対象
出典: MTG Wiki
対象/Targetとは、呪文や能力が影響を及ぼす、事前に選択されたオブジェクト、プレイヤー、領域のこと。マジックにおいて「対象」はルール用語として特別な意味を持つ。一般的な意味と異なる部分があるので、ルールなどの説明では注意しなくてはならない。
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[編集] 解説
- 「[何か]を対象とする/target [何か]」という記述が文章中に存在する場合、唱えるまたは起動、誘発する際にその[何か]を対象とする。(キーワード能力の場合、その定義にこの記述を含んでいることがある(例:装備)。この場合も対象をとる。)
- オーラ呪文の場合、エンチャント能力の指定に従い、その適正なエンチャント先を対象とする。
このどちらでもない呪文や能力は対象をとらない。「あなた/You」は、そのオブジェクトのコントローラーを指す単語であり、対象をとるということではない。
対象、モードの選択、割り振りの3つの場合を除き、何かを選ぶ場合、それはすべて解決時に行われる。
- 対象を必要とする呪文や能力は、適切な対象をとることができない場合には唱えたり起動したりできない。
- 対象を必要とする呪文や能力は、その対象の一部が解決時に不適正になっていた場合、残った対象に効果を発生させる。解決時にその全ての対象が不適正になっていた場合、その呪文や能力はルールによって打ち消される。(古い用語では、「立ち消え」と表現されていた)
- 一度選んだ対象は、不適正になっても勝手に変更することはできない。
- 対象が適正かどうかのチェックは唱えたり起動したり誘発したりした時と解決時に行われる。これら以外の場合に対象として適正でなくなっても、そのことが原因で効果が生じなかったり終了したりすることはない。
- 可変個の対象を取ることのできる呪文や能力が存在する。その場合、0個の対象を選んだ場合は、対象を取らないものとみなされる。
- 対象を変更する効果がいくつか存在する。詳しくは「対象の変更」を参照
- スタック上にある呪文や能力は、自身を対象とすることはできない(CR:113.4)。よって「対抗呪文/Counterspellに分流/Shuntを使用して対象を対抗呪文自身に変更する」ということは不可能である。
- ただし、対象を分流に変更することは可能である。なぜなら、分流の解決中、まだ分流はスタック上に置かれているからである。
[編集] 複数の対象をとる場合
- 1つの「~を対象とする」という単語に対しては、同じものを複数回対象として選んではいけない。(例:荒残/Rack and Ruin)
- 複数の「~を対象とする」という単語に対しては、それぞれにおいて制限を満たした上で、同じものを複数回対象として選んでもよい。(例:大量破壊/Decimate)
- この方法で同じものを複数回選んだとしても、それは「単一の対象をとる」呪文ではない。
日本語のテキストでは上の違いを見分けにくい場合がある。どちらか判断しづらい場合はオラクルを参照するように。
- 神河物語で現在のルールに変更される前は、どちらの場合であっても同じ対象を複数回選ぶことはできなかった。
[編集] 参考
[編集] 引用:総合ルール 6.3.0.0
- 1 ゲームの考え方
- 113 対象
- 113.1 呪文や能力の一部は、そのコントローラーに1つかそれ以上の対象を選ばせる。対象とは、その呪文や能力が影響を及ぼす、オブジェクト、プレイヤー、領域である。それらの対象は呪文や能力をスタックに積む行程の一部として宣言される。対象は、他の呪文や能力によって指示されない限り、変更することはできない。
- 113.1a インスタント 呪文やソーサリー 呪文は、その文章中に「[何か]を対象とする/target [何か]」という表記がある場合、対象をとる。この[何か]とは、オブジェクト、プレイヤー、領域を示す表現でなければならない。対象の選択は、呪文を唱える際に行なう。rule 601.2c 参照。(インスタントやソーサリーの文章内にある起動型能力や誘発型能力が「対象」の語を用いていたとしたら、その呪文ではなく能力が対象をとる。)
- 113.1b オーラ 呪文は、必ず、対象を取る。対象を取るパーマネント呪文はこれだけである。オーラの対象は、エンチャントのキーワード能力によって規定される(rule 702.5〔エンチャント〕参照)。対象の選択は、呪文を唱える際に行なう。rule 601.2c 参照。オーラ・パーマネントは対象を取らない。オーラ 呪文だけが対象を取る。(オーラ・パーマネントの起動型能力や誘発型能力は対象を取ることがあり得る。)
- 113.1c 起動型能力は、「[何か]を対象とする/target [何か]」という表現で影響を及ぼすものを特定している場合、対象をとる。この[何か]とは、オブジェクト、プレイヤー、領域を示す表現でなければならない。対象の選択は、能力を起動する際に行なう。rule 602.2b 参照。
- 113.1d 誘発型能力は、「[何か]を対象とする/target [何か]」という表現で影響を及ぼすものを特定している場合、対象をとる。この[何か]とは、オブジェクト、プレイヤー、領域を示す表現でなければならない。対象の選択は、能力をスタックに置く際に行なう。rule 603.3d 参照。
- 113.1e 装備や挑発などキーワード能力の一部は、対象を取る起動型能力や誘発型能力を意味している。それらの場合、「[何か]を対象とする」という表現はその能力そのものには表記されていないが、キーワード能力のルールに記載されている。(キーワードの注釈文にもしばしば「対象」の語が含まれている。)rule 702〔キーワード能力〕参照。
- 113.2 呪文や能力の対象としては、通常、パーマネントだけが適正である。この例外は、(a) その呪文や能力が他の領域にあるオブジェクトやプレイヤーを対象にできると明記されているときと、(b) 呪文や能力のように戦場に存在することがありえないオブジェクトを対象とするとき、(c)領域を対象とするときだけである。
- 113.3 同じ「target」の語で示される中で(日本語版では、「[性質]N個(または[性質]N個)」としてまとめられている中で)、同じ対象を複数回選ぶことはできない。複数の対象群がある場合、同一のオブジェクト、プレイヤー、あるいは領域を(条件を満たしているなら)それぞれ1回ずつ対象に取ることができる。
- 113.4 スタックにある呪文や能力は、それ自身の対象としては不適正である。
- 113.5 0個以上の対象を取れる呪文や能力は、1個以上の対象を選んでいるときのみ対象を取る。
- 113.6 呪文や能力の効果を変更することを認める効果や、呪文や能力の大賞を新しく選ばせる効果が存在する。
- 113.6a 効果によってプレイヤーが呪文や能力について「その(それらの)対象を変更する/change the target(s)」場合、呪文や能力の対象は、他の適正な対象にだけ変更できる。対象を変更できない場合、元の対象がすでに不適正になっていたとしても、元の対象がそのまま対象になったままになる。対象すべてを適正な別の対象に変更できない場合、それらの対象はすべて変更されずに元のまま残る。
- 113.6b 効果によってプレイヤーが呪文や能力について「任意の対象を変更する/change any targets」場合、rule 113.6a の記載に従うが、対象の中の(すべてを変更するかまったく変更しないかを選ぶのではなく)任意の一部を変更することができる。
- 113.6c 効果によってプレイヤーが呪文や能力について「新しい対象を選ぶ/hoose new targets」場合、そのプレイヤーはその現在の対象のうち任意の数を、それが不正な対象であったとしても、そのままに残しておいてもよい。プレイヤーが新しく選んだ対象は、適正でなければならない。
- 113.7 モードを持つ呪文や能力は、モードごとに異なった対象の取り方をする場合がある。モードを持つ呪文や能力の対象を変更したり新しく選んだりする効果によっては、そのモードは変更されない。(rule 700.2 参照)
- 113.8 オブジェクトの中には、他の呪文や能力が対象を取るかどうかを見るものがある。文章によって、それがチェックするのは対象の現在の状態であるか、あるいは選ばれた時点での状態であるか、その両方を見るかが違う。
- 113.8a 「[何か]を対象とする[[[呪文]]や能力]/[[[呪文]]や能力] that targets [何か]」を見るオブジェクトは、その呪文や能力の対象がその時点でどうなっているかを見る。対象にしたオブジェクトが元あった領域に存在し、あるいは対象にしたプレイヤーがまだゲームに残っているのであれば、その対象がその呪文や能力にとって不適正になっていたとしても、その現在の情報を用いる。オブジェクトがその領域になくなっていたり、プレイヤーがゲームに存在しなくなっているのであれば、その対象は無視され、最後の情報が用いられる。
- 113.8b 「単一の対象を持つ[[[呪文]]や能力]/[[[呪文]]や能力] with a single target」を見るオブジェクトは、その呪文や能力がスタックに置かれた時点で合計何回オブジェクトやプレイヤーや領域が対象になったかを数える。現時点で適正である対象の数を数えるのではない。同一のオブジェクトやプレイヤーや領域が複数回対象になっていた場合、それぞれを別々に数える。
- 113.8c 「[何か]だけを対象とする[[[呪文]]や能力]/[[[呪文]]や能力] that targets only [何か]」は、その呪文や能力がスタックに置かれたときにいくつのオブジェクトやプレイヤーが対象になったか(その後対象を変更する効果によって変更されたものも含む)を数える。現時点で適正である対象の数を数えるのではない。その数が1であれば(その呪文や能力が同一のオブジェクトやプレイヤーを複数回対象にしていても)その呪文や能力の対象は、rule 113.7a に書かれている通りにチェックされる。
- 113.9 呪文や能力は、対象にしていないオブジェクトやプレイヤーに影響を与えることがある。一般に、その種のオブジェクトやプレイヤーは呪文や能力の解決時まで選択されない。rule 608〔呪文や能力の解決〕参照。
- 113.1 呪文や能力の一部は、そのコントローラーに1つかそれ以上の対象を選ばせる。対象とは、その呪文や能力が影響を及ぼす、オブジェクト、プレイヤー、領域である。それらの対象は呪文や能力をスタックに積む行程の一部として宣言される。対象は、他の呪文や能力によって指示されない限り、変更することはできない。
- 113 対象
