放漫トカゲ/Imperiosaur
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4マナ5/5と、緑としても優秀なサイズを持つクリーチャー。ただし、基本土地からのマナによってしか唱えることができない。
ショックランドやペインランドに頼る多色デッキでは基本土地自体の枚数が大きく目減りするため、安定して唱えるのも一苦労である。緑のお家芸であるマナ・クリーチャー、あまつさえブラック・ロータス/Black Lotusですら、これを出す助けにはなってくれない。基本土地を並べる不屈の自然/Rampant Growth系列の呪文を利用すれば問題無いため、お供にどうぞ。
リミテッドでは当然ながら基本土地が中心のデッキ構築となるため、デメリットはかなり軽減される。その場合「戦場に出せば強力なクリーチャー」という一面だけを見ることができるため、十分な活躍が期待できるだろう。
- 基本土地にはびこり/Overgrowthなどをエンチャントした場合も、追加で出るマナはこれを唱えるのに使用できない。あくまでその追加マナは、エンチャントが持つ誘発型能力が生み出したマナである。
- 未来予知初出時はアンコモンだったが、Modern Mastersではコモンに変更された。これによりパウパーで使用可能になった。
- ラヴニカへの回帰では、同じマナ・コストで同じサイズを持ち、デメリット能力はなくメリット能力だけを持った上位互換の死橋の大巨虫/Deadbridge Goliathが登場している。
- クリーチャー・タイプは印刷時はトカゲだったが、イクサランでの恐竜の復活に合わせ、2017年9月のオラクル変更で恐竜に変更された。
- 日本語カード名は誤訳。"-saur"はトカゲを意味するが、"imperio"から放漫は無理がある。これは"imperious"(傲慢)から来ていると考えるのが自然であり、後の傲慢な支配者/Imperious Oligarchでもそう訳されている。つまりこれは傲慢(GOUMAN)と放漫(HOUMAN)のタイプミスから来る誤訳であると思われる。"-saur"の方も音写するのがテンプレートであるので、正しく日本語訳するならば、傲慢ザウルスや傲慢サウルス、またはすべて音写してインペリオサウルスだろう。
- 機械兵団の進軍で登場した古の放漫トカゲ/Ancient Imperiosaurもこの誤訳が踏襲されてしまった。