ミラディンの傷跡ブロック
提供:MTG Wiki
ミラディンの傷跡ブロック/Scars of Mirrodin Blockは、ミラディンの傷跡、ミラディン包囲戦、新たなるファイレクシアの3つのセットからなるブロック。
セット名 | 略号 | 発売日 | セット枚数 | 製品情報(WotC) | カードリスト(Wisdom Guild) |
---|---|---|---|---|---|
ミラディンの傷跡/Scars of Mirrodin | SOM | 2010年10月1日 | 249枚 | 製品情報 | カードリスト |
ミラディン包囲戦/Mirrodin Besieged | MBS | 2011年2月4日 | 155枚 | 製品情報 | カードリスト |
新たなるファイレクシア/New Phyrexia | NPH | 2011年5月13日 | 175枚 | 製品情報 | カードリスト |
[編集] 概要
7年前のミラディン・ブロックの舞台だった金属次元ミラディン/Mirrodinのその後を描き、ファイレクシア/Phyrexiaの侵略とそれに抵抗するミラディンの人々のドラマが繰り広げられる。
テーマは「アーティファクト」「二つの勢力の対立」。ミラディンの再訪として、ミラディン・ブロックから再録・リメイクされたアーティファクトや関連カードが数多く収録されている。また、二つの勢力、ミラディン陣営とファイレクシア陣営にはそれぞれ専用のキーワード能力やメカニズムが用意されている他、対になっているようなデザインのカードもある。
二つの勢力の対立はカード・デザインだけに留まらない。このブロックでは基本土地とプレインズウォーカーを除く全てのカードの文章欄に透かし状の陣営マーク(ミラディン陣営かファイレクシア陣営)が入っており、どちらの勢力に属するカードなのかが一目でわかるようになっている。イベントにも二つの勢力の対立を取り上げている。ゲームデーでは陣営デッキ構築ルールが採用され、上位者はプレビューカードを入手することができた。ミラディン包囲戦ではそれぞれの勢力に属するカードだけで構成されたブースターパック「陣営ブースター」が製造され、プレリリース・パーティなどのイベントで使用された。また、第3エキスパンションでは『清純なるミラディン/Mirrodin Pure』『新たなるファイレクシア/New Phyrexia』 の二つが同時告知され、背景ストーリー上で勝利した陣営のエキスパンションが販売されると告知された。
背景世界の世界観を紹介する恒例シリーズ『A Planeswalker's Guide』は通常の第1エキスパンション発売時ではなく、新たなるファイレクシアの発売時に公開された。
新規キーワード能力は感染、喊声、生体武器。新規キーワード処理は増殖(を行う)。新規能力語として金属術、新たなマナ・シンボルとしてファイレクシア・マナが登場し、刻印メカニズムと毒カウンター、-1/-1カウンターが再登場した。
- ミラディン包囲戦と新たなるファイレクシアは、小型エキスパンションながら基本土地が収録されている。また、一人のアーティストが一種類の基本土地を担当し、ミラディンの傷跡とミラディン包囲戦の絵は、神河物語・エルドラージ覚醒と同様、並べると一つの大きなイラストとなる。
[編集] 公式特集ページ
- デザイン演説2011(Making Magic 2011年8月22日)
- ストーム値:『ミラディン』『ミラディンの傷跡』ブロック(Making Magic 2018年6月11日)
- 陣営構築(Making Magic 2018年10月15日)
[編集] 参考
- ミラディンの傷跡ブロック構築
- カード個別評価:ミラディンの傷跡ブロック
- デュエルデッキ
- カードセット一覧
- ゼンディカー・ブロック(ゼンディカー - ワールドウェイク - エルドラージ覚醒) - 基本セット2011
- ミラディンの傷跡ブロック(ミラディンの傷跡 - ミラディン包囲戦 - 新たなるファイレクシア) - 基本セット2012
- イニストラード・ブロック(イニストラード - 闇の隆盛 - アヴァシンの帰還) - 基本セット2013
- 背景世界/読み物/ミラディンの傷跡ブロック