練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopterist
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)
あなたがアーティファクト呪文を唱えるたび、飛行を持つ無色の1/1の飛行機械(Thopter)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(1)(青),アーティファクト2つを生け贄に捧げる:カードを1枚引く。
効率的構築/Efficient Constructionを内蔵し、更にアーティファクトを手札に変換できる起動型能力を持った伝説の人間・工匠。
アーティファクト呪文を唱えるだけで戦力を増強できるのは言わずもがな強力。ブロッカーとしてもアタッカーとしても、数がそろえば頼もしくなる。これ自身の3マナという軽さもあってアーティファクトを手札に温存しておきやすいため、然るべきデッキであれば瞬く間に戦場を飛行機械で埋め尽くしてしまえるだろう。起動型能力の方も、チャンプブロックに回したトークンを手札に変換すれば無駄がない。更に3マナ1/4というサイズも環境の主要な軽量除去が通じないため、場持ちも悪くない。
総じて、アーティファクト主体のデッキならば圧倒的なポテンシャルを発揮できるだろう。リミテッドにおいても充分な数のアーティファクトをピックできれば戦場を制圧しうるボムとなる。
スタンダードにおいては青単ストームに採用されている。飛行機械・トークン展開によるコンボ開始までの時間稼ぎとキーカードの引き込み、モックス・アンバー/Mox Amberの条件達成、霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir以外の勝ち筋と、多くの点でデッキを強化した。ただ、日本選手権18の直前の環境になると緑単色デッキですらも刻み角/Manglehornで露骨に対策を打つようになった[1]。
モダン以下のフォーマットでも各種アーティファクトデッキを強化し、新たな勝ち筋を築いた。モダンではアイアンワークス、レガシーではボンバーマンや青単型ペインター・グラインドストーンなどに採用されている。
- アンティキティー戦争/The Antiquities Warと相性がよい。追加のアーティファクトを2枚も探し出し、生成した飛行機械をフィニッシャーに変化させることができる。モダン以下のフォーマットでも追加の勝利プランとして併用するデッキが登場した。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
基本セット2019の、伝説のクリーチャーのサイクル。各色のレアに1枚ずつ存在する。
- 無私の勇者、レナ/Lena, Selfless Champion
- 練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopterist
- 呼び覚ます者イザレス/Isareth the Awakener
- ドラゴンの女王、ラスリス/Lathliss, Dragon Queen
- カル・シスマの恐怖、殺し爪/Goreclaw, Terror of Qal Sisma
[編集] 参考
- ↑ 日本選手権直前!スタンダードまとめ 後編 岩SHOWの「デイリー・デッキ」(Daily MTG 2018.9.5)