スレッショルド

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スレッショルド/Thresholdは、オデッセイ・ブロックで初登場した能力語であり、かつてはキーワード能力であった。「閾値(しきいち、変化を起こす最小の値)」の意。


Cephalid Coliseum / セファリッドの円形競技場
土地

(T):(青)を加える。セファリッドの円形競技場はあなたに1点のダメージを与える。
スレッショルド ― (青),(T),セファリッドの円形競技場を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、カードを3枚引き、その後カードを3枚捨てる。あなたの墓地にカードが7枚以上あるときのみ起動できる。



Mystic Enforcer / 秘教の処罰者 (2)(緑)(白)
クリーチャー — 人間(Human) ノーマッド(Nomad) 神秘家(Mystic)

プロテクション(黒)
スレッショルド ― あなたの墓地にカードが7枚以上あるかぎり、秘教の処罰者は+3/+3の修整を受けるとともに飛行を持つ。

3/3


Cabal Ritual / 陰謀団の儀式 (1)(黒)
インスタント

(黒)(黒)(黒)を加える。
スレッショルド ― あなたの墓地にカードが7枚以上あるなら、代わりに(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)を加える。


[編集] 解説

コントローラー墓地カードが7枚以上ある場合に限り起動できる起動型能力や、追加で得ることのできる何らかの恩恵を表す。

大抵はメリットだが、同時にデメリットになっている場合があり、特にに多い。

モダンホライゾンモダンホライゾン2Unfinity(ステッカーTrained Blessed Mind)で再登場した。

[編集] 旧ルール

オデッセイ・ブロックで登場したときはキーワード能力であり、「あなたの墓地に7枚以上のカードがある場合、このオブジェクトは[文章]を持つ」という特性定義能力であった。スレッショルドの条件を満たすときに「スレッショルド ―」以降のテキストを持ち、そうでない場合は「スレッショルド ―」以降のテキストを持たないものとして扱われていた。時のらせんタイムシフトカード秘教の処罰者/Mystic Enforcer再録されたことに伴い、能力語に変更され、スレッショルドを持つカードのオラクルもすべて変更された。

  • 現在のルールでは、墓地にカードが6枚以下しか存在しない場合も、「スレッショルド ―」以降のテキストは持っている。当時のルールとは、スレッショルドランドなど一部のカードにおける相互作用が異なっているので注意。
  • 実際のカードに印刷されている注釈文では、(あなたの墓地にカードが7枚以上あるかぎり、あなたはスレッショルドを持つ。)と書かれている。
  • キーワード能力として廃止された後も、基本セット2010総合ルールが一新されるまでは総合ルールのスレッショルドを定義していた節(当時のCR:502.23)にかつてキーワード能力であったという記述が残されていた。

[編集] スレッショルドの条件を満たすことを主眼としたカード

[編集] その他

  • スレッショルドでデメリットしか持たないカードもオデッセイ・ブロック開発中に考案されたが、ボツになった[1]
  • 墓地利用をテーマの一つとしたブロックであるイニストラードを覆う影ブロックでの再登場が計画されたが、「リミテッド構築で達成難易度が違いすぎるため調整が難しい」等の理由で見送られ、類似メカニズムの昂揚としてリメイクされた[2]

[編集] 参考

  1. Blue Threshold(Daily MTG Arcana 2002年1月29日)
  2. 昂揚発見(Lastest Developments 2016年3月25日)
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