誤訳/名訳
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|[[デヴカリンの造反者/Devkarin Dissident]]||フレイバー・テキスト。英語版の洒落を汲み、日本語版も洒落になるよう意訳している。 | |[[デヴカリンの造反者/Devkarin Dissident]]||フレイバー・テキスト。英語版の洒落を汲み、日本語版も洒落になるよう意訳している。 | ||
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+ | |[[寄生された人狼/Infested Werewolf]]||フレイバー・テキスト。英語版の虫に関する洒落を、日本語訳でも成立するよう意訳している。 | ||
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2021年11月16日 (火) 19:23時点における版
このページでは、カード名やルール文章、クリーチャー・タイプ、フレイバー・テキストなどの誤訳や名訳を挙げる。
なお、間違っても翻訳チームを誹謗中傷するのが目的ではないので、何の情報源もなしに誤訳と決めつけたりしないように。誤訳か誤植かは、翻訳チームでない限り判断がつかないので、まとめて扱うことにする。
トークン・カードには、トークンが本来持つ特性と異なる内容が印刷されているものがあるが、それらはわかりやすさのためにそう書かれている(あるいは書かれていない)だけに過ぎない。トークン・カードは元来単なる目印であり、カードではないため、内容が正確でなくてもゲームには影響しない。よって、それらは誤訳・誤植としては扱わず、そういった意図の含まれない明確な誤りのみを誤訳・誤植として記す。トークン・カードの項も参照のこと。
カード個別評価のあるカードは、詳しくはそちらを参照のこと。
- 作業工程上、以前は翻訳チームがイラストを目にすることができないまま訳していた、ということもあった模様。
- ただし、逆に目かくし/Bandageのようにイラストから影響を受けたと思われる誤訳もある。
- 「ヨーグモフ」や「ベアリン」など、訳語が固まる以前の旧訳や表記ブレは誤訳としては扱わない。
目次 |
ゲームに支障をきたす誤訳・誤植
日本語版のカードを使用すると、適正にゲームをプレイすることができないカード。あるいはカード名が他のカードと重複しているもの。
ゲームに支障のない誤訳・誤植
明らかに誤訳・誤植であるが、文脈等から正しい意味を読み取ってプレイできるカード。あるいは、重複でないカード名やフレイバー・テキストの明らかな誤訳・誤植、統一の取れていない固有名詞など。
カード名 | 内容・備考 |
---|---|
穴掘り兵長(Drill Sergeant) | カードではなくクリーチャー・タイプの誤訳。参考:スカークの教練教官/Skirk Drill Sergeant |
ダブナントの射手/D'Avenant Archer | カード名、フレイバー・テキスト。ウェザーライト版の重バリスタ部隊/Heavy Ballistaのフレイバーにあるが、本来はアブナント(島)が正しい。(フランス語の語形) |
アーグの盗賊団/Erg Raiders | カード名。エルグ(erg)はサハラ砂漠などの広大な砂丘列を意味する。 |
大地のしもべ/Gaea's Liege | カード名。「Gaea」はギリシア神話の大地の女神。また、大地そのものも意味する語。マジックの背景世界でも大地の女神の名前と設定され、以後のカードでは「ガイア/Gaea」が定訳となる。 |
ゴブリン斥候隊/Goblin Scouts | フレイバー・テキスト。ドワーフがドリーフになっている。 |
ジャムーラン/Jamuraan | ジャムーラン・ライオン/Jamuraan Lionのカード名。定訳は「ジャムーラの~、ジャムーラ人」。カード名を音写したために、他の和訳と違和感が生じてしまっている。 |
サイムーン/Simoon | カード名。外来語由来の単語のため、英語でもこの言葉は「シムーン」と読む。 |
ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought | カード名。定訳は「ファイレクシアの~、ファイレクシア人」。カード名を音写したために、他の和訳と違和感が生じてしまっている。 |
空飛ぶ怪盗/Ingenious Thief | カード名。「空飛ぶ」という意味の単語はないが、能力とイラストを汲み取った翻訳。誤訳というより訳し過ぎと言うべきか。 |
ダウスィーの精神ドリッパー/Dauthi Mindripper | カード名。これはもはや伝説級。 |
冬の抱擁/Winter's Grasp | カード名統一の不備。 |
魔の魅惑/Aluren | フレイバー・テキスト。kidneyとは腎臓のことであるが、肝臓と訳されてしまっている。 |
闇の天使セレニア/Selenia, Dark Angel | フレイバー・テキスト。 |
嫌がらせのリシド/Enraging Licid | カード名。 |
カーナシド/Carnassid | フレイバー・テキスト。 |
目かくし/Bandage | カード名。包帯を巻いているイラストからか「目かくし」と訳されてしまった。色と効果、英語名を考えて明らかな誤訳。イラストを見て失敗型。 |
給食スリヴァー/Victual Sliver | カード名。 |
剣歯ワイヴァーン/Sabertooth Wyvern | フレイバー・テキスト。 |
よりよい品物/Greater Good | カード名。「より高い利益」といった意味。能力的にも符合し、かつ"good"という単数形では「品物」とは訳せない。 |
憤怒の仮面/Mark of Fury | カード名。イラストを見ても英語カード名でも仮面(マスク/"mask")ではなく印(マーク/"mark")。 |
ソルデヴィの/Soldevi | ソルデヴィの賢人/Soldevi Sageのカード名、およびソリン/Sorineの登場する複数のフレイバー・テキスト。"Soldevi"は「ソルデヴの」という意味。 |
イチョリッド/Ichorid | カード名の発音。レキシコンにあるように語源は"ichor"であるから、アイコライドやアイコリッドと訳すべきである。 |
開放されたドワーフ/Liberated Dwarf | カード名。「開放」とは扉や窓を文字通り開け放つことである。この場合は「解放」が正しい。 |
寄生牙のベヒモス/Wormfang Behemoth | テンプレート統一漏れ。他のBehemothは「ビヒモス」。 |
ケンタウロス/Centaur | 幻影のケンタウロス/Phantom Centaur、根づけケンタウロス/Centaur Rootcasterのカード名とクリーチャー・タイプ。他の"Centaur"はケンタウルス。クリーチャー・タイプは修正されたが、カード名はそのままになっている。 |
肉裂き/Reaver | 樫族の肉裂き/Kashi-Tribe Reaver、ドラグスコルの肉裂き/Drogskol Reaverなどのカード名。"Reaver"は「奪う者」の意味であり、「肉裂き」の意はない。肉裂き怪物/Flesh Reaverと混同したための誤訳と思われるが、これはflesh(肉体)という単語があるため、肉裂きと訳してよかったのである。 |
団結のタリスマン/Talisman of Unity | ルール文章。文中のカード名が間違っている。 |
古の法の神/Kami of Ancient Law | テンプレート統一漏れ。他の「いにしえ」と訳されている"ancient"は「古え」。のちに古えの遺恨/Ancient Grudgeが登場しているのでテンプレート変更ではない。ただし、誤訳(誤植)ではなく意図的なテンプレート破りという可能性はある。また、漢字の送り仮名としてはこちらが正しい。 |
天羅志の評決/Terashi's Verdict | カード名誤植。天羅至の叫び/Terashi's Cry、天羅至の掌握/Terashi's Graspなどから「天羅至」が正しいが、「天羅志」となっている。 |
氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge | カード名。天戸/Tendoは橋の名前ではなく橋が架かっている山の名前。 |
宮廷の軽騎兵/Court Hussar 宮廷通りの住人/Court Street Denizen |
カード名。ここでの"Court"は宮廷ではなく裁判所。 |
金切り声の混種/Shrieking Grotesque | カード名。"grotesque"に「混種」の意味はなくカードも純粋なガーゴイル。 |
スカルガンの/Skarrgan | カード名。怒りの穴蔵、スカルグ/Skarrg, the Rage Pitsからして、「スカルグの」が正しいと思われる。
前述の「ジャムーラン・ライオン」などと似ているが、こちらはカード名の音写ではない。明らかに「の」が余計。 |
死せざる怒り/Undying Rage(時のらせん収録版) | フレイバー・テキスト。"Keldon"を「ケルドン人」と訳しているが、"ケルド/Keld"で地名なのでこれは「ケルド人」となる。「スカルガンの」と同じタイプのミスである。 |
魔力の篭手/Gauntlet of Power マナの反射/Mana Reflection |
ルール文章。「マナを生み出す目的で」は「マナを引き出す目的で」が正しい。 |
致命的な魅力/Fatal Attraction | カード名。イラストや効果から、「魅力」は「引力」の方が適訳か。 |
リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(ローウィン収録版) | ルール文章。-2忠誠度能力の中の2つ目の「ライブラリー」が「ライブラリ」になってしまっている。 |
思考囲い/Thoughtseize | カード名。"seize"は「奪い取る、差し押さえる」といった意味であり、囲いとは訳せない。"seize"を"siege(包囲)"と間違えた可能性がある。 |
山羊さらい/Goatnapper | ルール文章。×「山羊」→○「ヤギ」 |
放浪者ライズ/Rhys the Exiled(モーニングタイド収録版) | ルール文章。余計な1文が入ってしまっており、さらに文中のカード名も間違っている。 |
包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower | カード名。「搭」ではなく「塔」。 |
呪文穿ち/Counterbore | カード名。"Counter"に「呪文」の意はない。Counterから対抗呪文/Counterspellを連想し、そのspellの方の訳を当ててしまったのだろう。 |
コーの地図作り/Kor Cartographer(ゼンディカー収録版) | フレイバー・テキスト |
エルドラージ・落とし子・トークン | ルール文章。肉喰らうもの/Rapacious One(エルドラージ覚醒、統率者収録版)、群れの誕生/Brood Birthing(一行目)、トークン・カード(エルドラージ覚醒収録版)で「落し子」になっている。 |
怒りの雨雲/Rage Nimbus | フレイバー・テキスト。「走っていたっとき」と誤植されてしまっている。 |
風の突き刺し/Wing Puncture | カード名。WingをWindと間違えている。 |
流城/Stromkirk | 複数のカード名やフレイバー・テキスト(流城の貴族/Stromkirk Noble等)。ストロムカーク/Stromkirkは吸血鬼の血統の一つで固有名詞であり、他の血統同様にカタカナを使用するのが妥当。なお公式記事内では「ストロムカーク」と訳されており、同じ単語にも関わらず訳が混在している。 |
近野/Nearheath | 複数のカード名やフレイバー・テキスト(近野の忍び寄り/Nearheath Stalker等)。「ニアヒース/Nearheath」は地名なので、他の地名同様にカタカナで訳すのが妥当。イニストラードからの絵葉書 基本土地編ではNearheathは近野教区と訳されている。 |
ギサ/Gisa | 「Gisa」の訳が「ギサ」と「ギザ」の二種類の訳が混在している。 |
掘葬の儀式/Unburial Rites(イニストラード収録版) | カード名。"Unburial"に「堀」の意味はない。 |
忠実な聖戦士/Loyal Cathar | フレイバー・テキスト。強調構文などを正しく解釈できていない。 |
苦悩の脱走者/Afflicted Deserter | プレミアム・カードのみ文章欄の冒頭に「Δ2」という文字列が入ってしまっている。 |
ウルヴェンワルドの熊/Ulvenwald Bear | フレイバー・テキスト。"Out chasing bears"は「熊を追い払う」ではなく「熊を狩りに出かける」。 |
天使の慈悲/Angel's Mercy(基本セット2013収録版) | フレイバー・テキスト。「血まみれヴァリクは ”死んで」と、謎のダブルクオーテーションが書かれている。 |
炬火の炎/Flames of the Firebrand(基本セット2013収録版) | ルール文章。数字の代わりに余計な文章が入ってしまっている。 |
火口化/Craterize | テンプレートから外れたルール文章。「それを」となるはずが「その土地を」となってしまっている。 |
刷毛履き/Brushstrider 森の刷毛履き/Sylvan Brushstrider |
カード名。"brush"を「茂み」ではなく刷毛と訳している。"strider"にも「履く」という意味はない。 |
ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer(ラヴニカへの回帰収録版) | クリーチャー・タイプが「ケンタクルス」になってしまっている。 |
共有の絆/Common Bond 軍部の栄光/Martial Glory |
ルール文章。翻訳テンプレートが一定されていない。 |
地下世界の人脈/Underworld Connections(ラヴニカへの回帰収録版) | ルール文章。「1枚引く」となるべきところが「1枚く」となってしまっている。 |
森林の始源体/Sylvan Primordial | ルール文章。「その」の重複。 |
軍勢の忠節者/Legion Loyalist(ギルド門侵犯収録版) | ルール文章。カード名を指す「軍勢の忠節者」が「軍の忠義者」になってしまっている。 |
カルテルの貴種/Cartel Aristocrat | ルール文章。「他のクリーチャーを1体 を 生け贄に捧げる」になってしまっている。 |
首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana(ギルド門侵犯収録版) | ルール文章。「他の」が欠落しているが、ゲーム上の処理に影響はない。 |
空隠しの杖/Skyblinder Staff | ルール文章。「装備している」が「エンチャントされている」になってしまっている。 |
オブゼダートの救済/Obzedat's Aid | フレイバー・テキスト。「テイサ」が「テいサ」になっている。 |
平和の復元/Restore the Peace | ルール文章。「何かに」は余計。 |
オルゾフの導き石/Orzhov Cluestone(ドラゴンの迷路収録版) | カード名。「オフゾフの導き石」になってしまっている。 |
山師の器具/Surveyor's Scope | ルール文章。「土地」とするべき箇所が「土地カード」になっている。 |
ガラクの目覚め/In Garruk's Wake | カード名。"in"を無視した翻訳になっている。 |
風番いのロック/Wingmate Roc | カード名。"Wing"を"Wind"と間違えている。 |
死者の王、ケルゥ/Kheru Lich Lord | カード名。ケルゥ/Kheruは人名ではなく地名。 |
血の暴君、シディシ/Sidisi, Brood Tyrant | カード名。"Brood"を"Blood"と間違えている。 |
ラノワールの憤激、フレイアリーズ/Freyalise, Llanowar's Fury | ルール文章。「戦場に出す」が「場に出す」になってしまっている。 |
龍を操る者/Dragon Whisperer | カード名。Whispererは「囁く者」であり「操る者」の意味はない。 |
火山の猛進/Volcanic Rush | フレイバー・テキスト。発言者がサクタ/Saktaではなくアレク/Allekとなっている。 |
水晶の番人/Keeper of the Lens | カード名。Lensは「レンズ」「(動物の目の)水晶体」といった意味で「(鉱物の)水晶」ではない。 |
空に届くマンタ/Skyreach Manta(モダンマスターズ2015収録版) | 注釈文。「+1/+1カウンター」と印刷されるはずが「蓄積カウンター」と印刷されてしまっている。 |
ケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keep | カード名。Abbotは修道院長ではなく修道士長。これらは異なる役職であり、このカードが指す人物の取り違えに繋がってしまう。 |
粘体マンタ/Plaxmanta(統率者2015収録版) | ルール文章。「spent」が「使われている」と訳されてしまっている。 |
巨人の陥落/Fall of the Titans | フレイバー・テキスト。ここでの"bound"は巨人/Titanと落とし子/Spawnの繋がりを示すものではない。 |
ゼンディカーの復興者/Zendikar Resurgent | カード名。"Resurgent"は「復活した」「再起した」の意味で、「何かを復活させる者」ではない。 |
精神病棟の訪問者/Asylum Visitor(イニストラードを覆う影収録版) | フレイバー・テキスト。「隠されていいるわ。」と誤植されてしまっている。 |
血統の呼び出し/Call the Bloodline | フレイバー・テキスト。"appeal"は「訴え・懇願・要請」の意。 |
手掛かり・トークン(コレクター番号16) | フレイバー・テキスト。この"turn on"は「急に襲いかかる」「敵対的になる」の意。 |
異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar | フレイバー・テキスト。ここでの"grant"は「認める」ではなく「与える」「授ける」の意。 |
橋上の戦い/Battle at the Bridge | カード名。ここでのBridgeとは次元橋/Planar Bridgeのことであり、上で戦っているわけではない。 |
仕える者たち/Those Who Serve | フレイバー・テキスト。ここでの"train"は他動詞ではなく自動詞。 |
立て直しのケンラ/Resilient Khenraの永遠用トークン・カード | タイプ行。クリーチャー・タイプが戦士と印刷されているが正しくはウィザード。 |
ベナリアの儀仗兵/Benalish Honor Guard | フレイバー・テキスト。同じドミナリア内の「ジェラードの勝利/Triumph of Gerrard」を「ジェラードの凱旋/Triumph of Gerrard」と訳してしまっている。 |
ザルファーの虚空/Zhalfirin Void(マジック・リーグプロモ版) | ルール文章。「占術を行をう」と誤植されてしまっている。 |
殲滅の龍、パラディア=モルス/Palladia-Mors, the Ruiner | フレイバー・テキスト。「妹」ではなく、正しくは「姉」。 |
管区の案内人/District Guide 第10管区の守備兵/Tenth District Guard 第10管区の古参兵/Tenth District Veteran |
ラヴニカへの回帰ブロックでは地区/districtとして訳し分けされていた管区/precinctと同じ訳になってしまっている。設定上でも地区の下が管区で別の用語。 |
這い寄る恐怖/Creeping Chill | ルール文章。文章中のカード名が「這いよる恐怖」と誤植されてしまっている。 |
セゴビアの天使/Segovian Angel | フレイバー・テキスト。"Gargantikari"を「ガルガンティカリ」と訳しているが、これは"Gargantikar(ガルガンティカー)の"という意味。 |
炎の大口、ドラクセス/Drakuseth, Maw of Flames シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon(基本セット2020収録版) |
フレイバー・テキスト。人名の"Marsden"の訳が統一されていない。 |
法の定め/Rule of Law(基本セット2020収録版) | フレイバー・テキスト。「最大限の公平のみをもって~」が正しい。 |
有刺カサゴ/Stinging Lionfish | ルール文章。「してよもよい」と誤植されてしまっている。 |
二柱に愛されしユートロピア/Eutropia the Twice-Favored | フレイバー・テキスト。「タッサ」が「テッサ」になってしまっている。 |
三つの季節/The Three Seasons | ルール文章。「墓地から」の「地」と「か」の2文字が重複して印刷されてしまっている。 |
星界の瞥見/Glimpse the Cosmos | ルール文章。自身を指すカード名が誤って「星界の一瞥」になっている。 |
臆病な大男/Craven Hulk | ルール文章。「臆病な大男は単独ではブロックできない。」が抜けてしまっている。 |
星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostor(ショーケース版) | カード名。「星界」のルビが「せいかい」ではなく「ほしかい」になってしまっている。 |
発煙する肖像/Fuming Effigy | ルール文章。文章中の自身のカード名が抜けてしまっている。 |
巧みな軍略/Strategic Planning (ミスティカルアーカイブ版) |
フレイバー・テキスト。「ジャズィ」が「ジャジ」になってしまっている。 |
ホーリィ・アヴェンジャー/Holy Avenger | ルール文章。「二弾攻撃」になっている。 |
西門の主/Westgate Regent | カード名。固有名詞である「ウェストゲート市」を一般名詞と勘違いして「西門」と翻訳してしまっている。 |
ゾーン/Xorn | フレイバー・テキスト。ダンジョンズ&ドラゴンズの地の元素界/Elemental Plane of Earthが「地球のエレメンタルの次元」と訳されてしまっている。 |
血の契約/Blood Pact | フレイバー・テキスト。グリセルブランド/Griselbrandがグリゼルブランドになってしまっている。 |
血に呪われた者、オドリック/Odric, Blood-Cursed | ルール文章。注釈文が「ぞれぞれ」となってしまっている。 |
適切な訳とは言えないカード
誤訳とは言えないまでも、テンプレートから外れていたり言葉遣いの誤りがある訳。
カード名 | 内容・備考 |
---|---|
暴虐の覇王アスマディ/Vaevictis Asmadi | カード名。Vaevictisは名前だが、元ネタとなったラテン語の逸話から意訳され、肩書として訳された。 |
ルアゴイフ/Lhurgoyf | フレイバー・テキスト。サッフィーは女性。 |
髑髏カタパルト/Skull Catapult(第5版、第6版収録版) | フレイバー・テキスト。ソリーン・レリックベインは男性なのに台詞が女性のような口調に訳されている。 |
恵みの祖霊/Auspicious Ancestor | クリーチャー・タイプが祖霊/Ancestorから人間に変更されたことにより、結果的に不適切となった。 |
夜と昼の恋歌/Love Song of Night and Day | 眩しい光/Blinding Light、フェメレフの騎士/Femeref Knight、治療/Remedy、村の古老/Village Elder、ザルファーの騎士/Zhalfirin Knightのミラージュ・ビジョンズ版のフレイバー・テキスト。詳細はこちら。 |
海蛇/Serpent | 大海蛇/Sea Serpentに引きずられた形になっているが、"Serpent"は海蛇に限らず大型の蛇全般を指す。「大蛇」の方が適訳か。 |
四筋の稲妻/Forked Lightning | カード名。「四筋」の訳がどこから出てきたかが興味深い。 |
いななくアーモドン/Trumpeting Armodon | カード名。「いななく(嘶く)」は馬に対して使う語である。 |
殺人鯨/Killer Whale | カード名。定訳は「シャチ」。 |
快活な守備兵/Sanguine Guard | カード名。「血の」を意味するラテン語に由来する Sanguine だが、黒いカードということを考えると現代的な「快活な」「陽気な」ではなく、「血まみれの」という意味の古い意味が正しい。→血なまぐさい法務官/Sanguine Praetor |
マントル/Mantle(焦熱のマントル/Fiery Mantleなど) | "mantle"は「外套=マント」である。なお、日本語の「マント」はフランス語由来であり、英語の発音がそうであっても日本語では「外套≠マントル」である。 |
心の管理人/Heart Warden | カード名。設定としてはHeart of Yavimayaの管理人なのであろうと思われる。 |
走り回るスカージ/Skittering Skirge | カード名。能力的にも「跳び回る」の方が適訳か。 |
果たし合いの場/Dueling Grounds | フレイバー・テキスト。サーボは女性であり、他のフレイバー・テキストでの一人称は「私」なのにここだけ「おれ」と訳されている。 |
気高き豹/Noble Panther | カード名。イラストを見る限り豹ではなくピューマ。 |
熱狂の猛禽/Frenetic Raptor 尾根の頂の猛禽/Ridgetop Raptor 朽ちゆく猛禽/Putrid Raptor 死霧の猛禽/Deathmist Raptor |
カード名。"raptor"には猛禽類を指すほかに、小型の肉食恐竜を指すことがある(シヴの猛竜/Shivan Raptor)。「猛禽」は鳥類のみを指す語であるにもかかわらず、奈落の猛禽/Pit Raptorからテンプレート化したため、トカゲであるraptorがこのテンプレートによって誤訳となっている可能性がある。 |
軽蔑する利己主義者/Scornful Egotist | カード名。この"Egotist"は「うぬぼれ屋」とすべきか。 |
ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk | カード名。"husk"は鞘という意味もあるが、殻という意味もある。どちらがより「らしい」訳だったかはわからない。 |
吠え裂きアヌーリッド/Anurid Barkripper 恐吠の双子/Ghastbark Twins |
カード名。"bark"には名詞で「樹皮」の意味がある。 |
憎まれ者の傷弄り/Stabwhisker the Odious | カード名。"whisker"には髭という意味もあり、他の神河/Kamigawaの鼠人の命名規則に合わせるなら「傷髭」とでもすべきか。 |
執政官/Archon | クリーチャー・タイプ。この"Archon"は「執政官」ではなくファンタジーものの「アルコン」を意味して付けられている。 |
穏やかな霞/Halcyon Glaze | カード名。"Halcyon"はギリシャ神話上の鳥、"glaze"はガラス製の覆いのことである。 |
汚損破/Vandalblast | カード名。 |
草むした墓/Overgrown Tomb | カード名。テンプレートから外れている上、同じサイクルの湿った墓/Watery Graveと被ってしまっている。 |
変幻の大男/Protean Hulk | カード名。卵を抱えていることから男ではない可能性がある。 |
巫女/Oracle(刻まれた巫女/Etched Oracle、とぐろ巻きの巫女/Coiling Oracle) | ヴェクの巫女/Oracle en-Vecの訳を拡大して適用している。「神託を受ける者」や「神官」、「助言者」「賢者」などの意味で訳すべきだろう。巫女の従者/Oracle's Attendantsもこれに該当するかもしれない。 |
シラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalker | カード名。「岩礁」とは水面近くの岩のことを指すが、イラストではラヴニカ/Ravnicaの超高層建築物の切り立った壁際を歩いている。「棚」「岩棚」あたりが適切。 |
完全無欠の魂/Souls of the Faultless | カード名。カードの効果、イラストから見てここでいう"Faultless"は「完全無欠」というより「罪の無い」というニュアンスかと思われる。 |
踏み鳴らされる地/Stomping Ground | カード名。stomping groundの2語で「(人や動物が)よく集まる場所」「たまり場」といった意味を持つ熟語であり、誤訳の可能性がある。サイクルで雰囲気を統一するならば「踏み固められた地」が適切かもしれない(それを考えると「踏み均す」の誤変換ともとれる)。 |
稲妻の斧/Lightning Axe | フレイバー・テキスト。アスモラノマルディカダイスティナカルダカール「地獄料理書」とするのが正しい。 |
燭台の大魔術師/Magus of the Candelabra | フレイバー・テキスト。テフェリー/Teferiは男性なのに台詞が女性のような口調に訳されている。 |
天使の嗜み/Angel's Grace | カード名。"grace"には優雅や魅力と猶予や恩恵といった異なる意味があり、これはそれらをかけたものである。 |
放漫トカゲ/Imperiosaur | カード名。"imperio"は「放漫」ではなく「傲慢」と考えるのが自然である。 |
奈落のしもべ/Liege of the Pit シスルダウンのしもべ/Thistledown Liegeなど |
カード名。"Liege"には家臣・家来という意味のほかに君主という意味もあり、奈落の王/Lord of the Pitのリメイクであることを考えると後者の可能性が高い。シャドウムーア・ブロックのしもべサイクルもロード能力を持っているため君主が適訳と思われる。 |
殴りハエの蔓延/Blowfly Infestation | カード名。"Blowfly"はクロバエのこと。 |
イーブンタイドの雛/Hatchlingサイクル | カード名。「Hatchling」は卵から孵化した直後の個体を指す言葉で、卵生の生物全般に使われるが、「雛」は鳥にしか使わない。イラストを見てもどのカードも鳥らしくはない。大食の雛 明敏な雛 有毒の雛 好戦的な雛 頑丈な雛 |
古老の熟達/Elder Mastery | カード名。"Elder"はエルダー・ドラゴン/Elder Dragonであるニコル・ボーラス/Nicol Bolasのことで、 "Mastery"は「支配」の意味と思われる。 |
出家蜘蛛/Recluse(青ざめた出家蜘蛛/Pale Recluseなど) | カード名。"recluse"には「隠遁者」以外に「イトグモ(recluse spider)」の意味もある。絡み爪のイトグモ/Hitchclaw Recluse以降は定訳が「イトグモ」に変更されている。 |
bishop(往時の主教/Bygone Bishopなど) mayor(アヴァブルックの町長/Mayor of Avabruckなど) |
カード名およびフレイバー・テキスト。"bishop"と"mayor"はアヴァシン教会/The Church of Avacynの聖職者の位階の名前だが、前者は「僧正」「司教」「主教」、後者は「町長」「市長」と、訳語が統一されていない。 |
憤怒を投げる者/Rage Thrower | フレイバー・テキスト。"geistflame-tank-half-full kind of person"は"glass half full kind of person"(コップにまだ半分も水があると考えるタイプ、転じて楽天家の意味)のもじりだと思われるが、ほぼ直訳しているためによく意味が通らない文章になっている。 |
遠沼の骨投げ/Farbog Boneflinger | フレイバー・テキスト。姉であるはずのギサ/Gisaが弟であるゲラルフ/Geralfに対し「あんちゃん」と言い放っている。また、ギサの名前も「ギザ」になっている。 |
小悪魔の一団/Gang of Devils | フレイバー・テキスト。グリーゲルと訳されている"Gregel"はガヴォニーの居住区/Gavony Townshipのフレイバー・テキストのグレゲル/Gregelと同一人物であると思われる。 |
究極の価格/Ultimate Price | カード名。"pay the ultimate price"で「命を落とす」という意味の成句であり、"price"は「代価・代償」の意味で訳すべき。 |
身分詐称/Stolen Identity | カード名。単に身分を偽っているのではなく、他者の身分を盗んでいる。 |
影小道の住人/Shadow Alley Denizen キヅタ小径の住人/Ivy Lane Denizen 破滅小径の仲介人/Bane Alley Broker |
カード名。"alley"、"lane"の訳が一定されず重複にもなってしまっている。また"bane alley"は公式記事翻訳では「悪徳小路」となっている。 |
乗騎ペガサス/Cavalry Pegasus 不屈の猛攻/Dauntless Onslaught 知識と力/Knowledge and Power |
フレイバー・テキスト。サイミーディ/Cymedeは女王ではなく王妃。 |
軍団の伏兵/Horde Ambusher | カード名。同セットの他のカードは"Horde"を「軍族」と訳しているのにこれだけ「軍団」となっている。 |
破壊するドラゴン/Destructor Dragon | フレイバー・テキスト。同ブロックの他のカードは"Salt Road"を「塩路」と訳しているのにこれだけ「塩の道」となっている。 |
針葉樹の徘徊者/Conifer Strider | フレイバー・テキスト。この"presence"は「存在感」ではなく「存在」の意味で訳すべき。 |
速接会/Weldfast(速接会の翼鍛冶/Weldfast Wingsmithなど) | Weldfastとは地域の名称。光袖会/The Glint-Sleevesなどの発明組合と混同されたものと思われる。 |
不死の援護者、ヤヘンニ/Yahenni, Undying Partisan ヤヘンニの巧技/Yahenni's Expertise |
フレイバー・テキスト。ヤヘンニ/Yahenniの口調を女性的に訳しており、Magic Storyの訳と差が生じてしまっている。 |
乗馬兵の飛行/Flight of Equenauts | カード名。クリーチャー・カードであることを考えると、"flight"は「飛行小隊」の方が適切。 |
奨励/Take Heart | カード名。一人で士気を高める様子が描かれており、誰かに何かを推奨しているわけではない。 |
光を遮るもの/Douser of Lights | カード名。この"douse"は「光を遮る」ではなく「灯火を消す」。 |
生皮収集家/Pelt Collector | カード名。イラストを見る限り生皮ではなく毛皮。 |
債務者の輸送/Debtors' Transport | カード名。クリーチャー・カードであることを考えると、"transport"は「輸送」よりも「輸送獣」「輸送するもの」などと訳すべき。 |
棘輪の曲芸/Spikewheel Acrobat | カード名。クリーチャー・カードであることを考えると、"Acrobat"は「曲芸師」が適切な訳。 |
テフェリーの時間改変/Teferi's Time Twist | フレイバー・テキスト。この"now"は副詞「今は」ではなく名詞「今」で、文の補語。 |
執拗な探求/Relentless Pursuit | フレイバー・テキスト。背景設定を踏まえると、この"follow"は「付き従う」よりも「追う」の方が適切。 |
発想の幻霊/Eidolon of Inspiration | カード名。能力やフレイバー・テキストを踏まえると、この"inspiration"は「発想」よりも「鼓舞、激励」の方が適切。 |
憑依の航海/Haunting Voyage | カード名。"haunting" (<haunt) はあくまで「(幽霊が)出る」という意味で、必ずしも「人に取り憑く」こと(=憑依)を示すわけではない。イラストを見る限りドローガー/Draugrの乗る船が出港する場面で、「幽霊船の船出」や「出没する幽霊船」の方が適切。キーワード能力の定訳に引かれたか。 |
誤訳・誤植とは言えないもの
勘違いされやすい訳、明確な意図を持って直訳から外された訳や見間違いやすい写植。
カード名 | 内容・備考 |
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メサ/mesa | メサ・ペガサス/Mesa Pegasus、メサ・ファルコン/Mesa Falcon、聖なるメサ/Sacred Mesaのカード名。詳細はこちら。 |
嵐の運び手/Storm Seeker | カード名。"seek"は「運ぶ」ではなく「求める」「捜す」という意味のため、日本人には間違いであると見られやすいが、英語としてのニュアンスを大事にした意図的なものである。むしろ、語呂とイメージを大切にした良い訳と評すべきだろう。 |
疾風のデルヴィッシュ/Whirling Dervish | カード名。定訳は「旋舞教団」。 |
生ける屍/Living Death | カード名。ファンタジーものの小説等ではしばしば"living death"=「生ける屍」と訳されているので、固有名詞に近い言葉だと考えられる。 |
エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyard | カード名。「ぶどう園」とフレイバー・テキスト中の「キノコワイン」との関連性。 |
子守り/Cradle Guard | カード名。"cradle"(揺籃)とは揺り籠・幼児期のことなので、意訳の範疇。訳以前に元の英単語の用法が比喩表現の一種、メタファー(暗喩)であることに注意。擬人化表現。 |
祖先の記憶/Ancestral Memories(第7版収録版) | フレイバー・テキスト。 |
宏/平和なべ | フォントの唐風隷書体の都合でこう見える。初めて導入されたウルザズ・サーガを参照。 |
カタパルトの達人/Catapult Master | フレイバー・テキスト。英語版の言葉遊びを崩さないように"we"を「兵」と訳している。 |
雄鹿クワガタ/Stag Beetle | カード名。定訳は「クワガタムシ」。 |
動物の魅了/Animal Magnetism | カード名。定訳「動物磁気」。 |
道を塞ぐ者、黄泉示/Yomiji, Who Bars the Way | カード名。意図的に「路」という漢字を避けている。 |
いかづち頭/Thunderheads | カード名。定訳は「入道雲」。 |
水膨れ虫/Blister Beetle | カード名。定訳は「ツチハンミョウ」。 |
吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk | カード名。普通、"nighthawk"は「夜のタカ」だが、あえてワシとしている。 |
重要人物のペット/Kingpin's Pet | フレイバー・テキスト。英語版の"debt"と"death"の聞き間違いという意味を崩さないように"death"を「苛む」と訳している。 |
マジック・オリジンの両面カードのサイクル(アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akrosなど) | ルール文章。"him/her"が「彼」「彼女」ではなく「これ」と訳されているが、誤訳ではなく定訳の変更と思われる。ギデオン・ジュラ/Gideon Juraも参照。 |
戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde General(日本語オリジナルアート版) | アーティスト名の漢字部分。公式サイトなどメディアの表記は「天野喜孝」だが、カード上の表記は彼の本名「天野嘉孝」である。 |
フェリダーの撤退/Felidar Retreat | カード名。Retreatは「棲家」が適切な訳であるが、戦乱のゼンディカーの撤退サイクルを意識したカードであり、特にエメリアへの撤退/Retreat to Emeriaの上位互換であることを意識した訳であると思われる。 |
英語版に起因する誤り
カード名 | 内容・備考 |
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衝動/Impulse(ビジョンズ版) | 英語版のカードに誤って「ライブラリーを切り直す」と書かれていたため、日本語版にも踏襲されてしまっている。 |
手甲/Shuko | カード名。手甲と言ったら「てこう」「てっこう」と読むのだが、元の英語版が"Shuko"だから振り仮名もやむを得ず「しゅこう」と振られている。 |
歩く大地図/Walking Atlas | すべての言語でカード・タイプからアーティファクトが欠落している。 |
地形の精霊/Terrain Elemental | アーティスト名。イラストを手掛けたのはMagali Villeneuveだが、すべての言語でChristine Choiと誤植されている。 |
大導路の守護者/Guardian of the Great Conduit | アーティスト名。イラストを手掛けたのはChristine Choiだが、すべての言語でMagali Villeneuveと誤植されている。 |
反転+観点/Invert+Invent | ルール文章。すべての言語で「ターン終了時まで」が欠落している。 |
星界の神、アールンド/Alrund, God of the Cosmos | ルール文章。すべての言語で「これにより公開された」が欠落している。 |
血瓶の調達者/Bloodvial Purveyor | ルール文章。すべての言語でパワーを上げる能力の「ターン終了時まで」が欠落している。 |
名訳
カード名 | 内容・備考 |
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不吉の月/Bad Moon | "bad"を単に悪いなどと訳さずに不吉と訳し、イラストの雰囲気をそのまま訳にも表現した名訳。 |
最後の賭け/Final Fortune | 通常、"fortune"は幸運などを示す言葉だが、カードの効果を汲んで日本語にした名訳。 |
羊術師/Ovinomancer | 要はシャレの領域。偶然はまったんじゃないかとも思われるが良い訳。 |
最後の審判/Doomsday | かなりテンプレートから外れているが雰囲気に合っている。ただし、巻き添えで最後の裁き/Final Judgmentを翻訳テンプレートから外してしまうこととなった。 |
芽ぐみ/Burgeoning | シャレの領域。 |
真に暗き時間/Darkest Hour | 「最も暗い」雰囲気をよく表している。 |
逢魔が辻/Haunted Crossroads | 「逢魔が時」からの連想による。この訳は草の根翻訳家からも評価が高かった。 |
今を生きる/Seize the Day | 同名の映画の邦題から。 |
納墓/Entomb | 「埋葬」「葬る」といった意味だが埋葬/Buryを考慮し、うまく造語を当てている。 |
めった切り/Slice and Dice | スライスして、さいの目にして、このイメージを一言で現した名訳。 |
帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen | 怒髪天/Enrageに米国ドラマのネタが使われていたことに対抗し、ウルトラマンを意識した訳。 |
屍賊/Nim | 造語を完全な造語で返した訳(例えば凍血鬼/Bloodcurdlerも造語訳だが、「吸血鬼」という先例あってこそ。このような訳とは一線を画す)。 |
Now I Know My ABC's | フレイバー・テキスト。アルファベット26字の入った印刷でおなじみの文章をもじったテキストを、日本語版ではなんと五十音全部を一字ダブらずに訳してのけた。 |
開(あ)きし野に蟋蟀(こおろぎ)鳴くや落つ葉陰(Cold, the wind-worn leaves Fall dead; and from autumn fields The sound of crickets) | |
薄暗狩り/Gloomhunter | 薄暗がり+狩り。 |
かき回すゴブリン/Rummaging Goblin | フレイバー・テキスト。4つのSから4つのPに変わっているが、意味は変えずに日本語に豊富なオノマトペを生かした良訳。 |
ギルド門サイクル(ラヴニカへの回帰ブロック) | フレイバー・テキスト。暗号めいた隠しメッセージが忠実に再現されている。 |
ならず者の手袋/Rogue's Gloves | フレイバー・テキスト。英語版の頭韻をテンポ良く各文節に盛り込んでいる。 |
一所懸命/Give No Ground | カード名。英語名の慣用句の意味を汲みつつ、なおかつそれに含まれる「Ground(土地)」にまつわる四字熟語をあてた訳。 |
デヴカリンの造反者/Devkarin Dissident | フレイバー・テキスト。英語版の洒落を汲み、日本語版も洒落になるよう意訳している。 |
寄生された人狼/Infested Werewolf | フレイバー・テキスト。英語版の虫に関する洒落を、日本語訳でも成立するよう意訳している。 |
迷訳
日本語を除く言語で、誤訳と思われるもの
- アクロンの軍団兵/Akron Legionnaire(中:阿克隆的退役軍人)
- 大喰らいのワーム/Craw Wurm(中:巨爪亞龍)
- 吠えたける鉱山/Howling Mine(独:Verborgenes Wissen)
- 罪人への急襲/Descend upon the Sinful(仏:Fondre sur les pêcheurs)