青白黒コントロール
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+ | またこれとは別に、ドラゴンに依存しないタイプの[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]も存在している。特に[[ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar]]や[[灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited]]などの[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]を多用するものは'''エスパープレインズウォーカー'''(''Esper Planeswalkers'')と呼ばれる。 | ||
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[[グランプリクラクフ15]]ではTop8に5人を送り込み、ワンツーフィニッシュを飾った。 | [[グランプリクラクフ15]]ではTop8に5人を送り込み、ワンツーフィニッシュを飾った。 | ||
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*[[修復の天使/Restoration Angel]]を多めに採用した、同[[環境]]の[[フラッシュ]]に近い構成のタイプ。 | *[[修復の天使/Restoration Angel]]を多めに採用した、同[[環境]]の[[フラッシュ]]に近い構成のタイプ。 | ||
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**使用者:[[Niels Viaene]] | **使用者:[[Niels Viaene]] | ||
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**[[日本選手権07]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/jpnat07ja/welcome 参考]) | **[[日本選手権07]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/jpnat07ja/welcome 参考]) | ||
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**[[スタンダード]]([[第10版]]+[[ラヴニカ・ブロック]]+[[コールドスナップ]]+[[時のらせんブロック]]) | **[[スタンダード]]([[第10版]]+[[ラヴニカ・ブロック]]+[[コールドスナップ]]+[[時のらせんブロック]]) |
2015年10月19日 (月) 19:37時点における版
青白黒コントロール(UWB Control)は、青白黒3色で構成されるコントロールデッキ。エストニアの国旗の色にちなみエストニア・コントロール、アラーラの断片ブロックの次元/Plane(断片/Shard)のエスパー/Esperに由来しエスパー・コントロールと呼ぶところもある。
概要
基本は、青のカウンター・ドローをベースにしたパーミッションの形態をとる。青白コントロールにタッチ黒、または青黒コントロールにタッチ白の形をとる場合が多い。
白の各種パーマネントコントロールに黒の手札破壊、除去を活用できるため、汎用性は非常に高い。
しかし、3色ともなればマナ基盤を整えにくくなるため、強力な基本でない土地が使用可能な環境でないと難しい。
- ここで挙がっている以外のデッキタイプについては、白青黒#代表的なデッキも参照。
タルキール覇王譚ブロック+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期
エスパードラゴン(Esper Dragons)が前環境から引き続き存在している。
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
(T):カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。あなたの墓地にカードが5枚以上あるなら、ヴリンの神童、ジェイスを追放し、その後、これを変身させた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
0/2Jace, Telepath Unbound / 束縛なきテレパス、ジェイス
〔青〕 伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
[+1]:クリーチャーを最大1体まで対象とする。あなたの次のターンまで、それは-2/-0の修整を受ける。
[-3]:あなたの墓地にある、インスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とする。このターン、あなたはそれを唱えてもよい。その呪文があなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。
[-9]:あなたは「あなたが呪文を1つ唱えるたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを5枚切削する。」を持つ紋章を得る。
強迫/Duressなどの手札破壊、シルムガルの嘲笑/Silumgar's Scornや意思の激突/Clash of Willsなどの打ち消し、絹包み/Silkwrap、忌呪の発動/Foul-Tongue Invocation、完全なる終わり/Utter Endなどの単体除去で対戦相手の脅威を対処し、ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigyや時を越えた探索/Dig Through Timeでアドバンテージを稼ぐ。最後はシルムガルの嘲笑や忌呪の発動とのシナジーを有する龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutaiなどのドラゴンで勝負を決める。
またこれとは別に、ドラゴンに依存しないタイプのコントロールデッキも存在している。特にゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikarや灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignitedなどのプレインズウォーカーを多用するものはエスパープレインズウォーカー(Esper Planeswalkers)と呼ばれる。
ドラゴン型
- 備考
- プロツアー「戦乱のゼンディカー」 第16位、スタンダード部門8-1-1 (参考/参考)
- 使用者:八十岡翔太
- フォーマット
- エスパードラゴンと呼ばれるタイプ。
プレインズウォーカー型
- 備考
- プロツアー「戦乱のゼンディカー」 第29位、スタンダード部門8-2 (参考/参考)
- 使用者:Fabrizio Anteri
- フォーマット
テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期
同環境の青黒ドラゴンの亜種として、白をタッチしたエスパードラゴン(Esper Dragons)と呼ばれるタイプが存在する。
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)
飛行
龍王オジュタイがアンタップ状態であるかぎり、これは呪禁を持つ。
龍王オジュタイがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたのライブラリーの一番上から3枚のカードを見る。そのうち1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
基本的な動きは青黒コントロールと同じで、思考囲い/Thoughtseizeなどの手札破壊、解消/Dissolveなどの打ち消し、英雄の破滅/Hero's Downfallなどの単体除去で1対1交換を繰り返し、土地が伸びたら時を越えた探索/Dig Through Timeで手札を補充する。フィニッシャーはシルムガルの嘲笑/Silumgar's Scornや忌呪の発動/Foul-Tongue Invocationとのシナジーがあるドラゴンとなっており、強力なドラゴンである龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutaiを採用するためだけに白をタッチしているものが多い。
グランプリクラクフ15ではTop8に5人を送り込み、ワンツーフィニッシュを飾った。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリクラクフ15 優勝 (参考)
- 使用者:Alexander Hayne
- フォーマット
Esper Control [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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テーロス・ブロック構築
神々の軍勢の参入後、青黒タッチ白のコントロールデッキが登場した。
クリーチャー — スフィンクス(Sphinx)
飛行
カード1枚を捨てる:ターン終了時まで、予知するスフィンクスは呪禁を得る。これをタップする。
予知するスフィンクスが攻撃するたび、占術3を行う。
伝説のプレインズウォーカー — エルズペス(Elspeth)
[+1]:白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンを3体生成する。
[-3]:パワーが4以上のクリーチャーをすべて破壊する。
[-7]:あなたは「あなたがコントロールするクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに飛行を持つ。」を持つ紋章を得る。
予言/Divinationで手札を増やしながら思考囲い/Thoughtseizeと解消/Dissolve、黒の豊富な除去で対戦相手の脅威を捌き続け、最後は予知するスフィンクス/Prognostic Sphinxや太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Championで勝負を決める。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアー「ニクスへの旅」 第128位、テーロス・ブロック構築部門8-1-1 (参考/参考)
- 使用者:Eric Damain Andrews
- フォーマット
Esper Control [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期
テーロス参入直後より、同環境の青白コントロールに黒を足した亜種が存在する。
青白コントロールと同様に、至高の評決/Supreme Verdict、スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation、アゾリウスの魔除け/Azorius Charmなどの白青のカードを中心とする。黒を足したことで、破滅の刃/Doom Bladeや英雄の破滅/Hero's Downfallなどの軽量単体除去を使えるようになったのが大きな利点。
フィニッシャーには霊異種/AEtherlingや思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought、太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Championなどの青白コントロールでも使われるもののほか、ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopaなども使われる。
青白コントロールとの対戦においては、思考囲い/Thoughtseizeや罪の収集者/Sin Collectorのような手札破壊に加えて、対コントロール戦で強い悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver、対戦相手のプレインズウォーカーを除去できる英雄の破滅を使えることから基本的に有利。色を足したことによるマナ基盤の懸念についても、静寂の神殿/Temple of Silenceと欺瞞の神殿/Temple of Deceitが使えることからそれほど厳しいものではない。こういった事情から、プロツアー「テーロス」では使用者数が青白コントロール(アゾリウス・コントロール)を大きく上回った(参考)。
基本でない土地を多用するデッキであるため、燃え立つ大地/Burning Earthは弱点。また青白コントロールほどではないが序盤の守りが薄めなので、立ち上がりにてこずると高速ビートダウンに押し切られる恐れもある。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアー「テーロス」 ベスト8 (参考/参考)
- 使用者:Guillaume Wafo-Tapa
- フォーマット
Esper [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ラヴニカへの回帰ブロック構築
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit) アドバイザー(Advisor)
幽霊議員オブゼダートが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。
あなたの終了ステップの開始時に、あなたは幽霊議員オブゼダートを追放してもよい。そうした場合、あなたの次のアップキープの開始時に、これをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。これは速攻を得る。
至高の評決/Supreme Verdict、思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought、スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelationを中心とする基本構成は青白コントロールと同じで、黒を足したことで肉貪り/Devour Fleshや幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Councilが使えるようになっている。
ドラゴンの迷路からは遠隔+不在/Far+Away、罪の収集者/Sin Collector、霊異種/AEtherlingなどを獲得し、大きく強化される。プロツアー「ドラゴンの迷路」ではトップメタとなり、27.1%という高い使用率を記録した。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアー「ドラゴンの迷路」 準優勝 (参考/参考)
- 使用者:Dusty Ochoa
- フォーマット
Esper Control [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期
青白の構成をベースに、黒を加えたコントロールデッキが存在する。
基本構成は至高の評決/Supreme Verdictやスフィンクスの啓示/Sphinx's Revelationを用いる青白コントロールであり、黒が足されたことで各種単体除去やネファリアの溺墓/Nephalia Drownyardを採用できるようになっている。
ギルド門侵犯での湿った墓/Watery Graveと神無き祭殿/Godless Shrineの再録により大きく強化される。さらにドラゴンの迷路からは遠隔+不在/Far+Awayや歪んだ体形/Warped Physiqueを獲得した。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアー「ギルド門侵犯」 ベスト4 (参考/参考)
- 使用者:Ben Stark
- フォーマット
Esper Control [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 修復の天使/Restoration Angelを多めに採用した、同環境のフラッシュに近い構成のタイプ。
ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期
イニストラードでフラッシュバック(特に禁忌の錬金術/Forbidden Alchemyと堀葬の儀式/Unburial Rites)が再登場したことで太陽拳が復活を果たす。
インスタント
あなたのライブラリーの一番上から4枚のカードを見る。それらの1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。
フラッシュバック(6)(黒)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
ソーサリー
あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
フラッシュバック(3)(白)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
詳細は太陽拳を参照のこと。
ゼンディカー・ブロック+ミラディンの傷跡ブロック期
青白のCaw-Bladeに、黒をタッチしたデッキがいくつか存在。
クリーチャー — 鳥(Bird)
飛行
戦隊の鷹が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから《戦隊の鷹/Sqadron Hawk》という名前のカードを最大3枚まで探し、それらを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともにプロテクション(黒)とプロテクション(緑)を持つ。
装備しているクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカードを1枚捨て、あなたはあなたがコントロールする土地をすべてアンタップする。
装備(2)
伝説のプレインズウォーカー — テゼレット(Tezzeret)
[+1]:あなたのライブラリーの一番上から5枚のカードを見る。あなたはその中からアーティファクト・カード1枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
[-1]:アーティファクト1つを対象とする。それは基本のパワーとタフネスが5/5のアーティファクト・クリーチャーになる。
[-4]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはX点のライフを失い、あなたはX点のライフを得る。Xはあなたがコントロールするアーティファクトの数の2倍である。
特にボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolasを採用し青黒テゼレットとハイブリッドしたデッキはTezzerator-Bladeと呼ばれる。
アラーラの断片ブロック期
アラーラの断片ブロック期の白青黒のコントロールデッキは、アラーラの断片の次元エスパー/Esperからエスパーコントロール(Esper Control)の名で呼ばれることが多い。同時期のスタンダードやアラーラの断片ブロック構築で活躍した。
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)
あなたのコントロール下で別のアーティファクトが戦場に出るたび、ガラス塵の大男はターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともに、それはこのターン、ブロックされない。
サイクリング(白/青)((白/青),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
アーティファクト
あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、(1)を支払うとともにあなたがコントロールする基本土地1つをオーナーの手札に戻してもよい。
原霧の境界石はタップ状態で戦場に出る。
(T):(白)か(青)を加える。
ソーサリー
すべての墓地にあるすべてのアーティファクト・カードとすべてのエンチャント・カードを、それらのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。(エンチャントするものがないオーラは墓地に残る。)
構成はデッキごとで様々だが、ガラス塵の大男/Glassdust Hulkなどのサイクリングを持つアーティファクト・クリーチャーでライブラリーを回しつつ境界石でマナを伸ばし、除去で対戦相手をコントロールしつつフィニッシャーで仕留めるという基本方針は同じである。スタンダードの場合、蔵の開放/Open the Vaultsを利用した大量リアニメイトも組み込まれることが多い。
場合によってはガラス塵の大男と覇者シャルム/Sharuum the Hegemonを利用した瞬殺コンボも搭載される。また、鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Windなどのスフィンクスを多用するタイプは特にスフィンクス・コントロール(Sphinx Control)と呼ばれる。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーサンディエゴ10 ベスト8 (参考/参考)
- 使用者:Niels Viaene
- フォーマット
Esper Control [7] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ワールドウェイク参入後のデッキ。
ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引き、その後そのプレイヤーは土地カードを1枚捨てないかぎり、カードを2枚捨てる。
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
絶望の天使が戦場に出たとき、パーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
また、一瞬の瞬き/Momentary Blinkを活用するブリンクのうち、黒を入れたバージョンも登場した。
インスタント
あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。その後それをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
フラッシュバック(3)(青)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
第10版導入後の後期のバージョンではカウンターとリアニメイトの要素を排除し、印鑑によるマナ加速からのパワーカードの連打を基本とした一種のグッドスタッフ的な構成も多く見られる。→参考
サンプルレシピ
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (12) | |
3 | 永劫の年代史家/Aeon Chronicler |
3 | 絶望の天使/Angel of Despair |
4 | 宮廷の軽騎兵/Court Hussar |
2 | 骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire |
呪文 (26) | |
3 | 酷評/Castigate |
4 | 強迫的な研究/Compulsive Research |
2 | 滅び/Damnation |
1 | 無残な収穫/Grim Harvest |
2 | 否定の契約/Pact of Negation |
4 | 差し戻し/Remand |
1 | 神の怒り/Wrath of God |
3 | アゾリウスの印鑑/Azorius Signet |
3 | ディミーアの印鑑/Dimir Signet |
2 | 信仰の足枷/Faith's Fetters |
1 | オルゾフの印鑑/Orzhov Signet |
土地 (22) | |
1 | 幽霊街/Ghost Quarter |
4 | 神無き祭殿/Godless Shrine |
2 | 神聖なる泉/Hallowed Fountain |
3 | 島/Island |
2 | 雨雲の迷路/Nimbus Maze |
3 | オルゾフの聖堂/Orzhov Basilica |
1 | 平地/Plains |
2 | 涙の川/River of Tears |
1 | 沼/Swamp |
1 | 地底の大河/Underground River |
1 | ウルザの工廠/Urza's Factory |
1 | 湿った墓/Watery Grave |
サイドボード | |
1 | 滅び/Damnation |
1 | 永劫の年代史家/Aeon Chronicler |
3 | 根絶/Extirpate |
2 | 信仰の足枷/Faith's Fetters |
1 | 無残な収穫/Grim Harvest |
3 | 屈辱/Mortify |
1 | 否定の契約/Pact of Negation |
3 | 永遠からの引き抜き/Pull from Eternity |
ラヴニカ・ブロック構築
八十岡翔太製作のコントロールデッキがプロツアーチャールストン06を制した。
クリーチャー — ヴィダルケン(Vedalken) 騎士(Knight)
警戒
宮廷の軽騎兵が戦場に出たとき、あなたのライブラリーのカードを上から3枚見る。その後それらのうちの1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
宮廷の軽騎兵が戦場に出たとき、それを唱えるために(白)が使われていないかぎり、それを生け贄に捧げる。
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消された場合、それをそのプレイヤーの墓地に置く代わりにオーナーの手札に加える。
カードを1枚引く。
詳細はヤソコンを参照のこと。
神河ブロック+ラヴニカ・ブロック+コールドスナップ期
ディセンションで白青のギルド/Guild、アゾリウス評議会/The Azorius Senateが登場すると、印鑑からマナ加速して重いカードを連発し大型クリーチャーをリアニメイトするグッドスタッフ系コントロールデッキ、太陽拳が登場、メタの中心を担った。
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引き、その後そのプレイヤーは土地カードを1枚捨てないかぎり、カードを2枚捨てる。
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
絶望の天使が戦場に出たとき、パーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
またそれとは別路線で、コールドスナップの相殺/Counterbalanceと師範の占い独楽/Sensei's Divining Topのソフトロックを搭載したメガパーミッションデッキ、ストラクチャー・アンド・フォースが作られ、その年の日本選手権06を制した。
エンチャント
対戦相手が呪文を1つ唱えるたび、あなたは自分のライブラリーの一番上のカードを公開してもよい。そうした場合、その呪文のマナ総量が公開されたカードのマナ総量と等しいならば、その呪文を打ち消す。
アーティファクト
(1):あなたのライブラリーのカードを上から3枚見る。その後それらを望む順番で戻す。
(T):カードを1枚引き、その後師範の占い独楽をオーナーのライブラリーの一番上に置く。
インベイジョン・ブロック期
インベイジョン・ブロックが多色を推奨していたことから注目を浴びる。追放するものドロマー/Dromar, the Banisherの色のためドロマーコントロールとも呼ばれる。
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
追放するものドロマーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは(2)(青)を支払ってもよい。そうした場合、色を1色選ぶ。その後、選ばれた色のすべてのクリーチャーをオーナーの手札に戻す。
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・あなたは5点のライフを得る。
・呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-2/-2の修整を受ける。
マスクス・ブロックの頃はドロー・ゴータイプのパーミッション、Go-Marが活躍。
また、オデッセイ・ブロック参入後は、影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltratorと翻弄する魔道士/Meddling Mageを併用するフィンキュラが登場した。
エクステンデッド(ローテーション前)
インベイジョン以降、フィンキュラなどの多色グッドスタッフが時折組まれている。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
翻弄する魔道士が戦場に出るに際し、土地でないカード名を1つ選ぶ。
選ばれた名前を持つ呪文は唱えられない。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
畏怖(このクリーチャーは、黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない。)
影魔道士の浸透者がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
エクステンデッドの強力な多色地形(デュアルランドやショックランドなど)でマナ基盤を安定させる。
レガシー
レガシーでは、世界選手権07においてシルバーバレット戦略を組み込んだ墓忍び/Tombstalkerをフィニッシャーとするコントロールデッキ、Tomb Stompyが登場した。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
粗石の魔道士が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーからマナ総量が1以下であるアーティファクト・カードを1枚探し、そのカードを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
2/2詳細はTomb Stompyを参照。