カルロフ邸殺人事件

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*各種[[フォーマット]]での使用可能開始日は[[プレリリース・トーナメント|プレリリース]]開始日の2024年2月2日となる。
 
*各種[[フォーマット]]での使用可能開始日は[[プレリリース・トーナメント|プレリリース]]開始日の2024年2月2日となる。
 
*[[エキスパンション・シンボル]]の短剣は、柄の部分に[[ラヴニカへの回帰]]のエキスパンション・シンボルが隠されている<ref>[https://x.com/imdanielholt/status/1732140813923299770?s=20 @imdanielholt](X/Twitter [[2023年]]12月6日 [[Daniel Holt]])</ref>。
 
*[[エキスパンション・シンボル]]の短剣は、柄の部分に[[ラヴニカへの回帰]]のエキスパンション・シンボルが隠されている<ref>[https://x.com/imdanielholt/status/1732140813923299770?s=20 @imdanielholt](X/Twitter [[2023年]]12月6日 [[Daniel Holt]])</ref>。
*発売時点では[[2026年]]秋のセットが発売すると共に[[スタンダード]]から[[ローテーション]][[落ち]]する予定だったが、スタンダードのローテーションの節目の変更により[[2027年]]初頭のセットの発売と共に落ちる事になった<ref>[https://magic.wizards.com/ja/news/announcements/aligning-the-universes-making-all-our-sets-legal-in-all-our-formats 「ユニバース」が揃うとき――「ユニバースビヨンド」製品の使用可能フォーマットについてのお知らせ]([[Daily MTG]] [[2024年]]10月25日)</ref>。
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*発売時点では[[2026年]]秋のセットが発売すると共に[[スタンダード]]から[[ローテーション]][[落ち]]する予定だったが、スタンダードのローテーションの節目の変更により[[2027年]]初頭のセットの発売と共に落ちる事になった<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0038238/ 「ユニバース」が揃うとき――「ユニバースビヨンド」製品の使用可能フォーマットについてのお知らせ]([[Daily MTG]] [[2024年]]10月25日)</ref>。
  
 
==謎解き==
 
==謎解き==

2024年10月26日 (土) 23:20時点における最新版

カルロフ邸殺人事件/Murders at Karlov Manor
シンボル 短剣
略号 MKM
コードネーム Polo
発売日 MOArena:2024年2月6日(日本時間では7日)
:2024年2月9日
セット枚数 全432種類
(プレイブースター収録271種類+基本土地+プロモ3枚+各種バリエーション)

カルロフ邸殺人事件/Murders at Karlov Manorは、スタンダード用の本流のセット2024年2月9日発売。キャッチコピーは「手掛かりを追え。真相を暴け。/Track the Clues. Crack the Case.」、「謎を暴け/Unravel the Mystery」。

目次

[編集] 概要

領界路/Omenpath編」第3章。都市とギルド/Guild次元/Planeラヴニカ/Ravnicaを舞台とする。ファイレクシア戦争の災禍より1年後、多元宇宙/Multiverseプレインズウォーカー/Planeswalkerの存在が衆知となったことで、その都市とギルドの権威に大きな揺らぎを受けたラヴニカ。ギルド達は都市も自分たちも復興し、何も変わらない事を示すようにテイサ・カルロフ/Teysa Karlov邸でパーティーを催す。不和と不穏を隠したパーティーは突如悲鳴によって遮られ、招待客の一人が密室殺人の犠牲者として発見される。容疑者ラヴニカ魔法探偵社/The Ravnican Agency of Magicological Investigationsの捜査員であるアルキスト・プロフト/Alquist Proftケラン/Kellan、そしてケイヤ/Kayaの3人の活躍により確保され、事件は収まったかと思われた。だがやがて第二の殺人が行われ、そこにはファイレクシア戦争の遺恨を示す証拠が残されていた。ケイヤとケラン、プロフトとエトラータはそれぞれの思惑と立場で事件の真実を追うことになるが──。

ラヴニカを舞台とするが、ギルドにフォーカスしない初のセットとなる[1][2]。ミステリーをテーマとしたトップダウン・デザインカード・セット。新規キーワード能力として変装、新規キーワード処理として偽装する、容疑をかける、証拠収集Nを行う、が登場した。新たなルールを持つエンチャント・タイプとして事件が登場した。ミステリーセットとして調査手掛かりが再登場している。その他再録メカニズムとして毒カウンター分割カードタイプ・サイクリング混成マナ・シンボル親和萎縮当事者カードキーワード・カウンターが登場している。

調査を行う/Investigate」は推理の基本である。手掛かり/Clueは調査によって得られる以外にも、凶器(装備品)として見つけることもある。

犯人は「変装/Disguise」をしていたり何かを「偽装する/Cloak」という事もある。キーワード能力の変装を持つカードは裏向き唱えることができ、姿を隠している間は護法(2)を持つ2/2のクリーチャーである。その変装コスト支払うことで表向きにすることができる。変装を持つカード以外も偽装によって裏向きで戦場に出ることもあり、それらはクリーチャー・カードならマナ・コスト(あるいは変装コストでも)を支払うことで表向きにすることができる。

事件が起こっている以上誰もが容疑者に成り得る。クリーチャーに「容疑をかける/Suspect」と、そのクリーチャーは威迫を持つがブロックに参加することが出来なくなる。容疑を晴らすカードも存在する。

証拠を集めることによって推理を確実なものにすることができる。「証拠収集Nを行う/Collect Evidence N」とは、あなた墓地からそのマナ総量の合計がN以上になるようカードを追放することを意味するキーワード処理である。証拠収集を追加コストとして行うことで効果が増強される呪文などが存在する。

事件/Case」そのものはエンチャントとして表される。終了ステップに「解明条件/To Solve」を満たせば、「解明完了/Solved」の能力が発揮されるようになる。

ラヴニカ・セットの特徴メカニズムである混成マナ・シンボル分割カードも再登場している。

クリーチャー・タイプとしては探偵が(ユニバースビヨンドではない本家のマジック:ザ・ギャザリングとしては)初登場し、タイプ的カードも収録されている。他に特徴的なものとしてはイゼット団/The Izzet Leagueの人造クリーチャーである奇魔シミック連合/The Simic Combineの混成体を表す雑多な種族を併せ持つクリーチャーや、マジック史上3枚目の登場であるラマスーがいる。

  • 今セットからドラフト・ブースターセット・ブースターが廃止され、新たにリミテッド用のブースターとして「プレイ・ブースター」が販売される。プレイブースターはドラフトブースターよりコモン開封比が少ないため、セットの総枚数は過去のセットと変わらないがコモンとアンコモンの比率が逆転している[3]
    • ちなみに、特殊枠(内、プレミアム・ワイルド・リストの3枠)が全てアンコモンだったとしても、コモン6:アンコモン6となるため、(個々のカードとしては逆転しているものの)アンコモンがコモンを上回る枚数になる事は基本的にない。
  • 各種フォーマットでの使用可能開始日はプレリリース開始日の2024年2月2日となる。
  • エキスパンション・シンボルの短剣は、柄の部分にラヴニカへの回帰のエキスパンション・シンボルが隠されている[4]
  • 発売時点では2026年秋のセットが発売すると共にスタンダードからローテーション落ちする予定だったが、スタンダードのローテーションの節目の変更により2027年初頭のセットの発売と共に落ちる事になった[5]

[編集] 謎解き

  • 謎解きをテーマとしたセットとして、プレリリース・イベントと共にラヴニカ魔法探偵社のサイトでパズルが公開され、解くとMTGアリーナでスリーブなどの報酬が貰えるキャンペーンが行われた。パズルは単独では解明できず、カルロフ邸殺人事件の各種製品にちりばめられた謎を必要とする。すべてのパズルが解かれた時、メインストーリーのエピローグが公開された。
興味深い尋問/Intriguing interrogation
プレリリース・パック内のデッキ構築指南の裏面に書かれた文字入れ替えパズル。解くには数種類のプレリリース・パックの内箱や仕切りの情報がいるため、プレイヤー同士が協力する必要があった(総当たりすれば解けるが)。
隠れたホムンクルス/The Hidden Homunculus
セット内にはイラストにフブルスプ/Fblthpが隠れているカードがあり、それらの位置からパズルを解いてページ内のセット番号と照合すると特定のカードが表れる。
奇妙な光景/The Strange Scene
諜報ランドのボーダーレス版カードは特定の順番で並べるとイラストの端と端が繋がって数字や文字を見出せるようになっており、暗号を解くと特定のカードが表れる。
難解なプリズム/The Perplexing Prism
セット内にはイラストの一部分の色が異なる2バージョンが存在するカードが存在しており、2種類の色のギルドとキーワードを組み合わせると正解できる。日本語版はバグで正解のカードが表示されない。
厄介な誘拐犯/The Confounding Kidnapper
カルロフ邸殺人事件統率者デッキ身代金要求/Ransom Noteのイラストに描かれている文字列は各製品のガイドのコードキーと照らし合わせると特定のカードを示す暗号となっている。
謎めいた博物館/The Mysterious Museum
セットのアートカード49枚を並べてページ内の数独型パズルを解くと特定のカードが表れる。
秘密の探偵社/The Arcane Agency
セット内の「一件落着の会/Foundway Associates」のメンバーの名前をページ内のクロスワードパズルに入力すると特定のカードが表れる。このため、一件落着の会のメンバーの名前は英語版と日本語版で全く違う名前になっている。
怪しい窓/The Weird Window
プレイ・ブースターのボックスのガイドとページ内のパズルを組み合わせると特定のカードが表れる。
不可解な開錠/The Unusual Unlock
クリプテックス/Cryptexのイラストとセットの各種手掛かりトークン・カードイラストフレイバーテキスト、ページ内のアルファベット対応表を組み合わせると特定のカードが表れる。
輝きの謎/The Radiant Riddle
セット内のカードには、プレミアム・カードではイラストにパズルのピースが浮かび上がるカードが存在する。それらをページ内のパズルと組み合わせると特定のカードが表れる。
ルビーの策略/The Ruby Ruse
ページ内の画像パズルを解くことで特定のカードが表れる。
割れた指紋/The Fractured Fingerprint
公式Xやインスタグラムに投稿された画像を繋ぎ合わせると迷路が表れ、それを解くと特定のカードが表れる。
巧妙な結論/The Cunning Conclusion
MTGアリーナのデッキ構築でこれまでの謎で現れたカードすべてをデッキで入れ、ページ内のパズルを解いてデッキ名に入力するとスリーブを入手することができる。

[編集] ブースター・ファン

プレイ・ブースターからは通常版と異なるイラストや枠を持つボーダーレス版やショーケース・フレーム版のカードが出現することがある。また、そういった特殊仕様が無いレア以上のカード(事件を除く)には拡張アート版が用意され、コレクター・ブースターから入手できる。

以前のセットではセット・ブースターから出現していたザ・リストはプレイ・ブースターから出現する可能性があり、また強力なカードを新たなイラスト再録するスペシャルゲストが出現する事もある。

[編集] 「無辺」基本土地/full-art impossible land

Mia Boasによるペンローズの階段のような不可能図形風にラヴニカの都市を描いたフルアートの基本土地

プレイ・ブースターから通常枠の基本土地と同様に入手できる。コレクター・ブースターからはフォイル版が確定で1枚入手できる。

[編集] 「事件簿」ショーケース/Showcase Dossier

事件の容疑者を表したショーケース・フレーム。通常版とは異なるイラストで、事件ファイル風の特殊なフレームと、タイプライター風のフォントが使われている。アンコモン以上の特定のクリーチャー・カードに存在する。

コレクター・ブースターからは、特定の角度でメッセージが浮かび上がる「不可視インク/Invisible Ink」の事件簿ショーケース版が出現することがある。不可視インク版は英語版のみが存在する。

[編集] 「拡大鏡」ショーケース/Showcase Magnified

注目のストーリーを別の角度から見たショーケース・フレーム。通常版とは異なるイラストと拡大鏡風の特殊なフレームを持つ。フレイバーテキストも通常版とは異なり「アルキスト・プロフト/Alquist Proftの事件簿」が綴られている。

[編集] 「大都市ラヴニカ」ショーケース/Showcase Ravnica City

機械兵団の進軍でも登場したショーケース・フレーム。通常版とは異なるアールヌーヴォー風のイラストとラヴニカの都市をモチーフにした特殊なフレームを持つ。ラヴニカの指導者を表す伝説のクリーチャー・カードに存在する。

コレクター・ブースターからは、ダブルレインボウ・フォイル仕様のシリアル番号入りの大都市ラヴニカカードが出現することがある。

[編集] スペシャルゲスト/Special Guest

プレイ・ブースターのコモンスロットからは、再録カードのザ・リスト、あるいはスペシャルゲストのカードが出現することがある。

ザ・リストはカード左端にプレインズウォーカー・シンボルがある以外は再録元のカードと変わらない仕様だが、スペシャルゲストのカードはラヴニカをイメージした新規イラストである。いずれも同名のカードが使用可能セットに含まれてない限りスタンダードでは使用できない

ノンフォイル版はプレイ・ブースターから入手でき、フォイル版はコレクター・ブースターから入手できる。

[編集] プレリリース限定プロモーション・カード

カルロフ邸殺人事件のプレリリース・パックには、ブースターパックからは出現しない、フォイル仕様の再鍛された研究者、メーレク/Melek, Reforged Researcher法の行使者、トミク/Tomik, Wielder of Law議事会の顎、ヴォジャ/Voja, Jaws of the Conclaveのいずれか1枚が封入されている。これらはカルロフ邸殺人事件のセットに含まれるためスタンダードで使用できるが、プレリリースのイベントでは使用できない事に注意。

[編集] リミテッド

過去のラヴニカを舞台としたセットほど多色重視ではなく、多色用のマナ基盤も少ない。ただ封入率の関係でレア2色土地が8人ドラフトで通常のレア枠とは別に平均4枚出現するので上手くタッチできる可能性はある。分割カードコモンの多色カードは1つのでも使えるので自分のデッキカラーに合致するか素早く見極めよう。マナカーブについても変装は3マナのクリーチャー・カードとして数えられる点に注目しよう。戦闘コンバット・トリックに加え変装にも注意しなければならないが、「変装コストが4マナ以下のカードは、パワーが1以下かタフネスが2以下なので、2/2クリーチャーで戦闘すれば表になっても一方的に倒されることはない」という事を覚えておくと戦術が立てやすくなる。

2色の組み合わせごとにそれぞれデッキのアーキタイプとなるテーマが当てられている。

テーマ
白青 探偵
白黒 パワー2以下
青黒 手掛かりコントロール
青赤 アーティファクト生け贄
黒赤 容疑アグロ
黒緑 クリーチャー・カード墓地から離れること
赤緑 変装
赤白 クリーチャー3体以上で攻撃
緑白 表向きになったとき
緑青 証拠収集

[編集] 注目のストーリー

[編集] コレクター番号

プレイ・ブースターから出現する通常版のカードはコレクター番号271番までであり、以降は基本土地ショーケース・フレームプロモーション・カード等となっている。

フルアート無辺基本土地/full-art impossible land(#0272~0276)
フルアートで不可能図形風のイラストが描かれた基本土地。
各種ブースター、バンドルからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
基本土地/Basic Land(#0277~0286)
通常の枠の基本土地。
各種ブースター、バンドルからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
「拡大鏡」ショーケース/Showcase Magnified(#0287~0316)
通常版とは異なるイラストが描かれ、拡大鏡風の特殊なフレームのカード。各注目のストーリーカードに存在する。
各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
「大都市ラヴニカ」ショーケース/Showcase Ravnica City(#0317~0323)
通常版とは異なるアールヌーヴォー風のイラストが描かれ、ラヴニカの都市をモチーフにした特殊なフレームのカード。ラヴニカの指導者である伝説のクリーチャー・カードに存在する。
各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
ダブルレインボウ・フォイル仕様で250番までのシリアル番号入りのカードが存在し、コレクター・ブースターからのみ入手できる。
ボーダーレス2色土地/Borderless Dual Land(#0324~0333)
カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれた諜報ランド
各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
ボーダーレス/Borderless(#0334)
カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれた好奇心の神童、ケラン/Kellan, Inquisitive Prodigy
各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
ボーダーレス・プレインズウォーカー/Borderless Planeswalker(#0335)
カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれた幽霊の裁き、ケイヤ/Kaya, Spirits' Justice
各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
「事件簿」ショーケース/Showcase Dossier(#0336~0376)
通常版とは異なるイラストが描かれ、事件ファイル風の特殊なフレームで、フォントがタイプライター風となっているカード。稀少度がアンコモン以上の各伝説のクリーチャーや特定のクリーチャー・カードに存在する。
各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
不可視インク「事件簿」ショーケース//Invisible Ink Showcase Dossier(#0377~0389)
角度によってファイルに走り書きしたような模様が浮かび上がる特殊なフォイル仕様の事件簿ショーケース・カード。特定の事件簿ショーケース・カードに存在する。
コレクター・ブースターからのみ入手できる。
拡張アート枠/Extended-Art Frame (#0390~0422)
イラストが両端の枠まで拡大されたカード。ショーケース、ボーダーレスに当てはまらず、事件でないすべてのレア・神話レアに存在する。
ノンフォイル版、フォイル版ともにコレクター・ブースターで入手できる。
WPNプロモ(#0423~0427)
イラストは通常版と同じだが枠がダークフレームのカード。
カルロフ邸殺人事件洞窟シーズンのWPNプロモパックからのみ入手できる。フォイル版はプレミアムプロモパックからのみ入手できる。
バンドルプロモ/Bundle Promo(#0428)
通常版とは異なるイラストのフォイル版斧折りのフェロックス/Axebane Ferox
バンドルからのみ入手でき、ノンフォイル版は存在しない。またバンドル日本語版は発売しないので、日本語版カードは存在しない。
BOX特典カード/Buy-a-Box Promo(#0429)
通常版とは異なるイラストの、フォイル拡張アート版のウォジェクの調査員/Wojek Investigator
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で各種ブースターボックスを早期購入したプレイヤーに配布される。
プレリリース限定プロモ/Prerelease Promo(#0430~0432)
フォイル版の再鍛された研究者、メーレク/Melek, Reforged Researcher法の行使者、トミク/Tomik, Wielder of Law議事会の顎、ヴォジャ/Voja, Jaws of the Conclave
ブースターパックからは出現せず、プレリリース・パックにいずれか1枚が封入されている。ノンフォイル版は存在しない。

[編集] 事前情報

本格的なプレビュー開始前にMark RosewaterのBlog「Blogatog」で収録カードの事前情報が公開された[6]

[編集] イベント

プレリリース
2024年2月2日から8日の間に開催される。
参加者にはプレリリース・パックが配布され、40枚以上のシールドデッキを作り対戦する。
プレリリース・パックの内容は
また、プレリリース・パックとは別に参加賞としてマジック30周年記念プロモが1枚配布される。
プレリリース・パック内のリミテッドのデッキ構築指南の裏面には謎が書かれている。プレリリース・パックの内箱と内部の仕切りは3種類あり、それらの絵柄とプレリ限定プロモの情報が必要なため他の参加者と力を合わせて解くパズルとなっている。解答はラヴニカ魔法探偵社で入力でき(日本語版の解答は最後に漢字に変換して入力しないと正解にならないので注意)、プレリリース以降アンロックされていく謎解きを最後まで解答すればMTGアリーナでスリーブを貰うことができる。
マジック初心者体験会(オープンハウス)
2月9日から11日の間に開催される。初心者のためにスターターキットやジャンプスタート2022などを使った体験会が行われる。参加者にはプロモーション・カードとして旧枠加工版地下世界の人脈/Underworld Connectionsやカルロフ邸殺人事件テーマのステッカーシートが配布される。また店舗に新規プレイヤーを連れてきたプレイヤーには友達紹介プロモが配布される。
プレイ・ブースター・ドラフトプロモ
プレイブースターでのブースター・ドラフトのイベントに参加したプレイヤーには、フォイル仕様で英語版の秘儀の印鑑/Arcane Signet混沌のねじれ/Chaos Warp統率者の宝球/Commander's Sphereのいずれかのプロモーション・カード1枚が配布される[7]
コマンダー・パーティー
2月16日から18日の間に開催される。特別なルールが追加された統率者戦で開催される。参加者にはプロモーション・カードとして旧枠加工版ならず者の道/Rogue's Passageが配布される。
スタンダード・ショーダウン
今期から復活したイベント。2月12日から4月4日までの期間に開催される。スタンダードで対戦し、参加者には店舗の裁量でフルアートの領界路基本土地が配布される。
プロツアー『カルロフ邸殺人事件』
2月23日から25日までシカゴで開催されるプロツアーMagicConの一環として行う。
ストアチャンピオンシップ
3月2日から10日の間に開催される。スタンダードで開催される。プロモーション・カードとして、参加者には屈辱/Mortify、トップ8入賞者には絶望の天使/Angel of Despair、優勝者にはテキストレスのダウスィーの虚空歩き/Dauthi Voidwalkerが配布される。

[編集] 製品ラインナップ

プレイ・ブースター
今セットからドラフト・ブースターセット・ブースターの代わりとして導入される、パック開封とリミテッドプレイの両方を楽しむことを目的としたブースターパック
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で36パック入りのブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードとしてフォイル版ウォジェクの調査員/Wojek Investigatorが配布される。
封入内容は以下のマジックのカード14枚+特殊カード1枚。
  • フォイル仕様のいずれかの稀少度のカード1枚(諜報ランドボーダーレスショーケース・フレームも含む)。
  • レア神話レアのカード1枚(諜報ランド10種類はこのスロットから出現せず、下記のワイルドカードのスロットからのみ出現する)。
  • ワイルドカード(いずれかの稀少度のカード)1枚。
    • ボーダーレスやショーケース・フレームのカードも出現する。また、6パックに1つの割合でこのスロットから諜報ランド10種類のいずれか1枚が出現する。全体の2.08%の確率でボーダーレス版の諜報ランドが出現する。
  • アンコモンのカード3枚。
  • コモンのカード7枚。
    • 8パックに1つの割合で、コモン1枚がザ・リストスペシャルゲストのカードに置換される。1/8=12.5%の内訳は9.38%がザ・リストのコモンかアンコモン、1.56%がザ・リストのレアか神話レア、1.56%がスペシャルゲストになる。
  • 基本土地カード1枚。
    • 基本土地15種類(各通常枠2種類、フルアート版1種類)が均等の確率で出現する。20%の確率でフォイル仕様になる。
  • 広告/アート/パンチアウト/トークン・カードいずれか1枚。
    • 55%の確率で広告/トークン・カード、10%の確率で「容疑」や「解明完了」のマーカーとして使えるパンチアウト・カード、30%の確率でアート・カード、5%の確率でサイン入りアート・カードとなる。
コレクターブースター
主に拡張アート枠やプレミアム・カードが封入されたコレクター向けのブースターパック。
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で12パック入りのブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードが配布される。
封入内容はマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
  • フォイルのボーダーレスやショーケース・フレームや拡張アート版のレアか神話レア1枚。あるいはダブルレインボウ・フォイルのシリアル番号入りカード1枚。あるいはフォイルのスペシャルゲスト1枚。
  • ボーダーレスやショーケース・フレームのレアか神話レア1枚。
  • ノンフォイルかフォイルの、拡張アート版のカルロフ邸殺人事件統率者デッキのレアか神話レア1枚。
  • 拡張アート版のレアか神話レア1枚。
  • フォイルのレアか神話レア1枚(諜報ランド10種類も含む)。
  • フォイルのコモンかアンコモンのショーケース・フレーム・カード1枚。
  • コモンかアンコモンのショーケース・フレーム・カード1枚。
  • フォイルのアンコモン3枚。
  • フォイルのコモン4枚。
  • フォイルのフルアート無辺基本土地1枚。
  • フォイルの両面トークン・カード1枚。
バンドル(日本語版なし)
以下の内容が封入された大型商品。
カルロフ邸殺人事件統率者デッキ
統率者戦用の構築済みデッキ。独立した製品であり新規カードを含む収録カードはスタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない
Ravnica: Cluedo Edition(日本語版なし)
2023年2月23日発売。マジックとボードゲーム「Clue(あるいはCluedo)」を組み合わせた新しい遊び方を提供する製品。独立した製品であり新規カードを含む収録カードはスタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない
封入内容は以下の通り。
  • Ravnica: Clue Editionブースター×8。
  • 21枚の証拠カード
  • 新規イラストのショックランド10種類のうちいずれか1枚。
  • 情報を隠すスクリーン4枚。
  • 証拠用メモ帳1冊。
  • 事件簿用封筒1つ。
  • ストレージボックス1箱

[編集] 主な開発スタッフ

その他のスタッフについては米国版公式サイトセットアーカイブのクレジットを参照。

[編集] 公式特集ページ

[編集] 製品情報

[編集] 開発コラム

Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。

[編集] 背景設定

[編集] その他

[編集] 動画

[編集] 脚注

  1. マジック・ザ・ギャザリング(マジック日本公式X 2023年8月6日)
  2. 灯争大戦もギルドフォーカスでは無いので実際は2つ目である。
  3. blogatog(Blogatog 2023年10月16日)
  4. @imdanielholt(X/Twitter 2023年12月6日 Daniel Holt
  5. 「ユニバース」が揃うとき――「ユニバースビヨンド」製品の使用可能フォーマットについてのお知らせ(Daily MTG 2024年10月25日)
  6. Maro’s Teaser for Murders at Karlov Manor(Blogatog 2024年1月8日)
  7. 『カルロフ邸殺人事件』のドラフトをプレイして素敵なプロモを追跡しよう(Daily MTG 2023年12月20日)

[編集] 参考

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