エンチャント

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エンチャント/Enchantmentは、カード・タイプの1つ。呪いや魔力の授与などの具象化された魔法のイメージ。


Glorious Anthem / 栄光の頌歌 (1)(白)(白)
エンチャント

あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。



Pacifism / 平和な心 (1)(白)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーでは攻撃もブロックもできない。



Lucent Liminid / 輝く透光 (3)(白)(白)
クリーチャー エンチャント — エレメンタル(Elemental)

飛行

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目次

[編集] 概要

優先権を持つプレイヤーは、自分のメイン・フェイズで、スタックが空の間、エンチャント・カード手札から唱えることができる。エンチャント呪文解決される時、そのコントローラーは、それを自分のコントロール下で戦場に出す

エンチャント呪文がオーラのサブタイプを持つ場合、それはキーワード能力エンチャント」に書かれた適正な対象を選ぶ必要がある。オーラ・エンチャント呪文が解決される時、対象にエンチャントされた状態で戦場に出る。エンチャント先が不正だったなら、オーラは戦場に出ることができず墓地に置かれる。また、オーラは呪文として解決される以外の方法で戦場に出る場合、適正なエンチャント先を選びそれについた状態で戦場に出る。詳しいルールはオーラを参照。

インスタントソーサリーと違い、ターンをまたいでゲームに影響を及ぼし続けることができることが特徴。ゲーム全体に効果を及ぼす普通のエンチャントと、個別のクリーチャーなどを永続的に強化したり封印したりするオーラサブタイプを持つエンチャントに大別することができ、普通のエンチャントとオーラを持つエンチャントでは、ルールでの取り扱いも大きく違う。

クリーチャー・エンチャントアーティファクト・エンチャントなど、他のカード・タイプを併せ持つカードも稀に登場する。

色の役割として、エンチャントを活用するカードに多い。その一方で、エンチャントを破壊する役割も白と緑のものである。2019年以降はもエンチャントを除去できるようになった[1][2]

[編集] その他

  • かつては現在と異なるタイプ行の書かれ方をしていた。通常のエンチャントは「エンチャント(場)/Enchantment」、オーラは「エンチャント(クリーチャー)/Enchant Creature」のように書かれ、前者を「全体エンチャント」、後者を「個別エンチャント」として扱っていた。第9版でのルール変更によってオーラが制定され、全体エンチャントなどの用語は廃語となった。
    • 現在のタイプ行では「Enchantment」と「Enchant」を分けて使ったりせず、カード・タイプとしては一律「Enchantment」である。エンチャント (キーワード能力)の項も参照。
  • イメージから、基本的にタップはせず、エンチャントをタップさせる効果も少ない。例外的に未来予知新たな精力/Second Windなども存在するが、これは未来予知(タイムシフト)というセットの特殊性によるものであり、基本的にエンチャントはアーティファクトとの違いとして、「有色である」「タップしない」という特徴があると開発部は認識している模様[3]
  • テーロス/Therosを舞台としたテーロス・ブロックおよびテーロス還魂記では「神々の世界の物や生物=エンチャント、定命の世界の物や生物=エンチャントではない」という形で、エンチャントであるかないかが一つの線引として使われた。前出のアーティファクト・エンチャントも「神の(エンチャント)、制作物(アーティファクト)」というフレーバーである。

[編集] デザインのバリエーション

[編集] 脚注

  1. More to the Death/さらなる死出Making Magic 2020年1月20日 Mark Rosewater著)
  2. Mechanical Color Pie 2021 Changes/メカニズム的カラー・パイ 2021年版変更点(Making Magic 2021年10月18日 Mark Rosewater著)
  3. You Make the Card 4 – Submit Rules Text(Making Magic 2013年4月15日 Ethan Fleischer著)

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

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