スライ
出典: MTG Wiki
スライ(Sligh)は、赤を中心とした、マナカーブとダメージ効率を重視した超速攻ウィニーデッキ。または、赤を中心としたビートダウン系デッキの総称。デッキ名はPaul Sligh(ポール・スライ)のラストネームに由来する。
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[編集] 概要
軽量のクリーチャーと数種類の火力が主戦力で、無色のダメージ源として呪われた巻物/Cursed Scrollなども使用される。5ターン以内に決められるかどうかが勝負の分かれ目となる。
もともとのスライはJay Schneiderの唱えた「そのターンに出し得るマナをムダなく使うにはどうしたらいいか?」という理論のもと生み出されたデッキ。特定のマナカーブ(スライカーブ)に基づいて構築されており、元来は土地23枚に対して1マナ13枚、2マナ9枚、3マナ5枚、4マナ3枚を目安にクリーチャーが投入されており、火力呪文などは別途で計算されていた。往年のスライには土地20枚に対して、1マナ20枚、2マナ16枚、3マナ4枚という極限までマナカーブを特化したものも見られた(3マナ4枚とはボール・ライトニング/Ball Lightningのことに相違ない)。
Paul Slighによってプレイされ、彼がそのPTQで2位に入ったことで、以後“スライ”というニックネームがつけられることになった。当時は2位でもPT枠に入れたので、インターネット上における若干の誇大宣伝もあって、この名前が定着してしまった。実際、このデッキ(またの名を“ギーバ”や“オークの司書デッキ”)は、今日においても偉大なデッキビルダーであるJay Schneiderのデザインによるものであるが、スライに比べてその名はここ数年ほとんど表に出てこない。
近年、スライと呼ばれているデッキのほとんどがデッドガイレッド(又はバーン)に近い。エクステンデッドでは土地破壊要素も入り、赤単色の高速デッキ全体がRDW(レッドデックウィンズ)と呼ばれることが多い。
[編集] 時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期
モーニングタイド以降、青黒フェアリーに対抗するために赤単デッキはバーンタイプのものが主流となっていた。しかし、シャドウムーアで復讐の亜神/Demigod of Revengeが登場したことにより、ビートダウンデッキが増加する。
クリーチャー — キスキン(Kithkin)
(赤/白):運命の大立者は2/2のキスキン(Kithkin)・スピリット(Spirit)になる。
(赤/白)(赤/白)(赤/白):運命の大立者がスピリットである場合、それは4/4のキスキン・スピリット・戦士(Warrior)になる。
(赤/白)(赤/白)(赤/白)(赤/白)(赤/白)(赤/白):運命の大立者が戦士である場合、それは飛行と先制攻撃を持つ8/8のキスキン・スピリット・戦士・アバター(Avatar)になる。
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) 戦士(Warrior)
アッシェンムーアの抉り出しではブロックできない。
4/4クリーチャー — スピリット(Spirit) アバター(Avatar)
飛行、速攻
あなたが復讐の亜神をプレイしたとき、あなたの墓地にある名前が《復讐の亜神》であるすべてのカードを場に戻す。
その勢いは運命の大立者/Figure of Destinyの登場によって絶対的なものになり、環境のビートダウンデッキ最右翼としてメタゲームの頂点に君臨することになる。
ビートダウン型の赤としては珍しいマナカーブを描いているのが特徴で、前半戦の打点を稼ぎつつパワー、タフネスや能力によって中~後半においても無駄にならないカードが多数選択されている。主力となる運命の大立者/Figure of Destiny、血騎士/Blood Knight、アッシェンムーアの抉り出し/Ashenmoor Gougerは同マナ域の緑のクリーチャーにも劣らないサイズであり、ビートダウンの天敵である台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finksを踏み越えていくパワフルなアタッカーとして相手のライフを速やかに削り取る。そして最終的には復讐の亜神/Demigod of Revengeのカードパワーで一気にフィニッシュする。
特にこの環境のスタンダードはカードプールの広さから異様なまでのカードパワーの高まりを見せ、後期型では最強の1マナ・クリーチャーとも謳われたモグの狂信者/Mogg Fanaticすらデッキに入らない場合がある。
また火力にも特色が出ており、環境に多数存在するカメレオンの巨像/Chameleon Colossusや霧縛りの徒党/Mistbind Clique、また同系の「タフネス4」に対応するために、プレイヤーにはダメージが入らない雪崩し/Skredを採用している。
ボードコントロールに弱いのはビートダウンの宿命だが、そのようなデッキは多色地形を多用するため、隙を突いて月の大魔術師/Magus of the Moonを通すとあっという間に手詰まりになることが多い。しかし、このカードは同系に対して非常に弱いため、メタゲームが赤単に寄り過ぎている場合はサイドボードに回すこともある。
非常に色拘束が強いデッキであるため、神の怒り/Wrath of Godに強いアタッカーこと変わり谷/Mutavaultは不採用。しかし、1枚1枚のカードパワーがかつてないほどに高く、全体除去後も脅威を連発するためそこまで大きなデメリットではないとされる。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- グランプリコペンハーゲン08 準優勝(参考)
- 使用者:斎藤友晴
- フォーマット
- 1マナ域8枚、2マナ域4枚、3マナ域8枚、5マナ域4枚というマナカーブだが、これでも最もスタンダードなレシピである。
- ちなみに月の大魔術師/Magus of the Moonをサイドに回す形だと、その枠にはボガートの突撃隊/Boggart Ram-Gangが入っている。マナ域変わらず。
- 土地が24枚であるが、これだと復讐の亜神/Demigod of Revengeが5ターン目に出せることは少ない。それでも惜しげもなく4枚採用という辺りにこのカードのパワーが窺える。
[編集] 時のらせんブロック構築
時のらせんブロック構築では、血騎士/Blood Knightや裂け目の稲妻/Rift Boltなどの優秀カードの登場で注目を集める。
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
瞬速(あなたはこの呪文を、あなたがインスタントをプレイできるときならいつでもプレイしてよい。)
刹那(この呪文がスタックにある限り、プレイヤーは呪文やマナ能力ではない起動型能力をプレイできない。)
白のクリーチャーは+1/-1の修整を受ける。
ソーサリー
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。裂け目の稲妻はそれに3点のダメージを与える。
待機1 ― (赤)(このカードをあなたの手札からプレイするのではなく、(赤)を支払うとともにそれを時間(time)カウンターが1個置かれた状態でゲームから取り除いてもよい。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなくプレイする。)
赤のビートダウンとしては珍しく土地が24枚程度のものが多い。
緑をタッチして嵐の束縛/Stormbindを足し息切れしにくくしたものや、青をタッチして優良火力心霊破/Psionic Blast・デッキの対応力を増させるヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifterを投入したものも存在する。
未来予知以降は月の大魔術師/Magus of the Moonを得たことで、コントロールに対する耐性を増した。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- プロツアー横浜07ベスト6(参考)
- 使用者:Raphael Levy
- フォーマット
[編集] ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期
ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期のスタンダードでは、時のらせんブロックで登場した血騎士/Blood Knightや硫黄の精霊/Sulfur Elementalなどの優秀カードに加え、第10版で火葬/Incinerateとモグの狂信者/Mogg Fanaticが再録され、一躍メタの中心に上りあがる。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
モグの狂信者を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。モグの狂信者はそれに1点のダメージを与える。
1/1インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。火葬はそれに3点のダメージを与える。これによりダメージを与えられたクリーチャーは、このターン再生できない。
純粋なスライのほか、黒を加えて闇の腹心/Dark Confidantを投入したラクドス・アグロや、大いなるガルガドン/Greater Gargadonとタルモゴイフ/Tarmogoyfのコンボを搭載したグレーター・ゴイフなど、いくつかの亜種も存在する。
[編集] サンプルレシピ
- 緑を加えタルモゴイフ/Tarmogoyfなどを採用した赤緑タイプ。
[編集] ミラディン・ブロック期
ミラディン・ブロック初期のスタンダードは、ビッグ・レッドなどの中低速コントロールデッキが主体であった。これは赤が対親和に有利である反面、親和にスピード勝負を挑むのは分が悪いという判断からである。
だが、親和の主要パーツが禁止され、ウルザトロンやヴィダルケンの枷などが台頭してくると、スピードを持ち味にしたスライが登場することとなった。
凍らし/Frostlingなどをはじめとして高速にまとめたものや、ビッグ・レッドのアーティファクト除去や一部火力などの要素をクリーチャーや装備品に置き換えた中速のものなどが存在した。
クリーチャー — スリス(Slith)
速攻
炎歩スリスがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、その上に+1/+1カウンターを1個置く。
インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。マグマの噴流は、それに2点のダメージを与える。
占術2を行う。(占術2を行うには、あなたのライブラリーのカードを上から2枚見る。それらのうち、好きな枚数のカードをそのライブラリーの一番下に望む順番で置き、残りをそのライブラリーの一番上に望む順番で置く。)
メタの中心にあるウルザトロンに対抗するため、サイドボードには土地破壊が投入される場合がほとんど。日本選手権05ではベスト8に2人を送り込んだ。
[編集] サンプルレシピ
- 火と氷の剣/Sword of Fire and Iceの採用で中長期戦を見据えた仕様。特にミラーマッチではアドバンテージに大きく差を付けることができる。
[編集] オンスロート・ブロック期
オンスロート・ブロック期のスタンダードでは、オンスロートの部族のシナジーを活用したゴブリンが登場。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
(T):クリーチャー1体を対象とする。火花鍛冶は、それとあなたにX点のダメージを与える。Xは、場に出ているゴブリン(Goblin)の数に等しい。
1/1クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 戦士(Warrior)
プロテクション(青)
ゴブリンの群衆追いが攻撃に参加するたび、それはターン終了時まで他の攻撃に参加しているゴブリン(Goblin)1体につき+2/+0の修整を受ける。
初期は軽いゴブリンを主体にした速攻デッキで、ゴブリンスライの名で呼ばれていた。だが、火花鍛冶/Sparksmithと宝石の手の焼却者/Gempalm Incineratorの存在が火力の必要性を薄れさせ、次第にゴブリンによる純粋なビートダウンデッキへと変化した。とくにスカージ以降はその傾向が強い。
[編集] マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期
強力なウルザ・ブロックも抜けて、スライは消滅を囁かれたが、プレーンシフトで火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuを得て、スタンダードで生き長らえる。
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
(緑),(T):あなたは、あなたの手札から基本土地カードを1枚場に出してもよい。
2/1クリーチャー — カヴー(Kavu)
火炎舌のカヴーが場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。火炎舌のカヴーは、それに4点のダメージを与える。
4/2弱体化された赤のクリーチャーの質を補うため、精力的なレインジャー/Firebrand Rangerなどのバニラ同然の2マナ2/1クリーチャーもが採用される。詳細はスペッド・レッドを参照のこと。
[編集] マスクス・ブロック構築
マスクス・ブロック構築では、コントロールメタで土地破壊にシフトしたタイプのデッキが登場した。
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
防御プレイヤーがアンタップ状態の土地をコントロールしている場合、老練の喧嘩屋は攻撃に参加できない。
あなたがアンタップ状態の土地をコントロールしている場合、老練の喧嘩屋はブロックに参加できない。
アーティファクト
(0):あなたがコントロールするすべての土地をタップする。キマイラ像は、ターン終了時まで3/3の海亀(Turtle)アーティファクト・クリーチャーになる。
地盤の亀裂/Tectonic Breakと黄塵地帯/Dust Bowlで互いの土地を封じ、キマイラ像/Chimeric Idolで自分の土地をフルタップすることで老練の喧嘩屋/Veteran Brawlersや岩滓の猫/Scoria Catの能力を活用する。自分はピッチスペルや炎の印章/Seal of Fireなどによりその影響を最小限に抑えることができる。
[編集] サンプルレシピ
- 珍しい一芸魔道師の集会/Task Mage Assemblyは、火力だけでなく自分の土地をタップする手段として使われている。
[編集] ウルザ・ブロック+マスクス・ブロック期
強力なテンペスト・ブロックの退場で、いよいよ弱体化甚だしいスタンダードのスライだが、それでもなんとかネメシスで炎の印章/Seal of Fireを得て命脈を保つ。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
ゴブリンの士官候補生がブロックに参加するかブロックされた状態になるたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、ゴブリンの士官候補生のコントロールを得る。(これはゴブリンの士官候補生を戦闘から取り除く。)
2/1メタの中心にあるトリニティ系デッキのマナ・クリーチャーを殺しやすい火力の人気が上がったことも幸いした。
[編集] ウルザ・ブロック構築
ウルザ・ブロック構築では、ラッキースライの一種、ゴブリン・バーンが組まれた。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
ゴブリンの従僕がプレイヤーにダメージを与えるたび、あなたはあなたの手札にあるゴブリン(Goblin)・パーマネント・カードを1枚、場に出してもよい。
1/1デッキを超軽量ゴブリンと火力で仕上げ、倒壊/Razeで土地を縛る。
[編集] テンペスト・ブロック+ウルザ・ブロック期
テンペスト・ブロック+ウルザ・ブロック期のスタンダードでは、基本セットが第5版からクラシックに移行したことで赤は多くの火力を失い、大幅に弱体化。非常に強力なマスティコア/Masticoreなどの存在も逆風となる。
また、ゴブリンの従僕/Goblin Lackeyを使用したラッキースライも登場したが、本格的な始動はエクステンデッドでオンスロートが登場してからである。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
ゴブリンの従僕がプレイヤーにダメージを与えるたび、あなたはあなたの手札にあるゴブリン(Goblin)・パーマネント・カードを1枚、場に出してもよい。
1/1[編集] サンプルレシピ
[編集] テンペスト・ブロック期
テンペスト・ブロック期のスタンダードで、スライは比類なき強力なデッキとなる。
アーティファクト
(3),(T):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。カード名を1つ指定する。あなたの手札からカードを1枚、無作為に公開する。そのカードが指定されたカードであった場合、呪われた巻物はそれに2点のダメージを与える。
白や緑に匹敵するほどにコスト・パフォーマンスの高いウィニークリーチャー、高効率の火力、無色のダメージ源兼息切れを防ぐ呪われた巻物/Cursed Scrollも得て、スライは黄金時代を迎える。
チーム・「デッドガイ」の構築したデッドガイレッドはテンペスト・ブロック構築、スタンダードともに大きな成果を上げた。
この強力なスライを後の環境で再現することは難しい。当時の環境で赤が群を抜いて強く、質の良いカードがあったからこそ成し得た芸術品だからである。
だが、あまりにも強化されすぎたため、テンペスト・ブロック構築では呪われた巻物/Cursed Scrollは禁止カードに指定されてしまった。
[編集] ミラージュ・ブロック期
ミラージュ・ブロック期のスタンダードでは、火葬/Incinerateや火炎破/Fireblastなどのトーナメント・レベルのカードが数多く収録されていたため、一躍人気デッキに。同時期のスタンダードやミラージュ・ブロック構築で活躍した。
クリーチャー — ヴィーアシーノ(Viashino) 戦士(Warrior)
速攻
ターン終了時に、ヴィーアシーノの砂漠の狩人をオーナーの手札に戻す。(それが場に出ているときのみ戻す。)
インスタント
あなたは、火炎破のマナ・コストを支払うのではなく、山(Mountain)を2つ生け贄に捧げることを選んでもよい。
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。火炎破はそれに4点のダメージを与える。
次のテンペスト・ブロックでも優秀カードが数多く採用されたため、スライは黄金時代を迎える。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーパリ97 ベスト8
- 使用者:Paul Ferker
- フォーマット
[編集] アイスエイジ・ブロック期
アイスエイジ・ブロック期のスタンダードでは、Jay Schneiderの考案したデッキがPaul SlighによりPTQを抜けたことで一躍有名になる。
オークの司書/Orcish Librarianによるデッキ圧縮が特徴のため「オークの司書」デッキの名で呼ばれる。詳しくは下記のデッキリストを参照のこと。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- 使用者:Paul Sligh
- デザイン:Jay Schneider
- フォーマット
| メインデッキ (61) | |
|---|---|
| クリーチャー (25) | |
| 2 | フラーグのゴブリン/Goblins of the Flarg |
| 2 | Dwarven Trader |
| 4 | 鉄爪のオーク/Ironclaw Orcs |
| 2 | オークの司書/Orcish Librarian |
| 3 | Dwarven Lieutenant |
| 2 | 火の兄弟/Brothers of Fire |
| 2 | オーク弩弓隊/Orcish Artillery |
| 2 | Orcish Cannoneers |
| 2 | チビ・ドラゴン/Dragon Whelp |
| 4 | 真鍮人間/Brass Man |
| インスタント・ソーサリー (11) | |
| 4 | 稲妻/Lightning Bolt |
| 1 | 粉砕/Shatter |
| 4 | 火葬/Incinerate |
| 1 | 爆破/Detonate |
| 1 | 火の玉/Fireball |
| エンチャント・アーティファクト (2) | |
| 1 | 炎の供犠/Immolation |
| 1 | 黒の万力/Black Vise |
| 土地 (23) | |
| 13 | 山/Mountain |
| 4 | ミシュラの工廠/Mishra's Factory |
| 4 | 露天鉱床/Strip Mine |
| 2 | ドワーフ都市の廃墟/Dwarven Ruins |
| サイドボード | |
| 3 | 活火山/Active Volcano |
| 1 | 粉砕/Shatter |
| 1 | 爆破/Detonate |
| 1 | 火の玉/Fireball |
| 4 | 魔力のとげ/Manabarbs |
| 1 | An-Zerrin Ruins |
| 1 | Zuran Orb |
| 1 | 弱者の石/Meekstone |
| 2 | 鋸刃の矢/Serrated Arrows |
- オークの司書/Orcish Librarianによるデッキ圧縮が特徴のため、「オークの司書」デッキの名で呼ばれる。
- レシピを見て解るとおり、クリーチャーの質はものすごく高いわけでもないし、明らかにアンチシナジーのカード(フラーグのゴブリン/Goblins of the Flargとドワーフ)が入っている。これはそれぞれのエキスパンションから最低5枚ずつデッキに使用しなければならないという特殊なフォーマットのせいでもある。赤のクリーチャーの質がピークを迎えるのはもっと後のことであり、このデッキの強さはその安定性、構築理論の正確さであると言える。
[編集] 黎明期
オリジナルのスライが登場する以前にも、よく似た赤単デッキは存在した。
アーティファクト
黒の万力が場に出るに際し、対戦相手を1人選ぶ。
選ばれたプレイヤーのアップキープの開始時に、黒の万力はそのプレイヤーにX点のダメージを与える。Xは、そのプレイヤーの手札のカードの枚数引く4である。
通常のスライよりもクリーチャーの数は少なく、どちらかというとバーンに近い。驚異的なダメージ効率を誇る黒の万力/Black Viseも大きい。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- 戦績:世界選手権95 ベスト8
- 使用者:Andrea Redi
- スタンダード(第4版+フォールン・エンパイア+アイスエイジ)
[編集] エクステンデッド
スライはテンペスト・ブロック以降エクステンデッドでも有力なアーキタイプになった。近年は特にRDWの名で呼ばれることが多い。
優秀なウィニークリーチャーと火力に加え、リシャーダの港/Rishadan Portや不毛の大地/Wastelandでマナを縛り、相手の動きを封じる。また、オンスロートのフェッチランドがライブラリーを圧縮しつつ、終盤の無駄な土地ドローを減らしてくれる。
要となるテンペスト・ブロックはローテーションで退場してしまったが、速攻+土地破壊という動きはBDWにも受け継がれている。