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意志の力/Force of Will

提供: MTG Wiki
Force of Will / 意志の力 (3)(青)(青)
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。

アライアンスを代表するメカニズム、ピッチスペルの1つ。

マジック史上最強クラスの打ち消し呪文であり、ピッチスペルの代表的存在。効果とマナ・コストだけ見れば重い対抗呪文/Counterspellだが、1点のライフと青のカード1枚という代替コストを持つ。

解説

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マナを支払うことなく打ち消し呪文を撃てるというのはこの上なく強力である。まず、戦場に関係なく(フルタップ状態でも)手札2枚だけでブラフになるため、環境に存在するだけで大きな意味を持つ。また、タイム・アドバンテージ、テンポ・アドバンテージの観点でも極めて優秀であり、隙を作らない、展開を阻害しないという強い長所から、パーミッションだけでなくコンボデッキやビートダウンデッキでも大いに使われる。まさに当時の青を最強の色たらしめたカードである。

また、後攻の場合に先攻の1ターン目の行動(特に1ターンキル)を妨害する手段の一つとして重宝され、エターナル環境の青絡みのデッキでの採用率は非常に高い。意志の力の存在が青を使う理由になるくらいである。

ただし、代替コストで唱えると2対1交換になるためカード・アドバンテージを失ってしまうのには留意が必要である。上記のように対コンボデッキカードとして優秀であるためメインデッキに多く採用されるものの、特定のキーカードを持たないデッキに対してはサイドアウトされることも多い。また、他の選択肢が存在する場合は採用が控えられることもあり、実際精神的つまづき/Mental Misstepが禁止カード指定される前に行われたグランプリプロビデンス11では、意志の力が採用されていないNo-Force Bantが優勝を飾った。

開発秘話

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このカードは「Stop Spell」の仮称で青の呪文として開発されていた。しかし、アーティストのTerese Nielsenは、このイラストを「Stop Spell」という名前の赤の呪文を想定して、赤い背景に炎を描いたと述べている。開発部はアート部門かマジック・コンティニュイティの誰かが間違った色の指示を出したのだろうと考えている[1]。

このカードの開発(ゴリラ)名は「Monkey in the Middle」である(別の説についてはアライアンスを参照のこと)。

逸話

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非常に強力なカードであり、様々な逸話があげられる。

  • このカードのおかげでエターナルでは「青のカードである」ことが、このカードのピッチコストにできるというだけで一つのメリットとして扱われる。あるカードの実質下位互換が青のカードであることを理由に使われたり、上記の魔力の乱れ、基本に帰れのような、特定のタイミングやデッキには有効だがそれ以外では腐りやすいカードも青であれば重大なデメリットでないなどという評価が真面目にされたりする。
    • 2017年8月の禁止改定において、ヴィンテージで意外な授かり物/Windfallが制限解除されなかった理由の1つに「意志の力の弾になる」ことがあげられている[2]。
  • エターナルにおいては、他の打ち消し系カードはこれを温存するために存在するとすら言われている。意志の力を使わないデッキがコンボデッキと戦う助けになることを目標としていたはずの精神的つまづき/Mental Misstepも、青いデッキで意志の力温存のために使われて青いデッキを強化してしまい、レガシーで禁止カードに指定されてしまった[3]。
  • 旧エクステンデッドで青いデッキを作る場合にはまず4枚積みされたカードであり、その汎用性から「監視カードリスト」に常駐していた。「いつ禁止になるか」という話題には事欠かなかったが、エクステンデッドのローテーション制度が導入されたため、禁止されることがないままローテーション落ちを迎えた。

再録

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エターナルでの使用頻度が高いにもかかわらず、その強力さゆえに初出以来長らく再録されていなかった。ただし、初出時の稀少度はアンコモン2である為再録禁止カードリストに載っていない。現在では通常のカードセットではないものの、以下のように再録が行われている。

「私の運命は私が決める。」

(出典:通常版)

「へたくそ。」

(出典:ボーダーレス版)

通常のカードセットでの再録が行われていないため、シングルカードの取引価格はアンコモンの中ではマナ吸収/Mana Drainともどもトップクラス。

ゲームチェンジャー指定

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2025年2月11日より、統率者戦へのブラケット制導入にともないゲームチェンジャー・カードに指定された。自分のエンジンを守れる強力な手段で、コンボへの妨害を防ぐために使われることも多いため[5]。

禁止指定

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ヒストリックでは、ストリクスヘイヴンの秘密ミスティカルアーカイブにおけるMTGアリーナへの実装に先駆けた事前禁止措置の一環として、2026年4月21日に禁止カードとなる[6]。

2026年6月29日、MTGアリーナのヒストリック・ブロールで禁止カードに指定された。強力なピッチスペルや軽すぎる打ち消し呪文を削減することで、それらに押さえつけられていた統率者にチャンスを与えるため[7]。

その他

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  • サイクル中、唯一クリーチャーを対象に取らない。
  • 俗称は頭文字をとってFoW、または単にウィル。日本語版が存在しなかった頃は、英語名の聞き間違いから高層ビルとも呼ばれた。
  • レガシー選手権11では、優勝者Jared Kohlerに新規描き下ろしイラストの意志の力の額が贈られた[8][9]。この際のイラストはジャッジ褒賞でも用いられている。
  • 2013年4月27日~28日に開催された『ニコニコ超会議2』において、1996年を代表するカードとして展示された[10]。
  • 2023年のEurope Legacy Championshipの優勝者にも、大判フレーム入りの、意志の力の新規描き下ろしアートが贈られた[11]。
  • マジック関連書籍や公式記事の一部を手掛けているWill McDermott氏はDuelist誌上で同名のコラム連載を持っていた。

関連カード

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サイクル

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アライアンスのピッチスペル。手札から同じ色のカードを追放することで、マナ・コストを支払わずに唱えることができる(意志の力/Force of WillとContagionは1点のライフも要求する)。

脚注

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参考

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