ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Kalitas, Traitor of Ghet / ゲトの裏切り者、カリタス (2)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 戦士(Warrior)

絆魂
対戦相手がコントロールするトークンでないクリーチャーが1体死亡するなら、代わりにそのカードを追放し、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(2)(黒),他の吸血鬼(Vampire)かゾンビを1体生け贄に捧げる:ゲトの裏切り者、カリタスの上に+1/+1カウンターを2個置く。

3/4

エルドラージ/Eldraziに屈したカリタス/Kalitas対戦相手クリーチャー死体を己の下僕に変える常在型能力と、下僕を食らって己の力に変える起動型能力を持つ。

4マナ3/4絆魂というのはダブルシンボルクリーチャーとしてはかなり優秀なスペック。黒の得意な除去でサポートしてやることで次々と対戦相手のクリーチャーを自軍のゾンビに変えることができる。そうして並べたトークンの数で押していくこともできれば、それらを生け贄に捧げることで自身を強化してフィニッシャーとしてサイズで押すこともできる。あるいはトークンを後に遺せばそれでよしと割り切って、衰滅/Languishなどの全体除去の巻き添えにしてしまう使い方もできる。また能力の性質上、死亡誘発を防ぐ墓地対策カードとしても機能する。能力が自己完結しつつ、かつある程度の応用の幅を持っているため、あまりクセのない運用ができる。

スタンダードでは絡みのミッドレンジコントロールデッキに登用される。前述通り墓地対策カードとしても使える側面を重視して、環境で共存するアリストクラッツへのメタカードとしてサイドボードに採用するケースも多く、アリストクラッツ自身がミラーマッチ用に採用することも珍しくない。自身のサイズと能力がウィニーの多いラムナプ・レッドの対策としても有用であった。モダンでは稲妻/Lightning Boltに強いこともあってアブザンカンパニーではサイドボード採用圏内となっている。パイオニアでは黒単ヴァンパイアラクドス・ミッドレンジで活躍する。

  • 初出時は後ろを向いてこちらを振り返っているイラストだったが、「裏切る」ことにより同じポーズで正面を向いたイラストになっている。しかし今回はエルドラージへの忠誠の証かウラモグ/Ulamogの血族に似た仮面をかぶっているため、やはり顔の全貌を見ることはできない。

[編集] ルール

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

封印から解き放たれたエルドラージ/Eldraziに服従する道を選んだカリタス/Kalitas。エルドラージと戦う道を選んだ血の長/Bloodchiefドラーナ/Dranaと対立する。

詳細はカリタス/Kalitasを参照。

[編集] 脚注

  1. 英語版では"another Vampire or Zombie"と明記されている。仮にanother Vampire or a Zombieであったならば、「他の」が「吸血鬼」にしかかかっておらず、ゾンビ化した自身を生け贄に捧げることが可能であった。

[編集] 参考

QR Code.gif