ステロイド

出典: MTG Wiki

ステロイド(Steroid)は、赤緑2ビートダウンデッキの呼称。略して「ステロ」とも言う。その名の由来は「ステレオ・タイプ(定型)」から来ているとか、デッキに投入されていたアーナム・ジン/Erhnam Djinnの筋肉がステロイド剤を打ったみたいに見えるからなど、いろいろな説が囁かれるがはっきりとはわかっていない。

目次

[編集] 概要

マナ・クリーチャーから良質のクリーチャーを素早く召喚し、速攻で殴り勝つ。が入る事によって火力を投入することができるようになり、相手クリーチャーを除去して対戦相手に直接ダメージを叩き込みやすい。その上、最後の一押しが出来るようになったため、緑単色に比べて柔軟性が増している。

「クリーチャーで殴り、その他の呪文でそれをサポートする」と言う単純かつ最も基本的なデッキを、最もパワークリーチャーを召喚しやすい緑と、最もダメージ系呪文が多い赤で構成していることから、安定した強さを持っている。反面、突出した強さもないため、相性的に絶対有利と言えるデッキは少ない。

1ターン目に緑のマナ・クリーチャーを出す為、緑メイン+赤という形を取ることが多い。しかし、後述のマッドステロなどの、赤マナの方が多くなる例外も存在する。

[編集] 時のらせんブロック+ローウィン・ブロック期

時のらせんブロックローウィン・ブロック期のスタンダードでは、時のらせんブロック構築から引き続いてビッグ・マナが活躍する。


Garruk Wildspeaker / 野生語りのガラク (2)(緑)(緑)
プレインズウォーカー — ガラク(Garruk)

[+1]:土地2つを対象とし、それらをアンタップする。
[-1]:緑の3/3のビースト(Beast)・クリーチャー・トークンを1体場に出す。
[-4]:あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+3/+3の修整を受けるとともにトランプルを得る。

3

Incinerate / 火葬 (1)(赤)
インスタント

クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。火葬はそれに3点のダメージを与える。これによりダメージを与えられたクリーチャーは、このターン再生できない。

野生語りのガラク/Garruk Wildspeakerなどのパワーカードが追加されたのが特に大きい。詳細はビッグ・マナを参照のこと。

[編集] 時のらせんブロック構築

時のらせんブロック構築において、未来予知参入前は、根の壁/Wall of Rootsなどのマナ加速から大型クリーチャーへとつなげるビッグ・マナと呼ばれるデッキが主流だった。


Wall of Roots / 根の壁 (1)(緑)
クリーチャー — 植物(Plant) 壁(Wall)

防衛
根の壁の上に-0/-1カウンターを1個置く:あなたのマナ・プールに(緑)を加える。この能力は、各ターンに1回のみプレイできる。

0/5

Bogardan Hellkite / ボガーダンのヘルカイト (6)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

瞬速
飛行
ボガーダンのヘルカイトが場に出たとき、好きな数のクリーチャーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。ボガーダンのヘルカイトはそれらに、5点のダメージを望むように割り振って与える。

5/5

未来予知参入後は、タルモゴイフ/Tarmogoyfなどの優秀な小型クリーチャー中心の軽量ビートダウン赤緑プレデターがメインとなった。


Tarmogoyf / タルモゴイフ (1)(緑)
クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)

タルモゴイフのパワーは、すべての墓地にあるカードのカード・タイプの数に等しく、タフネスはその点数に1を加えた点数に等しい。(カード・タイプとは、アーティファクト、クリーチャー、エンチャント、インスタント、土地、プレインズウォーカー、ソーサリー、部族である。)

*/1+*

Grove of the Burnwillows / 燃え柳の木立ち
土地

(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(T):あなたのマナ・プールに(赤)か(緑)を加える。各対戦相手は1点のライフを得る。


Kavu Predator / カヴーの捕食者 (1)(緑)
クリーチャー — カヴー(Kavu)

トランプル
いずれかの対戦相手がライフを得るたび、カヴーの捕食者の上に同じ数の+1/+1カウンターを置く。

2/2

[編集] ラヴニカ・ブロック期

ラヴニカ・ブロック期のスタンダードでは、ギルドパクトでのグルールの登場を受けて復活を果たす。

メタに合致した炎樹族のシャーマン/Burning-Tree Shamanや、コスト・パフォーマンスの高い喧騒の貧霊/Rumbling Slumは登場初期から注目されていた。


Kird Ape / 密林の猿人 (赤)
クリーチャー — 類人猿(Ape)

密林の猿人は、あなたが森(Forest)をコントロールしている限り+1/+2の修整を受ける。

1/1

Char / 黒焦げ (2)(赤)
インスタント

クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。黒焦げはそれに4点のダメージを与え、あなたに2点のダメージを与える。

詳細はグルール・ビートを参照のこと。

[編集] ミラディン・ブロック+神河ブロック期

親和全盛期、アーティファクト対策+土地破壊赤緑コントロールフレッシュメーカー)が中心の環境において、土地サーチを行わないアグレッシブなデッキも登場した。


Commune with Nature / 自然との融和 (緑)
ソーサリー

あなたのライブラリーのカードを上から5枚見る。あなたはそれらの中からクリーチャー・カードを1枚公開し、それをあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。


Magma Jet / マグマの噴流 (1)(赤)
インスタント

クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。マグマの噴流は、それに2点のダメージを与える。
占術2を行う。(占術2を行うには、あなたのライブラリーのカードを上から2枚見る。それらのうち、好きな枚数のカードをそのライブラリーの一番下に望む順番で置き、残りをそのライブラリーの一番上に望む順番で置く。)

極楽鳥/Birds of Paradiseによるマナ加速からヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman弧炎撒き/Arc-Sloggerなどに繋げて攻める。すき込み/Plow Underなどの土地破壊要素も採用される。

クリーチャーが多いため、師範の占い独楽/Sensei's Divining Topよりは自然との融和/Commune with Natureの方が良く採用される模様。

The Finals04中部予選ではベスト8中2人がこのデッキタイプを使用していた。→*1

禁止カード大量発生による親和の消滅後は、同環境緑ビートダウンを足し密林の猿人/Kird Apeマグマの噴流/Magma Jetなどを追加したタイプへと変化した。→*2


Kird Ape / 密林の猿人 (赤)
クリーチャー — 類人猿(Ape)

密林の猿人は、あなたが森(Forest)をコントロールしている限り+1/+2の修整を受ける。

1/1

[編集] 後期型

メインデッキ (60)
クリーチャー (24)
4ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4桜族の長老/Sakura-Tribe Elder
4密林の猿人/Kird Ape
1弧炎撒き/Arc-Slogger
4ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman
3素拳の岩守/Iwamori of the Open Fist
4トロールの苦行者/Troll Ascetic
呪文 (14)
2梅澤の十手/Umezawa's Jitte
4塩まき/Sowing Salt
4マグマの噴流/Magma Jet
4火と氷の剣/Sword of Fire and Ice
土地 (22)
11森/Forest
4カープルーザンの森/Karplusan Forest
1血に染まりし城砦、真火/Shinka, the Bloodsoaked Keep
6山/Mountain
サイドボード
2落葉の道三/Dosan the Falling Leaf
3血染めの月/Blood Moon
2光と影の剣/Sword of Light and Shadow
1酸化/Oxidize
1空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder
2帰化/Naturalize
4溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge

[編集] 初期型

メインデッキ (60)
クリーチャー (21)
4極楽鳥/Birds of Paradise
3弧炎撒き/Arc-Slogger
4ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman
4永遠の証人/Eternal Witness
2鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker
4桜族の長老/Sakura-Tribe Elder
呪文 (17)
3すき込み/Plow Under
4石の雨/Stone Rain
4溶鉄の雨/Molten Rain
2自然との融和/Commune with Nature
4マグマの噴流/Magma Jet
土地 (22)
9森/Forest
1島/Island
10山/Mountain
1真鍮の都/City of Brass
1先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers
サイドボード
2映し身人形/Duplicant
1鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker
2罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher
4侵入警報/Intruder Alarm
3帰化/Naturalize
3酸化/Oxidize

[編集] オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期

オンスロート・ブロックミラディン・ブロック期のスタンダードでは、電結親和全盛期にアーティファクト対策に特化した赤緑デッキが活躍した。


Electrostatic Bolt / 静電気の稲妻 (赤)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。静電気の稲妻はそれに2点のダメージを与える。それがアーティファクト・クリーチャーである場合、代わりに静電気の稲妻はそれに4点のダメージを与える。


Oxidize / 酸化 (緑)
インスタント

アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。それは再生できない。

ともにアーティファクト破壊土地破壊に長けたであることから、当時のメタによく合致していた。各種パーマネント除去で相手の動きを縛り、クリーチャー殴り勝つテンポデッキである。

また、ビーストを主力とした赤緑ビーストもあらわれた。


Arc-Slogger / 弧炎撒き (3)(赤)(赤)
クリーチャー — ビースト(Beast)

(赤),あなたのライブラリーのカードを上から10枚、ゲームから取り除く:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。弧炎撒きはそれに2点のダメージを与える。

4/5

Contested Cliffs / 争乱の崖地
土地

(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(赤)(緑),(T):あなたがコントロールするビースト(Beast)・クリーチャー1体と、対戦相手1人がコントロールするクリーチャー1体を対象とする。それらは、互いに自身のパワーに等しい点数のダメージを与え合う。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (21)
2弧炎撒き/Arc-Slogger
4焦熱の火猫/Blistering Firecat
2鉤爪の統率者/Caller of the Claw
3ドワーフの爆風掘り/Dwarven Blastminer
3ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter
1スカークの匪賊/Skirk Marauder
4炎歩スリス/Slith Firewalker
2ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman
呪文 (15)
4静電気の稲妻/Electrostatic Bolt
1ボガーダンの鎚/Hammer of Bogardan
4マグマの噴流/Magma Jet
3溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge
3黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb
土地 (24)
4ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus
2真鍮の都/City of Brass
1森/Forest
12山/Mountain
1シヴのオアシス/Shivan Oasis
4樹木茂る山麓/Wooded Foothills
サイドボード
1弧炎撒き/Arc-Slogger
2鉤爪の統率者/Caller of the Claw
1兵員の混乱/Confusion in the Ranks
1ドワーフの爆風掘り/Dwarven Blastminer
1仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
1ナントゥーコ自警団/Nantuko Vigilante
2帰化/Naturalize
2秘宝の障壁/Relic Barrier
2死霊の埋葬布/Specter's Shroud
2ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman

[編集] オデッセイ・ブロック期

オデッセイ・ブロック期のスタンダードでは、オデッセイの誇る野生の雑種犬/Wild Mongrel獣群の呼び声/Call of the Herdなどを使用するやや軽量化したビートダウン戦略がとられた。


Wild Mongrel / 野生の雑種犬 (1)(緑)
クリーチャー — 猟犬(Hound)

カードを1枚捨てる:野生の雑種犬はターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともに、あなたが選んだ1色の色になる。

2/2

Firebolt / 炎の稲妻 (赤)
ソーサリー

クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。炎の稲妻はそれに2点のダメージを与える。
フラッシュバック(4)(赤)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストでプレイしてもよい。その後それをゲームから取り除く。)

デッキパワーそれ自体は相当高かったのだが、マッドネスアストログライドウェイクなど天敵が多く逆境の時代でもある。

インベイジョン・ブロック期には怒り狂うカヴー/Raging Kavu火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuなど、頭でっかちなクリーチャーも特徴的。

また、The Finals01ではメタ般若の面が登場、優勝を飾っている。

トーメント以降はマッドネスを中心にすえたマッドステロと呼ばれるタイプも登場した。詳しくはマッドステロを参照。


Violent Eruption / 激発 (1)(赤)(赤)(赤)
インスタント

好きな数のクリーチャーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。激発は、それらに4点のダメージをあなたが望むように割り振って与える。
マッドネス(1)(赤)(赤)(あなたがこのカードを捨てる場合、あなたはそれをあなたの墓地に置く代わりに、マッドネス・コストでそれをプレイしてもよい。)

一方で、も投入し大型クリーチャーを搭載したリースカラーのデッキ、レッドゾーンも存在した(ただし、白緑ビートダウンに3目としてタッチした形式の方が多かった)。


Anurid Brushhopper / 藪跳ねアヌーリッド (1)(緑)(白)
クリーチャー — カエル(Frog) ビースト(Beast)

カードを2枚捨てる:藪跳ねアヌーリッドをゲームから取り除く。ターン終了時に、藪跳ねアヌーリッドをオーナーのコントロール下で場に戻す。

3/4

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (28)
4日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla
4疾風のマングース/Blurred Mongoose
4火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu
4渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer
4野生の雑種犬/Wild Mongrel
4ヤヴィマヤの蛮族/Yavimaya Barbarian
呪文 (8)
4獣群の呼び声/Call of the Herd
4炎の稲妻/Firebolt
4ウルザの激怒/Urza's Rage
土地 (24)
6山/Mountain
1ケルドの死滅都市/Keldon Necropolis
9森/Forest
2蛮族のリング/Barbarian Ring
4カープルーザンの森/Karplusan Forest
2モスファイアの谷/Mossfire Valley
サイドボード
3巨大化/Giant Growth
2外殻貫通/Hull Breach
1隕石の嵐/Meteor Storm
3ナントゥーコの病木刈り/Nantuko Blightcutter
3シヴのワーム/Shivan Wurm
3突然の衝撃/Sudden Impact

[編集] インベイジョン・ブロック構築

インベイジョン・ブロック構築では、スタンダードと違い1マナ圏のマナ・クリーチャーが存在せず、2色土地タップインシヴのオアシス/Shivan Oasisを使わざるを得なかったものの、2〜5マナまで強力なクリーチャーが非常に多かった。プロツアー東京01ではベスト8のうち半数を占めた。


Kavu Titan / カヴーのタイタン (1)(緑)
クリーチャー — カヴー(Kavu)

キッカー(2)(緑)
キッカー・コストが支払われていた場合、カヴーのタイタンはその上に+1/+1カウンターが3個置かれた状態で場に出るとともに、トランプルを持つ。

2/2

Flametongue Kavu / 火炎舌のカヴー (3)(赤)
クリーチャー — カヴー(Kavu)

火炎舌のカヴーが場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。火炎舌のカヴーは、それに4点のダメージを与える。

4/2

上記以外では荊景学院の使い魔/Thornscape Familiarスキジック/Skizzikなどが使われた。また、火力ウルザの激怒/Urza's Rageギトゥの火/Ghitu Fireなど、序盤から終盤まで使えるものが揃っていた。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (28)
4疾風のマングース/Blurred Mongoose
2火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu
2カヴーの飛脚/Kavu Runner
4カヴーのタイタン/Kavu Titan
4怒り狂うカヴー/Raging Kavu
4スキジック/Skizzik
4荊景学院の戦闘魔道士/Thornscape Battlemage
4荊景学院の使い魔/Thornscape Familiar
呪文 (8)
4ギトゥの火/Ghitu Fire
4ウルザの激怒/Urza's Rage
土地 (24)
9山/Mountain
2ケルドの死滅都市/Keldon Necropolis
9森/Forest
4シヴのオアシス/Shivan Oasis
サイドボード
2火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu
3翡翠のヒル/Jade Leech
2カヴーの飛脚/Kavu Runner
4過ぎたる実り/Overabundance
4平穏/Tranquility

[編集] マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期

マスクス・ブロックインベイジョン・ブロック期のスタンダードでは、ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya消散クリーチャーを中心にしたファイアーズメタの中心を走った。詳しくはファイアーズを参照。


Fires of Yavimaya / ヤヴィマヤの火 (1)(赤)(緑)
エンチャント

あなたがコントロールするクリーチャーは、速攻を持つ。
ヤヴィマヤの火を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。


Blastoderm / ブラストダーム (2)(緑)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)

被覆(このパーマネントは呪文や能力の対象にならない。)
消散3(このクリーチャーは、その上に消散(fade)カウンターが3個置かれた状態で場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)

5/5

Saproling Burst / はじける子嚢 (4)(緑)
エンチャント

消散7
はじける子嚢から消散(fade)カウンターを1個取り除く:緑の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体場に出す。それらのトークンは「このクリーチャーのパワーとタフネスはそれぞれ、はじける子嚢の上に置かれている消散カウンターの数に等しい。」を持つ。
はじける子嚢が場を離れたとき、はじける子嚢によって場に出されたすべてのトークンを破壊する。それらは再生できない。

また、ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimayaを抜き、火力やクリーチャーを重視したノーファイアーも登場した。


Shivan Wurm / シヴのワーム (3)(赤)(緑)
クリーチャー — ワーム(Wurm)

トランプル
シヴのワームが場に出たとき、あなたがコントロールする赤か緑のクリーチャーを1体、オーナーの手札に戻す。

7/7

[編集] マスクス・ブロック構築

強力なブラストダーム/Blastodermを軸にしたデッキマスクス・ブロック構築環境スナフ・オ・ダームメロンを生み出したが、ステロイドもブラストダームを中心としたビートダウンである。

また、火力内蔵の古代のハイドラ/Ancient Hydraや、沈泥を這うもの/Silt Crawlerキマイラ像/Chimeric Idolという2種類の3マナ3/3を有し、他の戦力も十分粒揃いだった。


Blastoderm / ブラストダーム (2)(緑)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)

被覆(このパーマネントは呪文や能力の対象にならない。)
消散3(このクリーチャーは、その上に消散(fade)カウンターが3個置かれた状態で場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)

5/5

Ancient Hydra / 古代のハイドラ (4)(赤)
クリーチャー — ハイドラ(Hydra)

消散5
(1),古代のハイドラから消散(fade)カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。古代のハイドラはそれに1点のダメージを与える。

5/1

世界選手権00中村聡が5勝1敗の好成績を上げている。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (16)
4ぶどう棚/Vine Trellis
4沈泥を這うもの/Silt Crawler
4ブラストダーム/Blastoderm
4古代のハイドラ/Ancient Hydra
呪文 (20)
4キマイラ像/Chimeric Idol
2はじける子嚢/Saproling Burst
4炎の印章/Seal of Fire
4雷音/Thunderclap
3リスティックの稲妻/Rhystic Lightning
2取り引きのテーブル/Bargaining Table
1旗艦プレデター/Predator, Flagship
土地 (24)
10山/Mountain
13森/Forest
1ラースの果て/Rath's Edge
サイドボード
4苦痛の城塞/Citadel of Pain
4恭しき沈黙/Reverent Silence
2流動石の山崩れ/Flowstone Slide
2木を伐るサテュロス/Lumbering Satyr
2あばら蜘蛛/Rib Cage Spider
1蜘蛛糸の鎧/Spidersilk Armor

[編集] アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック期

カウンターポストをはじめとする、そして高速ウィニーネクロに彩られた、アイスエイジ・ブロックミラージュ・ブロック期のスタンダードは、ステロイドにとっては冬の時代であった。特に、環境最強と目されたカウンターポストとの相性は最悪であり、「ステロイドは死んだ」とまで評された。

しかしその一方で熱心な愛好者も多く、地道に改良が重ねられていった。そして、第5版発売直前には中型の飛行クリーチャーであるチビ・ドラゴン/Dragon Whelpや、ボール・ライトニング/Ball Lightningことヤヴィマヤの蟻/Yavimaya Ants、そしてリバー・ボア/River Boaを使うことで、兵士トークンをかわして効率よくダメージを与えることができるようになった。


Yavimaya Ants / ヤヴィマヤの蟻 (2)(緑)(緑)
クリーチャー — 昆虫(Insect)

累加アップキープ(緑)(緑)(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わない限り、それを生け贄に捧げる。)
トランプル、速攻

5/1

Lightning Bolt / 稲妻 (赤)
インスタント

クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。稲妻はそれに3点のダメージを与える。

地道な改良の結果、第1回のアジア太平洋選手権の代表選考会ではカウンターポストの荒波を越えて1位を勝ち取り、香港オープンでは真木孝一郎に優勝賞品のフォード・フェスティバをもたらした。

惜しむらくは第5版の発売とともにチビ・ドラゴンや稲妻/Lightning Boltを失ってしまったことである。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (20)
3ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4エルフの射手/Elvish Archers
4Spectral Bears
3ジョルレイルのケンタウルス/Jolrael's Centaur
4アーナム・ジン/Erhnam Djinn
2ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary
呪文 (18)
4稲妻/Lightning Bolt
2火葬/Incinerate
2ケアヴェクの火吹き/Kaervek's Torch
2巨大化/Giant Growth
2石の雨/Stone Rain
2略奪/Pillage
2地割れ/Fissure
2緋色のダイアモンド/Fire Diamond
土地 (22)
7山/Mountain
7森/Forest
2山峡/Mountain Valley
2真鍮の都/City of Brass
4ミシュラの工廠/Mishra's Factory
サイドボード
2ボガーダンの鎚/Hammer of Bogardan
1火葬/Incinerate
1地震/Earthquake
1爆破/Detonate
1ハリケーン/Hurricane
1バルデュヴィアの大軍/Balduvian Horde
2命取りの昆虫/Deadly Insect
1Splintering Wind
2地に平穏/Tranquil Domain
3赤霊破/Red Elemental Blast

[編集] アイスエイジ・ブロック構築

アイスエイジ・ブロック構築では、命取りの昆虫/Deadly Insectなどの昆虫の攻撃を嵐の束縛/Stormbindで通すBugBindが登場した。


Deadly Insect / 命取りの昆虫 (4)(緑)
クリーチャー — 昆虫(Insect)

被覆(このパーマネントは呪文や能力の対象にならない。)

6/1

Stormbind / 嵐の束縛 (1)(赤)(緑)
エンチャント

(2),カードを1枚無作為に選んで捨てる:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。嵐の束縛はそれに2点のダメージを与える。

Olle Radeアイスエイジ・ブロック構築で行われたプロツアーコロンバス96をこのデッキで制したのはよく知られている。

[編集] アイスエイジ・ブロック期

アイスエイジ・ブロック期のスタンダードでは、アーナム・ジン/Erhnam Djinnを主力とした通称「アーニー・バーン」が登場。ネクロの夏対策として組まれた。


Erhnam Djinn / アーナム・ジン (3)(緑)
クリーチャー — ジン(Djinn)

あなたのアップキープの開始時に、対戦相手1人がコントロールする壁(Wall)でないクリーチャー1体を対象とする。それはあなたの次のアップキープまで、森渡りを得る。

4/5

Lightning Bolt / 稲妻 (赤)
インスタント

クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。稲妻はそれに3点のダメージを与える。

火力に弱いというネクロの弱点を見越し、ネクロディスクメタって組まれた。日本勢も世界選手権96で使用している。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (17)
2極楽鳥/Birds of Paradise
3エルフの射手/Elvish Archers
4アーナム・ジン/Erhnam Djinn
1ヤヴィマヤの蟻/Yavimaya Ants
1ルアゴイフ/Lhurgoyf
4Spectral Bears
2巨大トタテグモ/Giant Trap Door Spider
呪文 (20)
2巨大化/Giant Growth
1ハリケーン/Hurricane
1火の玉/Fireball
4稲妻/Lightning Bolt
2粉砕/Shatter
3火葬/Incinerate
1嵐の束縛/Stormbind
1黒の万力/Black Vise
2ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk
土地 (23)
8森/Forest
2山/Mountain
4露天鉱床/Strip Mine
4ミシュラの工廠/Mishra's Factory
1ヘイヴンウッドの古戦場/Havenwood Battleground
4カープルーザンの森/Karplusan Forest
サイドボード
1平穏/Tranquility
3疾風のデルヴィッシュ/Whirling Dervish
1ルアゴイフ/Lhurgoyf
2地震/Earthquake
2赤霊破/Red Elemental Blast
2粉砕/Shatter
1Anarchy
1火葬/Incinerate
1Primitive Justice
1Zuran Orb

[編集] 黎明期

黎明期には、赤緑ビートダウン黒の万力/Black Viseを搭載したヴァイスエイジが存在した。


Black Vise / 黒の万力 (1)
アーティファクト

黒の万力が場に出るに際し、対戦相手を1人選ぶ。
選ばれたプレイヤーのアップキープの開始時に、黒の万力はそのプレイヤーにX点のダメージを与える。Xは、そのプレイヤーの手札のカードの枚数引く4である。


Howling Mine / 吠えたける鉱山 (2)
アーティファクト

各プレイヤーのドロー・ステップの開始時に、吠えたける鉱山がアンタップ状態である場合、そのプレイヤーは追加のカードを1枚引く。

[編集] エクステンデッド

2003年頃、ローテーション以前のエクステンデッドにもステロイドは存在した。特にTwo Deuceと呼ばれることが多い。


River Boa / リバー・ボア (1)(緑)
クリーチャー — 蛇(Snake)

島渡り
(緑):リバー・ボアを再生する。

2/1

Seal of Fire / 炎の印章 (赤)
エンチャント

炎の印章を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。炎の印章はそれに2点のダメージを与える。


Wooded Foothills / 樹木茂る山麓
土地

(T),1点のライフを支払う,樹木茂る山麓を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから山(Mountain)カード1枚か森(Forest)カード1枚を探し、それを場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。

フェッチランド樹木茂る山麓/Wooded Foothills)により土地を切り詰め、超軽量構造に仕上げたデッキである。 速度と安定性により遅めのコントロールデッキに有利。

動きはRDWに近いが、クリーチャーサイズなどではこちらに分がある。

[編集] レガシー

ステロイドはレガシーでも存在するデッキタイプである。


Kird Ape / 密林の猿人 (赤)
クリーチャー — 類人猿(Ape)

密林の猿人は、あなたが森(Forest)をコントロールしている限り+1/+2の修整を受ける。

1/1

Scab-Clan Mauler / 瘡蓋族のやっかい者 (赤)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) 狂戦士(Berserker)

狂喜2(このターン、いずれかの対戦相手にダメージが与えられている場合、このクリーチャーはその上に+1/+1カウンターが2個置かれた状態で場に出る。)
トランプル

1/1

Quirion Dryad / クウィリーオンのドライアド (1)(緑)
クリーチャー — ドライアド(Dryad)

あなたが白か青か黒か赤の呪文をプレイするたび、クウィリーオンのドライアドの上に+1/+1カウンターを1個置く。

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密林の猿人/Kird Ape瘡蓋族のやっかい者/Scab-Clan Maulerブリキ通りの悪党/Tin Street Hooliganなど、グルールカラー系の優秀なクリーチャーを惜しみなく採用出来るのが強み。

また、火力を連発し、クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryadタルモゴイフ/Tarmogoyfを一気に大きくするタイプも存在する。この場合は、ある意味、火力型グロウといった認識に近い。

もっとも最近は、をタッチし、柔軟性の高いZooに移行する事も多くなっている。

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