エルドラージ (デッキ)
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(モダンのデッキはまとめることにしました。) |
(→レガシー) |
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{{Otheruses|[[デッキ]]|[[クリーチャー・タイプ]]|エルドラージ|[[背景世界/ストーリー用語|ストーリー用語]]|エルドラージ/Eldrazi}} | {{Otheruses|[[デッキ]]|[[クリーチャー・タイプ]]|エルドラージ|[[背景世界/ストーリー用語|ストーリー用語]]|エルドラージ/Eldrazi}} | ||
− | + | ||
− | '''エルドラージ'''(''Eldrazi'')は、[[エルドラージ]]・[[クリーチャー]]とエルドラージの[[ | + | '''エルドラージ'''(''Eldrazi'')は、[[エルドラージ]]・[[クリーチャー]]とエルドラージの[[タイプ的カード]]および[[無色]]支援カードの[[シナジー]]を活用する[[ビートダウンデッキ]]の総称。様々な[[フォーマット]]に存在する。 |
==概要== | ==概要== | ||
− | {{#card: | + | {{#card:Thought-Knot Seer}} |
{{#card:Reality Smasher}} | {{#card:Reality Smasher}} | ||
− | [[エルドラージ覚醒]]において最初にエルドラージが登場した際、エルドラージを中心とした[[デッキ]]は[[マナ加速]]から[[重い]]が強力な[[伝説の]]エルドラージを素早く[[唱える|唱えて]]単体で勝負を決める[[エルドラージ・ランプ]] | + | [[エルドラージ覚醒]]において最初にエルドラージが登場した際、エルドラージを中心とした[[デッキ]]は[[マナ加速]]から[[重い]]が強力な[[伝説の]]エルドラージを素早く[[唱える|唱えて]]単体で勝負を決める[[エルドラージ・ランプ]]が主流であり、タイプ的カードはマナ加速となる[[エルドラージの寺院/Eldrazi Temple]]か[[ウギンの目/Eye of Ugin]]くらいしか使われなかった。 |
− | その後、[[戦乱のゼンディカー]]で[[欠色]]持ちも含めて優秀な[[小型クリーチャー|小型]]から[[中堅クリーチャー|中堅]]のエルドラージと、無色であることを参照するカードが多く登場。それらを採用したよりビートダウン寄りのエルドラージデッキが成立するようになった。 | + | その後、[[戦乱のゼンディカー]]で[[欠色]]持ちも含めて優秀な[[小型クリーチャー|小型]]から[[中堅クリーチャー|中堅]]のエルドラージと、無色であることを参照するカードが多く登場。それらを採用したよりビートダウン寄りのエルドラージデッキが成立するようになった。 |
− | + | *[[エルドラージの碑/Eldrazi Monument]]を使用するビートダウンデッキ、[[エルドラージの碑]]も単に「'''エルドラージ'''」と呼ばれることがあるが、このデッキとは別物である。 | |
− | + | ==戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック期== | |
+ | [[破滅の刻]]で優秀な[[砂漠]]が多数登場したことで強化された。特に[[色マナ]]と[[無色マナ]]の両方を生み出せる[[シェフェトの砂丘/Shefet Dunes|ペイン砂漠]]の登場により、[[無色マナ・シンボル]]を持つ[[エルドラージ]]と[[ダブルシンボル]]の[[カード]]を共存させやすくなった。 | ||
− | + | {{#card:Shefet Dunes}} | |
+ | {{#card:Ifnir Deadlands}} | ||
− | * | + | ===白単=== |
+ | *備考 | ||
+ | **[[グランプリワシントンDC17]] ベスト4 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpdc17 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Corey Baumeister]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[戦乱のゼンディカー・ブロック]]+[[イニストラードを覆う影ブロック]]+[[カラデシュ・ブロック]]+[[アモンケット・ブロック]]) | ||
− | + | {{#MagicFactory:df318114}} | |
+ | *[[白単色デッキ|白単色]]のタイプ。 | ||
− | + | ===赤単=== | |
+ | *備考 | ||
+ | **[[プロツアー「破滅の刻」]] 第67位、スタンダード部門7-3 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/pthou/21-23-point-standard-deck-lists-2017-07-29 参考]) | ||
+ | **使用者:[[林眞右]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[戦乱のゼンディカー・ブロック]]+[[イニストラードを覆う影ブロック]]+[[カラデシュ・ブロック]]+[[アモンケット・ブロック]]) | ||
− | *[[ | + | {{#MagicFactory:df317963}} |
+ | *[[赤単色デッキ|赤単色]]のタイプ。[[屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger]]の[[起動型能力]]のために、[[黒マナ]]が出せる[[凶兆の廃墟/Foreboding Ruins]]が採用されている。 | ||
+ | |||
+ | ===黒単=== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[グランプリミネアポリス17]] 第9位 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpmin17 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Chris Botelho]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[戦乱のゼンディカー・ブロック]]+[[イニストラードを覆う影ブロック]]+[[カラデシュ・ブロック]]+[[アモンケット・ブロック]]) | ||
+ | |||
+ | {{#MagicFactory:df318018}} | ||
+ | *[[黒単色デッキ|黒単色]]のタイプ。各種[[吸血鬼]]は[[ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet]]の[[生け贄]]に充てることもできる。 | ||
+ | |||
+ | ==戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック期== | ||
+ | [[霊気紛争]]参入後の[[グランプリバルセロナ17]]にて、日本人2名が[[黒赤]]2[[色]]のタイプを使用した。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Ruins of Oran-Rief}} | ||
+ | {{#card:Walking Ballista}} | ||
+ | {{#card:Unlicensed Disintegration}} | ||
+ | |||
+ | [[難題の予見者/Thought-Knot Seer]]や[[現実を砕くもの/Reality Smasher]]などの[[エルドラージ]]に加え、[[歩行バリスタ/Walking Ballista]]や[[屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger]]といった[[アーティファクト・クリーチャー]]を採用。これら[[無色]]の[[クリーチャー]]を[[オラン=リーフの廃墟/Ruins of Oran-Rief]]で[[強化]]する戦略を取る。各種[[アーティファクト]]と[[産業の塔/Spire of Industry]]や[[無許可の分解/Unlicensed Disintegration]]の[[シナジー]]も重要。 | ||
+ | |||
+ | ===サンプルレシピ=== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[グランプリバルセロナ17]] 第20位 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpbar17 参考]) | ||
+ | **使用者:[[井上徹]] | ||
+ | **デザイン:[[高尾翔太]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[戦乱のゼンディカー・ブロック]]+[[イニストラードを覆う影ブロック]]+[[カラデシュ・ブロック]]) | ||
+ | |||
+ | {{#MagicFactory:df317683}} | ||
+ | *デザイナーの[[高尾翔太]]も75枚同一の[[デッキリスト|リスト]]を使用し、第42位の成績を残した。 | ||
+ | |||
+ | ==タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック期== | ||
+ | [[戦乱のゼンディカー・ブロック]]のカードを中核とするデッキであるため、[[タルキール覇王譚]]と[[運命再編]]が[[ローテーション]]落ちした後も[[スタンダード]]に存在する。 | ||
+ | |||
+ | ===白単=== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[グランプリニューヨーク16]] 第26位 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpny16/9-32-decklists-2016-05-08 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Willy Edel]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[タルキール龍紀伝]]+[[マジック・オリジン]]+[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]+[[イニストラードを覆う影]]) | ||
+ | |||
+ | {{#MagicFactory:df316950}} | ||
+ | ===青赤=== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[グランプリ東京16]] 第419位、初日全勝([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gptok16/day-1-9-0-decklists-2016-05-08 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/gptok16/decklist/016922/ 翻訳] ) | ||
+ | **使用者:[[Hiroyuki Gotou]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[タルキール龍紀伝]]+[[マジック・オリジン]]+[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]+[[イニストラードを覆う影]]) | ||
+ | |||
+ | {{#MagicFactory:df316944}} | ||
+ | ==タルキール覇王譚ブロック+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期== | ||
+ | {{#card:Dimensional Infiltrator}} | ||
+ | {{#card:Tomb of the Spirit Dragon}} | ||
+ | {{#card:Hangarback Walker}} | ||
+ | |||
+ | [[タルキール覇王譚ブロック]]には無色支援カードが少数存在し、また[[マジック・オリジン]]の[[青]]と[[赤]]は[[飛行機械]]・[[トークン]]と[[アーティファクト]]支援をテーマとしていたため、それらと戦乱のゼンディカー・ブロックのエルドラージを組み合わせたデッキがスタンダードで構築された。 | ||
+ | |||
+ | これらのデッキでは、マジック・オリジンで[[再録]]された[[ペインランド]]が重要である。[[色マナ]]の[[支払う|支払い]]にも[[無色マナ・シンボル]]の支払いにも使えるため、[[単色デッキ]]であっても採用される。 | ||
+ | |||
+ | ===黒単=== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[グランプリヒューストン16]] 第16位 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gphou16/9-32-decklists-2016-02-28 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Michael Romer]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[タルキール覇王譚ブロック]]+[[マジック・オリジン]]+[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]) | ||
+ | |||
+ | {{#MagicFactory:df316743}} | ||
+ | ===青単=== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[グランプリパリ16]] 第22位 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gppar16/top-32-decklists-2016-03-20 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Humberto Patarca]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[タルキール覇王譚ブロック]]+[[マジック・オリジン]]+[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]) | ||
+ | |||
+ | {{#MagicFactory:df316834}} | ||
+ | |||
+ | ==パイオニア== | ||
+ | [[パイオニア]]でも、[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]の[[エルドラージ]]を採用した[[デッキ]]が存在している。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Ramunap Ruins}} | ||
+ | {{#card:Eldrazi Obligator}} | ||
+ | |||
+ | 採用されるエルドラージは[[難題の予見者/Thought-Knot Seer]]、[[現実を砕くもの/Reality Smasher]]、[[エルドラージの寸借者/Eldrazi Obligator]]など。[[ペインランド]]や[[シェフェトの砂丘/Shefet Dunes|ペイン砂漠]]が[[無色マナ]]源を務める。 | ||
+ | |||
+ | ===サンプルレシピ=== | ||
+ | ====赤単==== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[グランプリフェニックス20]] 優勝([https://coverage.channelfireball.com/event/52 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Benjamin Weitz]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[パイオニア]](~[[テーロス還魂記]]) | ||
+ | |||
+ | {{#MagicFactory:df319653}} | ||
+ | *[[スライ#パイオニア|赤単アグロ]]の亜種。[[エルドラージの寸借者/Eldrazi Obligator]]は特に[[真実を覆すもの/Inverter of Truth]]に対して効果的。 | ||
+ | *[[ラムナプの遺跡/Ramunap Ruins]]と[[変わり谷/Mutavault]]に加え、[[戦場の鍛冶場/Battlefield Forge]]を採用することで[[デッキ]]をほとんど歪めずに[[無色マナ]]源を確保している。 | ||
+ | |||
+ | ====緑青==== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **Pioneer Challenge #12094312 on 02/23/2020 優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pioneer-challenge-2020-02-24 参考]) | ||
+ | **使用者:OafMcNamara | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[パイオニア]](~[[テーロス還魂記]]) | ||
+ | |||
+ | {{#MagicFactory:df319688}} | ||
+ | *[[緑青]]のタイプ。[[マナ・クリーチャー]]から[[エルドラージ]]や[[恋煩いの野獣/Lovestruck Beast]]を高速で[[展開]]し、[[獰猛]]を達成した[[頑固な否認/Stubborn Denial]]で[[対戦相手]]の行動を妨害する。 | ||
+ | |||
+ | ==モダン== | ||
+ | {{#card:Eye of Ugin}} | ||
+ | {{#card:Eldrazi Temple}} | ||
+ | |||
+ | [[ゼンディカー・ブロック]]と[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]の両方が使える[[モダン]]では、[[戦乱のゼンディカー]]登場直後から存在した[[デッキタイプ]]。2[[マナ]]を生み出せる[[エルドラージの寺院/Eldrazi Temple]]と[[コスト]]軽減により実質的に2マナ以上を生み出す[[ウギンの目/Eye of Ugin]]を採用し、素早く多数のエルドラージを展開して一気に勝利する。 | ||
+ | |||
+ | [[ゲートウォッチの誓い]]登場後はさらに強化され、モダンにおける[[トップメタ]]となった。支配的になりすぎ[[環境]]の健全性を損なうと判断され、[[2016年]]4月8日([[Magic Online]]では2016年4月13日)よりモダンでウギンの目は[[禁止カード]]に指定された([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/banned-and-restricted-announcement-2016-04-04 参考]/[http://mtg-jp.com/publicity/0016665/ 翻訳])。 | ||
+ | |||
+ | ===戦乱のゼンディカーまで=== | ||
+ | {{#card:Urborg, Tomb of Yawgmoth}} | ||
+ | {{#card:Blight Herder}} | ||
+ | |||
+ | 最初に注目されたのは、'''黒単エルドラージ'''(''Mono Black Eldrazi'')と呼ばれるタイプで、ウギンの目からマナが出せるようになる[[ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth]]を採用し、高速でエルドラージクリーチャーを展開する。 | ||
+ | |||
+ | 採用されるクリーチャーはマナを延ばせる[[コジレックの媒介者/Kozilek's Channeler]]や[[忘却蒔き/Oblivion Sower]]、[[ETB]]能力に優れた[[昇華者]]である[[荒廃を招くもの/Blight Herder]]や[[不毛の地の絞殺者/Wasteland Strangler]]、それ以外には[[絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger]]や[[果てしなきもの/Endless One]]など。また、昇華者のために[[大祖始の遺産/Relic of Progenitus]]や[[ボジューカの沼/Bojuka Bog]]といった[[追放]]する手段が採用される。 | ||
+ | |||
+ | [[黒単色デッキ|黒単]]の他、[[赤]]や[[白]]を[[タッチ]]して軽量[[除去]]や苦手とする[[親和 (デッキ)#モダン|親和]]への対策カードを足したタイプなどが存在する。初期は様々なクリーチャーが試されたが、次第に昇華者を主力としクリーチャーの数を絞ったタイプが主流となっていった。 | ||
+ | |||
+ | *こちらのコラムも参照[http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/1957#modern その1]、[http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/2018#modern その2]。 | ||
− | |||
− | |||
====黒単==== | ====黒単==== | ||
*備考 | *備考 | ||
55行: | 192行: | ||
{{#MagicFactory:df315966}} | {{#MagicFactory:df315966}} | ||
− | |||
====タッチ青==== | ====タッチ青==== | ||
*備考 | *備考 | ||
74行: | 210行: | ||
{{#MagicFactory:df315988}} | {{#MagicFactory:df315988}} | ||
− | *追加のコスト軽減として[[心なき召喚/Heartless Summoning]]と[[破滅の伝導者/Conduit of Ruin]]、追加のサーチとして[[ウギンの聖域/Sanctum of Ugin]] | + | *追加のコスト軽減として[[心なき召喚/Heartless Summoning]]と[[破滅の伝導者/Conduit of Ruin]]、追加のサーチとして[[ウギンの聖域/Sanctum of Ugin]]と破滅の伝導者を採用し、ウラモグを高速で[[唱える]]ことを重視したタイプ。 |
===ゲートウォッチの誓い以降=== | ===ゲートウォッチの誓い以降=== | ||
+ | {{#card:Thought-Knot Seer}} | ||
+ | {{#card:Reality Smasher}} | ||
+ | |||
+ | [[ゲートウォッチの誓い]]では[[エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic]]、[[難題の予見者/Thought-Knot Seer]]、[[現実を砕くもの/Reality Smasher]]など強力な無色のエルドラージ・クリーチャーが登場したため大幅に強化された。[[プロツアー「ゲートウォッチの誓い」]] ではトップ8のうち優勝者を含む6人、[[構築]]部門で24pt以上獲得した20人のうち8人を占め、一大旋風を巻き起こした。([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptogw 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptogw16/ 翻訳])。また、昇華者ギミックを採用したタイプも引き続き存在し、こちらは'''昇華者エルドラージ'''(''Processor Eldrazi'') と呼ばれる。その時点では[[青赤]]と無色が主流だったが、その後は[[白青]]や[[赤緑]]が登場しそちらが主流となっている。 | ||
+ | |||
====青赤==== | ====青赤==== | ||
*備考 | *備考 | ||
117行: | 258行: | ||
{{#MagicFactory:df316777}} | {{#MagicFactory:df316777}} | ||
− | *[[ | + | *[[ETB]][[能力]]持ちと[[変位エルドラージ/Eldrazi Displacer]]のシナジーを採用したタイプ。 |
*準優勝の[[Maitland Cameron]]もよく似たリストとなっている。 | *準優勝の[[Maitland Cameron]]もよく似たリストとなっている。 | ||
129行: | 270行: | ||
{{#MagicFactory:df316778}} | {{#MagicFactory:df316778}} | ||
*忘却蒔きや[[世界を壊すもの/World Breaker]]といった重めのクリーチャーを採用したタイプ。 | *忘却蒔きや[[世界を壊すもの/World Breaker]]といった重めのクリーチャーを採用したタイプ。 | ||
+ | |||
+ | ===ウギンの目禁止以降=== | ||
+ | ウギンの目禁止以降は[[エルドラージ・トロン]]のほか、'''バントエルドラージ'''(''Bant Eldrazi'')、'''白黒エルドラージ'''(''WB Eldrazi'')の3つのタイプが主に存在している。[[ヘイトベアー]]戦略とハイブリッドしたタイプは[[Eldrazi & Taxes#モダン|Eldrazi & Taxes]]を参照。 | ||
+ | |||
+ | ====緑白青==== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[マジックオンラインチャンピオンシリーズ]](MOCS) 優勝 ([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/modern-mocs-2016-07-24 参考]) | ||
+ | **使用者:BSWeitz([[Benjamin Weitz]]) | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[モダン]](~[[イニストラードを覆う影]]) | ||
+ | |||
+ | {{#MagicFactory:df317350}} | ||
+ | *ウギンの目禁止以前の白青タイプに緑を足したタイプ。ウギンの目が抜けて展開速度が下がった分を[[マナ・クリーチャー]]により補っている。緑を足したことで[[古きものの活性/Ancient Stirrings]]が使えるようになり安定性も上がっている。 | ||
+ | |||
+ | ====白黒==== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[グランプリ神戸17]] 優勝 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpkob17 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/gpkob17/ 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Joe Soh]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[モダン]](~[[アモンケット]]) | ||
+ | |||
+ | {{#MagicFactory:df317838}} | ||
+ | *[[不毛の地の絞殺者/Wasteland Strangler]]を採用した昇華者型。[[潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler]]、[[難題の予見者/Thought-Knot Seer]]、[[流刑への道/Path to Exile]]、[[大祖始の遺産/Relic of Progenitus]]など昇華者の種を確保できるカードが多数採用されている。[[メインデッキ]]から大祖始の遺産を4枚[[積む|積んで]]いるため、各種[[墓地]]利用デッキに対しても有利。 | ||
+ | *[[レオニンの裁き人/Leonin Arbiter]]や[[スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben]]といった白のヘイトベアークリーチャーを採用したタイプも存在する。 | ||
+ | |||
+ | ====赤緑==== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[グランプリリヨン18]] 優勝 ([https://magic.wizards.com/en/events/coverage/gplyo18/top-8-decklists-2018-02-18 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Grzegorz Kowalski]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[モダン]](~[[イクサランの相克]]) | ||
+ | |||
+ | {{#MagicFactory:df318372}} | ||
+ | *[[火力]]や[[エルドラージの寸借者/Eldrazi Obligator]]を採用した[[赤緑]]のタイプ。 | ||
+ | |||
+ | ====赤単==== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[ミシックチャンピオンシップロンドン19]] 第10位、構築部門8勝2敗([https://magic.wizards.com/en/events/coverage/2019MC2 参考]/[https://mtg-jp.com/coverage/mclon19/article/0032474/ 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Mark Jacobsen]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[モダン]](~[[ラヴニカの献身]]) | ||
+ | |||
+ | {{#MagicFactory: df319168}} | ||
+ | *[[猿人の指導霊/Simian Spirit Guide]]を採用しスタートダッシュを重視した[[赤単色デッキ|赤単]]のタイプ。 | ||
+ | |||
+ | ==レガシー== | ||
+ | [[ゲートウォッチの誓い]]参入後の[[レガシー]]にも、[[モダン]]のものと同様の[[デッキ]]が存在する。[[2マナランド]]を中心に据えた構成から、'''エルドラージ・ストンピィ''' (''Eldrazi Stompy'') の名で呼ばれることもある。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Ancient Tomb}} | ||
+ | {{#card:Chalice of the Void}} | ||
+ | |||
+ | [[エルドラージ]]専用の2マナランドである[[ウギンの目/Eye of Ugin]]と[[エルドラージの寺院/Eldrazi Temple]]に加え、汎用2マナランドの[[古えの墳墓/Ancient Tomb]]と[[裏切り者の都/City of Traitors]]を採用。最序盤から[[虚空の杯/Chalice of the Void]]を設置して[[対戦相手]]の行動を阻害するか、[[エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic]]から[[難題の予見者/Thought-Knot Seer]]や[[現実を砕くもの/Reality Smasher]]に繋げて高速で[[ライフ]]を[[削る|削り]]切る。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Kozilek's Command}} | ||
+ | {{#card:Sowing Mycospawn}} | ||
+ | |||
+ | [[モダンホライゾン3]]において、[[終わりを告げるもの/It That Heralds the End]]、[[まばゆい肉掻き/Glaring Fleshraker]]、[[運命を貪るもの/Devourer of Destiny]]といった[[エルドラージ]]の新戦力に加え、[[コジレックの命令/Kozilek's Command]]という強力な[[同族]][[呪文]]を獲得したことで大幅に強化され、トップメタの一角を占めるようになった。特に[[まき散らす菌糸生物/Sowing Mycospawn]]は[[マナ加速]]と[[マナ拘束]]の両方をこなせるデッキと噛み合った新戦力であり、これのために[[緑]]をタッチしたタイプが主流となっている。 | ||
+ | |||
+ | {{#card: Cloudpost}} | ||
+ | |||
+ | 追加のマナ加速として[[雲上の座/Cloudpost]]と[[微光地/Glimmerpost]]、[[ヴェズーヴァ/Vesuva]]を採用して[[12post]]の体制をとるものは'''エルドラージ・ポスト''' (''Eldrazi Post'') と呼ばれる。 | ||
+ | |||
+ | また、同環境の[[Death & Taxes]]との[[ハイブリッドデッキ]]、[[Eldrazi & Taxes#レガシー|Eldrazi & Taxes]]も存在する。 | ||
+ | |||
+ | ===サンプルレシピ=== | ||
+ | ====エルドラージ・ストンピィ==== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[グランプリ静岡18レガシー]] 優勝([https://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpshi18-legacy 参考]/[https://mtg-jp.com/coverage/gpshz18legacy/ 参考]) | ||
+ | **使用者:[[覚前輝也]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[レガシー]](~[[ラヴニカのギルド]]) | ||
+ | |||
+ | {{#MagicFactory: df318905}} | ||
+ | ====エルドラージ・ストンピィ(モダンホライゾン3後)==== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **Legacy Challenge 32 on 09/14/2024 優勝([https://www.mtgo.com/decklist/legacy-challenge-32-2024-09-1412685803 参考]) | ||
+ | **使用者:Dreddybajs | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[レガシー]](~[[ブルームバロウ]]) | ||
+ | |||
+ | {{#MagicFactory: df323957}} | ||
+ | *基本的には[[無色]]デッキだが、[[むかしむかし/Once Upon a Time]]や[[まき散らす菌糸生物/Sowing Mycospawn]]、[[サイドボード]]の[[荒景学院の戦闘魔道士/Wastescape Battlemage]]のために、[[色マナ]]源をある程度採用している。 | ||
+ | ====エルドラージ・ポスト==== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **Legacy Challenge #11787271 on 02/03/2019 ベスト4([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/legacy-challenge-2019-02-05 参考]) | ||
+ | **使用者:Slaydftw | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[レガシー]](~[[ラヴニカの献身]]) | ||
+ | |||
+ | {{#MagicFactory: df319029}} | ||
+ | *[[灯争大戦]]以降は、[[シルバーバレット]]用に[[大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator]]が採用される場合が多い。 | ||
+ | |||
+ | ==ヴィンテージ== | ||
+ | [[ゲートウォッチの誓い]]参入後の[[ヴィンテージ]]でも、[[白単色デッキ|白単色]]の'''Eldrazi & Taxes'''と呼ばれるものが[[メタゲーム|メタ]]の一角を占めている。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Containment Priest}} | ||
+ | {{#card:Eldrazi Displacer}} | ||
+ | |||
+ | 詳細は[[Eldrazi & Taxes#ヴィンテージ|Eldrazi & Taxes]]を参照のこと。 | ||
+ | |||
+ | ===サンプルリスト=== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **Vintage Challenge #11787267 on 02/02/2019 ベスト4([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/vintage-challenge-2019-02-03 参考]) | ||
+ | **使用者:Thiim | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[ヴィンテージ]](~[[ラヴニカの献身]]) | ||
+ | |||
+ | {{#MagicFactory: df319030}} | ||
+ | *[[#レガシー|レガシー]]のエルドラージ・ストンピィのヴィンテージ版。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
135行: | 385行: | ||
{{DEFAULTSORT:えるとらあし}} | {{DEFAULTSORT:えるとらあし}} | ||
+ | [[Category:無色デッキ]] | ||
+ | [[Category:白単色デッキ]] | ||
+ | [[Category:青単色デッキ]] | ||
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2024年11月18日 (月) 23:36時点における最新版
エルドラージ(Eldrazi)は、エルドラージ・クリーチャーとエルドラージのタイプ的カードおよび無色支援カードのシナジーを活用するビートダウンデッキの総称。様々なフォーマットに存在する。
目次 |
[編集] 概要
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
((◇)は無色マナを表す。)
難題の予見者が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の手札を公開する。あなたはその中から土地でないカードを1枚選び、そのカードを追放する。
難題の予見者が戦場を離れたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
((◇)は無色マナを表す。)
トランプル、速攻
現実を砕くものが対戦相手がコントロールする呪文1つの対象となるたび、その呪文のコントローラーがカードを1枚捨てないかぎり、それを打ち消す。
エルドラージ覚醒において最初にエルドラージが登場した際、エルドラージを中心としたデッキはマナ加速から重いが強力な伝説のエルドラージを素早く唱えて単体で勝負を決めるエルドラージ・ランプが主流であり、タイプ的カードはマナ加速となるエルドラージの寺院/Eldrazi Templeかウギンの目/Eye of Uginくらいしか使われなかった。
その後、戦乱のゼンディカーで欠色持ちも含めて優秀な小型から中堅のエルドラージと、無色であることを参照するカードが多く登場。それらを採用したよりビートダウン寄りのエルドラージデッキが成立するようになった。
- エルドラージの碑/Eldrazi Monumentを使用するビートダウンデッキ、エルドラージの碑も単に「エルドラージ」と呼ばれることがあるが、このデッキとは別物である。
[編集] 戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック期
破滅の刻で優秀な砂漠が多数登場したことで強化された。特に色マナと無色マナの両方を生み出せるペイン砂漠の登場により、無色マナ・シンボルを持つエルドラージとダブルシンボルのカードを共存させやすくなった。
土地 — 砂漠(Desert)
(T):(◇)を加える。
(T),1点のライフを支払う:(白)を加える。
(2)(白)(白),(T),砂漠(Desert)1つを生け贄に捧げる:ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。起動はソーサリーとしてのみ行う。
土地 — 砂漠(Desert)
(T):(◇)を加える。
(T),1点のライフを支払う:(黒)を加える。
(2)(黒)(黒),(T),砂漠(Desert)1つを生け贄に捧げる:対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それの上に-1/-1カウンターを2個置く。起動はソーサリーとしてのみ行う。
[編集] 白単
- 備考
- グランプリワシントンDC17 ベスト4 (参考)
- 使用者:Corey Baumeister
- フォーマット
- 白単色のタイプ。
[編集] 赤単
- 備考
- プロツアー「破滅の刻」 第67位、スタンダード部門7-3 (参考)
- 使用者:林眞右
- フォーマット
Mono R Eldrazi [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 赤単色のタイプ。屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scroungerの起動型能力のために、黒マナが出せる凶兆の廃墟/Foreboding Ruinsが採用されている。
[編集] 黒単
- 備考
- グランプリミネアポリス17 第9位 (参考)
- 使用者:Chris Botelho
- フォーマット
Eldrazi Vampires [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 黒単色のタイプ。各種吸血鬼はゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghetの生け贄に充てることもできる。
[編集] 戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック期
霊気紛争参入後のグランプリバルセロナ17にて、日本人2名が黒赤2色のタイプを使用した。
土地
オラン=リーフの廃墟はタップ状態で戦場に出る。
(T):(◇)を加える。((◇)は無色マナを表す。)
(T):このターンに戦場に出た無色のクリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
歩行バリスタは、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
(4):歩行バリスタの上に+1/+1カウンターを1個置く。
歩行バリスタの上から+1/+1カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。歩行バリスタはそれに1点のダメージを与える。
インスタント
クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。あなたがアーティファクトをコントロールしているなら、無許可の分解はそのクリーチャーのコントローラーに3点のダメージを与える。
難題の予見者/Thought-Knot Seerや現実を砕くもの/Reality Smasherなどのエルドラージに加え、歩行バリスタ/Walking Ballistaや屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scroungerといったアーティファクト・クリーチャーを採用。これら無色のクリーチャーをオラン=リーフの廃墟/Ruins of Oran-Riefで強化する戦略を取る。各種アーティファクトと産業の塔/Spire of Industryや無許可の分解/Unlicensed Disintegrationのシナジーも重要。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- グランプリバルセロナ17 第20位 (参考)
- 使用者:井上徹
- デザイン:高尾翔太
- フォーマット
BR Eldrazi [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック期
戦乱のゼンディカー・ブロックのカードを中核とするデッキであるため、タルキール覇王譚と運命再編がローテーション落ちした後もスタンダードに存在する。
[編集] 白単
- 備考
- グランプリニューヨーク16 第26位 (参考)
- 使用者:Willy Edel
- フォーマット
Mono-White Eldrazi [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] 青赤
- 備考
- グランプリ東京16 第419位、初日全勝(参考/翻訳 )
- 使用者:Hiroyuki Gotou
- フォーマット
UR Eldrazi [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] タルキール覇王譚ブロック+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
欠色(このカードは無色である。)
瞬速
飛行
(1)(◇):対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを追放する。それが土地カードであるなら、あなたは次元潜入者をオーナーの手札に戻してもよい。((◇)は無色マナを表す。)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
搭載歩行機械は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
搭載歩行機械が死亡したとき、これの上に置かれている+1/+1カウンター1個につき、飛行を持つ無色の1/1の飛行機械(Thopter)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(1),(T):搭載歩行機械の上に+1/+1カウンターを1個置く。
タルキール覇王譚ブロックには無色支援カードが少数存在し、またマジック・オリジンの青と赤は飛行機械・トークンとアーティファクト支援をテーマとしていたため、それらと戦乱のゼンディカー・ブロックのエルドラージを組み合わせたデッキがスタンダードで構築された。
これらのデッキでは、マジック・オリジンで再録されたペインランドが重要である。色マナの支払いにも無色マナ・シンボルの支払いにも使えるため、単色デッキであっても採用される。
[編集] 黒単
- 備考
- グランプリヒューストン16 第16位 (参考)
- 使用者:Michael Romer
- フォーマット
Mono Black Eldrazi Aggro [7] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] 青単
- 備考
- グランプリパリ16 第22位 (参考)
- 使用者:Humberto Patarca
- フォーマット
Mono Blue Eldrazi Aggro [8] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] パイオニア
パイオニアでも、戦乱のゼンディカー・ブロックのエルドラージを採用したデッキが存在している。
土地 — 砂漠(Desert)
(T):(◇)を加える。
(T),1点のライフを支払う:(赤)を加える。
(2)(赤)(赤),(T),砂漠(Desert)1つを生け贄に捧げる:ラムナプの遺跡は各対戦相手にそれぞれ2点のダメージを与える。
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
欠色(このカードは無色である。)
あなたがこの呪文を唱えたとき、クリーチャー1体を対象とする。あなたは(1)(◇)を支払ってもよい。そうしたなら、ターン終了時まで、そのクリーチャーのコントロールを得る。それをアンタップする。ターン終了時まで、それは速攻を得る。((◇)は無色マナを表す。)
速攻
採用されるエルドラージは難題の予見者/Thought-Knot Seer、現実を砕くもの/Reality Smasher、エルドラージの寸借者/Eldrazi Obligatorなど。ペインランドやペイン砂漠が無色マナ源を務める。
[編集] サンプルレシピ
[編集] 赤単
- 備考
- グランプリフェニックス20 優勝(参考)
- 使用者:Benjamin Weitz
- フォーマット
Mono-Red Eldrazi [9] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 赤単アグロの亜種。エルドラージの寸借者/Eldrazi Obligatorは特に真実を覆すもの/Inverter of Truthに対して効果的。
- ラムナプの遺跡/Ramunap Ruinsと変わり谷/Mutavaultに加え、戦場の鍛冶場/Battlefield Forgeを採用することでデッキをほとんど歪めずに無色マナ源を確保している。
[編集] 緑青
Simic Eldrazi [10] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 緑青のタイプ。マナ・クリーチャーからエルドラージや恋煩いの野獣/Lovestruck Beastを高速で展開し、獰猛を達成した頑固な否認/Stubborn Denialで対戦相手の行動を妨害する。
[編集] モダン
伝説の土地
あなたが唱える無色のエルドラージ(Eldrazi)呪文は、それを唱えるためのコストが(2)少なくなる。
(7),(T):あなたのライブラリーから無色のクリーチャー・カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
土地
(T):(◇)を加える。
(T):(◇)(◇)を加える。このマナは、無色のエルドラージ(Eldrazi)呪文を唱えるためか、無色のエルドラージの能力を起動するためにのみ支払える。
ゼンディカー・ブロックと戦乱のゼンディカー・ブロックの両方が使えるモダンでは、戦乱のゼンディカー登場直後から存在したデッキタイプ。2マナを生み出せるエルドラージの寺院/Eldrazi Templeとコスト軽減により実質的に2マナ以上を生み出すウギンの目/Eye of Uginを採用し、素早く多数のエルドラージを展開して一気に勝利する。
ゲートウォッチの誓い登場後はさらに強化され、モダンにおけるトップメタとなった。支配的になりすぎ環境の健全性を損なうと判断され、2016年4月8日(Magic Onlineでは2016年4月13日)よりモダンでウギンの目は禁止カードに指定された(参考/翻訳)。
[編集] 戦乱のゼンディカーまで
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi) 昇華者(Processor)
あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたは追放領域からあなたの対戦相手がオーナーであるカードを2枚、それらのオーナーの墓地に置いてもよい。そうしたなら、無色の1/1のエルドラージ(Eldrazi)・末裔(Scion)クリーチャー・トークンを3体生成する。それらは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:(◇)を加える。」を持つ。
4/5最初に注目されたのは、黒単エルドラージ(Mono Black Eldrazi)と呼ばれるタイプで、ウギンの目からマナが出せるようになるヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmothを採用し、高速でエルドラージクリーチャーを展開する。
採用されるクリーチャーはマナを延ばせるコジレックの媒介者/Kozilek's Channelerや忘却蒔き/Oblivion Sower、ETB能力に優れた昇華者である荒廃を招くもの/Blight Herderや不毛の地の絞殺者/Wasteland Strangler、それ以外には絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hungerや果てしなきもの/Endless Oneなど。また、昇華者のために大祖始の遺産/Relic of Progenitusやボジューカの沼/Bojuka Bogといった追放する手段が採用される。
黒単の他、赤や白をタッチして軽量除去や苦手とする親和への対策カードを足したタイプなどが存在する。初期は様々なクリーチャーが試されたが、次第に昇華者を主力としクリーチャーの数を絞ったタイプが主流となっていった。
[編集] 黒単
Mono Black Eldrazi(Modern) [11] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 追放手段として大祖始の遺産に加えて虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbombとひっかき爪/Scrabbling Clawsまで採用されている。
[編集] タッチ赤
BR Eldrazi(Modern) [12] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] タッチ白
BW Eldrazi(Modern) [13] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] タッチ青
BUr Eldrazi(Modern) [14] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- クリーチャーとして希望を溺れさせるもの/Drowner of Hope、追放手段として悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaverが採用されている他、サイドボードでは赤もタッチされている。
[編集] 心なき召喚型
Mono Black Heartless Eldrazi(Modern) [15] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 追加のコスト軽減として心なき召喚/Heartless Summoningと破滅の伝導者/Conduit of Ruin、追加のサーチとしてウギンの聖域/Sanctum of Uginと破滅の伝導者を採用し、ウラモグを高速で唱えることを重視したタイプ。
[編集] ゲートウォッチの誓い以降
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
((◇)は無色マナを表す。)
難題の予見者が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の手札を公開する。あなたはその中から土地でないカードを1枚選び、そのカードを追放する。
難題の予見者が戦場を離れたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
((◇)は無色マナを表す。)
トランプル、速攻
現実を砕くものが対戦相手がコントロールする呪文1つの対象となるたび、その呪文のコントローラーがカードを1枚捨てないかぎり、それを打ち消す。
ゲートウォッチの誓いではエルドラージのミミック/Eldrazi Mimic、難題の予見者/Thought-Knot Seer、現実を砕くもの/Reality Smasherなど強力な無色のエルドラージ・クリーチャーが登場したため大幅に強化された。プロツアー「ゲートウォッチの誓い」 ではトップ8のうち優勝者を含む6人、構築部門で24pt以上獲得した20人のうち8人を占め、一大旋風を巻き起こした。(参考/翻訳)。また、昇華者ギミックを採用したタイプも引き続き存在し、こちらは昇華者エルドラージ(Processor Eldrazi) と呼ばれる。その時点では青赤と無色が主流だったが、その後は白青や赤緑が登場しそちらが主流となっている。
[編集] 青赤
- 備考
- プロツアー「ゲートウォッチの誓い」 優勝 (参考英語/日本語)
- 使用者:Jiachen Tao
- フォーマット
UR Eldrazi(Modern) [16] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawnerや希望を溺れさせるもの/Drowner of Hopeと不快な集合体/Vile Aggregateのシナジーを取り入れたタイプ。
- Andrew Brownもよく似たリストでベスト8に入賞している。
[編集] 無色
- 備考
- プロツアー「ゲートウォッチの誓い」 準優勝 (参考英語/日本語)
- 使用者:Ivan Floch
- フォーマット
Colorless Eldrazi(Modern) [17] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 色マナを一切使用しないタイプ。追加のマナ加速として猿人の指導霊/Simian Spirit Guideが採用されている。
- Luis Scott-Vargas、中村修平も全く同じリストでそれぞれベスト4、ベスト8に入賞している。
[編集] 昇華者型
- 備考
- プロツアー「ゲートウォッチの誓い」 ベスト8 (参考英語/日本語)
- 使用者:Frank Lepore
- フォーマット
Sultai Eldrazi(Modern) [18] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 構築部門では6-4とやや振るわなかったが、ドラフト部門で6-0と快勝しベスト8に入っている。
[編集] 白青
- 備考
- グランプリメルボルン16 優勝 (参考)
- 使用者:David Mines
- フォーマット
WU Eldrazi(Modern) [19] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ETB能力持ちと変位エルドラージ/Eldrazi Displacerのシナジーを採用したタイプ。
- 準優勝のMaitland Cameronもよく似たリストとなっている。
[編集] 赤緑
- 備考
- グランプリメルボルン16 ベスト4 (参考)
- 使用者:Louis Thomson-Gregg
- フォーマット
RG Eldrazi(Modern) [20] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 忘却蒔きや世界を壊すもの/World Breakerといった重めのクリーチャーを採用したタイプ。
[編集] ウギンの目禁止以降
ウギンの目禁止以降はエルドラージ・トロンのほか、バントエルドラージ(Bant Eldrazi)、白黒エルドラージ(WB Eldrazi)の3つのタイプが主に存在している。ヘイトベアー戦略とハイブリッドしたタイプはEldrazi & Taxesを参照。
[編集] 緑白青
- 備考
- マジックオンラインチャンピオンシリーズ(MOCS) 優勝 (参考)
- 使用者:BSWeitz(Benjamin Weitz)
- フォーマット
Bant Eldrazi [21] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ウギンの目禁止以前の白青タイプに緑を足したタイプ。ウギンの目が抜けて展開速度が下がった分をマナ・クリーチャーにより補っている。緑を足したことで古きものの活性/Ancient Stirringsが使えるようになり安定性も上がっている。
[編集] 白黒
WB Eldrazi [22] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 不毛の地の絞殺者/Wasteland Stranglerを採用した昇華者型。潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler、難題の予見者/Thought-Knot Seer、流刑への道/Path to Exile、大祖始の遺産/Relic of Progenitusなど昇華者の種を確保できるカードが多数採用されている。メインデッキから大祖始の遺産を4枚積んでいるため、各種墓地利用デッキに対しても有利。
- レオニンの裁き人/Leonin Arbiterやスレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thrabenといった白のヘイトベアークリーチャーを採用したタイプも存在する。
[編集] 赤緑
- 備考
- グランプリリヨン18 優勝 (参考)
- 使用者:Grzegorz Kowalski
- フォーマット
RG Eldrazi [23] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 火力やエルドラージの寸借者/Eldrazi Obligatorを採用した赤緑のタイプ。
[編集] 赤単
- 備考
- ミシックチャンピオンシップロンドン19 第10位、構築部門8勝2敗(参考/参考)
- 使用者:Mark Jacobsen
- フォーマット
Mono Red Eldrazi [24] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 猿人の指導霊/Simian Spirit Guideを採用しスタートダッシュを重視した赤単のタイプ。
[編集] レガシー
ゲートウォッチの誓い参入後のレガシーにも、モダンのものと同様のデッキが存在する。2マナランドを中心に据えた構成から、エルドラージ・ストンピィ (Eldrazi Stompy) の名で呼ばれることもある。
アーティファクト
虚空の杯はその上にX個の蓄積(charge)カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
プレイヤーが、この上に置かれている蓄積カウンターに等しいマナ総量を持つ呪文を1つ唱えるたび、その呪文を打ち消す。
エルドラージ専用の2マナランドであるウギンの目/Eye of Uginとエルドラージの寺院/Eldrazi Templeに加え、汎用2マナランドの古えの墳墓/Ancient Tombと裏切り者の都/City of Traitorsを採用。最序盤から虚空の杯/Chalice of the Voidを設置して対戦相手の行動を阻害するか、エルドラージのミミック/Eldrazi Mimicから難題の予見者/Thought-Knot Seerや現実を砕くもの/Reality Smasherに繋げて高速でライフを削り切る。
同族 インスタント — エルドラージ(Eldrazi)
以下から2つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:(◇)を加える。」を持つ無色の0/1のエルドラージ(Eldrazi)・落とし子(Spawn)クリーチャー・トークンX体を生成する。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは占術Xを行い、その後、カード1枚を引く。
・マナ総量がX以下であるクリーチャー1体を対象とする。それを追放する。
・墓地にあるカード最大X枚を対象とする。それらを追放する。
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi) ファンガス(Fungus)
欠色(このカードは無色である。)
キッカー(1)(◇)(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で(1)(◇)を支払ってもよい。)
あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーから土地カード1枚を探し、戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
あなたがこの呪文を唱えたとき、これがキッカーされていた場合、土地1つを対象とする。それを追放する。
モダンホライゾン3において、終わりを告げるもの/It That Heralds the End、まばゆい肉掻き/Glaring Fleshraker、運命を貪るもの/Devourer of Destinyといったエルドラージの新戦力に加え、コジレックの命令/Kozilek's Commandという強力な同族呪文を獲得したことで大幅に強化され、トップメタの一角を占めるようになった。特にまき散らす菌糸生物/Sowing Mycospawnはマナ加速とマナ拘束の両方をこなせるデッキと噛み合った新戦力であり、これのために緑をタッチしたタイプが主流となっている。
追加のマナ加速として雲上の座/Cloudpostと微光地/Glimmerpost、ヴェズーヴァ/Vesuvaを採用して12postの体制をとるものはエルドラージ・ポスト (Eldrazi Post) と呼ばれる。
また、同環境のDeath & Taxesとのハイブリッドデッキ、Eldrazi & Taxesも存在する。
[編集] サンプルレシピ
[編集] エルドラージ・ストンピィ
Eldrazi Stompy [25] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] エルドラージ・ストンピィ(モダンホライゾン3後)
Eldrazi Stompy(Legacy) [26] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 基本的には無色デッキだが、むかしむかし/Once Upon a Timeやまき散らす菌糸生物/Sowing Mycospawn、サイドボードの荒景学院の戦闘魔道士/Wastescape Battlemageのために、色マナ源をある程度採用している。
[編集] エルドラージ・ポスト
Eldrazi Post [27] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 灯争大戦以降は、シルバーバレット用に大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creatorが採用される場合が多い。
[編集] ヴィンテージ
ゲートウォッチの誓い参入後のヴィンテージでも、白単色のEldrazi & Taxesと呼ばれるものがメタの一角を占めている。
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
瞬速
トークンでないクリーチャーが、それが唱えられることなく戦場に出るなら、代わりにそれを追放する。
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
欠色(このカードは無色である。)
(2)(◇):他のクリーチャー1体を対象とし、それを追放し、その後それをオーナーのコントロール下でタップ状態で戦場に戻す。((◇)は無色マナを表す。)
詳細はEldrazi & Taxesを参照のこと。
[編集] サンプルリスト
Eldrazi Stompy [28] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- レガシーのエルドラージ・ストンピィのヴィンテージ版。