陰湿な根/Insidious Roots

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Insidious Roots / 陰湿な根 (黒)(緑)
エンチャント

あなたがコントロールしているすべてのクリーチャー・トークンは「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ。
1枚以上のクリーチャー・カードがあなたの墓地を離れるたび、緑の0/1の植物(Plant)クリーチャー・トークン1体を生成する。その後、あなたがコントロールしている各植物の上にそれぞれ+1/+1カウンター1個を置く。


クリーチャートークンマナ能力を与え、クリーチャー・カード墓地を離れるたび植物・トークンを生成し成長させるエンチャント

誘発条件がやや特殊ではあるが、決まれば戦線強化と次の誘発のためのマナを稼ぐことができるためリターンは大きい。植物が並ぶほど1度の誘発で伸びる総打点が増えるので、なるべく何度も誘発させられるようなデッキ構築を心掛けたい。誘発手段については、頑強などの自己復活能力、貪欲な巨大モグラ/Ravenous Gigamoleのような切削型の濾過降霊などの墓地から唱えられる呪文などが考えられる。

カルロフ邸殺人事件発売時点でのスタンダードで同居した歓喜する喧嘩屋、タイヴァー/Tyvar, Jubilant Brawlerとは相性が良く、マナ能力が即時使えるようになるうえ[-2]能力が誘発条件になる。陰湿な根2枚、タイヴァー、バルトロメ・デル・プレシディオ/Bartolomé del Presidio教団の徴集兵/Cult Conscript無限強化無限トークン

カルロフ邸殺人事件のリミテッドでは証拠収集瓦礫帯の異端者/Rubblebelt Maverickなどで条件を満たせる。構築と比べ複数回誘発の難易度は上がり、デッキ構成に気を配る必要があるが、それでも大量のマナ・クリーチャーが並ぶという事象自体が強力である。装飾庭園の豹/Topiary Pantherなどの植物・クリーチャー・カードも少数ながら収録されているので強化能力のおこぼれに与りやすい。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

カルロフ邸殺人事件の2指針アンコモンサイクルリミテッドのそれぞれの2色のアーキタイプに対応している。青赤黒赤のみ2枚ずつ存在する。

[編集] ストーリー

カルロフ邸殺人事件注目のストーリーの一枚。(イラスト

連続殺人事件の黒幕であると暴かれたオーバ/Obaは、犯行の動機を語り始めた。ラヴニカ/Ravnica新ファイレクシア/New Phyrexiaにより侵略されたあの日、彼女は次元壊し/Realmbreakerにもたらされた苦痛と腐敗を一人で抱え込むことで、姉妹を、そしてラヴニカそのものであるマット・セレズニア/Mat'Selesnyaを密かに守っていた。しかし街中に張り巡らされたヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghaziを介し、守るべき者たちの背信行為が彼女の耳へと飛び込んできた。ファイレクシアの油/Phyrexian oilで動物実験を行うゼガーナ/Zeganaファイレクシア人と意思疎通していたテイサ・カルロフ/Teysa Karlov、火事場泥棒で得た生活物資を高額で転売し、何千もの市民から生きる機会を奪ったクレンコ/Krenko……その全てが、彼女にとって裁かれるべき存在であった。

[編集] 参考

  1. 『カルロフ邸殺人事件 』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2024年1月31日)
QR Code.gif