コスト
出典: MTG Wiki
コスト/Costとは、他の処理を行うため、あるいは他の処理を妨げるために必要な処理や支払いのこと。呪文を唱えたり、能力を起動したりするためにはコストを支払う必要がある。
マナを支払うことだけではなく、パーマネントをタップすることや手札を捨てることなど、さまざまなことがコストになりうる。
「無いもの」や「できないこと」をコストとして支払うことはできない。ライフが1点のときにコストとしてライフを2点以上支払うことはできないし、タップ状態のパーマネントではタップするコストを支払うことができない。
- 0点のライフや0点のマナは、いかなる状況(たとえ、ライフが負の値であっても)でも支払うことが可能である。
- 手札が0枚のときでも「手札を捨てる」というコストを(0枚の手札をすべて捨てることにより)支払うことができるが、「手札を1枚捨てる」というように枚数が指定されているときは支払えない。
- 呪文を唱えたり起動型能力を起動したりするためのコストの支払いは、その呪文や能力によるイベントの一部として扱われる。そのため、「呪文や能力によって~させられるたび…」といった誘発型能力や置換効果の条件に引っかかることがある。
- 何らかの効果で、コストが増減したり変更されたりすることがある。あるコストが変更されて別の行動を行った場合でも、それは「コストを支払った」ことになる(CR:116.7)。
- 存在しないコストを支払うことはできない。(→マナ・コストの無いカード)
[編集] 参考
[編集] 引用:総合ルール 6.3.0.0
- 1 ゲームの考え方
- 116 コスト
- 116.1 コストとは、他の処理をするため、あるいは他の処理を妨げるために必要な処理や支払いのことである。コストを支払うとは、プレイヤーがそのコストを含む呪文、能力、効果で特定されている指示を実行することである。
- 116.2 コストにマナの支払いが含まれる場合、コストを支払う プレイヤーはマナ能力を起動する機会を得る。呪文を唱えたり起動型能力を起動したりするためのコストの支払いは、rule 601.2e-g に示された手順を取る。
- 116.3 プレイヤーは、コストを完全に支払うために必要なリソースを持っていない限り、コストを支払うことはできない。例えば、ライフが1点しかないプレイヤーは、2点のライフをコストとして支払うことはできないし、タップ状態のパーマネントをタップすることでコストを支払うことはできない。rule 202〔マナ・コストと色〕、rule 602〔起動型能力の起動〕参照。
- 116.4 コストの中に{X}やXが含まれることがある。rule 107.3 参照。
- 116.5 コストが{0}によって表されていたり、{0}にまで減少したりすることがある。その類のコストを支払うためにプレイヤーが取らなければならない処理は、支払うことを宣言するだけである。コストの支払いにリソースが必要ないが、自動的に支払われるわけではない。
- 116.6 マナ・コストがマナ・シンボルを含まないことがある。これは、支払うことができないコストを意味する。能力も、マナ・コストを持たない呪文のマナ・コストを元にコストを決めた場合に、支払うことができないコストを持つことがある。支払うことができないコストを持つ呪文を唱えたり、能力を起動したりすることは適正な処理であるが、支払うことのできないコストを支払おうとすることは不適正な処理である。
- 116.7 プレイヤーが実際に支払う コストは、効果によって変更されたり減らされたりすることがある。コストのマナ部分がコスト減少効果によってまったくなくなった場合、{0}として扱う。そうして変更されたコストを支払うことは、元のコストを支払ったのと同じように扱う。
- 116.8 呪文や能力の一部は追加コストを持つ。追加コストは、呪文のルール文章に記されているコスト、あるいは他の効果によって呪文や能力に適用されるコストであり、呪文のマナ・コストあるいは能力の起動コストを支払うのと同時にそのコントローラーが支払わなければならない。「追加」と書かれている時にのみ、そのコストは追加コストである。キーワードとして記される追加コストも存在する。rule 702 参照。
- 116.8a 追加コストは、唱えられる一つの呪文あるいは起動される一つの能力に複数適用されることがある。呪文や能力のコントローラーは、それらのコストを支払う意思を、rule 601.2b に基づいて宣言する。
- 116.8b 追加コストの一部は選択可能である。
- 116.8c 追加コストによって呪文のマナ・コストが変化することはなく、単に支払うべきコストが変化するだけである。呪文のマナ・コストを参照する呪文や能力は、その元の値を参照する。
- 116.8d 呪文を唱えたり能力を起動したりするためのコストを増加させる、「追加」と書かれていない効果が存在する。その種のものは追加コストではなく、rule 601.2e で示されているようにして呪文や能力の総コストを求めるまでは考慮されない。
- 116.9 代替コストを持つ呪文が存在する。代替コストは呪文の文章に記されているか、または他の効果によって適用されるコストで、そのコントローラーが呪文のマナ・コストを支払うのではなく支払うことができるコストのことである。代替コストは「あなたは[このオブジェクトの]マナ・コストを支払うのではなく[処理]してもよい/You may [処理] rather than pay [このオブジェクトの] mana cost」あるいは「あなたは[このオブジェクトを]そのマナ・コストを支払うことなく唱えてよい/You may cast [このオブジェクト] without paying its mana cost.」と書かれている。キーワードとして記される代替コストも存在する。rule 702 参照。
- 116.10 コストの支払いは、1つの呪文、能力、効果に対してしか適用できない。たとえば、プレイヤーはクリーチャーを1体だけ生贄に捧げることで、2つのパーマネントがそれぞれ持つ、コストにクリーチャーを1体生贄に捧げなければならない起動型能力を起動することはできない。また、呪文や能力の解決は、効果の一部が他の呪文や能力のコストとして求められていることと同じであっても、そのコストを支払ったことにはならない。
- 116.11 コストを支払うための処理は、効果によって修整されることがある。その結果、実際の処理が表記されている内容と一致しなくても、そのコストは支払われたものとして扱う。
- 116.12 呪文や起動型能力、誘発型能力の中に、「[ある処理]する。[[[プレイヤー]]が][そうした(しなかった)]場合、[[[効果]]]/[ある処理]. If [[[プレイヤー]]] [does or doesn't], [[[効果]]]」、あるいは「[[[プレイヤー]]は][ある処理]してもよい。[そのプレイヤーが][そうした(しなかった)]場合、[[[効果]]]/[[[プレイヤー]]] may [ある処理]. If [そのプレイヤー] [does or doesn't], [[[効果]]]」というものがある。この場合の[ある処理]はコストであり、呪文や能力の解決時に支払う。「[そうした(しなかった)]場合」という節は、そのプレイヤーがその選択的コストを支払うことを選んだり、あるいは選択的でないコストを支払い始めたりしたかどうかをチェックする。実際にどのようなイベントが発生したかは問わない。
- 116 コスト
