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師範の占い独楽/Sensei's Divining Top

提供: MTG Wiki
Sensei's Divining Top / 師範の占い独楽 (1)
アーティファクト
(1):あなたのライブラリーのカードを上から3枚見る。その後それらを望む順番で戻す。
(T):カードを1枚引き、その後師範の占い独楽をオーナーのライブラリーの一番上に置く。

地味ではあるが非常に便利な能力を持ったアーティファクト。

1つ目の能力はミリーの悪知恵/Mirri's Guileのアーティファクト版。ただし能力の起動にマナを必要とするので(2つ目の能力の有無を計算に入れなければ)コスト・パフォーマンスは悪くなっている。ミリーの悪知恵と同様に、使っているうちにいらないカードが2枚3枚とライブラリーの一番上に溜まってくると機能が低下してしまうので、できればライブラリーを切り直すなどの手段を併せて用いたい。

ミリーの悪知恵との最大の違いであり、またこのカードの強力な点は、2つ目の能力により、アドバンテージの損失を先送りしつつライブラリー操作を行えることである。インスタント・タイミングでライブラリーの一番上に逃げられるので、アーティファクト破壊に強いのも魅力。

軽いアーティファクトであるためデッキカラー・デッキタイプを問わず採用することのできるカードである。序盤のもたつきが致命傷となるパーミッションの安定性向上に、ビートダウンの手札の効率的な運用に、カウンターとクロックのバランスが重要なクロック・パーミッションに、コンボデッキでコンボパーツを揃えるために、と、使用方法は様々。 だが、シナジーにより効果が何倍にも上昇するカードであるため、やはり他のカードと組み合わせて使うのが望ましい。

神河物語参入当初は、同ブロックの桜族の長老/Sakura-Tribe Elderや木霊の手の内/Kodama's Reachなどの緑のマナ加速との相性が抜群によく、創造の標やけちコントロールなどの緑系デッキで多用された。 これらターボランド系デッキでは土地サーチによりライブラリーシャッフルの機会が多く、フィニッシャーを効率よく探すことができ、マナフラッドの解消にも貢献するなど、非常に使い勝手が良かった。その他土地サーチでウルザランドを揃えるウルザトロンにもよく採用されていた。エンドカードの歯と爪/Tooth and Nailを探すのに役立ったからである。これらの活躍から、Mike Floresはこのカードを「神河ブロックにおける最強の緑のカードの一枚」と評した[1]。

闇の腹心/Dark Confidantとの相性もよい。公開するカードが土地になるように並び替えてしまえるし、3枚の中に土地が無くなっても独楽自身を戻すことで、ライフの損失を最小限にすることができる。 さらに、コールドスナップで相殺/Counterbalanceと占術の岩床/Scrying Sheetsが登場。前者はソフトロックに近い働きをし、後者は毎ターンかなりの確率でアドバンテージを稼ぎ出してくれる。これらのギミックを搭載したクロック・パーミッションやコントロールデッキがスタンダードにおいて最前線で活躍した(→相殺コントロール、氷雪コントロール)。

現在ではヴィンテージでしか使えないが、その強力さはフェッチランドを多用することでライブラリーを切り直す機会が増えるエクステンデッド以下の環境でも折り紙つき。禁止前のレガシーでは相殺の登場以降相殺コントロールが環境を席巻したほか、ドローサポート兼ストーム稼ぎ役としてDoomsday Comboを、アヴァシンの帰還参入後は奇跡との相性が買われ青白奇跡コントロールを成立させた。ヴィンテージでも修繕/Tinkerと闇の腹心/Dark Confidantの両立など、様々なデッキで潤滑油になっている。モダンホライゾン3でまばゆい肉掻き/Glaring Fleshrakerが登場した後は、ワークショップで後述する無限コンボを利用されることもある。

禁止・制限履歴

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エクステンデッド以下の環境では、登場以来広く使用されたが、使いやすさによる人気の高さに加え、定期的な起動によってマッチの進行およびトーナメントが停滞し、さらにシャッフル手段の多用によって遅延が悪化することから、最終的にはエクステンデッド・モダン・レガシーの禁止カードに指定される。

  • エクステンデッドでは、2008年9月20日より禁止カードに指定される[2]。
  • モダンでは、フォーマット設立当初から禁止カードに指定されている[3]。
  • レガシーでは、2017年4月24日より禁止カードに指定される[4]。

ルール

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  • 1つ目の能力を起動し、解決前に2つ目の能力を起動すれば、このカードをライブラリーの3枚目に戻すこともできる。
  • 当然だが、1つ目の能力を何度起動しても見られるのは上から3枚で、それ以上掘り下げて見ることはできない。なぜなら、上から3枚見る効果が複数回実行されるだけだからである。

利用

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その他

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  • これが戦場に出ていないのに能力を起動してしまうことがあり、「真空独楽(しんくうごま)」「空独楽(からごま)」などといった俗称までついている。タップ不要でマナのみで使用できるため、戦場にあると勘違いしてしまうことによるミス。特に、数ターン使った後、ライブラリーの一番上に戻したのを忘れて、といった状況で起動するミスが多い。もちろんルール違反であり、トーナメントでは警告となるのでやらないように注意。
    • 同様の事例が多かったためか、マジック違反処置指針でも違反行為として例示されていたことがある(「2.2. ゲーム上の誤り ─ 過剰なカードを見た」の項)。
  • 神河物語の日本語版プレミアム・カードは、アンコモンでありながら数万円程度で取引されている。
  • 当初のデザインでは白1マナのエンチャントだった[5]。
  • 独楽の英語であるTopと、(ライブラリーの)上であるTopは同じ綴り。また発音もタップであり、2つ目の起動コストもタップであるため意外とややこしい。

参考

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