大地の知識/Earthcraft
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マナ加速用エンチャント。自軍全体を草原のドルイド僧/Ley Druidのような擬似マナ・クリーチャーとして利用できる。タップ・アウトレットであるために召喚酔い状態のクリーチャーでも起動コストにできるのも強み。
だが、実際にはデザイナーの意図に反し、簡単に無限コンボを形成できるコンボパーツの1つとなってしまった。「土地1枚で(アンタップ状態の)クリーチャーを1体確保できる状況」をトークン生成手段や繁茂/Wild Growthなどを絡めて作り出すと、簡単に無限ループ(無限マナ・無限トークン)が成立してしまうのだ。このコンセプトを主軸としたデッキは俗にクラフトと呼ばれ、以降様々なタイプが考案された。
これを使用したクラフト系デッキとしてはメサクラフトが有名。他にカニクラフト、ゴブリンクラフトなどのデッキが作られ、猛威を振るった。またエターナルではリスの巣/Squirrel Nestとの2枚コンボ、リスクラフトが単色で組めるというメリットもあり、主流となっていった。現在でもMiddle School Magicでリスクラフトに使用されている。
スタンダードでは1999年4月1日より禁止カードに指定される。タイプ1(現ヴィンテージ)では2003年4月1日に制限カードに指定されていたが、2004年9月20日に制限解除される。タイプ1.5では2003年4月1日より禁止カードに指定され、2004年9月20日に移行したレガシーでも続けて禁止になっている。
- タイプ1で制限されていた理由は、タイプ1で問題があったというよりはタイプ1.5で禁止カードに指定するため[1]であり、ヴィンテージとレガシーで制限・禁止リストを分離したことにより制限する理由がなくなった。
- 後の謎の石の儀式/Cryptolith Riteがシンプルにしたリメイク版と言えるか。