カルロフ邸殺人事件

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「[[領界路/Omenpath]]編」第3章。都市と[[ギルド/Guild]]の[[次元/Plane]]、[[ラヴニカ/Ravnica]]を舞台とする。[[灯争大戦]]に続き[[機械兵団の進軍|ファイレクシア戦争]]の災禍を受け、[[多元宇宙/Multiverse]]と[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の存在が衆知となったことで、その都市とギルドの権威に大きな揺らぎを受けたラヴニカ。ギルド達は都市も自分たちも復興し、何も変わらない事を示すように[[テイサ・カルロフ/Teysa Karlov (ストーリー)|テイサ・カルロフ/Teysa Karlov]]邸でパーティーを催す。不和と不穏を隠したパーティーは突如悲鳴によって遮られ、[[ゼガーナ/Zegana|招待客の一人]]が密室殺人の犠牲者として発見される。[[エトラータ/Etrata|容疑者]]は[[ケイヤ/Kaya]]とラヴニカ魔法探偵社/Ravnican Agency of Magicological Investigationsの捜査員である[[アルキスト・プロフト/Alquist Proft]]と[[ケラン/Kellan]]の3人の活躍により確保され、事件は収まったかと思われた。だがやがて第二の殺人が行われ、そこにはファイレクシア戦争の遺恨を示す証拠が残されていた。ケイヤとケラン、プロフトとエトラータはそれぞれの思惑と立場で事件の真実を追うことになるが──。
 
「[[領界路/Omenpath]]編」第3章。都市と[[ギルド/Guild]]の[[次元/Plane]]、[[ラヴニカ/Ravnica]]を舞台とする。[[灯争大戦]]に続き[[機械兵団の進軍|ファイレクシア戦争]]の災禍を受け、[[多元宇宙/Multiverse]]と[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の存在が衆知となったことで、その都市とギルドの権威に大きな揺らぎを受けたラヴニカ。ギルド達は都市も自分たちも復興し、何も変わらない事を示すように[[テイサ・カルロフ/Teysa Karlov (ストーリー)|テイサ・カルロフ/Teysa Karlov]]邸でパーティーを催す。不和と不穏を隠したパーティーは突如悲鳴によって遮られ、[[ゼガーナ/Zegana|招待客の一人]]が密室殺人の犠牲者として発見される。[[エトラータ/Etrata|容疑者]]は[[ケイヤ/Kaya]]とラヴニカ魔法探偵社/Ravnican Agency of Magicological Investigationsの捜査員である[[アルキスト・プロフト/Alquist Proft]]と[[ケラン/Kellan]]の3人の活躍により確保され、事件は収まったかと思われた。だがやがて第二の殺人が行われ、そこにはファイレクシア戦争の遺恨を示す証拠が残されていた。ケイヤとケラン、プロフトとエトラータはそれぞれの思惑と立場で事件の真実を追うことになるが──。
  
ラヴニカを舞台とするが、ギルドにフォーカスしない初のセットとなる<ref>[https://twitter.com/mtgjp/status/1687906720734224384 マジック・ザ・ギャザリング](マジック日本公式X [[2023年]]8月6日)</ref><ref>[[灯争大戦]]もギルドフォーカスでは無いので実際は2つ目である。</ref>。マーダーミステリーをテーマとした[[カード・セット]]
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ラヴニカを舞台とするが、ギルドにフォーカスしない初のセットとなる<ref>[https://twitter.com/mtgjp/status/1687906720734224384 マジック・ザ・ギャザリング](マジック日本公式X [[2023年]]8月6日)</ref><ref>[[灯争大戦]]もギルドフォーカスでは無いので実際は2つ目である。</ref>。ミステリーをテーマとした[[トップダウン・デザイン]]の[[カード・セット]]。新規[[キーワード能力]]として[[変装]]、新規[[キーワード処理]]として[[偽装]]する、[[容疑]]をかける、[[証拠収集]]Nを行う、が登場した。新たなルールを持つ[[エンチャント・タイプ]]として[事件]]が登場した。ミステリーセットとして[[調査]]、[[手掛かり]]が再登場している。その他再録[[メカニズム]]として[[分割カード]]、[[混成マナ・シンボル]]、[[萎縮]]、[[当事者カード]]が登場している。
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「[[調査|調査を行う/Investigate]]」は推理の基本である。[[手掛かり|手掛かり/Clue]]は調査によって得られる以外にも、凶器([[装備品]])として見つけることもある。
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犯人は「[[変装|変装/Disguise]]」をしていたり何かを「[[偽装|偽装する/Cloak]]」という事もある。[[キーワード能力]]の変装を持つカードは[[裏向き]]で[[唱える]]ことができ、姿を隠している間は[[護法]]を持つ2/2のクリーチャーである。その偽装[[コスト]]を[[支払う]]ことで[[表向き]]にすることができる。変装を持つカード以外も偽装によって裏向きで[[戦場に出る]]こともあり、それらは[[パーマネント・カード]]なら[[マナ・コスト]](あるいは偽装コストでも)を支払うことで表向きにすることができる。
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事件が起こっている以上誰もが容疑者に成り得る。クリーチャーに「[[容疑|容疑をかける/Suspect]]」と、そのクリーチャーは[[威迫]]を持つが[[ブロック]]に参加することが出来なくなる。容疑を晴らすカードも存在する。
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証拠を集めることによって推理を確実なものにすることができる。「[[証拠収集|証拠収集Nを行う/Collect Evidence N]]」とは、[[あなた]]の[[墓地]]からその[[マナ総量]]の合計がNになるようカードを[[追放]]することを意味する[[キーワード処理]]である。証拠収集を[[追加コスト]]として行うことで[[効果]]が増強される[[呪文]]などが存在する。
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[[クリーチャー・タイプ]]としては[[探偵]]が[[ユニバースビヨンド]]ではない本家の[[マジック:ザ・ギャザリング]]で初登場し、[[部族カード]]も収録されている。他に特徴的なものとしては[[シミック連合/The Simic Combine]]の混成体を表す雑多な[[種族]]を併せ持つクリーチャーや、マジック史上3枚目の登場である[[ラマスー]]がいる。
  
 
*今セットから[[ドラフト・ブースター]]と[[セット・ブースター]]が廃止され、新たに[[リミテッド]]用のブースターとして「プレイ・ブースター」が販売される。プレイブースターはドラフトブースターより[[コモン]]の[[開封比]]が少ないため、セットの総枚数は過去のセットと変わらないがコモンとアンコモンの比率が逆転している<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/731362778902855680/before-all-the-outrage-and-predictions-of-magics blogatog]([[Blogatog]] [[2023年]]10月16日)</ref>。
 
*今セットから[[ドラフト・ブースター]]と[[セット・ブースター]]が廃止され、新たに[[リミテッド]]用のブースターとして「プレイ・ブースター」が販売される。プレイブースターはドラフトブースターより[[コモン]]の[[開封比]]が少ないため、セットの総枚数は過去のセットと変わらないがコモンとアンコモンの比率が逆転している<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/731362778902855680/before-all-the-outrage-and-predictions-of-magics blogatog]([[Blogatog]] [[2023年]]10月16日)</ref>。
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*以下のクリーチャー・[[トークン]]を使用するカード(能力は省く)
 
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**緑の0/1の[[植物]]:[[トロスターニへの御目通り/Audience with Trostani]]など
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**[[赤]]の1/1の[[ゴブリン]]:[[ブリキ通りの男爵、クレンコ/Krenko, Baron of Tin Street]]など
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**白の1/1の[[人間]]:[[犯人はこの中にいる/A Killer Among Us]]
**[[青]]の1/1の[[マーフォーク]]
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**[[青]]の1/1の[[マーフォーク]]:[[犯人はこの中にいる/A Killer Among Us]]
**[[白黒]]の1/1の[[スピリット]]
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**[[白黒]]の1/1の[[スピリット]]:[[幽霊の裁き、ケイヤ/Kaya, Spirits' Justice]]など
**無色の1/1の飛行機械・アーティファクト・クリーチャー
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**無色の1/1の飛行機械・アーティファクト・クリーチャー:[[偵察監視員/Surveillance Monitor]]など
**黒の2/1の[[スケルトン]]
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**黒の2/1の[[スケルトン]]:[[謎の骸骨の事件/Case of the Stashed Skeleton]]
**[[黒緑]]の2/1の[[蜘蛛]]
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**[[黒緑]]の2/1の[[蜘蛛]]:[[蜘蛛網の頭、アイゾーニ/Izoni, Center of the Web]]
**[[白青]]の2/2の[[探偵]]
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**[[白青]]の2/2の[[探偵]]:[[内通者/Inside Source]]など
**赤の2/2の[[インプ]]
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**赤の2/2の[[インプ]]:[[大虐殺の審美家、ジュディス/Judith, Carnage Connoisseur]]
**[[緑白]]の5/5の[[狼]]
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**[[緑白]]の5/5の[[狼]]:[[真夜中の光、トルシミール/Tolsimir, Midnight's Light]]
 
*もちろん[[殺害/Murder]]は収録される
 
*もちろん[[殺害/Murder]]は収録される
 
*以下の[[ルール文章]]を持つカード
 
*以下の[[ルール文章]]を持つカード

2024年1月26日 (金) 20:48時点における版

カルロフ邸殺人事件/Murders at Karlov Manor
シンボル 短剣
略号 MKM
コードネーム Polo
発売日 Arena:2024年2月6日
:2024年2月9日
セット枚数 全432種類
(プレイブースター収録271種類+基本土地+プロモ3枚+各種バリエーション)

カルロフ邸殺人事件/Murders at Karlov Manorは、スタンダード用の本流のセット2024年2月9日発売予定。キャッチコピーは「手掛かりを追え。真相を暴け。/Track the Clues. Crack the Case.」、「謎を暴け/Unravel the Mystery」。

目次

概要

領界路/Omenpath編」第3章。都市とギルド/Guild次元/Planeラヴニカ/Ravnicaを舞台とする。灯争大戦に続きファイレクシア戦争の災禍を受け、多元宇宙/Multiverseプレインズウォーカー/Planeswalkerの存在が衆知となったことで、その都市とギルドの権威に大きな揺らぎを受けたラヴニカ。ギルド達は都市も自分たちも復興し、何も変わらない事を示すようにテイサ・カルロフ/Teysa Karlov邸でパーティーを催す。不和と不穏を隠したパーティーは突如悲鳴によって遮られ、招待客の一人が密室殺人の犠牲者として発見される。容疑者ケイヤ/Kayaとラヴニカ魔法探偵社/Ravnican Agency of Magicological Investigationsの捜査員であるアルキスト・プロフト/Alquist Proftケラン/Kellanの3人の活躍により確保され、事件は収まったかと思われた。だがやがて第二の殺人が行われ、そこにはファイレクシア戦争の遺恨を示す証拠が残されていた。ケイヤとケラン、プロフトとエトラータはそれぞれの思惑と立場で事件の真実を追うことになるが──。

ラヴニカを舞台とするが、ギルドにフォーカスしない初のセットとなる[1][2]。ミステリーをテーマとしたトップダウン・デザインカード・セット。新規キーワード能力として変装、新規キーワード処理として偽装する、容疑をかける、証拠収集Nを行う、が登場した。新たなルールを持つエンチャント・タイプとして[事件]]が登場した。ミステリーセットとして調査手掛かりが再登場している。その他再録メカニズムとして分割カード混成マナ・シンボル萎縮当事者カードが登場している。

調査を行う/Investigate」は推理の基本である。手掛かり/Clueは調査によって得られる以外にも、凶器(装備品)として見つけることもある。

犯人は「変装/Disguise」をしていたり何かを「偽装する/Cloak」という事もある。キーワード能力の変装を持つカードは裏向き唱えることができ、姿を隠している間は護法を持つ2/2のクリーチャーである。その偽装コスト支払うことで表向きにすることができる。変装を持つカード以外も偽装によって裏向きで戦場に出ることもあり、それらはパーマネント・カードならマナ・コスト(あるいは偽装コストでも)を支払うことで表向きにすることができる。

事件が起こっている以上誰もが容疑者に成り得る。クリーチャーに「容疑をかける/Suspect」と、そのクリーチャーは威迫を持つがブロックに参加することが出来なくなる。容疑を晴らすカードも存在する。

証拠を集めることによって推理を確実なものにすることができる。「証拠収集Nを行う/Collect Evidence N」とは、あなた墓地からそのマナ総量の合計がNになるようカードを追放することを意味するキーワード処理である。証拠収集を追加コストとして行うことで効果が増強される呪文などが存在する。

事件/Case」そのものはエンチャントとして表される。終了ステップに「解明条件/To Solve」を満たせば、「解明完了/Solved」の能力が発揮されるようになる。

ラヴニカ・セットの特徴メカニズムである混成マナ・シンボル分割カードも再登場している。

クリーチャー・タイプとしては探偵ユニバースビヨンドではない本家のマジック:ザ・ギャザリングで初登場し、部族カードも収録されている。他に特徴的なものとしてはシミック連合/The Simic Combineの混成体を表す雑多な種族を併せ持つクリーチャーや、マジック史上3枚目の登場であるラマスーがいる。

ブースター・ファン

プレイ・ブースターからは通常版と異なるイラストや枠を持つボーダーレス版やショーケース・フレーム版のカードが出現することがある。また、そういった特殊仕様が無いレア以上のカード(事件を除く)には拡張アート番が用意され、コレクター・ブースターから入手できる。

以前のセットではセット・ブースターから出現していたザ・リストはプレイ・ブースターから出現する可能性があり、また強力なカードを新たなイラスト再録するスペシャルゲストが出現する事もある。

「無辺」基本土地/full-art impossible land

Mia Boasによるペンローズの階段のような不可能図形風にラヴニカの都市を描いたフルアートの基本土地

プレイ・ブースターから通常枠の基本土地と同様に入手できる。コレクター・ブースターからはフォイル版が確定で1枚入手できる。

「事件簿」ショーケース/Showcase Dossier

事件の容疑者を表したショーケース・フレーム。通常版とは異なるイラストで、事件ファイル風の特殊なフレームと、タイプライター風のフォントが使われている。アンコモン以上の特定のクリーチャー・カードに存在する。

コレクター・ブースターからは、特定の角度でメッセージが浮かび上がる「不可視インク/Invisible Ink」の事件簿ショーケース版が出現することがある。不可視インク版は英語版のみが存在する。

「拡大鏡」ショーケース/Showcase Magnified

注目のストーリーを別の角度から見たショーケース・フレーム。通常版とは異なるイラストと拡大鏡風の特殊なフレームを持つ。フレイバーテキストも通常版とは異なり「アルキスト・プロフト/Alquist Proftの事件簿」が綴られている。

「大都市ラヴニカ」ショーケース/Showcase Ravnica City

機械兵団の進軍でも登場したショーケース・フレーム。通常版とは異なるアールヌーヴォー風のイラストとラヴニカの都市をモチーフにした特殊なフレームを持つ。ラヴニカの指導者を表す伝説のクリーチャー・カードに存在する。

コレクター・ブースターからは、ダブルレインボウ・フォイル仕様のシリアル番号入りの大都市ラヴニカカードが出現することがある。

スペシャルゲスト/Special Guest

プレイ・ブースターのコモンスロットからは、再録カードのザ・リスト、あるいはスペシャルゲストのカードが出現することがある。

ザ・リストはカード左端にプレインズウォーカー・シンボルがある以外は再録元のカードと変わらない仕様だが、スペシャルゲストのカードはラヴニカをイメージした新規イラストである。いずれも同名のカードが使用可能セットに含まれてない限りスタンダードでは使用できない

ノンフォイル版はプレイ・ブースターから入手でき、フォイル版はコレクター・ブースターから入手できる。

プレリリース限定プロモーション・カード

カルロフ邸殺人事件のプレリリース・パックには、ブースターパックからは出現しない、フォイル仕様の再鍛された研究者、メーレク/Melek, Reforged Researcher法の行使者、トミク/Tomik, Wielder of Law議事会の顎、ヴォジャ/Voja, Jaws of the Conclaveのいずれか1枚が封入されている。これらはカルロフ邸殺人事件のセットに含まれるためスタンダードで使用できるが、プレリリースのイベントでは使用できない事に注意。

リミテッド

過去のラヴニカを舞台としたセットほど多色重視では無く、多色用のマナ基盤も少ない。ただ封入率の関係でレア2色土地が8人ドラフトで通常のレア枠とは別に平均4枚出現するので上手くタッチできる可能性はある。分割カードコモンの多色カードは1つのでも使えるので自分のデッキカラーに合致するか素早く見極めよう。マナカーブについても変装は3マナのクリーチャー・カードとして数えられる点に注目しよう。

2色の組み合わせごとにそれぞれデッキのアーキタイプとなるテーマが当てられている。

テーマ
白青 探偵
白黒 パワー2以下
青黒 手掛かりコントロール
青赤 アーティファクト生け贄
黒赤 容疑アグロ
黒緑 クリーチャー・カード墓地から離れること
赤緑 変装
赤白 クリーチャー3体以上で攻撃
緑白 変異誘発型能力
緑青 証拠収集

注目のストーリー

コレクター番号

ドラフト・ブースターから出現する通常版のカードはコレクター番号271番までであり、以降は基本土地ショーケース・フレームプロモーション・カード等となっている。

フルアート無辺基本土地/full-art impossible land(#0272~0276)
フルアートで不可能図形風のイラストが描かれた基本土地。
各種ブースター、バンドルからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
基本土地/Basic Land(#0277~0286)
通常の枠の基本土地。
各種ブースター、バンドルからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
「拡大鏡」ショーケース/Showcase Magnified(#0287~0316)
通常版とは異なるイラストが描かれ、拡大鏡風の特殊なフレームのカード。各注目のストーリーカードに存在する。
各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
「大都市ラヴニカ」ショーケース/Showcase Ravnica City(#0317~0323)
通常版とは異なるアールヌーヴォー風のイラストが描かれ、ラヴニカの都市をモチーフにした特殊なフレームのカード。ラヴニカの指導者やである伝説のクリーチャー・カードに存在する。
各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
ダブルレインボウ・フォイル仕様で250番までのシリアル番号入りのカードが存在し、コレクター・ブースターからのみ入手できる。
ボーダーレス2色土地/Borderless Dual Land(#0324~0333)
カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれた諜報ランド
各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
ボーダーレス/Borderless(#0334~0335)
カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれた好奇心の神童、ケラン/Kellan, Inquisitive Prodigy幽霊の裁き、ケイヤ/Kaya, Spirits' Justice
各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
「事件簿」ショーケース/Showcase Dossier(#0336~0376)
通常版とは異なるイラストが描かれ、事件ファイル風の特殊なフレームで、フォントがタイプライター風となっているカード。各伝説のクリーチャーや特定のクリーチャー・カードに存在する。
各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
不可視インク「事件簿」ショーケース//Invisible Ink Showcase Dossier(#0377~0389)
角度によってファイルに走り書きしたような模様が浮かび上がる特殊なフォイル仕様の事件簿ショーケース・カード。特定の事件簿ショーケース・カードに存在する。
コレクター・ブースターからのみ入手できる。
拡張アート枠/Extended-Art Frame (#0390~0422)
イラストが両端の枠まで拡大されたカード。ショーケース、ボーダーレスに当てはまらず、事件でないすべてのレア・神話レアに存在する。
ノンフォイル版、フォイル版ともにコレクター・ブースターで入手できる。
WPNプロモ(#0423~0427)
イラストは通常版と同じだが枠がダークフレームのカード。
カルロフ邸殺人事件洞窟シーズンのWPNプロモパックからのみ入手できる。フォイル版はプレミアムプロモパックからのみ入手できる。
バンドルプロモ/Bundle Promo(#0428)
通常版とは異なるイラストのフォイル版斧折りのフェロックス/Axebane Ferox
バンドルからのみ入手でき、ノンフォイル版は存在しない。またバンドル日本語版は発売しないので、日本語版カードは存在しない。
BOX特典カード/Buy-a-Box Promo(#0429)
通常版とは異なるイラストの、フォイル拡張アート版のウォジェクの調査員/Wojek Investigator
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で各種ブースターボックスを早期購入したプレイヤーに配布される。
プレリリース限定プロモ/Prerelease Promo(#0430~0432)
フォイル版の再鍛された研究者、メーレク/Melek, Reforged Researcher法の行使者、トミク/Tomik, Wielder of Law議事会の顎、ヴォジャ/Voja, Jaws of the Conclave
ブースターパックからは出現せず、プレリリース・パックにいずれか1枚が封入されている。ノンフォイル版は存在しない。

事前情報

本格的なプレビュー開始前にMark RosewaterのBlog「Blogatog」で収録カードの事前情報が公開された[5]

イベント

プレリリース
2024年2月2日から8日の間に開催される。
参加者にはプレリリース・パックが配布され、40枚以上のシールドデッキを作り対戦する。
プレリリース・パックの内容は
また、プレリリース・パックとは別に参加賞としてマジック30周年記念プロモが1枚配布される。
マジック初心者体験会(オープンハウス)
2月9日から11日の間に開催される。初心者のためにスターターキットやジャンプスタート2022などを使った体験会が行われる。参加者にはプロモーション・カードやカルロフ邸殺人事件テーマのステッカーシートが配布される。また店舗に新規プレイヤーを連れてきたプレイヤーには友達紹介プロモが配布される。
プレイ・ブースター・ドラフトプロモ
プレイブースターでのブースター・ドラフトのイベントに参加したプレイヤーには、フォイル仕様で英語版の秘儀の印鑑/Arcane Signet混沌のねじれ/Chaos Warp統率者の宝球/Commander's Sphereのいずれかのプロモーション・カード1枚が配布される[6]
コマンダー・パーティー
2月16日から18日の間に開催される。特別なルールが追加された統率者戦で開催される。
スタンダード・ショーダウン
今期から復活したイベント。2月12日から4月4日までの期間に開催される。スタンダードで対戦し、参加賞プロモーション・カードや毎週の優勝者用プロモーション・カードが配布される。
プロツアー・カルロフ邸殺人事件
2月23日から25日までシカゴで開催されるプロツアーMagicConの一環として行う。
ストアチャンピオンシップ
3月2日から10日の間に開催される。スタンダードで開催される。

製品ラインナップ

プレイ・ブースター
今セットからドラフト・ブースターセット・ブースターの代わりとして導入される、パック開封とリミテッドプレイの両方を楽しむことを目的としたブースターパック
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で36パック入りのブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードとしてフォイル版ウォジェクの調査員/Wojek Investigatorが配布される。
封入内容は以下のマジックのカード14枚+特殊カード1枚。
  • フォイル仕様のいずれかの稀少度のカード1枚(諜報ランドボーダーレスショーケース・フレームも含む)。
  • レア神話レアのカード1枚(諜報ランド10種類はこのスロットから出現せず、下記のワイルドカードのスロットからのみ出現する)。
  • ワイルドカード(いずれかの稀少度のカード)1枚。
    • ボーダーレスやショーケース・フレームのカードも出現する。また、6パックに1つの割合でこのスロットから諜報ランド10種類のいずれか1枚が出現する。全体の2.08%の確率でボーダーレス版の諜報ランドが出現する。
  • アンコモンのカード3枚。
  • コモンのカード7枚。
    • 8パックに1つの割合で、コモン1枚がザ・リストスペシャルゲストのカードに置換される。1/8=12.5%の内訳は9.38%がザ・リストのコモンかアンコモン、1.54%がザ・リストのレアか神話レア、1.54%がスペシャルゲストになる。
  • 基本土地カード1枚。
    • 基本土地15種類(各通常枠2種類、フルアート版1種類)が均等の確率で出現する。20%の確率でフォイル仕様になる。
  • 広告/アート/パンチアウト/トークン・カードいずれか1枚。
    • 55%の確率で広告/トークン・カード、10%の確率で「容疑」や「解明完了」のマーカーとして使えるパンチアウト・カード、30%の確率でアート・カード、5%の確率でサイン入りアート・カードとなる。
コレクターブースター
主に拡張アート枠やプレミアム・カードが封入されたコレクター向けのブースターパック。
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で12パック入りのブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードが配布される。
封入内容はマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
  • フォイルのボーダーレスやショーケース・フレームや拡張アート版のレアか神話レア1枚。あるいはダブルレインボウ・フォイルのシリアル番号入りカード1枚。あるいはフォイルのスペシャルゲスト1枚。
  • ボーダーレスやショーケース・フレームのレアか神話レア1枚。
  • ノンフォイルかフォイルの、拡張アート版のカルロフ邸殺人事件統率者デッキのレアか神話レア1枚。
  • 拡張アート版のレアか神話レア1枚。
  • フォイルのレアか神話レア1枚(諜報ランド10種類も含む)。
  • フォイルのコモンかアンコモンのショーケース・フレーム・カード1枚。
  • コモンかアンコモンのショーケース・フレーム・カード1枚。
  • フォイルのアンコモン3枚。
  • フォイルのコモン4枚。
  • フォイルのフルアート無辺基本土地1枚。
  • フォイルの両面トークン・カード1枚。
バンドル(日本語版なし)
以下の内容が封入された大型商品。
カルロフ邸殺人事件統率者デッキ
統率者戦用の構築済みデッキ。独立した製品であり新規カードを含む収録カードはスタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない
Ravnica: Cluedo Edition(日本語版なし)
2023年2月23日発売。マジックとボードゲーム「Clue(あるいはCluedo)」を組み合わせた新しい遊び方を提供する製品。独立した製品であり新規カードを含む収録カードはスタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない
封入内容は以下の通り。
  • Ravnica: Clue Editionブースター×8。
  • 21枚の証拠カード
  • 新規イラストのショックランド10種類のうちいずれか1枚。
  • 情報を隠すスクリーン4枚。
  • 証拠用メモ帳1冊。
  • 事件簿用封筒1つ。
  • ストレージボックス1箱

主な開発スタッフ

その他のスタッフについては米国版公式サイトセットアーカイブのクレジットを参照。

公式特集ページ

製品情報

開発コラム

Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。

背景設定

その他

動画

脚注

  1. マジック・ザ・ギャザリング(マジック日本公式X 2023年8月6日)
  2. 灯争大戦もギルドフォーカスでは無いので実際は2つ目である。
  3. blogatog(Blogatog 2023年10月16日)
  4. @imdanielholt(X/Twitter 2023年12月6日 Daniel Holt
  5. Maro’s Teaser for Murders at Karlov Manor(Blogatog 2024年1月8日)
  6. 『カルロフ邸殺人事件』のドラフトをプレイして素敵なプロモを追跡しよう(Daily MTG 2023年12月20日)

参考

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