Mark Rosewater

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マーク・ローズウォーター(Mark Rosewater)は、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト開発部の主席デザイナー。MaRo(マロー)の愛称で知られ、彼が最初にデザインしたカードはそれにちなんでマロー/Maroと名づけられた。

目次

[編集] 来歴

アメリカ合衆国オハイオ州ペッパーパイク出身。

ボストン大学のコミュニケーション学部を卒業後、ハリウッドのテレビスタジオに就職。コメディ番組『ロザンヌ』のフリーライター枠に応募し選抜された。『ロザンヌ』では2つのシナリオでクレジットを残している[1]

ライター業を孤独に思ったマークは、ロサンゼルスの家から出るためにゲームショップのアルバイトを始めた。ショップでは当初マジックを扱っていなかったが、ショップに来た若者にマジックを教えてもらい、マジックの虜となった。その後、Duelist誌に経験者向けのコンテンツが不足していると感じたマークは、パズルコラム("Magic: the Puzzling")のアイデアを手紙で提案し、これをきっかけにDuelist誌で連載を手掛けることになった。そして、シアトルでR&DMike Davisに誘われ、ウィザーズ社に入社することを決心した。

入社のための複数回の面接のうち1回は、当時の首席デザイナー兼首席デベロッパーであったJoel Mickとのマジックの対戦だった。Markは、当時まだ評価の低かった土地税/Land Tax4枚とキー・カードとしてズアーの運命支配/Zur's Weirdingが入った、狙いを読み取るのが難しくじわじわとした遅いデッキ『エドガー/Edger』を使い、自分を印象づけて勝利した[2]

巧みな話術と文才から、プロツアーインビテーショナルの運営、公式コラム「Making Magic -マジック開発秘話-」や個人ブログ「Blogatog」の執筆、各種コンベンションへの出張、Podcastなどの映像・音声メディアでの情報発信など、さまざまな場面で活躍。その知名度から「マジックの広告塔」のような存在になっている。

  • かつては全てのプロツアーに顔を出していたが、3児の父となった今ではなかなかそうもいかないようだ。
    • 父親としての手持ちぶさたな時間を使って、ブログに寄せられた膨大な質問に毎日答えている[3]
  • ジョークエキスパンションのアングルードではアーティストとしても参加し、Look at Me, I'm the DCIイラストを手掛けている。
  • マジックに関連するTシャツのコレクターである。[4]

[編集] デザイナーとしてのマーク

テンペストよりデザイン・チームに参加。ウルザズ・デスティニーでは1人でデザインすることに。その後主席デザイナーとして幾度もセットのリードを担当。展望デザイン・チームの設立後はそちらのリードを務める。

「マジックの魅力は色の役割が分かれていることにあるので、それを安易に崩すべきではない」というデザイン上の持論を持っており、人呼んで「カラーパイ・グル(導師)」「カラーパイの守護者」。しかし、新規カードすべてを監視し続けるのはかなりの仕事量であり、ただでさえ多忙だったため色の協議会を設立し、現在は守護者の座を返上している。

一方で「新鮮で、使って楽しいカードを作るべき」という信念も持っており、ときおりぶっ飛んだデザインをすることでも有名。挙動の面白さを優先しすぎるあまりルールがついていけないカードになった例や、アイディアをシンプルに表現したらぶっ壊れレベルのパワーカードになってしまった例は数知れない。オパール色の輝き/Opalescence時のらせん/Time Spiralアーテイのおせっかい/Ertai's Meddlingはすべて彼のアイディアだと言えば、その一端がおわかりいただけるだろうか。

ルールが全般に整備されてきたこと、また彼自身がデザインチームの総括的立場に就くことが多くなったことから、過去のようにぶっ飛んだカードが話題になることはかなり減ってきた。それでも時のらせんブロックタイムシフト企画や常識を覆す両面カードの発案など、プレイヤーを驚愕させる発想と実行力はまだまだ健在である。

[編集] 主な担当セット

[編集] デザイン

太字はリード・デザイナー)

[編集] 展望デザイン

太字は展望リード)

[編集] デベロップ

太字はリード・デベロッパー)

[編集] 脚注

  1. Mark Rosewater - IMDb
  2. Untold Tales/語られざる話Making Magic -マジック開発秘話- 2016年2月22日 Mark Rosewater著)
  3. No Two See the Same Maro/日々月々マロー同じからずMaking Magic -マジック開発秘話- 2016年1月25日 Mark Rosewater著/米村薫訳)
  4. クローゼットより その1/クローゼットより その2
  5. Doubling Down/二倍がけで(Making Magic 2018年5月21日 Mark Rosewater著/米村薫訳)
  6. A Cycling Built For Two/2人でサイクリング週間の旅に出ようMaking Magic 2004年3月22日 Mark Rosewater著/Diarynoteユーザーによる訳)

[編集] 参考

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