古えの墳墓/Ancient Tomb
提供:MTG Wiki
2点のダメージを受けるものの、1度に2マナを出せる土地。打ち消されない恒久的なマナ加速として展開を加速できる。
ペインランドよりもダメージが大きく、ダメージを受けずにはマナを出せないため、長期戦を狙うデッキでは使いづらい。加速力を活かして高速デッキで使うのがよいだろう。特に瞬殺系コンボデッキの起爆剤として非常に優秀。テンペスト・ブロックを含むスタンダードが高速化したひとつの要因でもある。
1ターン目にこれからダイアモンドや厳かなモノリス/Grim Monolithなどのマナ・アーティファクトに繋げるのが茶単の定石。
レガシーでは、裏切り者の都/City of Traitorsとともにエンジェル・ストンピィやフェアリー・ストンピィ、5/3、Empty the Sloggerなどのビートダウンデッキでマナ基盤として活躍している。
- フリースペルと組み合わせるとマナ加速ができる。狭いフォーマットでの序盤戦においてはトレイリアのアカデミー/Tolarian Academyを凌ぐ加速を生む。
プロツアーニューオーリンズ03でティンカーなどの凶悪コンボが荒れ狂ったことにより、厳かなモノリス/Grim Monolithなどとともに2004年1月1日よりエクステンデッドで禁止カードに指定された。
- 当時、何故これが禁止されて裏切り者の都/City of Traitorsが禁止にならなかったのか、という疑問を抱いたプレイヤーは比較的多かった。R&Dのコメントによると、マナ加速やアーティファクトデッキの根絶は望んでいなかったためだそうだ[1]。
[編集] 王国と遺物
「指輪物語」とのユニバースビヨンド版の別名はバーリンの墓/Balin's Tomb。
バーリン/Balinは中つ国/Middle-Earthのドワーフ/Dwarf。行きて帰りし物語/There and Back Againでビルボ・バギンズ/Bilbo Bagginsと共に冒険をしたドワーフの1人。
かつてドワーフの王国だったが今はオーク達の溜まり場となったモリア/Moriaを奪還するために仲間を連れて出奔し、オーク達を撃退しモリアの領主を名乗る。だがミスリル/Mythrilを求めて坑道を掘り進めたことでバルログ/Balrogを呼び覚ましてしまい、バルログとオークの軍勢に追い詰められドワーフらは全滅してしまう。
バーリンらの消息は永く知られていなかったが、「旅の仲間」でモリアを通るフロド/Frodo一行は探索の中でバーリンの墓を発見、マザルブルの書/Book of Mazarbulでドワーフ達の衰亡を知るのだった。
[編集] 参考
- ↑ Banned-ing Week(Latest Developments 2003年12月5日)
- 壁紙(ストロングホールド版)(Feature 2003年8月29日)
- 2マナランド
- 複数マナを出せる土地カード
- カード個別評価:テンペスト - アンコモン
- カード個別評価:アルティメットマスターズ - レア
- カード個別評価:Vintage Masters - レア
- カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ - 神話レア(王国と遺物)
- From the Vault:Realms
- ゼンディカーの夜明けエクスペディション
- Zendikar Expeditions