呪文嵌め/Spell Snare
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対象に取れる呪文が限定的なので一見使いにくいように見えるかもしれないが、構築のほとんどのデッキには2マナの呪文が積まれているので、完全に役に立たないということはまず無い。近年ではクリーチャーの質が向上しており2マナでも放置したくないクリーチャーが大量にいることも追い風。青の汎用カウンター呪文の多くは2マナなので「対戦相手が先攻でも相手2ターン目の呪文を打ち消せる」という点が相対的に優秀であり、呪文貫き/Spell Pierceで対処できないクリーチャーにもきっちり対応できるのも環境によっては大きな強みとなる。テンポ・アドバンテージを取りやすい点に加え、マナ漏出/Mana Leak等のような不確定カウンターと異なり対戦相手のマナが伸びても無駄にはなりにくいので使いやすい。
神河ブロック~ラヴニカ・ブロックのスタンダードでは、各種ウィニークリーチャーに加えて梅澤の十手/Umezawa's Jitte・桜族の長老/Sakura-Tribe Elder・差し戻し/Remandなどトーナメントレベルの多数の2マナカードと同居していた。
ローウィンの昏明で再録され再びスタンダードで使用可能となった。こちらでもアナグマモグラの仔/Badgermole Cubや美術家の才能/Artist's Talentなど強力な2マナアクションが存在し、またキッカー込みの星間航路の助言/Consult the Star Chartsを打ち消せる点も強みとなって、一定数採用されている。のちにアナグマモグラの仔/Badgermole Cubは禁止指定を受けてからは少々評価が下がった。
軽量カードが多用されるレガシー・モダン環境では、非常に頻繁に用いられるカウンター呪文の1つであった。タルモゴイフ/Tarmogoyfなどを1マナで確実に対処できる点が強力であり、青のデッキを組む場合にマナ漏出/Mana Leakや対抗呪文/Counterspellよりも優先して採用されることすらあったが、1マナ以下の優秀な呪文やピッチスペルの充実とともにあえてこのカードを優先する意義は薄れていき、ほぼ姿を見せなくなった。
リミテッドではアンプレイアブルといっていい。1マナぶんのテンポより当たる範囲の狭さが響きやすく、数合わせとしても採用は躊躇われる。
- 2マナより少し打ち消すことができる範囲の広い禁制/Prohibitがある。もっともあちらはテンポ・アドバンテージを取れないカードなので、性質は全く異なる。
- 読み方は「じゅもんはめ」。
- ディセンション初出時のイラストで打ち消されているのは、同ブロック優良2マナクリーチャーの番狼/Watchwolf。
- MTGアリーナではカルロフ邸殺人事件のザ・リストとして実装されたが、日本語版では対象が2マナ以下となっている誤訳があった。2025年12月10日のアップデートで、テキストが修正された。
[編集] フレイバー・テキスト
ディセンション版のフレイバー・テキストはちょっとしたシャレ。治安が悪いラヴニカ/Ravnicaのことを解説したものだが、「ラヴニカ・ブロックでは、マナ総量が2である呪文を使うときには警戒する必要がある」という意味にも読める。
どの文明にも縁起の悪い数字はある。一人でいるか、群衆の中か、さもなくば後ろから不意打ちされるかって都市に住んでいるなら、最悪の数字は二ってことになる。(出典:ディセンション)
バトルボンドに収録された際、新規フレイバー・テキストが与えられた。モダンやレガシーで熟練プレイヤー達に愛用されていることを踏まえてのものだろう。
練習を積めば、この規模の魔法にも熟達の境地が訪れる。(出典:バトルボンド)
一方、ローウィンの昏明再録時のフレイバー・テキストでは、単にメロウ/Merrowの性質にフォーカスしたような内容になっている。
シャドウムーアのメロウが金を巻き上げたり盗みをはたらくのは、ただ利を貪りたいからではなく、嫌がらせをしたいからだ。(出典:ローウィンの昏明)
[編集] 参考
- 条件付きカウンターカード(機能別カードリスト)
- カード個別評価:ローウィンの昏明 - アンコモン
- カード個別評価:ディセンション - アンコモン
- カード個別評価:バトルボンド - アンコモン
- カード個別評価:Modern Masters - アンコモン
- カード個別評価:スペシャルゲスト (カルロフ邸殺人事件) - アンコモン(ザ・リスト)


