開情報となる。
  • 第1面の文章欄右下には、第2面のP/Tと合体する能力を持たない方のカードにはどのカードと合体するのか印刷されている(カード画像)。これは注釈文であり、ルールに影響しない。

[編集] 参考

引用:総合ルール 20170120.0

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