砂漠
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砂漠/Desertは、土地タイプの1つ。これ自体にルール上の意味は無い。
土地 — 砂漠(Desert)
(T):(◇)を加える。
(T):攻撃しているクリーチャー1体を対象とする。砂漠はそれに1点のダメージを与える。戦闘終了ステップの間にのみ起動できる。
土地 — 砂漠(Desert)
(T):(◇)を加える。
(T),1点のライフを支払う:(白)を加える。
(2)(白)(白),(T),砂漠(Desert)1つを生け贄に捧げる:ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。起動はソーサリーとしてのみ行う。
[編集] 変遷
第8版で「土地はカード名と同じ土地タイプを持つ」というルールが廃止された際、砂漠/Desertを参照していたDesert NomadsとCamelが存在していたために作られた土地タイプ。
長い間砂漠/Desertだけが持つ土地タイプであり、参照するカードも前述の2枚のみだったが、古代エジプトをモチーフとしたアモンケット・ブロックで再登場を果たす。新たに砂漠の土地タイプを持つ土地が多数登場し、砂漠を参照するカードも追加された。アモンケット・ブロックの砂漠は自身を生け贄に捧げる能力やサイクリングを持ち、また関連するカードも砂漠を生け贄にするものや、それに合わせて戦場だけでなく墓地にある砂漠も参照できるデザインのものが多い。
団結のドミナリア統率者デッキでは、砂漠に関連する能力を多く持つ砂の造物師、ハゼゾン/Hazezon, Shaper of Sandが登場。
西部劇をモチーフにしたサンダー・ジャンクションの無法者においてもフィーチャーされ、砂漠の土地タイプを持つタップインデュアルランドなどが登場しているが、アモンケット・ブロックのような能力の共通性は薄い。同セットにおいて砂漠を参照するカードは緑・青・黒と無色に存在し、特に緑に多い。同時発売のサンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキでも砂漠に咲く花/Desert Bloom(赤緑白)に関連カードが登場している。
モダンホライゾン3統率者デッキでもラゾテプの採石場/Lazotep Quarryが追加された。
[編集] 余談
- 砂漠とは年間を通して降雨量が少なく乾燥した土地。地表は砂や礫岩で覆われていることが多い。
- ラバイア/Rabiahのモチーフとなった中東地域、アモンケット/Amonkhetのモチーフとなったエジプト、サンダー・ジャンクション/Thunder Junctionのモチーフとなったアメリカ西部にはいずれも広大な砂漠が存在しており、イメージにぴったりな登場と言える。
[編集] 参考
- Amonkhet Talking, Part 2/『アモンケット』語り その2(Making Magic 2017年5月1日 Mark Rosewater著)
- Designing Deserts for Draft and Standard/ドラフトとスタンダードのための砂漠のデザイン(Play Design 2017年6月30日 Melissa DeTora著)
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