溶岩の投げ矢/Lava Dart
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インスタント
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。溶岩の投げ矢はそれに1点のダメージを与える。
フラッシュバック ― 山(Mountain)1つを生け贄に捧げる。(あなたはあなたの墓地から、このカードをこれのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後、これを追放する。)
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
インスタントの1点火力。フラッシュバック・コストは山を1つ生け贄に捧げるだけなのでピッチスペルのように使える。
同一ターン内で使えば割り振り可能な1マナ2点火力としての働きも期待でき、土地が余る中盤以降に便利。土地が減ることに目をつぶれば非常に融通が利くカードである。
当時のスタンダードでは赤を含む速攻型デッキがサイドボードに採用した。マッドネスが台頭していた頃のスタンダードは、多くのシステムクリーチャーやマナ・クリーチャーがいたため、主にそれらを一気に除去する目的で使用された。特にマーフォークの物あさり/Merfolk Looter、ラノワールのエルフ/Llanowar Elves、日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla辺りは格好の的であった。
また2007年頃のエクステンデッドでは赤系ビートダウン基本火力の1つ。エターナルで採用されていた。サバンナ・ライオン/Savannah Lionsや闇の腹心/Dark Confidant、渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer辺りを効率よく処理できる点が買われている。
モダンホライゾンで再録され、モダンでも使用可能になった。少ないマナで呪文を多用できる性質と相性の良いマルドゥ・パイロマンサーや青赤フェニックスではメインデッキから数枚採用するリストも出てきた。
- 簡単に呪文を2回撃てるので、ストームやクウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad、小柄な竜装者/Wee Dragonautsなどと相性が良い。
- 類似カードである炎の突き/Flame Jabとの比較は興味深い。