ボロスウィニー

出典: MTG Wiki

ボロスウィニー(Boros Weenie)は、ラヴニカ:ギルドの都に登場したボロス軍をメインとする白赤ビートダウンデッキの総称。スタンダードラヴニカ・ブロック構築からエクステンデッドまで広く存在するが、エクステンデッドのものは土地破壊の要素が組み込まれ、とくにBDWと呼ばれることが多い。

  • タカラトミー公式サイトなどでは、エクステンデッド以外のものもBDWと呼ばれる。

目次

[編集] 概要


Isamaru, Hound of Konda / 今田家の猟犬、勇丸 (白)
伝説のクリーチャー — 猟犬(Hound)

2/2

Lightning Helix / 稲妻のらせん (赤)(白)
インスタント

クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。稲妻のらせんはそれに3点のダメージを与え、あなたは3点のライフを得る。

デッキのつくりはウィニークリーチャー火力というシンプルなもの。本来白と赤は対抗色であるため、エクステンデッドのような広いカード・プールでないとなかなか構築するのが難しかったが、対抗色という概念の無いラヴニカ:ギルドの都の登場で、スタンダードでも容易に組めるようになった。第9版戦場の鍛冶場/Battlefield Forge再録されているのも追い風となっている。

スタンダードのものは、既存の白ウィニータッチ赤の構成で組まれる。神河ブロックの白の優秀なクリーチャーを梅澤の十手/Umezawa's Jitte栄光の頌歌/Glorious Anthemで強化し、稲妻のらせん/Lightning Helixなどの火力でバックアップする。また、上記の土地は自分のライフを損失するため、稲妻のらせんや梅澤の十手によるライフ回復が非常に重要になる。(→#神河ブロック+ラヴニカ・ブロック

時のらせん加入後はサルタリーの僧侶/Soltari Priestが追加され、それによりボロスの持ち味である飛行シャドーなどの軸をずらしたダメージ源が強化された。また、梅澤の十手がなくなった事により、対戦相手が簡単にライフゲインができなくなった事が追い風となり、メタゲームの上位に浮上していた。(→#ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期

しかし次元の混乱登場後、硫黄の精霊/Sulfur Elementalという天敵の出現で大打撃を受ける。タフネス2以上を主体にすることで修正を逆利用したり、赤いカードへ重点をシフトすることで対処するタイプが見られるようになったが、速度や安定面でのパワーダウンは否めず、未来予知直後の段階ではグルール・ビートが盛り返す形になっている。

[編集] ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期

メインデッキ (60)
クリーチャー (23)
4アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers
4サバンナ・ライオン/Savannah Lions
2ロノムの一角獣/Ronom Unicorn
4サルタリーの僧侶/Soltari Priest
4聖なる後光の騎士/Knight of the Holy Nimbus
1巻物の大魔術師/Magus of the Scroll
4ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary
呪文 (16)
4裂け目の稲妻/Rift Bolt
4火山の鎚/Volcanic Hammer
4稲妻のらせん/Lightning Helix
4黒焦げ/Char
土地 (21)
4トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair
4戦場の鍛冶場/Battlefield Forge
4聖なる鋳造所/Sacred Foundry
3ボロスの駐屯地/Boros Garrison
2山/Mountain
4平地/Plains
サイドボード
1ロノムの一角獣/Ronom Unicorn
3平和な心/Pacifism
2氷結地獄/Cryoclasm
3名誉の道行き/Honorable Passage
4石の雨/Stone Rain
2ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec

[編集] 神河ブロック+ラヴニカ・ブロック期

メインデッキ (60)
クリーチャー (22)
4八ツ尾半/Eight-and-a-Half-Tails
3名誉の手/Hand of Honor
3ボロスの速太刀/Boros Swiftblade
3ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec
3巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge
3サバンナ・ライオン/Savannah Lions
3今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda
呪文 (15)
3ショック/Shock
4稲妻のらせん/Lightning Helix
4黒焦げ/Char
4梅澤の十手/Umezawa's Jitte
土地 (23)
4聖なる鋳造所/Sacred Foundry
11平地/Plains
4戦場の鍛冶場/Battlefield Forge
2山/Mountain
1永岩城/Eiganjo Castle
1血に染まりし城砦、真火/Shinka, the Bloodsoaked Keep
サイドボード
2照らす光/Bathe in Light
3ゲリラ戦術/Guerrilla Tactics
3血染めの月/Blood Moon
3古の法の神/Kami of Ancient Law
3血の手の炎/Flames of the Blood Hand
1ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec

[編集] レガシー

レガシーにも少数存在する。


Jotun Grunt / ヨツンの兵卒 (1)(白)
クリーチャー — 巨人(Giant) 兵士(Soldier)

累加アップキープ ― 単一の墓地にあるカードを2枚、オーナーのライブラリーの一番下に置く。(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わない限り、それを生け贄に捧げる。)

4/4

Price of Progress / 発展の代価 (1)(赤)
インスタント

発展の代価はすべてのプレイヤーに、そのプレイヤーがコントロールする基本でない土地1つにつき2点のダメージを与える。

2色までにが抑えられるため、特殊地形を対策したデッキに対してもあまり拘束されずに動くことができ、また積極的に発展の代価/Price of Progressを採用してこちらが特殊地形を食うことができる。デュアルランドの蔓延するレガシーでは発展の代価1発で大ダメージを狙うことも不可能ではない。

また、このを選択するメリットとして、ヨツンの兵卒/Jotun Gruntを採用できることが挙げられる。何らかの形で墓地を利用することの多いレガシー環境では、ヨツンの兵卒は刺さる場面が多い。

逆に、を採用しているにもかかわらず、最強の除去である剣を鍬に/Swords to Plowsharesを採用できないというデメリットもある。除去は基本的に火力頼みとなる。

タルモゴイフ/Tarmogoyfの登場でサイズ負けする場面が多くなってしまった。また、除去に火力しか採用できないことがサイズ負けに拍車をかけている部分もある。しかし、墓地と特殊地形を同時に対策できるデッキであるため、このデッキを選択する余地はまだ大いにありそうである。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (17)
4ゴブリンの軍団兵/Goblin Legionnaire
3渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer
3今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda
3ヨツンの兵卒/Jotun Grunt
4サバンナ・ライオン/Savannah Lions
インスタント・ソーサリー (23)
4Chain Lightning
3火炎破/Fireblast
4稲妻/Lightning Bolt
4稲妻のらせん/Lightning Helix
4マグマの噴流/Magma Jet
4発展の代価/Price of Progress
エンチャント・アーティファクト (0)
土地 (20)
2血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
2溢れかえる岸辺/Flooded Strand
4山/Mountain
2平地/Plains
4Plateau
3吹きさらしの荒野/Windswept Heath
3樹木茂る山麓/Wooded Foothills
サイドボード
2解呪/Disenchant
1ヨツンの兵卒/Jotun Grunt
2真髄の針/Pithing Needle
3Pyrokinesis
3破壊放題/Shattering Spree
4難問の鎮め屋/Vexing Shusher

[編集] 参考