Delver-Go
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[[深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours]]と[[呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite]]を採用した、「青単フェアリー」と呼ばれる[[クロック・パーミッション#パウパー|クロック・パーミッション]]タイプ。 | [[深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours]]と[[呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite]]を採用した、「青単フェアリー」と呼ばれる[[クロック・パーミッション#パウパー|クロック・パーミッション]]タイプ。 | ||
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[[ライブラリー操作]]呪文は[[レガシー]]と比べても遜色ない充実ぶりだが、パウパーでは[[フェッチランド]]のような手軽に[[ライブラリー]]を[[切り直す]]ことが可能なカードが少ないため、[[渦まく知識/Brainstorm]]ではなく[[定業/Preordain]]や[[思案/Ponder]]を優先するケースが多い。 | [[ライブラリー操作]]呪文は[[レガシー]]と比べても遜色ない充実ぶりだが、パウパーでは[[フェッチランド]]のような手軽に[[ライブラリー]]を[[切り直す]]ことが可能なカードが少ないため、[[渦まく知識/Brainstorm]]ではなく[[定業/Preordain]]や[[思案/Ponder]]を優先するケースが多い。 | ||
− | 2016年1月には当初採用されていた[[フェアリーの大群/Cloud of Faeries]]が[[禁止カード|禁止]]され、このデッキの弱体化が懸念されたものの、後釜に[[フェアリーの悪党/Faerie Miscreant]]が採用されたことで問題なく運用されていた。しかし、[[モダンマスターズ2017]]において[[炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary]]がコモンとして収録され、それをフル投入した[[ストンピィ#パウパー|ストンピィ]]が登場すると、青単型はこのタイプのストンピィとの相性が非常に悪いとされて一気に数を減らすことになり、代わりに[[氷雪土地]]と[[雪崩し/Skred]]を採用した「青赤氷雪フェアリー」と呼ばれるものが登場した。雪崩しにより[[グルマグのアンコウ/Gurmag Angler]]や[[吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpack]]によって[[+1/+1カウンター]]が置かれたクリーチャーにも後から対処できるようになったのが特長。[[稲妻/Lightning Bolt]] | + | 2016年1月には当初採用されていた[[フェアリーの大群/Cloud of Faeries]]が[[禁止カード|禁止]]され、このデッキの弱体化が懸念されたものの、後釜に[[フェアリーの悪党/Faerie Miscreant]]が採用されたことで問題なく運用されていた。しかし、[[モダンマスターズ2017]]において[[炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary]]がコモンとして収録され、それをフル投入した[[ストンピィ#パウパー|ストンピィ]]が登場すると、青単型はこのタイプのストンピィとの相性が非常に悪いとされて一気に数を減らすことになり、代わりに[[氷雪土地]]と[[雪崩し/Skred]]を採用した「青赤氷雪フェアリー」と呼ばれるものが登場した。雪崩しにより[[グルマグのアンコウ/Gurmag Angler]]や[[吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpack]]によって[[+1/+1カウンター]]が置かれたクリーチャーにも後から対処できるようになったのが特長。[[稲妻/Lightning Bolt]]と合わせた最大8枚の1マナ除去とカウンターの合わせ技で相手のクリーチャー群に対処するように変化していった。 |
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+ | [[噴出/Gush]]禁止後はやや勢力を落とすも、[[エルドレインの王権]]で[[神秘の聖域/Mystic Sanctuary]]を獲得。秘密を掘り下げる者や[[ボーラスの占い師/Augur of Bolas]]と相性がよく、[[悲劇的教訓/Tragic Lesson]]や[[剥奪/Deprive]]とは強力なシナジーを形成する。 | ||
このようにデッキ内容は変わりながらもパウパーの[[メタゲーム]]の中心に常に存在するデッキであり、常にメタられる側でありながらそのデッキパワーの高さからメタ上位に残り続けている。 | このようにデッキ内容は変わりながらもパウパーの[[メタゲーム]]の中心に常に存在するデッキであり、常にメタられる側でありながらそのデッキパワーの高さからメタ上位に残り続けている。 | ||
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;コントロール型 | ;コントロール型 | ||
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{{#card:Sea Gate Oracle}} | {{#card:Sea Gate Oracle}} | ||
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フィッシュの要素を取り入れずに[[パーミッション]]に近い動きをするタイプ。普通の[[ドロー]]呪文や[[打ち消す|カウンター]]呪文を増量した[[青]][[単色]]のものと、[[赤]]をタッチして[[除去]]を投入した[[青赤]]の2種類のタイプが見受けられる。 | フィッシュの要素を取り入れずに[[パーミッション]]に近い動きをするタイプ。普通の[[ドロー]]呪文や[[打ち消す|カウンター]]呪文を増量した[[青]][[単色]]のものと、[[赤]]をタッチして[[除去]]を投入した[[青赤]]の2種類のタイプが見受けられる。 | ||
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;アンコウ型 | ;アンコウ型 | ||
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{{#card:Gurmag Angler}} | {{#card:Gurmag Angler}} | ||
{{#card:Thought Scour}} | {{#card:Thought Scour}} | ||
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アタッカーとして秘密を掘り下げる者に加え、[[グルマグのアンコウ/Gurmag Angler]]と[[スゥルタイのゴミあさり/Sultai Scavenger]]を採用した「[[青黒]]アンコウ」と呼ばれるタイプのデッキ。[[留意/Mental Note]]と[[思考掃き/Thought Scour]]で墓地を肥やし早いターンで[[探査]]クリーチャーに繋ぐ。 | アタッカーとして秘密を掘り下げる者に加え、[[グルマグのアンコウ/Gurmag Angler]]と[[スゥルタイのゴミあさり/Sultai Scavenger]]を採用した「[[青黒]]アンコウ」と呼ばれるタイプのデッキ。[[留意/Mental Note]]と[[思考掃き/Thought Scour]]で墓地を肥やし早いターンで[[探査]]クリーチャーに繋ぐ。 | ||
宝船の巡航禁止後から徐々に頭角を現した。[[破滅の刻]]発売後は、[[縞カワヘビ/Striped Riverwinder]]と[[死体発掘/Exhume]]のギミックを組み込んだタイプも登場した。 →[[リアニメイト#パウパー|リアニメイト]] | 宝船の巡航禁止後から徐々に頭角を現した。[[破滅の刻]]発売後は、[[縞カワヘビ/Striped Riverwinder]]と[[死体発掘/Exhume]]のギミックを組み込んだタイプも登場した。 →[[リアニメイト#パウパー|リアニメイト]] | ||
− | + | その後留意や[[蓄積した知識/Accumulated Knowledge]]を抜いて、[[目くらまし/Daze]]や[[殺し/Snuff Out]]といった[[ピッチスペル]]を多く採用したタイプの「[[青黒]]デルバー」も登場した。[[土地]]も青赤氷雪フェアリーのものに近い構成になり、目くらましや噴出、殺しを使いやすいようになっている。このタイプが主流となり、[[メタ]]上位にも出てくることが多くなった。[[アルティメットマスターズ]]以降は追加のカウンターとして[[撃退/Foil]]も採用されている。これはデッキタイプでいうとフィッシュ型に近い。 | |
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+ | このタイプも目くらましや噴出、[[ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe]]が禁止され弱体化が余儀なくされたが、神秘の聖域の加入により一定の勢力は保っている。 | ||
− | ===青単フェアリー1=== | + | ===サンプルリスト=== |
+ | ====青単フェアリー1==== | ||
*備考 | *備考 | ||
**Pauper Event #6355635 on 11/22/2013 1st Place([http://archive.wizards.com/Magic/digital/magiconlinetourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/6355635 参考]) | **Pauper Event #6355635 on 11/22/2013 1st Place([http://archive.wizards.com/Magic/digital/magiconlinetourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/6355635 参考]) | ||
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*「フェアリー」と呼ばれるクロック・パーミッション型のデッキ。 | *「フェアリー」と呼ばれるクロック・パーミッション型のデッキ。 | ||
− | ===青単フェアリー2=== | + | ====青単フェアリー2==== |
*備考 | *備考 | ||
**Pauper Daily #8273532 on 05/14/2015 4-0([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2015-05-15 参考]) | **Pauper Daily #8273532 on 05/14/2015 4-0([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2015-05-15 参考]) | ||
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*よりクリーチャーの数を絞ったレシピ。この5種類のクリーチャーを使うタイプが主流である。 | *よりクリーチャーの数を絞ったレシピ。この5種類のクリーチャーを使うタイプが主流である。 | ||
− | ===青単フェアリー3=== | + | ====青単フェアリー3==== |
*備考 | *備考 | ||
− | **Pauper Challenge #11379200 on 05/20/2018 | + | **Pauper Challenge #11379200 on 05/20/2018 優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-challenge-2018-05-21 参考]) |
**使用者:Mezzel | **使用者:Mezzel | ||
*[[フォーマット]] | *[[フォーマット]] | ||
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*モダンマスターズ2017後の青単型。青赤が主流となっているが、青単のタイプも健在。[[変異原性の成長/Mutagenic Growth]]を多く採用しているのが特徴。 | *モダンマスターズ2017後の青単型。青赤が主流となっているが、青単のタイプも健在。[[変異原性の成長/Mutagenic Growth]]を多く採用しているのが特徴。 | ||
− | ===青単コントロール=== | + | ====青単コントロール==== |
*備考 | *備考 | ||
**Pauper Daily #8046299 on 03/05/2015 4-0([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2015-03-06 参考]) | **Pauper Daily #8046299 on 03/05/2015 4-0([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2015-03-06 参考]) | ||
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*「MUC(Mono Blue Control)」と呼ばれるコントロール型のデッキ。 | *「MUC(Mono Blue Control)」と呼ばれるコントロール型のデッキ。 | ||
− | ===青赤コントロール=== | + | ====青赤コントロール==== |
*備考 | *備考 | ||
**Pauper Daily #8245698 on 05/10/2015 4-0([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2015-05-11 参考]) | **Pauper Daily #8245698 on 05/10/2015 4-0([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2015-05-11 参考]) | ||
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*青赤タイプのデッキ。[[布告]]除去に強い[[嵐縛りの霊/Stormbound Geist]]が採用されている。 | *青赤タイプのデッキ。[[布告]]除去に強い[[嵐縛りの霊/Stormbound Geist]]が採用されている。 | ||
− | ===青赤氷雪フェアリー=== | + | ====青赤氷雪フェアリー==== |
*備考 | *備考 | ||
**Pauper Challenge #10798998 on 08/13/2017 優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-challenge-2017-08-14 参考]) | **Pauper Challenge #10798998 on 08/13/2017 優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-challenge-2017-08-14 参考]) | ||
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*ストンピィが[[モダンマスターズ2017]]で[[炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary]]で強化された一方、フェアリー側も[[ボーラスの占い師/Augur of Bolas]]を獲得している。 | *ストンピィが[[モダンマスターズ2017]]で[[炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary]]で強化された一方、フェアリー側も[[ボーラスの占い師/Augur of Bolas]]を獲得している。 | ||
− | ===青黒アンコウ=== | + | ====青黒アンコウ==== |
*備考 | *備考 | ||
**Pauper Daily #8245600 on 05/07/2015 4-0([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2015-05-08 参考]) | **Pauper Daily #8245600 on 05/07/2015 4-0([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2015-05-08 参考]) | ||
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*墓地肥やしと相性のいい[[蓄積した知識/Accumulated Knowledge]]や[[恐ろしい死/Ghastly Demise]]が採用されている。 | *墓地肥やしと相性のいい[[蓄積した知識/Accumulated Knowledge]]や[[恐ろしい死/Ghastly Demise]]が採用されている。 | ||
− | ===青黒デルバー=== | + | ====青黒デルバー==== |
*備考 | *備考 | ||
**Pauper Challenge #11861760 on 05/05/2019 優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2019-05-08 参考]) | **Pauper Challenge #11861760 on 05/05/2019 優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2019-05-08 参考]) | ||
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*[[メインデッキ]]で2マナ以上支払う予定のカードは11枚だけ。[[ピッチスペル]]が13枚も入っている。 | *[[メインデッキ]]で2マナ以上支払う予定のカードは11枚だけ。[[ピッチスペル]]が13枚も入っている。 | ||
− | ===青白=== | + | ====青白==== |
*備考 | *備考 | ||
**Pauper Challenge #11131715 on 01/28/2018 ベスト8([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-challenge-2018-01-29 参考]) | **Pauper Challenge #11131715 on 01/28/2018 ベスト8([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-challenge-2018-01-29 参考]) |
2020年5月19日 (火) 18:15時点における版
Delver-Goは秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsを中心戦力に据えたクロック・パーミッションデッキの総称。単にDelverとも。イニストラード参入後の様々な環境で活躍する。
目次 |
概要
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を見る。あなたはそのカードを公開してもよい。これによりインスタントやソーサリーであるカードが公開されたなら、秘密を掘り下げる者を変身させる。
1/1Insectile Aberration / 昆虫の逸脱者
〔青〕 クリーチャー — 人間(Human) 昆虫(Insect)
飛行
3/2クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
瞬速
瞬唱の魔道士が戦場に出たとき、あなたの墓地にあるインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とする。それはターン終了時までフラッシュバックを得る。そのフラッシュバック・コストは、それのマナ・コストに等しい。(あなたはあなたの墓地にあるそのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
軽いクロックとそれをサポートする呪文で構成される、典型的なクロック・パーミッション。変身することで強力なアタッカーとなる秘密を掘り下げる者を活かすため、デッキのインスタント・ソーサリー比率をスロットの1/3~1/2程度にまで高めていること、除去やカウンターだけでなく、思案/Ponderなどのライブラリー操作呪文も積極的に採用していることが大きな特徴である。
クリーチャーは少数精鋭の方針を取る。軽く打撃力のあるものが中心だが、デッキ構成と噛み合った瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageもよく用いられ、デッキにカード・アドバンテージ面での強さを与えている。
- デッキ名は秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsとドロー・ゴーにちなむ。
イニストラード・ブロック構築
イニストラード・ブロック構築では主に青赤で組まれる。初期は強化オーラを中心とする構成が主流であった。
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
不可視の忍び寄りはブロックされない。
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、+2/+2の修整を受けるとともに飛行を持つ。
回避能力を持つクリーチャーを幽体の飛行/Spectral Flightや噛み傷への興奮/Furor of the Bittenでサイズアップし、静かな旅立ち/Silent Departureや硫黄の流弾/Brimstone Volleyで盤面をコントロールしながら、効率良くダメージを刻んでいく。
特に除去耐性と攻撃時最強の回避能力を併せ持つ不可視の忍び寄り/Invisible Stalkerは強化先として優秀。また環境のビートダウンが人間の地上クリーチャーを中心としているため、飛行や流城の貴族/Stromkirk Nobleの回避能力も活かしやすい。闇の隆盛参入後は未練ある魂/Lingering Soulsと無形の美徳/Intangible Virtueの爆発的な流行により攻撃を通すのが難しくなったが、それらは最終的に禁止カードとなった。
アヴァシンの帰還で火柱/Pillar of Flameが登場してからは、スタンダードのDelverのように思考掃き/Thought Scourを積み、瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageとルーン唱えの長槍/Runechanter's Pikeを活用する構成のものが多くなった。
スタンダード
スタンダードでは登場以降、メタゲームの中心を走り続けている。
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit) クレリック(Cleric)
呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
聖トラフトの霊が攻撃するたび、タップ状態で攻撃している、飛行を持つ白の4/4の天使(Angel)クリーチャー・トークンを1体生成する。戦闘終了時に、そのトークンを追放する。
主流となっているのは、装備品を用いる青タッチ白のDelver-Blade。特にこのデッキを指してDelverあるいはUW Delverと呼ぶことも多い。
マナ漏出/Mana Leakなどのカウンターの存在に加え、白をタッチして聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftやムーアランドの憑依地/Moorland Hauntを採用し、さらにクロックをクリーチャーと装備品に分散させていることで、全体として非常に除去に強い構成になっている。軽いクリーチャー除去に乏しいこの環境の白青の弱点も、蒸気の絡みつき/Vapor Snagやファイレクシア・マナ呪文でカバーすることが可能。
直接の前身となったのはイリュージョン。このデッキは部族ウィニーとしての性格も強く、秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsや瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageの方が追加戦力であるとも言えるが、インスタント・ソーサリーを大量投入してこの2体を活用する青タッチ白の基本構成は、この時点でほぼ完成している。
他にも様々なバリエーションが存在する。火力を用いる青赤のタイプ、未練ある魂/Lingering Soulsなどで数を並べて全体強化する白青黒スピリット(別名Delver-Spirits)、教区の勇者/Champion of the Parishと人間のシナジーを中心としたDelver-Humans(*1)、秘密を掘り下げる者を外して中マナ域に寄せたNo-Delver(*2)、高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fellsを採用したTaipei Delver(*3)、クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryadによる緑青のグロウ系デッキ(*4)など。
詳細は各項目を参照。
Delver Humans
- 備考
- プロツアー「闇の隆盛」 スタンダード部門 6-2-2 (参考)
- 使用者:Denniz Rachid
- フォーマット
No Delver
- 備考
- ワールド・マジック・カップ12大阪予選 準優勝 (参考)
- 使用者:赤池庸
- フォーマット
No Delver [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Taipei Delver
- 備考
- グランプリマニラ12 第9位 (参考)
- 使用者:郭子敬
- フォーマット
Taipei Delver [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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UG Delver
- 備考
- ワールド・マジック・カップ12 (参考)
- 使用者:Alexander Hayne/Lucas Siow(Team Canada)
- フォーマット
UG Delver [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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モダン
イニストラード参入直後には目立った活躍はできなかったが、小型クリーチャーへの大きな圧力となる罰する火/Punishing Fireの禁止とビートダウン筆頭のZooの衰退を受け、モダンでも環境に姿を現すようになった。
伝説のクリーチャー — フェアリー(Faerie) ウィザード(Wizard)
瞬速
飛行
ヴェンディリオン三人衆が戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの手札を見る。あなたは、その中から土地でないカードを1枚選んでもよい。そうした場合、そのプレイヤーは選ばれたカードを公開し、それを自分のライブラリーの一番下に置き、その後カードを1枚引く。
インスタント
以下から2つを選ぶ。
・呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
・あなたの対戦相手がコントロールするすべてのクリーチャーをタップする。
・カードを1枚引く。
よく用いられるカウンターはマナ漏出/Mana Leak、呪文嵌め/Spell Snare、謎めいた命令/Cryptic Commandなど。また思案/Ponderと定業/Preordainが禁止されているため、ライブラリー操作手段としては主に血清の幻視/Serum Visionsが使われる。
デッキカラーとクリーチャーや除去の選択は様々だが、基本セット2014発売以前の環境では特に以下の2つのタイプが大きな結果を残した。
- 青赤緑
- 最初期から存在する、火力とタルモゴイフ/Tarmogoyfを中心としたオーソドックスなタイプ。
- 基本土地・ショックランド・フェッチランドから成る島率の高い土地構成を取るため、ヴィダルケンの枷/Vedalken Shacklesもよく用いられる。
- 赤白青
- ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynxと聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftという高打点アタッカーを稲妻/Lightning Boltや稲妻のらせん/Lightning Helixなどの優良火力でバックアップする、非常にアグレッシブなタイプ。
- テンポを重視した構成で、カウンターもマナ漏出より差し戻し/Remandを優先する傾向にある。
- かつてのビートスティックのように等時の王笏/Isochron Scepterをアドバンテージ源に据えた、Scepter Delverと呼ばれる亜種も存在する。
その後は、以下のようなタイプも台頭している。
- 青赤
- 基本セット2014で軽量ソーサリー/インスタントと相性の良い若き紅蓮術士/Young Pyromancerを獲得し、これを主軸に据えたタイプ。
- 青黒赤
- 運命再編でサイズに優れたグルマグのアンコウ/Gurmag Anglerや黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang、タルキール龍紀伝で汎用性が高くアドバンテージを取りやすいコラガンの命令/Kolaghan's Commandを得たことで注目を集めることになった。
青赤緑
- 備考
- グランプリトリノ12 優勝 (参考)
- 使用者:Antonino De Rosa
- フォーマット
RUG Delver [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 青赤緑のタイプ。
- Marco Cammilluzziも全く同じリストを用いてTop8に入っている。
赤白青
- 備考
- グランプリコロンバス12 ベスト4 (参考)
- 使用者:Max Tietze
- フォーマット
UWR Delver [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 赤白青のタイプ。
青赤
- 備考
- グランプリプラハ14 ベスト4 (参考)
- 使用者:Carlos Moral
- フォーマット
UR Delver [7] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 若き紅蓮術士/Young Pyromancerとのシナジーを重視してギタクシア派の調査/Gitaxian Probeが採用されている。
青黒赤
- 備考
- グランプリコペンハーゲン15 ベスト8 (参考)
- 使用者:Branco Neirynck
- フォーマット
Grixis Delver [8] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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レガシー
歴代のパワーカードを使用できるレガシー環境においても秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsはかなり優秀なクリーチャーであり、メタゲームの一角を担っている。
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ならず者(Rogue)
真の名の宿敵が戦場に出るに際し、プレイヤーを1人選ぶ。
真の名の宿敵はプロテクション(選ばれたプレイヤー)を持つ。
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
様々なタイプのデッキが栄枯盛衰を繰り返しており、バリエーションとしては主に以下のようなものが存在する。
- 緑青赤
- RUG Delver、Canadian Threshold、ティムール・デルバー(Temur Delver)などと呼ばれる緑青赤のタイプ。
- イニストラード参入直後から活躍する。長年強化に恵まれずにいたが、モダンホライゾンからはレンと六番/Wrenn and Sixを獲得し、一時トップメタとなった。
- 詳細は緑青赤デルバーを参照。
- 黒緑青
- BUG Delver、Team America、スゥルタイ・デルバー(Sultai Delver)などと呼ばれる黒緑青のタイプ。
- ラヴニカへの回帰から死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanや突然の衰微/Abrupt Decayを獲得し、環境の一角となる。霊気紛争からは致命的な一押し/Fatal Pushを獲得。
- 詳細は黒緑青デルバーを参照。
- 青赤白
- UWR Delver、パトリオット(Patriot)、ジェスカイ・デルバー(Jeskai Delver)などと呼ばれる青赤白のタイプ。
- 主に初期に活躍。統率者2013からは真の名の宿敵/True-Name Nemesisを獲得し、最盛期を迎えた。
- 詳細は青赤白デルバーを参照。
- 青赤
- 青赤デルバー(UR Delver)、イゼット・デルバー(Izzet Delver)などと呼ばれる青赤のタイプ。
- 宝船の巡航/Treasure Cruiseなどを獲得したタルキール覇王譚参入後と、戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanistを獲得した灯争大戦参入後の時期に大きな活躍を見せた。
- 詳細は青赤デルバーを参照。
- 青黒赤
- グリクシス・デルバー(Grixis Delver)と呼ばれる青黒赤のタイプ。
- 運命再編からグルマグのアンコウ/Gurmag Anglerを獲得し、環境の一角となる。師範の占い独楽/Sensei's Divining Topが禁止カードとなった後に一時代を築いた。
- 詳細は青黒赤デルバーを参照。
白青
White Blue Delver [9] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 白青のタイプ。青白石鍛冶に秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsを足したものとも言えるし、ジェスカイ・デルバーから赤を抜いたものとも言える。
ヴィンテージ
インスタント
あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたがコントロールする島(Island)を2つ、オーナーの手札に戻すことを選んでもよい。
カードを2枚引く。
秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsやタルモゴイフ/Tarmogoyfなどのクロックを意志の力/Force of Will、精神的つまづき/Mental Misstep、狼狽の嵐/Flusterstormなどのカウンターでサポートするのが基本戦略。呪文のほとんどが0~2マナで唱えられる軽い構成であるため、噴出/Gushのピッチコストも負担になりにくい。
また、環境の多くのデッキがMoxなどのアーティファクトを使用するため、メインデッキから鋼の妨害/Steel Sabotageや古えの遺恨/Ancient Grudgeが挿されることも多い。
青赤緑
RUG Delver [10] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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青赤
- 備考
- ヴィンテージ選手権14 準優勝 (参考)
- 使用者:Dario Moreno
- フォーマット
UR Delver(Vintage) [11] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- タルキール覇王譚後の青赤タイプ。
パウパー
秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsがコモンであることから、パウパーでも有力なデッキタイプの一つ。
青単色の他、赤や黒をタッチした2色のデッキも存在する。主に以下の3つのタイプのデッキが活躍している。
- フィッシュ型
クリーチャー — 人間(Human) 忍者(Ninja)
忍術(1)(青)((1)(青),あなたがコントロールする、ブロックされなかった攻撃しているクリーチャー1体を手札に戻す:あなたの手札からこのカードを、タップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出す。)
深き刻の忍者がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
クリーチャー — フェアリー(Faerie) ウィザード(Wizard)
瞬速
飛行
呪文づまりのスプライトが戦場に出たとき、マナ総量がX以下の呪文1つを対象とし、それを打ち消す。Xはあなたがコントロールするフェアリー(Faerie)の数に等しい。
深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hoursと呪文づまりのスプライト/Spellstutter Spriteを採用した、「青単フェアリー」と呼ばれるクロック・パーミッションタイプ。
フィッシュはパウパー黎明期から存在したタイプのデッキであるが、呪文は対抗呪文/Counterspellを筆頭に優秀なものが揃っている反面、クリーチャーの打撃力不足が同デッキの長年の課題であった。これが秘密を掘り下げる者の加入によって大きく改善された。さらにイニストラード参入前後に解禁されたウルザ・ブロックとマスクス・ブロックからそれぞれフリースペルとピッチスペルを獲得し、従来の形よりもさらに軽く、土地の枚数を削った構成となっている。
ライブラリー操作呪文はレガシーと比べても遜色ない充実ぶりだが、パウパーではフェッチランドのような手軽にライブラリーを切り直すことが可能なカードが少ないため、渦まく知識/Brainstormではなく定業/Preordainや思案/Ponderを優先するケースが多い。
2016年1月には当初採用されていたフェアリーの大群/Cloud of Faeriesが禁止され、このデッキの弱体化が懸念されたものの、後釜にフェアリーの悪党/Faerie Miscreantが採用されたことで問題なく運用されていた。しかし、モダンマスターズ2017において炎樹族の使者/Burning-Tree Emissaryがコモンとして収録され、それをフル投入したストンピィが登場すると、青単型はこのタイプのストンピィとの相性が非常に悪いとされて一気に数を減らすことになり、代わりに氷雪土地と雪崩し/Skredを採用した「青赤氷雪フェアリー」と呼ばれるものが登場した。雪崩しによりグルマグのアンコウ/Gurmag Anglerや吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpackによって+1/+1カウンターが置かれたクリーチャーにも後から対処できるようになったのが特長。稲妻/Lightning Boltと合わせた最大8枚の1マナ除去とカウンターの合わせ技で相手のクリーチャー群に対処するように変化していった。
噴出/Gush禁止後はやや勢力を落とすも、エルドレインの王権で神秘の聖域/Mystic Sanctuaryを獲得。秘密を掘り下げる者やボーラスの占い師/Augur of Bolasと相性がよく、悲劇的教訓/Tragic Lessonや剥奪/Depriveとは強力なシナジーを形成する。
このようにデッキ内容は変わりながらもパウパーのメタゲームの中心に常に存在するデッキであり、常にメタられる側でありながらそのデッキパワーの高さからメタ上位に残り続けている。
- コントロール型
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
海門の神官が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを見る。それらの1枚をあなたの手札に加え、もう1枚をあなたのライブラリーの一番下に置く。
1/3フィッシュの要素を取り入れずにパーミッションに近い動きをするタイプ。普通のドロー呪文やカウンター呪文を増量した青単色のものと、赤をタッチして除去を投入した青赤の2種類のタイプが見受けられる。
追加のクリーチャーとしては熟考漂い/Mulldrifterや海門の神官/Sea Gate Oracleといったアドバンテージを取れるカードが採用される。打撃力を完全に秘密を掘り下げる者に頼ったタイプであり、秘密を掘り下げる者がいないと打撃力が細すぎるため速攻デッキには押し切られれてしまう可能性が高くなってくる。対戦相手も打撃力が細い場合は無類の強さを発揮し、上記のフィッシュ型や黒単コントロールなどに対して強いデッキと言える。
メタゲームではフィッシュ型に比べると影が薄いが、タルキール覇王譚参入から宝船の巡航/Treasure Cruise禁止までの間はメタゲーム上位に食い込む躍進を見せた。
- アンコウ型
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 魚(Fish)
探査(この呪文を唱える段階であなたがあなたの墓地から追放した各カードは、(1)を支払う。)
5/5アタッカーとして秘密を掘り下げる者に加え、グルマグのアンコウ/Gurmag Anglerとスゥルタイのゴミあさり/Sultai Scavengerを採用した「青黒アンコウ」と呼ばれるタイプのデッキ。留意/Mental Noteと思考掃き/Thought Scourで墓地を肥やし早いターンで探査クリーチャーに繋ぐ。
宝船の巡航禁止後から徐々に頭角を現した。破滅の刻発売後は、縞カワヘビ/Striped Riverwinderと死体発掘/Exhumeのギミックを組み込んだタイプも登場した。 →リアニメイト
その後留意や蓄積した知識/Accumulated Knowledgeを抜いて、目くらまし/Dazeや殺し/Snuff Outといったピッチスペルを多く採用したタイプの「青黒デルバー」も登場した。土地も青赤氷雪フェアリーのものに近い構成になり、目くらましや噴出、殺しを使いやすいようになっている。このタイプが主流となり、メタ上位にも出てくることが多くなった。アルティメットマスターズ以降は追加のカウンターとして撃退/Foilも採用されている。これはデッキタイプでいうとフィッシュ型に近い。
このタイプも目くらましや噴出、ギタクシア派の調査/Gitaxian Probeが禁止され弱体化が余儀なくされたが、神秘の聖域の加入により一定の勢力は保っている。
サンプルリスト
青単フェアリー1
Mono Blue Permission [12] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 「フェアリー」と呼ばれるクロック・パーミッション型のデッキ。
青単フェアリー2
Delver(Pauper) [13] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- よりクリーチャーの数を絞ったレシピ。この5種類のクリーチャーを使うタイプが主流である。
青単フェアリー3
Mono Blue Delver(Pauper) [14] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- モダンマスターズ2017後の青単型。青赤が主流となっているが、青単のタイプも健在。変異原性の成長/Mutagenic Growthを多く採用しているのが特徴。
青単コントロール
MUC(Pauper) [15] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 「MUC(Mono Blue Control)」と呼ばれるコントロール型のデッキ。
青赤コントロール
UR Delver(Pauper) [16] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 青赤タイプのデッキ。布告除去に強い嵐縛りの霊/Stormbound Geistが採用されている。
青赤氷雪フェアリー
UR Delver [17] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- サイドボードの渦巻く砂嵐/Swirling Sandstormで親和やストンピィに対する耐性が上昇している。スレッショルドも、軽量キャントリップや進化する未開地/Evolving Wildsで無理なく達成できる。
- ストンピィがモダンマスターズ2017で炎樹族の使者/Burning-Tree Emissaryで強化された一方、フェアリー側もボーラスの占い師/Augur of Bolasを獲得している。
青黒アンコウ
Angler Delver(Pauper) [18] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 墓地肥やしと相性のいい蓄積した知識/Accumulated Knowledgeや恐ろしい死/Ghastly Demiseが採用されている。
青黒デルバー
Blue-Black Angler Delver [19] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 噴出/Gush、ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe、目くらまし/Daze禁止直前のリスト。
- メインデッキで2マナ以上支払う予定のカードは11枚だけ。ピッチスペルが13枚も入っている。
青白
White Blue Delver [20] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- アイコニックマスターズで道の探求者/Seeker of the Wayとジェスの盗人/Jhessian Thiefを獲得後の青白型。果敢とドローサポートの相性は良い一方、相手のターンにマナを残しにくいため対抗呪文/Counterspellはメインデッキには採用されず、アタッカーを守るためには目くらまし/Dazeや払拭/Dispel、変異原性の成長/Mutagenic Growthが使われている。