ハルクフラッシュ
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ハルクフラッシュ(Hulk Flash)は、エターナル環境におけるコンボデッキ。2007年4月に行われた、パワーバランス調整用エラッタの見直しによって、閃光/Flashが本来のテキストに戻され、それによってエターナルで誕生した。
デッキ名の由来はキーカード2枚から。また、同環境のハルクスマッシュに引っ掛けている。
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[編集] 概要
インスタント
あなたは、あなたの手札にあるクリーチャー・カード1枚を場に出してもよい。そうした場合、あなたがそのマナ・コストを最大(2)まで減らして支払わない限り、それを生け贄に捧げる。
クリーチャー — ビースト(Beast)
変幻の大男が場から墓地に置かれたとき、あなたのライブラリーから点数で見たマナ・コストの合計が6以下になるようにクリーチャー・カードを好きな枚数探し、それらを場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。
6/6閃光/Flashから変幻の大男/Protean Hulkを出し、マナを払わずに即座に墓地に送ってPIG能力を誘発させる。そこからいろいろなクリーチャーに繋げて相手を倒すのが基本的な動き。
コンボ完成に必要なカード僅か2枚、通さなくてはならないカードに至っては2マナのインスタント1枚と、前代未聞のコンボパーツの少なさを誇る。従来のコンボデッキと比べてもその決めやすさ、そして速度が段違いであり、登場するや否や環境を席巻した。
変幻の大男からどのクリーチャーにつなげるかは、いくつかのパターンがある。中には0ターンキルが可能な方法も存在するが、大抵は最速1ターンキル、安定2〜3ターンキルを行えるように構築されるのが主流である。
まず最初に暴れたのはレガシーにおいてで、レガシーでは神秘の教示者/Mystical Tutorが4枚使用可能だったこともあり、グランプリコロンバス07を席巻、ベスト8進出者を三名輩出し、うちSteven Sadinが優勝を飾った。→*1
閃光/Flashは2007年6月20日付けでレガシーの禁止カードに指定されたが、ヴィンテージでは依然使用可能であり、未来予知参入で大幅な強化を受ける。 未来予知で0マナのサーチ(召喚士の契約/Summoner's Pact)とカウンター(否定の契約/Pact of Negation)、新たな勝ち手段を得たことで安定性が格段に向上、メタの一角となるまでに強化された。→*2
がその強さのゆえに閃光/Flashとそれをサーチする商人の巻物/Merchant Scrollが2008年6月1日よりヴィンテージの制限カードに指定され、以前ほどの威力を発揮することはできなくなると考えられる。
- 変幻の大男のPIG能力が誘発しなくなる虚空の力線/Leyline of the Voidが天敵。ハルクフラッシュ自体の影響力と、同環境に虚空の力線を苦手とする有力デッキが他に幾つかある(レガシーならIGGy-POPなど、ヴィンテージなら更に沢山)ことから、これを採用するプレイヤーは比較的多い。そのためこれを除去できるバウンスなども必要となる。
[編集] レガシー版
- 備考
- グランプリコロンバス07 優勝(参考)
- 使用者:Steven Sadin
- フォーマット
| メインデッキ (60) | |
|---|---|
| クリーチャー (12) | |
| 4 | 変幻の大男/Protean Hulk |
| 4 | 闇の腹心/Dark Confidant |
| 1 | 屍肉喰らい/Carrion Feeder |
| 1 | 霊体の先達/Karmic Guide |
| 1 | ボディ・スナッチャー/Body Snatcher |
| 1 | 鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker |
| インスタント・ソーサリー (22) | |
| 4 | Force of Will |
| 4 | 目くらまし/Daze |
| 4 | 渦まく知識/Brainstorm |
| 4 | 神秘の教示者/Mystical Tutor |
| 4 | 閃光/Flash |
| 1 | 虐殺/Massacre |
| 1 | 残響する真実/Echoing Truth |
| エンチャント・アーティファクト (12) | |
| 4 | 師範の占い独楽/Sensei's Divining Top |
| 4 | 金属モックス/Chrome Mox |
| 4 | 相殺/Counterbalance |
| 土地 (14) | |
| 3 | 溢れかえる岸辺/Flooded Strand |
| 4 | 汚染された三角州/Polluted Delta |
| 3 | 島/Island |
| 1 | 沼/Swamp |
| 1 | Underground Sea |
| 1 | Tropical Island |
| 1 | Tundra |
| サイドボード | |
| 4 | 虚空の力線/Leyline of the Void |
| 3 | 虐殺/Massacre |
| 1 | 恭しき沈黙/Reverent Silence |
| 3 | 剣を鍬に/Swords to Plowshares |
| 4 | クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad |
- レガシーの未来予知参入前のバージョン。
- この時期の勝ちパターンは以下の通り。まず、変幻の大男から霊体の先達/Karmic Guideと屍肉喰らい/Carrion Feederへつなげる。その後、霊体の先達の能力で再度変幻の大男を場に出し、屍肉喰らいで生け贄に捧げたら鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breakerを場に出す。最後に、キキジキで霊体の先達をコピーし、コピー能力に対応してキキジキを生け贄に捧げ、霊体の先達の能力でキキジキを場に戻す、というサイクルを繰り返す。すると、速攻を持った大量の霊体の先達が場に残るので、それで攻撃してゲームを終わらせる。
- インスタント除去、そして真髄の針/Pithing Needleという弱点があるが、そこは空いたスロットを利用し、8枚のピッチカウンターと、ドローソースでもある闇の腹心/Dark Confidantを利用した相殺/Counterbalanceエンジンで補う。
- サイドボード後はこのエンジンを生かして剣を鍬に/Swords to Plowsharesとクウィリーオンのドライアド/Quirion Dryadを全力投入、グロウのようなクロック・パーミッションへと変化するアグレッシブ・サイドボーディングを採用している。これもコンボに割くスロットが少ないこのデッキならではの点といえる。
- キーカードが手札にきてしまった場合のフォローのためにボディ・スナッチャー/Body Snatcherが入っている。
- この大会ではベスト8にハルクフラッシュがあと2つあった。1つは初日全勝だったが準々決勝敗退、もう1つは準々決勝で上記の優勝デッキに敗退。
[編集] ヴィンテージ版
- 備考
- インビテーショナル07 優勝(参考)
- 使用者:Tiago Chan
- フォーマット
| メインデッキ (60) | |
|---|---|
| クリーチャー (10) | |
| 1 | Elvish Spirit Guide |
| 1 | ハートのスリヴァー/Heart Sliver |
| 4 | 変幻の大男/Protean Hulk |
| 4 | 悪性スリヴァー/Virulent Sliver |
| インスタント・ソーサリー (31) | |
| 1 | Ancestral Recall |
| 4 | 渦まく知識/Brainstorm |
| 1 | 蒸気の連鎖/Chain of Vapor |
| 1 | Demonic Tutor |
| 4 | 閃光/Flash |
| 4 | Force of Will |
| 1 | 伝国の玉璽/Imperial Seal |
| 4 | 商人の巻物/Merchant Scroll |
| 1 | 誤った指図/Misdirection |
| 1 | 神秘の教示者/Mystical Tutor |
| 4 | 否定の契約/Pact of Negation |
| 4 | 召喚士の契約/Summoner's Pact |
| 1 | 吸血の教示者/Vampiric Tutor |
| エンチャント・アーティファクト (7) | |
| 1 | Black Lotus |
| 1 | 水蓮の花びら/Lotus Petal |
| 1 | Mox Emerald |
| 1 | Mox Jet |
| 1 | Mox Pearl |
| 1 | Mox Ruby |
| 1 | Mox Sapphire |
| 土地 (12) | |
| 3 | 溢れかえる岸辺/Flooded Strand |
| 1 | 島/Island |
| 4 | 汚染された三角州/Polluted Delta |
| 2 | Tropical Island |
| 2 | Underground Sea |
| サイドボード | |
| 4 | 闇の腹心/Dark Confidant |
| 4 | 強迫/Duress |
| 4 | 虚空の力線/Leyline of the Void |
| 1 | 蒸気の連鎖/Chain of Vapor |
| 1 | 残響する真実/Echoing Truth |
| 1 | 再建/Rebuild |
- 変幻の大男でハートのスリヴァー/Heart Sliverと悪性スリヴァー/Virulent Sliver4体を出し、有毒4と速攻付きスリヴァー5体で殴るこの方法は、以前と比較すると、1.同名カードが多く、素出しも容易なためドローした場合や除去を受けた場合のリスクが小さい、2.真髄の針/Pithing Needleが効かない、といった利点があった。Moxなどのマナ加速を組み合わせれば1ターンキルさえ珍しくはない。
