モダンの変遷
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*[[グランプリラスベガス19モダン]] - 優勝:[[ドレッジ・ヴァイン#モダン|ホガーク・ヴァイン]] | *[[グランプリラスベガス19モダン]] - 優勝:[[ドレッジ・ヴァイン#モダン|ホガーク・ヴァイン]] | ||
− | === | + | ===新セット参入などに伴う特筆事項=== |
*[[暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy]]の登場により、[[ジャンドコントロール#モダン|ジャンド]]などの[[黒緑]][[デッキ]]が強化された。 | *[[暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy]]の登場により、[[ジャンドコントロール#モダン|ジャンド]]などの[[黒緑]][[デッキ]]が強化された。 | ||
*[[這い寄る恐怖/Creeping Chill]]の登場により、[[ドレッジ#モダン|ドレッジ]]が強化された。 | *[[這い寄る恐怖/Creeping Chill]]の登場により、[[ドレッジ#モダン|ドレッジ]]が強化された。 | ||
*[[弧光のフェニックス/Arclight Phoenix]]の登場により[[青赤スペル#モダン|青赤フェニックス]]が環境の一角となったほか、[[ホロウ・ワン|ホロウ・フェニックス]]や[[赤単フェニックス]]も誕生した。 | *[[弧光のフェニックス/Arclight Phoenix]]の登場により[[青赤スペル#モダン|青赤フェニックス]]が環境の一角となったほか、[[ホロウ・ワン|ホロウ・フェニックス]]や[[赤単フェニックス]]も誕生した。 | ||
− | + | *クラーク族の鉄工所の禁止により、[[アイアンワークス#モダン|アイアンワークス]]が消滅。 | |
− | *クラーク族の鉄工所の禁止により、[[アイアンワークス#モダン|アイアンワークス]] | + | |
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*[[新生化/Neoform]]の登場により、[[ネオブランド]]が登場した。 | *[[新生化/Neoform]]の登場により、[[ネオブランド]]が登場した。 | ||
*[[覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils]]や[[時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler]]の登場により、[[青白コントロール#モダン|青白コントロール]]が強化された。 | *[[覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils]]や[[時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler]]の登場により、[[青白コントロール#モダン|青白コントロール]]が強化された。 | ||
− | *[[マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice]]と容易に[[コンボ]]可能な[[大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator]]の登場により、[[ | + | *[[マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice]]と容易に[[コンボ]]可能な[[大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator]]の登場により、[[エルドラージ・トロン]]などが強化された。 |
*[[甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis]]の登場と[[屍肉喰らい/Carrion Feeder]]、[[狂気の祭壇/Altar of Dementia]]の[[再録]](トーナメント・[[リーガル]]化)により、[[ドレッジ・ヴァイン#モダン|ブリッジ・ヴァイン]]が大幅に強化された。 | *[[甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis]]の登場と[[屍肉喰らい/Carrion Feeder]]、[[狂気の祭壇/Altar of Dementia]]の[[再録]](トーナメント・[[リーガル]]化)により、[[ドレッジ・ヴァイン#モダン|ブリッジ・ヴァイン]]が大幅に強化された。 | ||
**しかしこれらはブリッジ・ヴァインを強化しすぎたとされて、[[黄泉からの橋/Bridge from Below]]が禁止指定を受けることになる。さらにその後も[[メタゲーム]]を支配し続けたため、ついにはホガーク自身と[[信仰無き物あさり/Faithless Looting]]が禁止された。 | **しかしこれらはブリッジ・ヴァインを強化しすぎたとされて、[[黄泉からの橋/Bridge from Below]]が禁止指定を受けることになる。さらにその後も[[メタゲーム]]を支配し続けたため、ついにはホガーク自身と[[信仰無き物あさり/Faithless Looting]]が禁止された。 | ||
+ | *[[最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer]]、[[ゴブリンの技師/Goblin Engineer]]、[[アーカムの天測儀/Arcum's Astrolabe]]の登場により、[[ソプターコンボ#モダン|ソプターコンボ]]が大幅に強化され、ウルザ・ソプターソードと呼ばれるようになった。 | ||
+ | *[[レンと六番/Wrenn and Six]]の登場により、ジャンドなどが強化された。 | ||
+ | *[[否定の力/Force of Negation]]の登場により、青白コントロールが強化された。 | ||
+ | *[[イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos]]の登場により、[[死の影]]は[[白]]の濃いマルドゥ死の影が主流になった。 | ||
+ | *[[溶岩の投げ矢/Lava Dart]]の再録(トーナメント・リーガル化)や[[キャノピーランド]]の登場により、[[赤単フェニックス]]が強化されたほか、その亜種である[[果敢 (デッキ)#モダン|赤単果敢]]も誕生した。 | ||
==ドミナリア、基本セット2019追加== | ==ドミナリア、基本セット2019追加== | ||
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*[[グランプリストックホルム18]] - 優勝:[[スピリット (デッキ)#モダン|バント・スピリット]] | *[[グランプリストックホルム18]] - 優勝:[[スピリット (デッキ)#モダン|バント・スピリット]] | ||
− | === | + | ===新セット参入などに伴う特筆事項=== |
*[[ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria]]の登場により、[[白青|青白]]系[[コントロール (デッキ)|コントロール]]が強化された。 | *[[ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria]]の登場により、[[白青|青白]]系[[コントロール (デッキ)|コントロール]]が強化された。 | ||
*[[民兵のラッパ手/Militia Bugler]]の登場により、[[人間 (デッキ)#モダン|5色人間]]が強化された。 | *[[民兵のラッパ手/Militia Bugler]]の登場により、[[人間 (デッキ)#モダン|5色人間]]が強化された。 | ||
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*[[グランプリハートフォード18]] - 優勝:[[アイアンワークス#モダン|アイアンワークス]] | *[[グランプリハートフォード18]] - 優勝:[[アイアンワークス#モダン|アイアンワークス]] | ||
− | === | + | ===新セット参入などに伴う特筆事項=== |
*[[手付かずの領土/Unclaimed Territory]]と[[帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter]]の登場により、[[人間 (デッキ)#モダン|5色人間]]が大きく強化された。 | *[[手付かずの領土/Unclaimed Territory]]と[[帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter]]の登場により、[[人間 (デッキ)#モダン|5色人間]]が大きく強化された。 | ||
*[[選択/Opt]]の[[再録]](トーナメント・[[リーガル]]化)と[[精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]]の禁止解除により、[[青]]を含む[[コンボデッキ]]や[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]が強化された。 | *[[選択/Opt]]の[[再録]](トーナメント・[[リーガル]]化)と[[精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]]の禁止解除により、[[青]]を含む[[コンボデッキ]]や[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]が強化された。 | ||
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*[[グランプリサンパウロ17]] - 優勝:[[聖遺撤退#モダン|バント聖遺撤退]] | *[[グランプリサンパウロ17]] - 優勝:[[聖遺撤退#モダン|バント聖遺撤退]] | ||
− | === | + | ===新セット参入などに伴う特筆事項=== |
*[[献身のドルイド/Devoted Druid]]と[[無限コンボ]]になる[[療治の侍臣/Vizier of Remedies]]の登場により、[[ドルイド・コンボ]]が誕生した。 | *[[献身のドルイド/Devoted Druid]]と[[無限コンボ]]になる[[療治の侍臣/Vizier of Remedies]]の登場により、[[ドルイド・コンボ]]が誕生した。 | ||
*[[遺棄地の恐怖/Horror of the Broken Lands]]などの優秀な[[サイクリング]]持ちの登場により、[[死せる生]]が強化された。 | *[[遺棄地の恐怖/Horror of the Broken Lands]]などの優秀な[[サイクリング]]持ちの登場により、[[死せる生]]が強化された。 | ||
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*[[グランプリサンアントニオ17]](チーム・モダン) | *[[グランプリサンアントニオ17]](チーム・モダン) | ||
− | === | + | ===新セット参入などに伴う特筆事項=== |
*[[顕在的防御/Blossoming Defense]]の登場により、[[感染 (デッキ)#モダン|感染]]が強化された。 | *[[顕在的防御/Blossoming Defense]]の登場により、[[感染 (デッキ)#モダン|感染]]が強化された。 | ||
*[[安堵の再会/Cathartic Reunion]]の登場により、[[ドレッジ#モダン|ドレッジ]]が強化された。 | *[[安堵の再会/Cathartic Reunion]]の登場により、[[ドレッジ#モダン|ドレッジ]]が強化された。 | ||
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*[[ワールド・マジック・カップ16名古屋予選]] - 優勝:[[PT Junk#モダン|アブザン]] | *[[ワールド・マジック・カップ16名古屋予選]] - 優勝:[[PT Junk#モダン|アブザン]] | ||
− | === | + | ===新セット参入などに伴う特筆事項=== |
*[[ウギンの目/Eye of Ugin]]の禁止により[[エルドラージ (デッキ)#モダン|エルドラージデッキ]]や[[ウルザトロン#モダン|赤緑トロン]]が弱体化。 | *[[ウギンの目/Eye of Ugin]]の禁止により[[エルドラージ (デッキ)#モダン|エルドラージデッキ]]や[[ウルザトロン#モダン|赤緑トロン]]が弱体化。 | ||
*[[祖先の幻視/Ancestral Vision]]の禁止解除により、[[青]]系の中低速デッキが強化された。 | *[[祖先の幻視/Ancestral Vision]]の禁止解除により、[[青]]系の中低速デッキが強化された。 | ||
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*[[グランプリメルボルン16]] - 優勝:[[エルドラージ (デッキ)#白青|白青エルドラージ]] | *[[グランプリメルボルン16]] - 優勝:[[エルドラージ (デッキ)#白青|白青エルドラージ]] | ||
− | === | + | ===新セット参入などに伴う特筆事項=== |
*[[絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger]]の登場によって[[ウルザトロン#モダン|赤緑トロン]]が強化された。 | *[[絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger]]の登場によって[[ウルザトロン#モダン|赤緑トロン]]が強化された。 | ||
*[[白日の下に/Bring to Light]]の登場によって[[ヴァラクート#モダン|スケープシフト]]が強化された。 | *[[白日の下に/Bring to Light]]の登場によって[[ヴァラクート#モダン|スケープシフト]]が強化された。 | ||
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*[[グランプリオクラホマシティ15]] - 優勝:[[ランタンコントロール]] | *[[グランプリオクラホマシティ15]] - 優勝:[[ランタンコントロール]] | ||
− | === | + | ===新セット参入などに伴う特筆事項=== |
*[[友好色]][[フェッチランド]]の[[再録]](トーナメント・[[リーガル]]化)により、友好色系デッキはより[[ショックランド]]や基本土地にアクセスしやすくなった。 | *[[友好色]][[フェッチランド]]の[[再録]](トーナメント・[[リーガル]]化)により、友好色系デッキはより[[ショックランド]]や基本土地にアクセスしやすくなった。 | ||
*フェッチランドとともに、フェッチランドと低コスト[[呪文]]が多いモダン環境に適したメカニズム[[探査]]を持つカードが多数追加し、[[宝船の巡航/Treasure Cruise]]・[[時を越えた探索/Dig Through Time]]が[[青]]を含むデッキと(青を[[タッチ]]した)[[バーン#モダン|バーン]]デッキ、[[黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang]]・[[グルマグのアンコウ/Gurmag Angler]]が[[黒緑]]系と[[青黒赤]]系のデッキ、[[強大化/Become Immense]]が[[感染 (デッキ)#モダン|感染]]デッキ全般を強化した。 | *フェッチランドとともに、フェッチランドと低コスト[[呪文]]が多いモダン環境に適したメカニズム[[探査]]を持つカードが多数追加し、[[宝船の巡航/Treasure Cruise]]・[[時を越えた探索/Dig Through Time]]が[[青]]を含むデッキと(青を[[タッチ]]した)[[バーン#モダン|バーン]]デッキ、[[黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang]]・[[グルマグのアンコウ/Gurmag Angler]]が[[黒緑]]系と[[青黒赤]]系のデッキ、[[強大化/Become Immense]]が[[感染 (デッキ)#モダン|感染]]デッキ全般を強化した。 | ||
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*[[グランプリ神戸14]] - 優勝:[[バーン#モダン|タッチ白バーン]] | *[[グランプリ神戸14]] - 優勝:[[バーン#モダン|タッチ白バーン]] | ||
− | === | + | ===新セット参入などに伴う特筆事項=== |
*[[波使い/Master of Waves]](と[[海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea]])の登場によって[[マーフォーク (デッキ)#モダン|マーフォーク]]が強化された。 | *[[波使い/Master of Waves]](と[[海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea]])の登場によって[[マーフォーク (デッキ)#モダン|マーフォーク]]が強化された。 | ||
*[[死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman]]禁止により[[黒緑]]系の[[デッキ]]が弱体化。[[墓地]]を用いるデッキには追い風となった。 | *[[死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman]]禁止により[[黒緑]]系の[[デッキ]]が弱体化。[[墓地]]を用いるデッキには追い風となった。 | ||
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*[[グランプリデトロイト13]] - 優勝:[[無限頑強#モダン|Melira Pod]] | *[[グランプリデトロイト13]] - 優勝:[[無限頑強#モダン|Melira Pod]] | ||
− | === | + | ===新セット参入などに伴う特筆事項=== |
*[[死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman]]の登場によって[[ジャンドコントロール#モダン|ジャンド]]が強化された。 | *[[死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman]]の登場によって[[ジャンドコントロール#モダン|ジャンド]]が強化された。 | ||
*血編み髪のエルフの禁止によってジャンドの勢いが落ち、[[PT Junk#モダン|ジャンク]]などの類似[[アーキタイプ]]に勢力がばらけた。 | *血編み髪のエルフの禁止によってジャンドの勢いが落ち、[[PT Junk#モダン|ジャンク]]などの類似[[アーキタイプ]]に勢力がばらけた。 | ||
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*[[ワールド・マジック・カップ12]] | *[[ワールド・マジック・カップ12]] | ||
− | === | + | ===新セット参入などに伴う特筆事項=== |
*10月1日の禁止カード追加により、[[12post#モダン|12post]]が構築できなくなった。猛火の群れによる瞬殺型の[[感染 (デッキ)|感染デッキ]]も同様。また、[[ライブラリー操作]]や[[マナ加速]]手段を失ったことで、その他多くの[[コンボデッキ]]も弱体化している。 | *10月1日の禁止カード追加により、[[12post#モダン|12post]]が構築できなくなった。猛火の群れによる瞬殺型の[[感染 (デッキ)|感染デッキ]]も同様。また、[[ライブラリー操作]]や[[マナ加速]]手段を失ったことで、その他多くの[[コンボデッキ]]も弱体化している。 | ||
*さらに1月1日の禁止カード追加で[[Zoo]]が弱体化。罰する火と[[燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows]]のコンボも使用不可能となった。これにより、ようやく環境が正常化し、様々なデッキが台頭することとなった。 | *さらに1月1日の禁止カード追加で[[Zoo]]が弱体化。罰する火と[[燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows]]のコンボも使用不可能となった。これにより、ようやく環境が正常化し、様々なデッキが台頭することとなった。 | ||
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*[[プロツアーフィラデルフィア11]] - 優勝:[[欠片の双子#モダン|欠片の双子]] | *[[プロツアーフィラデルフィア11]] - 優勝:[[欠片の双子#モダン|欠片の双子]] | ||
− | === | + | ===新セット参入などに伴う特筆事項=== |
*[[キーカード]]が禁止されたことで[[超起源]]、[[ヴァラクート]]([[オーメン・ヴァラクート]])は構築できなくなった。[[フェアリー (デッキ)|フェアリー]]、[[エルフ (デッキ)|エルフ]]、[[発掘 (デッキ)|発掘]]も大きく力をそがれている。 | *[[キーカード]]が禁止されたことで[[超起源]]、[[ヴァラクート]]([[オーメン・ヴァラクート]])は構築できなくなった。[[フェアリー (デッキ)|フェアリー]]、[[エルフ (デッキ)|エルフ]]、[[発掘 (デッキ)|発掘]]も大きく力をそがれている。 | ||
*[[精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]]、[[祖先の幻視/Ancestral Vision]]ら[[アドバンテージ]][[カード]]が禁止されたことで、[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]全般が弱体化した。 | *[[精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]]、[[祖先の幻視/Ancestral Vision]]ら[[アドバンテージ]][[カード]]が禁止されたことで、[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]全般が弱体化した。 |
2019年8月27日 (火) 14:17時点における版
モダンの使用可能セットの変遷を中心に、その時期の禁止カード、新セットやエラッタなどが環境へ与えた影響などをまとめたページ。現環境で禁止カードに指定されているカードについてはモダンのページを参照。
ラヴニカのギルド、ラヴニカの献身、灯争大戦、モダンホライゾン、基本セット2020追加
使用可能カードセット
- 継続 第8版・ミラディン以降発売されたすべての基本セット・エキスパンション(コールドスナップを含む)
- 2018年10月5日 ラヴニカのギルド追加
- 2019年1月25日 ラヴニカの献身追加
- 2019年5月3日 灯争大戦追加
- 2019年6月14日 モダンホライゾン追加
- 2019年7月12日 基本セット2020追加
禁止・制限カード
- 継続(省略)
- 2019年1月25日 クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks禁止
- 2019年7月12日 黄泉からの橋/Bridge from Below禁止
- 2019年8月30日 信仰無き物あさり/Faithless Looting、甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis禁止、石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic禁止解除
代表的な大会
- グランプリアトランタ18 - 優勝:バント・スピリット
- グランプリリバプール18(チーム共同デッキ構築モダン)
- グランプリポートランド18 - 優勝:グリクシス死の影
- グランプリオークランド19 - 優勝:青赤フェニックス
- グランプリトロント19 - 優勝:グリクシス死の影
- グランプリロサンゼルス19 - 優勝:青赤フェニックス
- グランプリビルバオ19 - 優勝:青赤フェニックス
- グランプリタンパベイ19 - 優勝:グリクシス死の影
- グランプリカルガリー19 - 優勝:ジャンド・タイタン・ブリーチ
- グランプリサンパウロ19春 - 優勝:緑単トロン
- グランプリ横浜19 - 優勝:鱗親和
- ミシックチャンピオンシップロンドン19 - 優勝:5色人間
- グランプリダラスフォートワース19 - 優勝:青白コントロール
- ミシックチャンピオンシップバルセロナ19 - 優勝:緑単トロン
- グランプリバルセロナ19 - 優勝:ジャンド
- グランプリミネアポリス19 - 優勝:カニ・ホガーク
- グランプリバーミンガム19 - 優勝:マルドゥ死の影
- グランプリラスベガス19モダン - 優勝:ホガーク・ヴァイン
新セット参入などに伴う特筆事項
- 暗殺者の戦利品/Assassin's Trophyの登場により、ジャンドなどの黒緑デッキが強化された。
- 這い寄る恐怖/Creeping Chillの登場により、ドレッジが強化された。
- 弧光のフェニックス/Arclight Phoenixの登場により青赤フェニックスが環境の一角となったほか、ホロウ・フェニックスや赤単フェニックスも誕生した。
- クラーク族の鉄工所の禁止により、アイアンワークスが消滅。
- 新生化/Neoformの登場により、ネオブランドが登場した。
- 覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veilsや時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerの登場により、青白コントロールが強化された。
- マイコシンスの格子/Mycosynth Latticeと容易にコンボ可能な大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creatorの登場により、エルドラージ・トロンなどが強化された。
- 甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolisの登場と屍肉喰らい/Carrion Feeder、狂気の祭壇/Altar of Dementiaの再録(トーナメント・リーガル化)により、ブリッジ・ヴァインが大幅に強化された。
- しかしこれらはブリッジ・ヴァインを強化しすぎたとされて、黄泉からの橋/Bridge from Belowが禁止指定を受けることになる。さらにその後もメタゲームを支配し続けたため、ついにはホガーク自身と信仰無き物あさり/Faithless Lootingが禁止された。
- 最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer、ゴブリンの技師/Goblin Engineer、アーカムの天測儀/Arcum's Astrolabeの登場により、ソプターコンボが大幅に強化され、ウルザ・ソプターソードと呼ばれるようになった。
- レンと六番/Wrenn and Sixの登場により、ジャンドなどが強化された。
- 否定の力/Force of Negationの登場により、青白コントロールが強化された。
- イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eosの登場により、死の影は白の濃いマルドゥ死の影が主流になった。
- 溶岩の投げ矢/Lava Dartの再録(トーナメント・リーガル化)やキャノピーランドの登場により、赤単フェニックスが強化されたほか、その亜種である赤単果敢も誕生した。
ドミナリア、基本セット2019追加
使用可能カードセット
禁止・制限カード
- 継続(省略)
代表的な大会
- グランプリトロント18春(3人チーム構築戦)
- グランプリラスベガス18モダン - 優勝:アイアンワークス
- グランプリバルセロナ18 - 優勝:ドレッジ
- グランプリサンパウロ18 - 優勝:マルドゥ・パイロマンサー
- マジック25周年記念プロツアー(3人チーム構築戦)
- グランプリプラハ18 - 優勝:鱗親和
- グランプリデトロイト18(チーム共同デッキ構築モダン)
- グランプリ香港18 - 優勝:緑単トロン
- グランプリストックホルム18 - 優勝:バント・スピリット
新セット参入などに伴う特筆事項
- ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominariaの登場により、青白系コントロールが強化された。
- 民兵のラッパ手/Militia Buglerの登場により、5色人間が強化された。
- 至高の幻影/Supreme Phantomの登場により、スピリットが強化された。
- 練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopteristの登場により、アイアンワークスが新たな勝ち筋を得た。
イクサラン・ブロック追加
使用可能カードセット
禁止・制限カード
- 継続(省略)
- 2018年2月19日 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor、血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf禁止解除
代表的な大会
- グランプリオクラホマシティ17 - 優勝:タイタン・シフト
- グランプリマドリード17(チーム共同デッキ構築モダン)
- グランプリサンタクララ18(3人チーム構築戦)
- プロツアー「イクサランの相克」 - 優勝:ランタンコントロール
- グランプリトロント18冬 - 優勝:緑白呪禁オーラ
- グランプリリヨン18 - 優勝:赤緑エルドラージ
- グランプリマドリード18(3人チーム構築戦)
- グランプリフェニックス18 - 優勝:5色人間
- グランプリ京都18(3人チーム構築戦)
- グランプリシドニー18(チーム共同デッキ構築モダン)
- グランプリハートフォード18 - 優勝:アイアンワークス
新セット参入などに伴う特筆事項
- 手付かずの領土/Unclaimed Territoryと帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooterの登場により、5色人間が大きく強化された。
- 選択/Optの再録(トーナメント・リーガル化)と精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorの禁止解除により、青を含むコンボデッキやコントロールデッキが強化された。
- 血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elfの禁止解除により、ジャンドなどの赤緑デッキが強化された。
アモンケット・ブロック追加
使用可能カードセット
禁止・制限カード
- 継続(省略)
代表的な大会
- グランプリ神戸17 - 優勝:白黒エルドラージ
- グランプリコペンハーゲン17 - 優勝:グリクシス死の影
- グランプリラスベガス17モダン - 優勝:親和
- グランプリバーミンガム17 - 優勝:ボロス・バーン
- グランプリサンパウロ17 - 優勝:バント聖遺撤退
新セット参入などに伴う特筆事項
- 献身のドルイド/Devoted Druidと無限コンボになる療治の侍臣/Vizier of Remediesの登場により、ドルイド・コンボが誕生した。
- 遺棄地の恐怖/Horror of the Broken Landsなどの優秀なサイクリング持ちの登場により、死せる生が強化された。
カラデシュ・ブロック追加
使用可能カードセット
禁止・制限カード
- 継続(省略)
- 2017年1月20日 ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe、ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll禁止
代表的な大会
- グランプリダラスフォートワース16 - 優勝:赤単氷雪コントロール
- ワールド・マジック・カップ16(チーム・モダン)
- グランプリブリスベン17 - 優勝:ランタンコントロール
- グランプリバンクーバー17 - 優勝:ジャンド死の影
- グランプリサンアントニオ17(チーム・モダン)
新セット参入などに伴う特筆事項
- 顕在的防御/Blossoming Defenseの登場により、感染が強化された。
- 安堵の再会/Cathartic Reunionの登場により、ドレッジが強化された。
- ギタクシア派の調査/Gitaxian Probeの禁止により、感染やストームなど様々なデッキが弱体化。Super Crazy Zooはジャンド死の影などの死の影デッキに移行した。
- ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Trollの再禁止により、ドレッジが弱体化。
- フェッチランドの存在するモダン環境に適したメカニズム、紛争が登場。致命的な一押し/Fatal Pushが黒を含むデッキ全般を強化したほか、ナーナムの改革派/Narnam Renegadeや隠れた薬草医/Hidden HerbalistsがNaya Blitzを、改革派の結集者/Renegade Rallierが緑白系のデッキを強化した。
- 歩行バリスタ/Walking Ballistaの登場により、エルドラージ・トロンが強化された。
- 上級建設官、スラム/Sram, Senior Edificerの登場により、純鋼ストームの安定性が向上した。
- 遵法長、バラル/Baral, Chief of Complianceの登場により、赤青ストームの安定性が向上した。
イニストラードを覆う影ブロック追加
使用可能カードセット
- 継続(省略)
- 2016年4月8日 イニストラードを覆う影追加
- 2016年7月22日 異界月追加
禁止・制限カード
- 継続(省略)
- 2016年4月8日 ウギンの目/Eye of Ugin禁止、祖先の幻視/Ancestral Vision、弱者の剣/Sword of the Meek禁止解除
代表的な大会
- グランプリシャーロット16 - 優勝:むかつき
- グランプリロサンゼルス16 - 優勝:マーフォーク
- ワールド・マジック・カップ16東京予選 - 優勝:スケープシフト
- グランプリ広州16 - 優勝:グリクシス・デルバー
- グランプリリール16 - 優勝:感染
- グランプリインディアナポリス16 - 優勝:ナヤ・バーン
- 世界選手権16
- ワールド・マジック・カップ16名古屋予選 - 優勝:アブザン
新セット参入などに伴う特筆事項
- ウギンの目/Eye of Uginの禁止によりエルドラージデッキや赤緑トロンが弱体化。
- 祖先の幻視/Ancestral Visionの禁止解除により、青系の中低速デッキが強化された。
- 先駆ける者、ナヒリ/Nahiri, the Harbingerの登場により、青白赤コントロールなどの赤白系のデッキが強化された。
- 傲慢な新生子/Insolent Neonateや秘蔵の縫合体/Prized Amalgamなどの登場により、ドレッジが強化された。
- 集団的蛮行/Collective Brutalityの登場により、黒を含むデッキ全般が強化された。
戦乱のゼンディカー・ブロック追加
使用可能カードセット
- 継続(省略)
- 2015年10月2日 戦乱のゼンディカー追加
- 2016年1月22日 ゲートウォッチの誓い追加
禁止カード
- 継続(省略)
- 2016年1月22日 欠片の双子/Splinter Twin、花盛りの夏/Summer Bloom禁止
代表的な大会
- グランプリポルトアレグレ15 - 優勝:ナヤ・ズー
- グランプリピッツバーグ15 - 優勝:青白赤双子
- プロツアー「ゲートウォッチの誓い」 - 優勝:青赤エルドラージ
- グランプリデトロイト16 - 優勝:アブザンカンパニー
- グランプリボローニャ16 - 優勝:白青エルドラージ
- グランプリメルボルン16 - 優勝:白青エルドラージ
新セット参入などに伴う特筆事項
- 絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hungerの登場によって赤緑トロンが強化された。
- 白日の下に/Bring to Lightの登場によってスケープシフトが強化された。
- 苦い真理/Painful Truthsの登場によって黒系多色デッキのドローの選択肢が増加した。
- 忘却蒔き/Oblivion Sowerや昇華者などの登場によって黒単エルドラージが誕生した。
- 欠片の双子/Splinter Twin、花盛りの夏/Summer Bloomの禁止によって欠片の双子とAmulet Comboが大きく弱体化。
- 難題の予見者/Thought-Knot Seerや現実を砕くもの/Reality Smasherなどの強力なエルドラージの登場によってエルドラージデッキが大幅に強化され、デッキカラーのバリエーションも広がった。
タルキール覇王譚ブロック、マジック・オリジン追加
使用可能カードセット
禁止カード
- 継続(省略)
- 2015年1月23日 宝船の巡航/Treasure Cruise、時を越えた探索/Dig Through Time、出産の殻/Birthing Pod禁止、ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll禁止解除
代表的な大会
- グランプリマドリード14 - 優勝:RUGデルバー
- 世界選手権14
- グランプリミラノ15 - 優勝:ジャンク・ポッド
- グランプリオマハ15 - 優勝:ジャンク・ポッド
2015年1月23日 禁止制限カードリスト改訂
- プロツアー「運命再編」 - 優勝:欠片の双子
- グランプリバンクーバー15 - 優勝:欠片の双子
- グランプリシャーロット15 - 優勝:エルフ
- グランプリコペンハーゲン15 - 優勝:マーフォーク
- グランプリシンガポール15 - 優勝:親和
- 世界選手権15
- ワールド・マジック・カップ15東京予選 - 優勝:Amulet Combo
- グランプリオクラホマシティ15 - 優勝:ランタンコントロール
新セット参入などに伴う特筆事項
- 友好色フェッチランドの再録(トーナメント・リーガル化)により、友好色系デッキはよりショックランドや基本土地にアクセスしやすくなった。
- フェッチランドとともに、フェッチランドと低コスト呪文が多いモダン環境に適したメカニズム探査を持つカードが多数追加し、宝船の巡航/Treasure Cruise・時を越えた探索/Dig Through Timeが青を含むデッキと(青をタッチした)バーンデッキ、黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang・グルマグのアンコウ/Gurmag Anglerが黒緑系と青黒赤系のデッキ、強大化/Become Immenseが感染デッキ全般を強化した。
- しかしこれらは青系のデッキを強化しすぎたとされて、宝船の巡航・時を越えた探索ともわずか4ヶ月後に禁止カード入りしてしまった。
- 僧院の速槍/Monastery Swiftspearが登場し、宝船の巡航とともにDelverやバーンの強化に貢献した。
- 包囲サイ/Siege Rhinoが登場し、黒緑白の出産の殻やアブザンミッドレンジが強化された。Zooも黒をタッチしたものが登場した。
- ただしその後、出産の殻/Birthing Pod禁止により出産の殻デッキが構築できなくなった。
- ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancyが登場し、ジェスカイの隆盛コンボが誕生した。
- 精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragonが登場し、ウルザトロンが強化された。
- コラガンの命令/Kolaghan's Commandが登場し、ジャンドや上記の青黒赤デッキが強化された。
- アタルカの命令/Atarka's Commandが登場し、バーンが強化された。破壊的な享楽/Destructive Revelryと合わせて赤緑白の3色が主流となった。
- 集合した中隊/Collected Companyが登場し、エルフやアブザンカンパニーが環境の一角となった。
- 潮流の先駆け/Harbinger of the Tidesが登場し、マーフォークが強化された。
テーロス・ブロック、基本セット2015追加
使用可能カードセット
禁止カード
- 継続(省略)
- 2014年2月7日 死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman禁止、野生のナカティル/Wild Nacatl、苦花/Bitterblossom禁止解除
代表的な大会
- グランプリブリスベン13 - 優勝:親和
- グランプリアントワープ13 - 優勝:欠片の双子
- グランプリプラハ14 - 優勝:トリコロール
2014年2月7日 禁止制限カードリスト改訂
- プロツアー「神々の軍勢」 - 優勝:青白赤コントロール
- グランプリリッチモンド14 - 優勝:Kiki-Pod
- グランプリミネアポリス14 - 優勝:Scapeshift
- グランプリボストン-ウースター14 - 優勝:ジャンク
- グランプリ神戸14 - 優勝:タッチ白バーン
新セット参入などに伴う特筆事項
- 波使い/Master of Waves(と海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea)の登場によってマーフォークが強化された。
- 死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman禁止により黒緑系のデッキが弱体化。墓地を用いるデッキには追い風となった。
- 野生のナカティル/Wild Nacatl禁止解除によりZooデッキ復活。
- 大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revelの登場によりバーンが強化された。
ラヴニカへの回帰ブロック、基本セット2014追加
使用可能カードセット
禁止カード
- 継続(省略)
- 2012年11月1日 溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle禁止解除
- 2013年2月1日 血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf、煮えたぎる歌/Seething Song禁止
- 2013年5月3日 第二の日の出/Second Sunrise禁止
代表的な大会
2012年11月1日 禁止制限カードリスト改訂
- グランプリリヨン12 - 優勝:ジャンド
- グランプリシカゴ12 - 優勝:タッチ白ジャンド
- グランプリトロント12 - 優勝:タッチ白ジャンド
- グランプリビルバオ13 - 優勝:青白赤クロック・パーミッション
2013年2月1日 禁止制限カードリスト改訂
- グランプリサンディエゴ13 - 優勝:サニー・サイド・アップ
2013年5月3日 禁止制限カードリスト改訂
- グランプリポートランド13 - 優勝:Melira Pod
- グランプリカンザスシティ13 - 優勝:Melira Pod
- 世界選手権13 - 優勝:青白赤コントロール
- グランプリデトロイト13 - 優勝:Melira Pod
新セット参入などに伴う特筆事項
- 死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanの登場によってジャンドが強化された。
- 血編み髪のエルフの禁止によってジャンドの勢いが落ち、ジャンクなどの類似アーキタイプに勢力がばらけた。
- 第二の日の出/Second Sunriseの禁止によってサニー・サイド・アップが衰退。
- 溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacleの禁止解除によってヴァラクート(オーメン・ヴァラクート)が再び姿を見せた。
イニストラード・ブロック、基本セット2013追加
使用可能カードセット
禁止カード
- 継続(省略)
- 2011年10月1日 猛火の群れ/Blazing Shoal、雲上の座/Cloudpost、緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith、思案/Ponder、定業/Preordain、炎の儀式/Rite of Flame禁止
- 2012年1月1日 罰する火/Punishing Fire、野生のナカティル/Wild Nacatl禁止
代表的な大会
2012年1月1日 禁止制限カードリスト改訂
- グランプリリンカーン12 - 優勝:アグロローム
- グランプリトリノ12 - 優勝:青赤緑Delver-Go
- グランプリ横浜12 - 優勝:白黒トークン
- グランプリコロンバス12 - 優勝:親和
- プレイヤー選手権12 - 優勝:ジャンド
- ワールド・マジック・カップ12
新セット参入などに伴う特筆事項
- 10月1日の禁止カード追加により、12postが構築できなくなった。猛火の群れによる瞬殺型の感染デッキも同様。また、ライブラリー操作やマナ加速手段を失ったことで、その他多くのコンボデッキも弱体化している。
- さらに1月1日の禁止カード追加でZooが弱体化。罰する火と燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillowsのコンボも使用不可能となった。これにより、ようやく環境が正常化し、様々なデッキが台頭することとなった。
- 修復の天使/Restoration Angelの登場によって青白コントロールが強化された。
- 信仰の見返り/Faith's Rewardの登場によってサニー・サイド・アップが台頭。
公式フォーマット制定
使用可能カードセット
- 継続(省略)
禁止カード
- 継続(省略)
- 2011年8月12日 祖先の幻視/Ancestral Vision、苦花/Bitterblossom、戦慄の復活/Dread Return、垣間見る自然/Glimpse of Nature、超起源/Hypergenesis、精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor、精神的つまづき/Mental Misstep、石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic、溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle禁止
代表的な大会
- プロツアーフィラデルフィア11 - 優勝:欠片の双子
新セット参入などに伴う特筆事項
- キーカードが禁止されたことで超起源、ヴァラクート(オーメン・ヴァラクート)は構築できなくなった。フェアリー、エルフ、発掘も大きく力をそがれている。
- 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor、祖先の幻視/Ancestral Visionらアドバンテージカードが禁止されたことで、コントロールデッキ全般が弱体化した。
Magic Onlineにおいてモダン開始
使用可能カードセット
※Magic Onlineの非公式フォーマットなので、追加日は紙面フォーマットの使用可能日ではなくMagic Onlineにおける発売日。
- 2011年5月19日 第8版・ミラディン以降発売されたすべての基本セット・エキスパンション(コールドスナップを含む)で開始
- 2011年5月30日 新たなるファイレクシア追加
- 2011年8月1日 基本セット2012追加
禁止カード
2011年5月19日、モダン開始時の禁止カード
- 古えの居住地/Ancient Den
- 金属モックス/Chrome Mox
- 暗黒の深部/Dark Depths
- ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll
- 大焼炉/Great Furnace
- 教議会の座席/Seat of the Synod
- 師範の占い独楽/Sensei's Divining Top
- 頭蓋骨絞め/Skullclamp
- 弱者の剣/Sword of the Meek
- 伝承の樹/Tree of Tales
- 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
- 囁きの大霊堂/Vault of Whispers
代表的な大会
特筆事項
- 「3ターンで勝負を決めるコンボ」が禁止の基準であると言われる。
- 当時の構築で親和が荒れ狂った教訓から、頭蓋骨絞めと各種アーティファクト・土地(ダークスティールの城塞/Darksteel Citadelを除く)が禁止。
- 他にもソプターコンボのパーツである弱者の剣、ヘックスメイジ・デプスの暗黒の深部、発掘デッキ抑止のためにゴルガリの墓トロールが禁止されている。
- また各種コンボの速度低下のために金属モックス、遅延対策も兼ねて師範の占い独楽も禁止。梅澤の十手はバーンやビートダウンの勢いを削ぎ過ぎることが原因と思われる。
モダンの主なデッキ
ビートダウン
- 親和(Robots)
- Zoo/アグロドメイン/Gruul Zoo/Naya Blitz
- ソウルシスターズ
- 白黒トークン
- ヘイトベアー/Death & Taxes
- バーン
- マーフォーク
- エルフ
- Delver-Go
- 感染
- 緑白呪禁
- Nivmagus Combo
- エルドラージ/エルドラージ・トロン
- Super Crazy Zoo
コントロール
- ジャンド/BG Rock/PT Junk(アブザンジャンク)
- デスクラウド
- Next Level Blue
- ウルザトロン(青単/青白/青黒)
- トリコロール
- フェアリー
- Caw-Blade/No-Caw/青白コントロール
- けちコントロール
- ヤソコン
- メガハンデス
- ブルームーン/サン&ムーン/赤単氷雪コントロール
- グリクシスコントロール
- ランタンコントロール
- エスパーメンター
- 死の影(ジャンド死の影/グリクシス死の影)
コンボ
- ウルザトロン(赤緑/緑白/黒緑)
- 青赤昇天
- ストーム(刈り痕ストーム、ゴブリンストーム)
- 集団意識
- 死せる生
- スケープシフト/オーメン・ヴァラクート
- むかつき
- グリセルシュート
- アグロローム
- ジェスカイの隆盛コンボ
- ドレッジ・ヴァイン
- 緑白秘匿
- エルドラージ変身
- ガルガドン・バランス
- ウーズ・サバイバル
- Amulet Combo
- アイアンワークス
- アブザン・カンパニー/ドルイド・コンボ
- キキジキ・コード/4色カンパニー
- エターナルブルー
- 純鋼ストーム