雲上の座/Cloudpost
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似た能力をもつウルザランドとしばしば比較される。ウルザランドの方が理論上は揃いやすく小回りが効いて使いやすいが、それだけで12枚ものスロットを取られてしまうのが難点。こちらはその空いた枠に、色マナが出る土地を入れられる利点がある。
対戦相手がコントロールする神座の数も参照する点も、ウルザランドとの大きな違いである。相手の方が枚数が多いなどといった場合は、迂闊に出せない。ミラーマッチでは注意が必要。
このカードによるマナ加速をコンセプトに据えたデッキが12postである。ウルザランド3種3枚で7マナなのに対して、これ3枚で9マナが出る。タップ状態で戦場に出るデメリットがあるが、爆発力はウルザトロン以上だといえる。また、時のらせん発売後のエクステンデッドでは、ヴェズーヴァ/Vesuva4枚を加えた8postというコントロールデッキが活躍した。
2枚揃うだけでも結構効果的なので、「上手く揃ったらラッキー」程度の感覚でコントロールデッキに使用される場合もあった(→白コントロール、トイソルジャー)。
- 基本セット2010発売に伴うルール変更でマナ・バーンが廃止になったため、使いやすさが向上した。
- 長らく神座は雲上の座専用の土地タイプであったが、ミラディンの傷跡で微光地/Glimmerpostが新たに追加された。
4ターン目に15点ものマナを生み出せるデッキの存在が環境の多様性を狭めるとして、2011年10月1日(9月20日告知)よりモダンで禁止カードに指定される[1]。パウパーにおいても、フリースペルとの組み合わせによって大量マナを生み出せることが問題視され、2013年10月2日(9月16日告知)より禁止カードに指定される[2]。
[編集] 脚注
- ↑ Explanation of September 2011 B&R Changes/2011年9月制限禁止カード変更点について
- ↑ September 27, 2013, DCI Banned & Restricted List Announcement