レガシーの変遷
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(→テーロス・ブロック追加(現環境)) |
(→新ブロック参入などに伴う特筆事項) |
||
73行: | 73行: | ||
*強力な[[アドバンテージ]]と高い汎用性をもたらす[[瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage]]が新登場。青系デッキの定番カードとなった。 | *強力な[[アドバンテージ]]と高い汎用性をもたらす[[瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage]]が新登場。青系デッキの定番カードとなった。 | ||
*[[グリセルブランド/Griselbrand]]の登場によって[[スニーク・ショー]]等の[[ファッティ]]を利用する[[デッキ]]が強化された。 | *[[グリセルブランド/Griselbrand]]の登場によって[[スニーク・ショー]]等の[[ファッティ]]を利用する[[デッキ]]が強化された。 | ||
− | *[[終末/Terminus]]や[[天使への願い/Entreat the Angels]] | + | *[[終末/Terminus]]や[[天使への願い/Entreat the Angels]]の追加により、[[青白コントロール#エターナル|青白コントロール]]が強化された。 |
*[[断片無き工作員/Shardless Agent]]の登場により、[[続唱 (デッキ)#レガシー|BUG Cascade]]が組まれるようになった。 | *[[断片無き工作員/Shardless Agent]]の登場により、[[続唱 (デッキ)#レガシー|BUG Cascade]]が組まれるようになった。 | ||
*[[全知/Omniscience]]の登場により[[Show and Tell]]系デッキ全般が強化された。 | *[[全知/Omniscience]]の登場により[[Show and Tell]]系デッキ全般が強化された。 |
2014年7月12日 (土) 11:01時点における版
レガシーの使用可能セットの変遷を中心に、その時期の禁止カードや新セット、エラッタなどが環境に与える影響などをまとめたページ。
現環境で禁止カードに指定されているカードについてはレガシーのページを参照。
目次 |
テーロス・ブロック、コンスピラシー追加(現環境)
使用可能カードセット
- 継続 これまで発売されたアングルード系以外のすべての公式カードセット、及びプロモーショナル・カード
- 2013年9月27日 テーロス追加
- 2013年11月1日 統率者2013追加
- 2014年2月7日 神々の軍勢追加
- 2014年5月2日 ニクスへの旅追加
- 2014年6月6日 コンスピラシー追加
禁止・制限カード
代表的な大会
新ブロック参入などに伴う特筆事項
- 真の名の宿敵/True-Name Nemesisが青の中速クロックとして定着。
ラヴニカへの回帰ブロック、基本セット2014追加
使用可能カードセット
- 継続 これまで発売されたアングルード系以外のすべての公式カードセット、及びプロモーショナル・カード
- 2012年10月5日 ラヴニカへの回帰追加
- 2013年2月1日 ギルド門侵犯追加
- 2013年5月3日 ドラゴンの迷路追加
- 2013年7月19日 基本セット2014追加
禁止・制限カード
- 継続(省略)
代表的な大会
新ブロック参入などに伴う特筆事項
- 死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanが緑系デッキを、突然の衰微/Abrupt Decayが緑黒系デッキをそれぞれ強化した。
- 研磨メカニズムの登場でThe Spyが成立。
- レジェンド・ルール変更により伝説のパーマネントやプレインズウォーカーを使うデッキ全般が強化された。
- 特に暗黒の深部/Dark Depthsと演劇の舞台/Thespian's Stageの2枚コンボが成立するようになり、ヘックスメイジ・デプス以外にも組み込まれるように。
イニストラード・ブロック、基本セット2013追加
使用可能カードセット
- 継続 これまで発売されたアングルード系以外のすべての公式カードセット、及びプロモーショナル・カード
- 2011年9月30日 イニストラード追加
- 2012年2月3日 闇の隆盛追加
- 2012年5月4日 アヴァシンの帰還追加
- 2012年6月1日 プレインチェイス2012追加
- 2012年7月13日 基本セット2013追加
禁止・制限カード
- 継続(省略)
- 2012年6月29日 土地税/Land Tax禁止解除
代表的な大会
新ブロック参入などに伴う特筆事項
- 秘密を掘り下げる者/Delver of SecretsがCanadian Thresholdの新アタッカーとして猛威を振るう。
- 強力なアドバンテージと高い汎用性をもたらす瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageが新登場。青系デッキの定番カードとなった。
- グリセルブランド/Griselbrandの登場によってスニーク・ショー等のファッティを利用するデッキが強化された。
- 終末/Terminusや天使への願い/Entreat the Angelsの追加により、青白コントロールが強化された。
- 断片無き工作員/Shardless Agentの登場により、BUG Cascadeが組まれるようになった。
- 全知/Omniscienceの登場によりShow and Tell系デッキ全般が強化された。
ミラディンの傷跡ブロック、基本セット2012追加
使用可能カードセット
- 継続 これまで発売されたアングルード系以外のすべての公式カードセット、及びプロモーショナル・カード
- 2010年10月1日 ミラディンの傷跡追加
- 2011年2月4日 ミラディン包囲戦追加
- 2011年5月13日 新たなるファイレクシア追加
- 2011年6月17日 統率者追加
- 2011年7月15日 基本セット2012追加
禁止・制限カード
- 継続(省略)
- 2011年1月1日 適者生存/Survival of the Fittest禁止
- 同日 時のらせん/Time Spiral禁止解除
- 2011年10月1日 精神的つまづき/Mental Misstep禁止
代表的な大会
新ブロック参入などに伴う特筆事項
- オパールのモックス/Mox Opalや刻まれた勇者/Etched Championの登場によって親和が強化される。
- 壊死のウーズ/Necrotic Oozeの登場により、トリスケリオン/TriskelionとPhyrexian Devourerのコンボを組み込んだウーズ・サバイバルが誕生、更にサバイバルが猛威を揮うことになる。
- あまりにも強くなりすぎたため、世界選手権開催前の公式コラムで適者生存/Survival of the Fittestの禁止が示唆され、結局そのまま禁止となった。
- 時のらせん/Time Spiralが禁止解除され、ハイタイドが強化される。
- 緑系クリーチャーデッキ全般で強力なサーチカードとなる緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithが登場。禁止された適者生存に代わる存在としてZooやバントアグロなどの幅広いデッキで採用され、これを軸にしてMaverickが組まれるようになった。
- 殴打頭蓋/Batterskull等の強力な装備品が多数追加されたことで石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticのカードパワーがさらに向上、白系デッキ全般で活躍する。
- 精神的つまづき/Mental Misstepが参入、強力な1マナ呪文で溢れかえるレガシー環境では多くのデッキが採用した。
- しかし製作側の意図に反して青を使うデッキが強化され環境を席巻してしまったため、禁止される。
- ギタクシア派の調査/Gitaxian Probeが登場。コンボデッキ全般、特にストームを利用するデッキが強化される。
- 統率者からも、手軽に墓地対策を行う漁る軟泥/Scavenging Ooze、コンボデッキに刺さる狼狽の嵐/Flusterstormなどレガシー級のカードが多数輩出された。
ゼンディカー・ブロック、基本セット2011追加
使用可能カードセット
- 継続 これまで発売されたアングルード系以外のすべての公式カードセット、及びプロモーショナル・カード
- 2009年10月2日 ゼンディカー追加
- 2010年2月5日 ワールドウェイク追加
- 2010年4月23日 エルドラージ覚醒追加
- 2010年7月16日 基本セット2011追加
禁止・制限カード
- 継続(省略)
- 2009年10月1日 ドリーム・ホール/Dream Halls、納墓/Entomb、金属細工師/Metalworker 禁止解除
- 2010年7月1日 神秘の教示者/Mystical Tutor禁止
- 同日 厳かなモノリス/Grim Monolith、Illusionary Mask禁止解除
代表的な大会
新ブロック参入などに伴う特筆事項
- 納墓/Entombが禁止解除され、リアニメイトデッキが強化される。
- 同じく金属細工師/Metalworker及び厳かなモノリス/Grim Monolithの禁止解除で、MUDが構築可能となった。
- 対抗色フェッチランド収録により、多色デッキはよりデュアルランドや基本土地にアクセスしやすくなった。
- 吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmageにより、暗黒の深部/Dark Depthsとのコンボデッキ(ヘックスメイジ・デプス)が登場。
- 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorの影響はレガシーまで及び、多くの青系コントロールデッキが採用した。
- 神秘の教示者/Mystical Tutorの禁止によって、環境最前線に位置していたANT及びリアニメイトが大打撃を受けることとなった。
- 復讐蔦/Vengevineの登場によってサバイバルデッキとハイブリッドした青緑マッドネスが再び隆盛した。
- 引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornの登場により、実物提示教育/Show and Tellや騙し討ち/Sneak Attackを用いたデッキが大幅強化され、これら両方を採用したスニーク・ショーが登場。
アラーラの断片ブロック、基本セット2010追加
使用可能カードセット
- 継続 これまで発売されたアングルード系以外のすべての公式カードセット、及びプロモーショナル・カード
- 2008年10月3日 アラーラの断片追加
- 2009年2月6日 コンフラックス追加
- 2009年4月30日 アラーラ再誕追加
- 2009年7月17日 基本セット2010追加
禁止カード
- 継続 (省略)
代表的な大会
新ブロック参入などに伴う特筆事項
- むかつき/Ad Nauseamをキーカードにした高速コンボデッキアド・ストームが現れ、トップメタの一角となる。
- クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage、野生のナカティル/Wild Nacatl、長毛のソクター/Woolly Thoctarなど、軽量かつ優秀なクリーチャーを多数手に入れたZooは大幅に強化された。
- 聖遺の騎士/Knight of the Reliquaryがローム系デッキをはじめとする緑白系デッキの新たなアタッカーとして採用されるようになった。
- 自然の秩序/Natural Orderから大祖始/Progenitusを出すギミックを組み込むデッキが登場した。
- 基本セット2010発売に伴い、いくつかのルール変更が行われた。これにより弱体化してしまうカードやデッキがあった。
ローウィン・ブロック、シャドウムーア・ブロック追加
使用可能カードセット
- 継続 これまで発売されたアングルード系以外のすべての公式カードセット、及びプロモーショナル・カード
- 2007年10月20日 ローウィン追加
- 2008年2月1日 モーニングタイド追加
- 同年5月2日 シャドウムーア追加
- 同年7月25日 イーブンタイド追加
禁止カード
- 継続 (省略)
- 2008年9月20日 Time Vault禁止
代表的な大会
新ブロック参入などに伴う特筆事項
- 思考囲い/Thoughtseizeが追加。これにより黒絡みのデッキが強化された。
- 絵描きの召使い/Painter's Servantが追加され、これによりペインター・グラインドストーンが登場した。
- 墓地対策が加熱しIGGy-POPが衰退し、代わってストーム系コンボとしてはTESが登場した。
- ドラゴン・ストンピィが登場し、これにより土地単のような特殊地形を多く用いるデッキが大打撃を受けた。
- 田舎の破壊者/Countryside Crusherがアグロロームの新たなアタッカーとして採用されるようになった。
- 墓忍び/Tombstalkerが新たなアタッカーとして脚光を浴び始めた。
時のらせんブロック追加
使用可能カードセット
- 継続 これまで発売されたアングルード系以外のすべての公式カードセット、及びプロモーショナル・カード
- 2006年10月20日 時のらせん追加
- 2007年2月20日 次元の混乱追加
- 同年5月20日 未来予知追加
禁止カード
- 継続 (省略)
- 2007年6月20日 閃光/Flash禁止
- 同日 精神力/Mind Over Matter、補充/Replenish禁止解除
- 2007年9月20日 Shahrazad禁止
代表的な大会
新ブロック参入などに伴う特筆事項
- エラッタの大幅な見直しによって、ハルクフラッシュが出現。閃光/Flashが禁止されるまでの僅かな期間だが環境が大きく揺れた。
- 炎の儀式/Rite of Flame、巣穴からの総出/Empty the Warrens、猿人の指導霊/Simian Spirit Guideが追加。Charbelcherやストーム系コンボデッキが強化された。
- タルモゴイフ/Tarmogoyfが追加され、様々なデッキで見られるようになった。特に、青緑スレッショルドとの相性が抜群であり、メタの中心として君臨し始めた。これに対し、同色の青緑マッドネスは衰退していった。
- ナルコメーバ/Narcomoeba、黄泉からの橋/Bridge from Belowが追加され、これによりドレッジが登場した。またセファリッド・ブレックファーストも強化された。
- ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnoughtのエラッタ解除により、スタイフルノートが登場した。
ラヴニカ・ブロック、ポータル系列、コールドスナップ追加
使用可能カードセット
- 継続 これまで発売されたアングルード系以外のすべての公式カードセット、及びプロモーショナル・カード
- 2005年10月20日 ラヴニカ:ギルドの都追加
- 2005年10月20日 ポータル、ポータル・セカンドエイジ、ポータル三国志追加
- 2006年2月20日 ギルドパクト追加
- 同年5月20日 ディセンション追加
- 同年8月20日 コールドスナップ追加
禁止カード
- 継続 (省略)
- 2005年10月20日 伝国の玉璽/Imperial Seal禁止
代表的な大会
新ブロック参入などに伴う特筆事項
- 闇の腹心/Dark Confidantが追加。軽量ビートダウンが一斉に強化された。
- 壌土からの生命/Life from the Loamの追加により、アグロロームや土地単といった土地系のデッキが登場した。
- ポータル系列が解禁され、それに伴い帝国の徴募兵/Imperial Recruiterを獲得したアルーレンが大幅に強化された。また海のドレイク/Sea Drakeが使用可能になりフェアリー・ストンピィが登場した。
- 虚空の力線/Leyline of the Voidが追加され、新たな墓地対策として使用されるようになった。
レガシー開始
使用可能カードセット
- 2004年9月20日 これまで発売されたアングルード系・ポータル系以外のすべての公式カードセット、及びプロモーショナル・カードで開始
- 2004年10月20日 神河物語追加
- 2005年2月20日 神河謀叛追加
- 同年6月20日 神河救済追加
禁止カード
2004年9月20日、レガシー開始時の禁止カード
- アンティに関するカード
- Ancestral Recall
- 天秤/Balance
- Bazaar of Baghdad
- Black Lotus
- 黒の万力/Black Vise
- チャネル/Channel
- Chaos Orb
- Demonic Consultation
- Demonic Tutor
- ドリーム・ホール/Dream Halls
- 大地の知識/Earthcraft
- 納墓/Entomb
- Falling Star
- Fastbond
- 大あわての捜索/Frantic Search
- ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter
- 厳かなモノリス/Grim Monolith
- 噴出/Gush
- 隠遁ドルイド/Hermit Druid
- Illusionary Mask
- 土地税/Land Tax
- Library of Alexandria
- Mana Crypt
- Mana Drain
- 魔力の櫃/Mana Vault
- 記憶の壺/Memory Jar
- 金属細工師/Metalworker
- 精神力/Mind Over Matter
- 精神錯乱/Mind Twist
- 精神の願望/Mind's Desire
- Mishra's Workshop
- Mox Emerald
- Mox Jet
- Mox Pearl
- Mox Ruby
- Mox Sapphire
- ネクロポーテンス/Necropotence
- ドルイドの誓い/Oath of Druids
- 補充/Replenish
- 頭蓋骨絞め/Skullclamp
- 太陽の指輪/Sol Ring
- 露天鉱床/Strip Mine
- 時のらせん/Time Spiral
- Time Walk
- Timetwister
- 修繕/Tinker
- トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
- 吸血の教示者/Vampiric Tutor
- Wheel of Fortune
- 意外な授かり物/Windfall
- 世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon
- ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargain
- ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will
レガシー開始期の主なデッキ
代表的な大会
レガシー開始期の環境の特徴
- 開始期はランドスティルやATSといった、コントロールデッキが輝いていた時期であった。
- 神河救済で真髄の針/Pithing Needleが追加。これによってATSが完全に駆逐されてしまった。これに伴い、ゴブリンが猛威を振るうようになった。
レガシーの主なデッキ
ビートダウン
- アグロローム/CAL
- エルフ/親和エルフ
- グランビル
- 黒ウィニー/スーサイドブラック/Red Death/Eva Green
- ゴブリン
- 白ウィニー/エンジェル・ストンピィ/Death & Taxes
- 親和
- ストンピィ/クレイジーグリーン
- スライ/バーン
- テラゲドン
- ドラゴン・ストンピィ
- フェアリー・ストンピィ
- ボロスウィニー
- Maverick
- Zoo
- 5/3/MUD
コントロール
- 青単コントロール/Ophidian
- スレッショルド(Canadian Threshold)
- 青緑マッドネス
- ウィー=ゼロックス
- エンチャントレス
- カウンタースリヴァー
- カウンターバーン
- けちコントロール
- サイカトグ
- サイクリングバーン
- 白コントロール/マイティ・クイン/白スタックス
- セプターチャント
- 土地単
- バントアグロ/New Horizons
- ピキュラ黒
- フィッシュ
- フェアリー
- マーフォーク
- ランドスティル/ドレッドスティル
- CounterTop(Baseruption/CTG/CTP/CounterTop Thopter)
- Pox
- Stoneblade
- Team America
- The Fear
- The Rock/PT Junk
- Tezzerator
- Tomb Stompy
- Train Wreck
コンボ
- アルーレン
- アングリーグール
- サルベイジャーコンボ
- Gamekeeper
- スタイフルノート
- セファリッド・ブレックファースト/セファリッド・ライフ
- ソリダリティ/ハイタイド
- ドレッジ
- ペインター・グラインドストーン
- ヘックスメイジ・デプス
- ヘルムヴォイド
- リアニメイト
- ループ・ジャンクション
- ANT/Doomsday Combo/TES/IGGy-POP
- Belcher
- Show and Tell (Dream Halls/Hive Mind/スニークアタック)