孤立した礼拝堂/Isolated Chapel
提供:MTG Wiki
Isolated Chapel / 孤立した礼拝堂
土地
土地
孤立した礼拝堂は、あなたが平地(Plains)か沼(Swamp)をコントロールしていないかぎり、タップ状態で戦場に出る。
(T):(白)か(黒)を加える。
対抗色版チェックランドの白黒。平地か沼をコントロールしていないとタップインする。
対抗色の色マナを出せる基本でない土地は初登場時には貴重だった。2色デッキでは数少ない2色のマナ源であると同時に、必然的に土地のほとんどが基本土地になるため高い確率でアンタップインできる。
基本セットの友好色チェックランド、直前のファストランドに続いて、優秀な2色土地として安定した活躍を見せる。また直後のラヴニカへの回帰ブロックで再録されたショックランドとは極めて相性がよく、スタンダードにしては異例なほどに充実したマナ基盤を形成できる。エクステンデッドやモダンでも実績がある優秀な土地。
イニストラード・ブロックは全般に白が強力で、リミテッドやイニストラード・ブロック構築でも白絡みの土地は需要が多い。特に白黒トークンは禁止カードが出るほどであったので、必然的にこれの出番も多かった。
白黒を含むデッキは低速のコントロールになりやすく、1ターン目のタップインをある程度許容できるが、最序盤に手札破壊やクリーチャー除去を撃ちたい場合も多いので注意。
- トーメントに沼をコントロールしていると黒マナと他の色マナが出せる汚れた土地サイクルがあったが、その中でも汚れた原野/Tainted Fieldがこのカードに似ている。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
イニストラード初出の対抗色チェックランドサイクル。対応する基本土地タイプを持った土地をコントロールしていないとタップインになる。
- 孤立した礼拝堂/Isolated Chapel(白黒)
- 硫黄の滝/Sulfur Falls(青赤)
- 森林の墓地/Woodland Cemetery(黒緑)
- 断崖の避難所/Clifftop Retreat(赤白)
- 内陸の湾港/Hinterland Harbor(緑青)
基本セット2010初出の友好色チェックランドサイクル。対応する基本土地タイプを持った土地をコントロールしていないとタップインになる。
- 氷河の城砦/Glacial Fortress(白青)
- 水没した地下墓地/Drowned Catacomb(青黒)
- 竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(黒赤)
- 根縛りの岩山/Rootbound Crag(赤緑)
- 陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(緑白)
[編集] ストーリー
- イニストラード
- イニストラード/Innistradのどこかにある、人間/Humanに放棄され、沼沢に取り囲まれてしまった礼拝堂(イラスト)。かつては人々が集まる希望に満ちた場所であったが、アヴァシン/Avacynが姿を消し、その守りの力が失われたことで多くのグール/Ghoulが群がるようになり、人間はこの地を見捨てなくてはならなくなった[1]。
すべての教会が信仰の場所とは限らない。
- ドミナリア
- サーシ/Sursiの小高い丘に築かれたセラ/Serraの教会(イラスト)。セラの加護により、陰謀団/The Cabalの脅威が未だ及んでいない安全な地となっている。
セラの祝福は最も強くサーシに注ぐ。その地にはセラの聖教会があるが、侵入してくる陰謀団も手が出せない。
[編集] 脚注
- ↑ Postcards from Innistrad: The Nonbasics/イニストラードからの絵葉書 基本でない土地編(Savor the Flavor 2011年9月21日 Doug Beyer著)