緑青黒コントロール
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緑の[[マナ加速]]と[[青]]の[[引く|ドロー]]を使用できるので、3色の不安定な[[マナ基盤]]を安定させることも可能である。 | 緑の[[マナ加速]]と[[青]]の[[引く|ドロー]]を使用できるので、3色の不安定な[[マナ基盤]]を安定させることも可能である。 | ||
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+ | ==エルドレインの王権〜フォーゴトン・レルム探訪期== | ||
+ | [[ローテーション]]により[[世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World]]や[[ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis]]を失ったことで[[ランプ]][[デッキ]]は衰退したものの、[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]は引き続き存在していた。 | ||
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+ | 基本戦略は[[青黒コントロール]]に近い。[[苦悶の悔恨/Agonizing Remorse]]などの[[手札破壊]]、[[中和/Neutralize]]や[[神秘の論争/Mystical Dispute]]などの[[打ち消す|打ち消し]]、[[無情な行動/Heartless Act]]や[[ハグラの噛み殺し/Hagra Mauling]]などの[[単体除去]]で徹底的に1対1交換を繰り返し、最後は[[脱出]]させた[[自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath]]で勝負を決める。 | ||
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+ | ローテーション直後の[[メタゲーム|メタ]]の一角となっていたが、すぐに[[キーカード]]のウーロが[[禁止カード]]に指定され、大きく弱体化した。 | ||
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+ | **Red Bull Untapped ドイツ予選 準優勝([https://mtgmelee.com/Tournament/View/3229 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Thoralf Severin]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[エルドレインの王権]]+[[テーロス還魂記]]+[[イコリア:巨獣の棲処]]+[[基本セット2021]]+[[ゼンディカーの夜明け]]) | ||
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+ | {{#MagicFactory:df320221}} | ||
+ | *[[自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath]][[禁止カード|禁止]]前のリスト。[[精神迷わせの秘本/Mazemind Tome]]の4枚[[積む|積み]]が特徴的。 | ||
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+ | [[エルドレインの王権]]で登場した[[食物]]関連の[[カード]]を採用した[[デッキ]]が組まれている。 | ||
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+ | [[ローテーション]]直後からフード系デッキが考案されていたが、主流となっていたのは[[死者の原野/Field of the Dead]]を[[キーカード]]とする'''スゥルタイ・ゴロス''' (''Sultai Golos'') であった。詳細は[[ゴロス・ランプ]]を参照。 | ||
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+ | 死者の原野が[[禁止カード]]に指定された後は、[[食物 (デッキ)|シミック・フード]]の派生デッキとして[[黒]]を取り入れた'''スゥルタイ・フード''' (''Sultai Food'') が隆盛した。詳細は[[食物 (デッキ)]]を参照。 | ||
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+ | [[テーロス還魂記]]参入後は、[[自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath]]の獲得により強化された[[緑青]]系[[ランプ]]デッキの一種として、[[黒]]を含むものが登場した。 | ||
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+ | [[成長のらせん/Growth Spiral]]やウーロで[[マナ加速]]し、[[思考消去/Thought Erasure]]や[[戦争の犠牲/Casualties of War]]で[[対戦相手]]の脅威を対処。さらに[[半真実の神託者、アトリス/Atris, Oracle of Half-Truths]]や[[伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales]]で[[手札]]を補充しつつ[[墓地]]を[[肥やす]]。最後は[[脱出]]させたウーロや[[世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World]]、[[ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis]]で勝負を決める。 | ||
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+ | [[基本セット2021]]参入後には成長のらせんが禁止カードに指定されるも、同時に[[荒野の再生/Wilderness Reclamation]]や[[時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler]]が禁止されたことで相対的な立ち位置はむしろ向上し、一躍[[トップメタ]]となった。[[ミラーマッチ]]が増えたことから、従来のランプ型に加え、ニッサやハイドロイド混成体といった大振りなアクションを抜いた[[コントロール (デッキ)|コントロール]]型も登場した。 | ||
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+ | ===サンプルリスト=== | ||
+ | ====テーロス還魂記後==== | ||
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+ | **[[グランプリリヨン20]] ベスト4([https://coverage.channelfireball.com/event/56 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Alexandre Murgey]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[ラヴニカのギルド]]+[[ラヴニカの献身]]+[[灯争大戦]]+[[基本セット2020]]+[[エルドレインの王権]]+[[テーロス還魂記]]) | ||
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+ | *[[テーロス還魂記]]参入後のリスト。 | ||
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+ | **[[プレイヤーズツアー・オンライン2]] ベスト8([https://magic.gg/events/players-tour-online-2 参考]) | ||
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+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[ラヴニカのギルド]]+[[ラヴニカの献身]]+[[灯争大戦]]+[[基本セット2020]]+[[エルドレインの王権]]+[[テーロス還魂記]]+[[イコリア:巨獣の棲処]]) | ||
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+ | *[[イコリア:巨獣の棲処]]参入後のリスト。 | ||
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+ | **Standard Challenge #12195643 on 08/15/2020 優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/standard-challenge-2020-08-16 参考]) | ||
+ | **使用者:Thommimp | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[ラヴニカのギルド]]+[[ラヴニカの献身]]+[[灯争大戦]]+[[基本セット2020]]+[[エルドレインの王権]]+[[テーロス還魂記]]+[[イコリア:巨獣の棲処]]+[[基本セット2021]]) | ||
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+ | {{#MagicFactory:df320226}} | ||
+ | *[[成長のらせん/Growth Spiral]]などの[[禁止カード|禁止]]後のリスト。大振りなアクションを抜いた[[コントロール (デッキ)|コントロール]]型。 | ||
+ | *[[ミラーマッチ]]を意識し、[[霊気の疾風/Aether Gust]]や[[覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils]]が[[メインデッキ]]から採用されている。 | ||
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+ | ==タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック期== | ||
+ | [[黒緑]][[タッチ]][[青]]の[[ミッドレンジ]]ないし[[コントロール (デッキ)|コントロール]]系の[[デッキ]]が存在する。 | ||
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+ | [[破滅の道/Ruinous Path]]や[[衰滅/Languish]]などの[[黒]]の[[除去]][[呪文]]で盤面を[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]しつつ、[[森の代言者/Sylvan Advocate]]、[[不屈の追跡者/Tireless Tracker]]、[[ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet]]といった中[[マナ]]域の[[クリーチャー]]を攻防に回して戦う。青の[[カード]]としては主に[[龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar]]や[[シルムガルの命令/Silumgar's Command]]が採用される。 | ||
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+ | *[[過ぎ去った季節/Seasons Past]]を採用したコントロールデッキについては[[季節コントロール]]を参照。 | ||
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+ | **[[グランプリピッツバーグ16]] ベスト8 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gppit16 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Aleksa Telarov]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[タルキール龍紀伝]]+[[マジック・オリジン]]+[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]+[[イニストラードを覆う影]]) | ||
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==テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期== | ==テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期== | ||
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[[タルキール覇王譚]]参入直後は目立った成果を上げることはできなかったが、[[運命再編]]から[[命運の核心/Crux of Fate]]や[[精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon]]を獲得したことで、[[メタゲーム|メタ]]の一角に浮上した。 | [[タルキール覇王譚]]参入直後は目立った成果を上げることはできなかったが、[[運命再編]]から[[命運の核心/Crux of Fate]]や[[精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon]]を獲得したことで、[[メタゲーム|メタ]]の一角に浮上した。 | ||
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*備考 | *備考 | ||
**[[グランプリメンフィス15]] 優勝 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpmem15 参考]) | **[[グランプリメンフィス15]] 優勝 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpmem15 参考]) | ||
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同[[環境]]に多数存在する、[[森の女人像/Sylvan Caryatid]]と[[クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix]]を用いた[[緑]]系ミッドレンジの1つ。これは2・3[[色]]目を[[青]]と[[黒]]にしたことで、黒の優良[[除去]]、[[予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx]]や[[荒野の収穫者/Reaper of the Wilds]]といった対処の難しい[[クリーチャー]]、[[悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver]]や[[荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave]]といった優秀な[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]を採用できるようになっている。 | 同[[環境]]に多数存在する、[[森の女人像/Sylvan Caryatid]]と[[クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix]]を用いた[[緑]]系ミッドレンジの1つ。これは2・3[[色]]目を[[青]]と[[黒]]にしたことで、黒の優良[[除去]]、[[予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx]]や[[荒野の収穫者/Reaper of the Wilds]]といった対処の難しい[[クリーチャー]]、[[悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver]]や[[荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave]]といった優秀な[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]を採用できるようになっている。 | ||
− | [[プロツアー「ニクスへの旅」]]では[[Channel Fireball]]のメンバーらが使用したことで使用率4位となり([http:// | + | [[プロツアー「ニクスへの旅」]]では[[Channel Fireball]]のメンバーらが使用したことで使用率4位となり([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/day-2-theros-block-constructed-metagame-breakdown-2014-05-17 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptjou14/article/010679/# 翻訳])、Top8に3人を送り込んだ。 |
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*備考 | *備考 | ||
− | **[[プロツアー「ニクスへの旅」]] ベスト4 ([http:// | + | **[[プロツアー「ニクスへの旅」]] ベスト4 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptjou14 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptjou14/# 参考]) |
**使用者:[[Josh Utter-Leyton]] | **使用者:[[Josh Utter-Leyton]] | ||
*[[フォーマット]] | *[[フォーマット]] | ||
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[[フィニッシャー]]は[[被覆]]を持つシミックの空呑みが務める。 | [[フィニッシャー]]は[[被覆]]を持つシミックの空呑みが務める。 | ||
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*備考 | *備考 | ||
**[[プロツアーチャールストン06]] 優勝 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/ptcha06ja/welcome 参考]) | **[[プロツアーチャールストン06]] 優勝 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/ptcha06ja/welcome 参考]) | ||
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*[[フォーマット]] | *[[フォーマット]] | ||
**[[チーム戦|チーム]]・[[ラヴニカ・ブロック構築]]([[ラヴニカ:ギルドの都]]+[[ギルドパクト]]+[[ディセンション]]) | **[[チーム戦|チーム]]・[[ラヴニカ・ブロック構築]]([[ラヴニカ:ギルドの都]]+[[ギルドパクト]]+[[ディセンション]]) | ||
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[[オデッセイ・ブロック]]参入後は、[[サイカトグ]]に[[破滅的な行為/Pernicious Deed]]を足した[[サイカディード]]も登場した。 | [[オデッセイ・ブロック]]参入後は、[[サイカトグ]]に[[破滅的な行為/Pernicious Deed]]を足した[[サイカディード]]も登場した。 | ||
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+ | ==ヒストリック== | ||
+ | [[ヒストリック]]では、[[自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath]]を中心とする[[ランプ]]系[[コントロール (デッキ)|コントロール]]の一つとして、[[黒緑青]]のものが[[メタゲーム|メタ]]の一角となっている。 | ||
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+ | 基本戦略は[[#ラヴニカのギルド~基本セット2021期|ラヴニカのギルド~基本セット2021期]]の[[スタンダード]]のスゥルタイ・ランプと同じ。[[思考囲い/Thoughtseize]]や[[取り除き/Eliminate]]で[[対戦相手]]の脅威を対処しつつ、[[成長のらせん/Growth Spiral]]やウーロで[[マナ加速]]し、[[世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World]]を設置。ニッサで[[クリーチャー化]]した[[土地]]や[[脱出]]させたウーロ、あるいはニッサが生み出す膨大な[[マナ]]を注ぎ込んだ[[ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis]]で勝負を決める。 | ||
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+ | [[2020ミシックインビテーショナル]]では使用率2位となり<ref>[https://magic.gg/news/2020-mythic-invitational-metagame-breakdown 2020 Mythic Invitational Metagame Breakdown]/[https://mtg-jp.com/coverage/2020mi/article/0034330/ 2020ミシックインビテーショナル メタゲームブレイクダウン](MAGIC.gg [[2020年]]9月9日 [[Frank Karsten]]著)</ref>、優勝を飾った。 | ||
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+ | [[ゼンディカーの夜明け]]参入後は、[[ネオストーム]]、[[ゴブリン (デッキ)#ヒストリック|ゴブリン]]、[[サクリファイス#ヒストリック|ジャンド・サクリファイス]]など多くの[[デッキ]]の対策となる[[鎮まらぬ大地、ヤシャーン/Yasharn, Implacable Earth]]を採用するために[[白]]を[[タッチ]]したものが登場した。 | ||
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+ | ===サンプルリスト=== | ||
+ | ====アモンケットリマスター後==== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[2020ミシックインビテーショナル]] 優勝([https://magic.gg/events/mythic-invitational-august-2020 参考]/[https://mtg-jp.com/coverage/2020mi/ 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Seth Manfield]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[ヒストリック]](~[[アモンケットリマスター]]) | ||
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+ | {{#MagicFactory:df320198}} | ||
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+ | ====ゼンディカーの夜明け後==== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[2020年シーズン・グランドファイナル]] ヒストリック部門4勝1敗1分([[インテンショナル・ドロー|ID]]1回を含む)([https://magic.gg/events/2020-season-grand-finals 参考]/[https://mtg-jp.com/coverage/2020grandfinals/ 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Gabriel Nassif]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[ヒストリック]](~[[ゼンディカーの夜明け]]) | ||
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+ | {{#MagicFactory:df320253}} | ||
+ | *[[ゼンディカーの夜明け]]参入後の[[タッチ]][[白]]のタイプ。 | ||
==エクステンデッド(未来予知後)== | ==エクステンデッド(未来予知後)== | ||
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[[ラヴニカへの回帰]]で相殺の天敵[[突然の衰微/Abrupt Decay]]が登場してからは、逆にこれを採用して[[グッドスタッフ]]的に纏めた対応力の高いコントロールデッキに変化した。 | [[ラヴニカへの回帰]]で相殺の天敵[[突然の衰微/Abrupt Decay]]が登場してからは、逆にこれを採用して[[グッドスタッフ]]的に纏めた対応力の高いコントロールデッキに変化した。 | ||
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{{#card:Abrupt Decay}} | {{#card:Abrupt Decay}} | ||
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その中でもカウンターを極限まで減らし、[[続唱]]ギミックで[[カード・アドバンテージ]]を狙う[[続唱 (デッキ)#レガシー|'''BUG Cascade''']]が結果を残している。 | その中でもカウンターを極限まで減らし、[[続唱]]ギミックで[[カード・アドバンテージ]]を狙う[[続唱 (デッキ)#レガシー|'''BUG Cascade''']]が結果を残している。 | ||
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+ | ===サンプルリスト=== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[グランプリシアトル18レガシー]] 準優勝([https://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsea18-legacy 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Jérémy Dezani]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[レガシー]](~[[イクサランの相克]]) | ||
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+ | {{#MagicFactory: df318914}} | ||
+ | *[[青黒赤緑コントロール#レガシー|4色レオヴォルド]]から[[赤]]を抜いたような構成。[[稲妻/Lightning Bolt]]や[[赤霊破/Red Elemental Blast]]などが使えなくなった代わりに、マナベースが安定し[[不毛の大地/Wasteland]]を採用する余裕が生まれている。 | ||
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+ | ==脚注== | ||
+ | <references /> | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[[ | + | *[[黒緑青]] |
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] | ||
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[[Category:テーロス・ブロック構築デッキ]] | [[Category:テーロス・ブロック構築デッキ]] | ||
[[Category:スタンダードデッキ]] | [[Category:スタンダードデッキ]] | ||
+ | [[Category:ヒストリックデッキ]] | ||
[[Category:エクステンデッドデッキ]] | [[Category:エクステンデッドデッキ]] | ||
[[Category:レガシーデッキ]] | [[Category:レガシーデッキ]] |
2021年3月28日 (日) 00:42時点における最新版
緑青黒コントロール(Green-Blue-Black Control)は、緑青黒の3色で組まれるコントロールデッキ。
目次 |
[編集] 概要
主に、青黒コントロールに、攻撃手段である緑を足す形で組まれることが多い。他に緑を使う利点としては、アーティファクトやエンチャントなど青黒では対処できないパーマネントに対応できるという利点も挙げられる。また、インベイジョン・ブロックやラヴニカ・ブロックで対抗色の強力な多色カードが多数登場したため、それらを活用する目的でも組まれる。
緑のマナ加速と青のドローを使用できるので、3色の不安定なマナ基盤を安定させることも可能である。
[編集] エルドレインの王権〜フォーゴトン・レルム探訪期
ローテーションにより世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the Worldやハイドロイド混成体/Hydroid Krasisを失ったことでランプデッキは衰退したものの、コントロールデッキは引き続き存在していた。
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたは、その中から土地でないカード1枚か、そのプレイヤーの墓地からカード1枚を選ぶ。そのカードを追放する。あなたは1点のライフを失う。
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) 巨人(Giant)
自然の怒りのタイタン、ウーロが戦場に出たとき、これが脱出していないかぎり、これを生け贄に捧げる。
自然の怒りのタイタン、ウーロが戦場に出るか攻撃するたび、あなたは3点のライフを得てカードを1枚引く。その後、あなたはあなたの手札から土地カード1枚を戦場に出してもよい。
脱出 ― (緑)(緑)(青)(青),あなたの墓地から他のカード5枚を追放する。(あなたはあなたの墓地から、このカードをこれの脱出コストで唱えてもよい。)
基本戦略は青黒コントロールに近い。苦悶の悔恨/Agonizing Remorseなどの手札破壊、中和/Neutralizeや神秘の論争/Mystical Disputeなどの打ち消し、無情な行動/Heartless Actやハグラの噛み殺し/Hagra Maulingなどの単体除去で徹底的に1対1交換を繰り返し、最後は脱出させた自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrathで勝負を決める。
ローテーション直後のメタの一角となっていたが、すぐにキーカードのウーロが禁止カードに指定され、大きく弱体化した。
[編集] サンプルリスト
- 備考
- Red Bull Untapped ドイツ予選 準優勝(参考)
- 使用者:Thoralf Severin
- フォーマット
[編集] ラヴニカのギルド~基本セット2021期
エルドレインの王権で登場した食物関連のカードを採用したデッキが組まれている。
伝説のプレインズウォーカー — オーコ(Oko)
[+2]:食物(Food)トークンを1つ生成する。(それは「(2),(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つアーティファクトである。)
[+1]:アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とする。それは能力をすべて失い、基本のパワーとタフネスが3/3の緑の大鹿(Elk)クリーチャーになる。
[-5]:あなたがコントロールしているアーティファクト1つかクリーチャー1体と、対戦相手がコントロールしていてパワーが3以下のクリーチャー1体を対象とし、それらのコントロールを交換する。
ローテーション直後からフード系デッキが考案されていたが、主流となっていたのは死者の原野/Field of the Deadをキーカードとするスゥルタイ・ゴロス (Sultai Golos) であった。詳細はゴロス・ランプを参照。
死者の原野が禁止カードに指定された後は、シミック・フードの派生デッキとして黒を取り入れたスゥルタイ・フード (Sultai Food) が隆盛した。詳細は食物 (デッキ)を参照。
テーロス還魂記参入後は、自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrathの獲得により強化された緑青系ランプデッキの一種として、黒を含むものが登場した。
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) 巨人(Giant)
自然の怒りのタイタン、ウーロが戦場に出たとき、これが脱出していないかぎり、これを生け贄に捧げる。
自然の怒りのタイタン、ウーロが戦場に出るか攻撃するたび、あなたは3点のライフを得てカードを1枚引く。その後、あなたはあなたの手札から土地カード1枚を戦場に出してもよい。
脱出 ― (緑)(緑)(青)(青),あなたの墓地から他のカード5枚を追放する。(あなたはあなたの墓地から、このカードをこれの脱出コストで唱えてもよい。)
ソーサリー
以下から1つ以上を選ぶ。
・アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
・クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
・エンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
・土地1つを対象とし、それを破壊する。
・プレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。
成長のらせん/Growth Spiralやウーロでマナ加速し、思考消去/Thought Erasureや戦争の犠牲/Casualties of Warで対戦相手の脅威を対処。さらに半真実の神託者、アトリス/Atris, Oracle of Half-Truthsや伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Talesで手札を補充しつつ墓地を肥やす。最後は脱出させたウーロや世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World、ハイドロイド混成体/Hydroid Krasisで勝負を決める。
基本セット2021参入後には成長のらせんが禁止カードに指定されるも、同時に荒野の再生/Wilderness Reclamationや時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerが禁止されたことで相対的な立ち位置はむしろ向上し、一躍トップメタとなった。ミラーマッチが増えたことから、従来のランプ型に加え、ニッサやハイドロイド混成体といった大振りなアクションを抜いたコントロール型も登場した。
[編集] サンプルリスト
[編集] テーロス還魂記後
- 備考
- グランプリリヨン20 ベスト4(参考)
- 使用者:Alexandre Murgey
- フォーマット
Sultai Ramp [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- テーロス還魂記参入後のリスト。
[編集] イコリア:巨獣の棲処後
- 備考
- プレイヤーズツアー・オンライン2 ベスト8(参考)
- 使用者:Kevin Perez
- フォーマット
Sultai Ramp [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- イコリア:巨獣の棲処参入後のリスト。
[編集] 成長のらせん禁止後
Sultai Control [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 成長のらせん/Growth Spiralなどの禁止後のリスト。大振りなアクションを抜いたコントロール型。
- ミラーマッチを意識し、霊気の疾風/Aether Gustや覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veilsがメインデッキから採用されている。
[編集] タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック期
黒緑タッチ青のミッドレンジないしコントロール系のデッキが存在する。
クリーチャー — 人間(Human) スカウト(Scout)
上陸 ― 土地1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、調査を行う。(手掛かり(Clue)トークン1つを生成する。それは、「(2),このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。」を持つアーティファクトである。)
あなたが手掛かり1つを生け贄に捧げるたび、不屈の追跡者の上に+1/+1カウンター1個を置く。
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)
飛行、接死
龍王シルムガルが戦場に出たとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。あなたが龍王シルムガルをコントロールし続けているかぎり、それのコントロールを得る。
破滅の道/Ruinous Pathや衰滅/Languishなどの黒の除去呪文で盤面をコントロールしつつ、森の代言者/Sylvan Advocate、不屈の追跡者/Tireless Tracker、ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghetといった中マナ域のクリーチャーを攻防に回して戦う。青のカードとしては主に龍王シルムガル/Dragonlord Silumgarやシルムガルの命令/Silumgar's Commandが採用される。
- 過ぎ去った季節/Seasons Pastを採用したコントロールデッキについては季節コントロールを参照。
[編集] サンプルリスト
- 備考
- グランプリピッツバーグ16 ベスト8 (参考)
- 使用者:Aleksa Telarov
- フォーマット
Sultai Midrange [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期
スゥルタイコントロール(Sultai Control)と呼ばれる黒緑青のコントロールデッキが存在する。
クリーチャー — サテュロス(Satyr)
サテュロスの道探しが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上から4枚のカードを公開する。あなたは、それらの中から土地カードを1枚あなたの手札に加えてもよい。残りをあなたの墓地に置く。
1/1インスタント
探査(この呪文を唱える段階であなたがあなたの墓地から追放した各カードは、(1)を支払う。)
あなたのライブラリーの一番上から7枚のカードを見る。それらのうちの2枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
基本的な構成は同環境の青黒コントロールと同じ。大きく異なる点は墓地肥やし要員兼チャンプブロッカーのサテュロスの道探し/Satyr Wayfinderの存在で、時を越えた探索/Dig Through Timeや残忍な切断/Murderous Cutといった探査呪文があちら以上に使いやすくなっている。また、スゥルタイの魔除け/Sultai Charmや荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Waveなどの強力な多色カードを採用できるのも緑を足すメリットと言える。
タルキール覇王譚参入直後は目立った成果を上げることはできなかったが、運命再編から命運の核心/Crux of Fateや精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragonを獲得したことで、メタの一角に浮上した。
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- 備考
- グランプリメンフィス15 優勝 (参考)
- 使用者:Jack Fogle
- フォーマット
Sultai Control [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] テーロス・ブロック構築
ニクスへの旅で疾病の神殿/Temple of Maladyとマナの合流点/Mana Confluenceが登場したことで、緑青黒のミッドレンジないしコントロール系のデッキが組まれるようになった。
クリーチャー エンチャント — ケンタウルス(Centaur)
あなたのライブラリーの一番上のカードを公開したままプレイする。
あなたのライブラリーの一番上から土地をプレイしてもよい。
上陸 ― 土地1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは1点のライフを得る。
クリーチャー — スフィンクス(Sphinx)
飛行
カード1枚を捨てる:ターン終了時まで、予知するスフィンクスは呪禁を得る。これをタップする。
予知するスフィンクスが攻撃するたび、占術3を行う。
同環境に多数存在する、森の女人像/Sylvan Caryatidとクルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphixを用いた緑系ミッドレンジの1つ。これは2・3色目を青と黒にしたことで、黒の優良除去、予知するスフィンクス/Prognostic Sphinxや荒野の収穫者/Reaper of the Wildsといった対処の難しいクリーチャー、悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaverや荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Waveといった優秀なプレインズウォーカーを採用できるようになっている。
プロツアー「ニクスへの旅」ではChannel Fireballのメンバーらが使用したことで使用率4位となり(参考/翻訳)、Top8に3人を送り込んだ。
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- 備考
- プロツアー「ニクスへの旅」 ベスト4 (参考/参考)
- 使用者:Josh Utter-Leyton
- フォーマット
BUG Control [7] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] ラヴニカ・ブロック構築
ラヴニカ・ブロック構築での緑青黒コントロールは、シミックの空呑み/Simic Sky Swallowerや骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampireなどの強力なフライヤーを主体にしたデッキ。
クリーチャー — リバイアサン(Leviathan)
飛行、トランプル、被覆(このパーマネントは呪文や能力の対象にならない。)
6/6除去やカウンターで序盤をしのぎ、遥か見/Farseekや印鑑、バウンスランドなどから大型のフライヤーを高速で展開し勝利する。
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- 備考
- プロツアーチャールストン06 優勝 (参考)
- 使用者:鍛冶友浩 チーム:Kajiharu80
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
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クリーチャー (13) | |
3 | 骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire |
3 | モロイ/Moroii |
3 | シミックの空呑み/Simic Sky Swallower |
4 | 木彫りの女人像/Carven Caryatid |
呪文 (24) | |
2 | 地底街の手中/Clutch of the Undercity |
3 | 化膿/Putrefy |
2 | 複写作成/Mimeofacture |
3 | シミックの印鑑/Simic Signet |
2 | よじれた正義/Twisted Justice |
4 | 虚空粘/Voidslime |
4 | 遥か見/Farseek |
4 | 横揺れの増長/Rolling Spoil |
土地 (23) | |
4 | 森/Forest |
5 | 島/Island |
3 | 沼/Swamp |
4 | 繁殖池/Breeding Pool |
4 | 草むした墓/Overgrown Tomb |
3 | ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm |
サイドボード | |
3 | 最後の喘ぎ/Last Gasp |
4 | 夜の飾り紐/Ribbons of Night |
4 | 拘束+決心/Bound+Determined |
1 | シミックの成長室/Simic Growth Chamber |
2 | 詩神の器/Muse Vessel |
1 | 不同の力線/Leyline of Singularity |
- チーム・ブロック構築のバージョン。そのため一般的な差し戻し/Remandは使用されていない。
[編集] 神河ブロック期
神河ブロック期のスタンダードでは、けちな贈り物/Gifts Ungivenを使用したけちコントロールが登場。
クリーチャー — 蛇(Snake) シャーマン(Shaman)
桜族の長老を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それをタップ状態で戦場に出す。その後ライブラリーを切り直す。
1/1インスタント
対戦相手1人を対象とする。あなたのライブラリーから異なる名前のカードを最大4枚まで探し、それらを公開する。そのプレイヤーはそれらのカードから2枚を選ぶ。選ばれたカードをあなたの墓地に置き、残りをあなたの手札に加える。その後ライブラリーを切り直す。
桜族の長老/Sakura-Tribe Elderと木霊の手の内/Kodama's Reachでマナ加速し、けちな贈り物で必要なカードをサーチする。
もとは神河ブロック構築発祥のデッキだが、他にも様々なバリエーションがある。
[編集] インベイジョン・ブロック期
インベイジョン・ブロック期のスタンダードでは、アポカリプスの強力な対抗色多色カードを活用したデッキが登場。
エンチャント
(X),破滅的な行為を生け贄に捧げる:マナ総量がX以下の、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。
初期には、魂売り/Spiritmongerをフィニッシャーにしたパーミッションであるカウンターモンガーが活躍。
オデッセイ・ブロック参入後は、サイカトグに破滅的な行為/Pernicious Deedを足したサイカディードも登場した。
[編集] ヒストリック
ヒストリックでは、自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrathを中心とするランプ系コントロールの一つとして、黒緑青のものがメタの一角となっている。
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは手札を公開する。あなたはその中から土地でないカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。あなたは2点のライフを失う。
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) 巨人(Giant)
自然の怒りのタイタン、ウーロが戦場に出たとき、これが脱出していないかぎり、これを生け贄に捧げる。
自然の怒りのタイタン、ウーロが戦場に出るか攻撃するたび、あなたは3点のライフを得てカードを1枚引く。その後、あなたはあなたの手札から土地カード1枚を戦場に出してもよい。
脱出 ― (緑)(緑)(青)(青),あなたの墓地から他のカード5枚を追放する。(あなたはあなたの墓地から、このカードをこれの脱出コストで唱えてもよい。)
伝説のプレインズウォーカー — ニッサ(Nissa)
あなたがマナを引き出す目的で森(Forest)をタップするたび、追加で(緑)を加える。
[+1]:あなたがコントロールしていてクリーチャーでない土地最大1つを対象とし、それの上に+1/+1カウンターを3個置く。それをアンタップする。それは警戒と速攻を持つ0/0のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。それは土地でもある。
[-8]:あなたは「あなたがコントロールしている土地は破壊不能を持つ。」を持つ紋章を得る。あなたのライブラリーから森カードを望む枚数探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
基本戦略はラヴニカのギルド~基本セット2021期のスタンダードのスゥルタイ・ランプと同じ。思考囲い/Thoughtseizeや取り除き/Eliminateで対戦相手の脅威を対処しつつ、成長のらせん/Growth Spiralやウーロでマナ加速し、世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the Worldを設置。ニッサでクリーチャー化した土地や脱出させたウーロ、あるいはニッサが生み出す膨大なマナを注ぎ込んだハイドロイド混成体/Hydroid Krasisで勝負を決める。
2020ミシックインビテーショナルでは使用率2位となり[1]、優勝を飾った。
ゼンディカーの夜明け参入後は、ネオストーム、ゴブリン、ジャンド・サクリファイスなど多くのデッキの対策となる鎮まらぬ大地、ヤシャーン/Yasharn, Implacable Earthを採用するために白をタッチしたものが登場した。
[編集] サンプルリスト
[編集] アモンケットリマスター後
- 備考
- 2020ミシックインビテーショナル 優勝(参考/参考)
- 使用者:Seth Manfield
- フォーマット
Sultai Midrange [8] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] ゼンディカーの夜明け後
- 備考
- 2020年シーズン・グランドファイナル ヒストリック部門4勝1敗1分(ID1回を含む)(参考/参考)
- 使用者:Gabriel Nassif
- フォーマット
Four-Color Midrange [9] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ゼンディカーの夜明け参入後のタッチ白のタイプ。
[編集] エクステンデッド(未来予知後)
相殺/Counterbalanceと師範の占い独楽/Sensei's Divining Topのソフトロックコンボを利用した相殺コントロールにフィニッシャーとしてタルモゴイフ/Tarmogoyfを使用したCounterTop-Goyfが登場、未来予知後のプロツアーヴァレンシア07を制した。
エンチャント
対戦相手が呪文を1つ唱えるたび、あなたは自分のライブラリーの一番上のカードを公開してもよい。そうした場合、その呪文のマナ総量が公開されたカードのマナ総量と等しいならば、その呪文を打ち消す。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを1枚公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたは、そのマナ総量に等しい点数のライフを失う。
2/1クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)
タルモゴイフのパワーは、すべての墓地にあるカードのカード・タイプの数に等しく、タフネスはその点数に1を加えた点数に等しい。
*/1+*のちに師範の占い独楽/Sensei's Divining Topがエクステンデッドの禁止カードに指定されるまでメタゲームの一角を担い続けた。
[編集] エクステンデッド(ラヴニカ:ギルドの都後)
ラヴニカ:ギルドの都参入に伴うローテーション後のエクステンデッドでもこの色のコントロールデッキが活躍している。
プロツアーロサンゼルス05では、サイカトグに発掘のギミックを組み込んだ発掘サイカトグが活躍。
クリーチャー — エイトグ(Atog)
カードを1枚捨てる:サイカトグはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
あなたの墓地にあるカード2枚を追放する:サイカトグはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
ソーサリー
あなたの墓地にある土地カードを最大3枚まで対象とし、それをあなたの手札に戻す。
発掘3(あなたがカードを1枚引くなら、代わりにあなたはカードを3枚切削してもよい。そうしたなら、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。)
また、The Rockに青を足してけちな贈り物/Gifts Ungivenを加えたけちマルカも登場した。
エンチャント
(X),破滅的な行為を生け贄に捧げる:マナ総量がX以下の、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。
インスタント
対戦相手1人を対象とする。あなたのライブラリーから異なる名前のカードを最大4枚まで探し、それらを公開する。そのプレイヤーはそれらのカードから2枚を選ぶ。選ばれたカードをあなたの墓地に置き、残りをあなたの手札に加える。その後ライブラリーを切り直す。
この時期の活躍の要因としては、ラヴニカ・ブロックでのショックランド登場によりマナ基盤の安定性が高まったことも大きい。
[編集] エクステンデッド(デュアルランド期)
デュアルランド時代のエクステンデッドには、破滅的な行為/Pernicious Deedによるボードコントロールを核としたパーミッション系グッドスタッフデッキ、カウンターディードが存在した。
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
エンチャント
(X),破滅的な行為を生け贄に捧げる:マナ総量がX以下の、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。
詳細はカウンターディードを参照のこと。
[編集] レガシー
エクステンデッドと同様、相殺コントロールのフィニッシャーにタルモゴイフ/Tarmogoyfを採用したCounterTop-Goyfが活躍している。
エンチャント
対戦相手が呪文を1つ唱えるたび、あなたは自分のライブラリーの一番上のカードを公開してもよい。そうした場合、その呪文のマナ総量が公開されたカードのマナ総量と等しいならば、その呪文を打ち消す。
クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)
タルモゴイフのパワーは、すべての墓地にあるカードのカード・タイプの数に等しく、タフネスはその点数に1を加えた点数に等しい。
*/1+*ラヴニカへの回帰で相殺の天敵突然の衰微/Abrupt Decayが登場してからは、逆にこれを採用してグッドスタッフ的に纏めた対応力の高いコントロールデッキに変化した。
その中でもカウンターを極限まで減らし、続唱ギミックでカード・アドバンテージを狙うBUG Cascadeが結果を残している。
[編集] サンプルリスト
- 備考
- グランプリシアトル18レガシー 準優勝(参考)
- 使用者:Jérémy Dezani
- フォーマット
Sultai Control [10] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 4色レオヴォルドから赤を抜いたような構成。稲妻/Lightning Boltや赤霊破/Red Elemental Blastなどが使えなくなった代わりに、マナベースが安定し不毛の大地/Wastelandを採用する余裕が生まれている。
[編集] 脚注
- ↑ 2020 Mythic Invitational Metagame Breakdown/2020ミシックインビテーショナル メタゲームブレイクダウン(MAGIC.gg 2020年9月9日 Frank Karsten著)