ネクロディスク
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ネクロディスク(Necro Disk)とは、ネクロポーテンス/Necropotenceとネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskを使った黒系デッキの総称。
目次 |
[編集] 概要
エンチャント
あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたがカードを捨てるたび、あなたの墓地にあるそのカードを追放する。
1点のライフを支払う:あなたのライブラリーの一番上のカードを裏向きのまま追放する。あなたの次の終了ステップの開始時に、そのカードをあなたの手札に加える。
アーティファクト
ネビニラルの円盤はタップ状態で戦場に出る。
(1),(T):すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。
ネクロポーテンス/Necropotenceによる圧倒的ドローと、手札破壊の使用でカード・アドバンテージを稼ぎ、ドレインでライフを補充、ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskでリセットしつつ不要なネクロポーテンスを処理するのが基本戦略。
その他の部分は時期と環境により異なる。
[編集] テンペスト・ブロック+ウルザ・ブロック期
ウルザズ・サーガの強迫/Duressやヨーグモスの意志/Yawgmoth's Willなどの黒強化の恩恵を受け、大幅に強化される。
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の手札を公開する。あなたはその中からクリーチャーでも土地でもないカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーは、そのカードを捨てる。
ソーサリー
ターン終了時まで、あなたは、あなたの墓地にあるカードをプレイしてもよい。
このターン、カードがいずれかの領域からあなたの墓地に置かれる場合、代わりにそのカードを追放する。
クリーチャーはほとんど入らず、堕落/Corruptと生命吸収/Drain Lifeでもって吸い殺すのが特徴。
走り回るスカージ/Skittering Skirgeが2〜3枚程度採用される事が多い。
ウルザのガラクタ/Urza's Baubleを序盤のデッキ圧縮に使い、これが中盤のヨーグモスの意志/Yawgmoth's Willでさらにアドバンテージを叩き出すというエンジンを積んだものが有名。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- インビテーショナル99スタンダード部門 3戦全勝
- 使用者:Brian Hacker
- フォーマット
| メインデッキ (60) | |
|---|---|
| クリーチャー (3) | |
| 3 | 走り回るスカージ/Skittering Skirge |
| 呪文 (35) | |
| 4 | 暗黒の儀式/Dark Ritual |
| 4 | 生命吸収/Drain Life |
| 4 | 強迫/Duress |
| 4 | 悪魔の布告/Diabolic Edict |
| 4 | ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will |
| 4 | ネクロポーテンス/Necropotence |
| 4 | ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk |
| 4 | ウルザのガラクタ/Urza's Bauble |
| 2 | 堕落/Corrupt |
| 1 | 迫害/Persecute |
| 土地 (22) | |
| 22 | 沼/Swamp |
| サイドボード | |
| 4 | ボトルのノーム/Bottle Gnomes |
| 4 | 涙の雨/Rain of Tears |
| 4 | 恐怖/Terror |
| 2 | 強要/Coercion |
| 1 | 迫害/Persecute |
[編集] ミラージュ・ブロック+テンペスト・ブロック期
黒騎士/Black Knightやシャドークリーチャーを入れた黒ウィニー。なのだがネクロポーテンス/Necropotenceの強力なドロー能力があるので、クリーチャーの入っている枚数自体は少なかったりする。
この頃は様々なネクロディスクがあり、一概には言えないが押し寄せる砂/Choking Sandsや涙の雨/Rain of Tears、不毛の大地/Wastelandなどの土地破壊を導入しマナ・アドバンテージの面からも優位に立とうする傾向があった。
ライフ回復手段(=次なるドロー)は生命吸収/Drain Lifeとボトルのノーム/Bottle Gnomes。
トドメにはケアヴェクの悪意/Kaervek's Spiteが使われる。
- ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskのスロットをクリーチャーに詰め替えた亜種は、ライフが尽きると手詰まりになるためスーサイドネクロと呼ばれた。
[編集] アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック期
Hymn to Tourachや露天鉱床/Strip Mineなどのパワーカードは制限カードに指定され、ミラージュ・ブロックで得たものもほとんどなかったが、依然メタの中心にあった。
この時期になるとそれまでの黒ウィニースタイルから手札破壊+ドレインのコントロールタイプへと変化しはじめた。
ドレイン手段にはLake of the Deadと生命吸収/Drain Lifeのコンボ(いわゆる「レイクドレイン」)が採用される。
基本セットの第4版から第5版への移行で露天鉱床/Strip Mineと象牙の塔/Ivory Towerを失い、Zuran Orbも禁止カードに指定されたが、依然として有力なアーキタイプであり続けた。
世界選手権97でもベスト8に二人を輩出している。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーダラス96優勝 (参考)
- 使用者:Paul McCabe
- フォーマット
- 手札破壊にLake of the Deadと相性のよい精神歪曲/Mind Warpが使われているのが特徴的。
[編集] 黎明期
ネクロポーテンス/Necropotenceとネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskが入った黒コントロール。
天敵の黒の万力/Black Viseの制限カード入りにより環境に君臨し、悪名高きネクロの夏を生み出した。
クリーチャー — スペクター(Specter)
飛行
惑乱の死霊が対戦相手にダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカードを1枚無作為に選んで捨てる。
内容は単純で故に強い。特徴としては、とにかく「コントロール」という言葉からは想像もつかない、高速度がある。
序盤は精神錯乱/Mind TwistやHymn to Tourachなどの手札破壊、および露天鉱床/Strip Mineで、相手のパーマネント展開を阻害。互いに手札が減っていくが、こちらはネクロを出してカードを引きまくり、ウィニークリーチャーで削っていく。
その後相手がなんとか体勢を立て直すころにネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskを用いてパーマネントは全て排除。こちらのパーマネントも巻き込まれるが、それもネクロのドロー力で補填してしまう。後は生き残ったクリーチャーはContagionなどで殺し、生命吸収/Drain Lifeでライフを得たり。惑乱の死霊/Hypnotic Specterが殴りだしたらゲームは終わったも同然。
そしてそれらを暗黒の儀式/Dark RitualやLake of the Deadで高速に展開していく。
ほぼ毎ターン土地を置けるためストロームガルドの騎士/Knight of StromgaldやOrder of the Ebon Handといったパンプアップ騎士と非常に相性が良い。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- 世界選手権96準優勝
- 使用者:Mark Justice
- フォーマット
[編集] エクステンデッド
この頃のネクロディスクはクリーチャーを使用せず、ドレインで勝利するタイプが主流。
2001年4月1日、ネクロポーテンス/Necropotenceの禁止カード入りにより消滅。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーシカゴ99準優勝(参考)
- 使用者:Brian Davis
- フォーマット
| メインデッキ (60) | |
|---|---|
| クリーチャー (2) | |
| 2 | 走り回るスカージ/Skittering Skirge |
| 呪文 (36) | |
| 4 | Contagion |
| 4 | 暗黒の儀式/Dark Ritual |
| 4 | 生命吸収/Drain Life |
| 4 | 堕落/Corrupt |
| 4 | 強迫/Duress |
| 3 | Demonic Consultation |
| 4 | ネクロポーテンス/Necropotence |
| 2 | ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk |
| 4 | 暴露/Unmask |
| 3 | 闇の旋動/Spinning Darkness |
| 土地 (22) | |
| 4 | 不毛の大地/Wasteland |
| 18 | 沼/Swamp |
| サイドボード | |
| 2 | Dystopia |
| 2 | ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk |
| 2 | 非業の死/Perish |
| 3 | 迫害/Persecute |
| 3 | 次元の狭間/Planar Void |
| 3 | 火薬樽/Powder Keg |
