ストリクスヘイヴン:魔法学院

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{{新製品}}
 
 
{{情報ボックス/エキスパンション
 
{{情報ボックス/エキスパンション
|英語名=Strixhaven: Shool of Mages
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|英語名=Strixhaven: School of Mages
 
|日本語名=ストリクスヘイヴン:魔法学院
 
|日本語名=ストリクスヘイヴン:魔法学院
 
|シンボル=フクロウ
 
|シンボル=フクロウ
 
|略号=STX
 
|略号=STX
 
|コードネーム=Fencing
 
|コードネーム=Fencing
|発売日=[[Magic Online|MO]]、[[Magic: The Gathering Arena|Arena]]:2021年4月15日<br>[[紙]]:2021年4月24日
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|発売日=[[Magic Online|MO]]、[[Magic: The Gathering Arena|Arena]]:2021年4月15日<br>[[紙]]:2021年4月23日
|セット枚数=全275種類
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|セット枚数=全275種類+番外カード
 
}}
 
}}
'''ストリクスヘイヴン:魔法学院'''/''Strixhaven: Shool of Mages''は、[[スタンダード]]用の[[エキスパンション]]。[[2021年]]4月24日発売予定。<!--キャッチコピーは「''''''/''''」。-->
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'''ストリクスヘイヴン:魔法学院'''/''Strixhaven: School of Mages''は、[[スタンダード]]用の[[エキスパンション]]。[[2021年]]4月23日発売。<!--キャッチコピーは「''''''/''''」。-->
  
 
==概要==
 
==概要==
[[次元/Plane]]、[[アルケヴィオス/Arcavios]]の魔法の学院、[[ストリクスヘイヴン/Strixhaven]]を舞台とする。
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[[次元/Plane]]、[[アルケヴィオス/Arcavios]]の魔法の学院、[[ストリクスヘイヴン/Strixhaven]]を舞台とする。[[多元宇宙/Multiverse]]で経験を積もうとする[[ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith (ストーリー)|ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith]]と[[ウィル・ケンリス/Will Kenrith (ストーリー)|ウィル・ケンリス/Will Kenrith]]は[[カズミナ/Kasmina]]に招かれストリクスヘイヴンに入学する。[[エルドレイン/Eldraine]]のどの城より大きい図書館棟、華やかなキャンパスに心奪われる双子だが、学院には禁じられた魔法を求める秘密結社[[アルケヴィオス/Arcavios#オリーク/The Oriq|オリーク/The Oriq]]の影が密かに忍び寄っていた。ある目的を持ってストリクスヘイヴンに帰還したセラフィナ・オニキス/Serafina Onyx――他の次元での名を[[リリアナ・ヴェス/Liliana Vess (ストーリー)|リリアナ・ヴェス/Liliana Vess]]――、故郷で全てを失い多元宇宙を彷徨う[[ルーカ/Lukka]]の思惑が絡み合い、双子の[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]に新たな試練が迫る。
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[[モードを持つ両面カード]]、魔法の学院という世界観、[[インスタント]]と[[ソーサリー]]がメイン、[[対抗色]]の陣営という複数の要素を基にデザインされていったセット。新規[[メカニズム]]は[[履修]]と[[魔技]]。前2セットに引き続き[[モードを持つ両面カード]]も登場している。新[[常盤木]][[キーワード能力]]として[[護法]]が登場し、その他[[落葉樹]]メカニズムとして[[混成マナ・シンボル]]、[[宝物]]、[[有色アーティファクト]]が登場している。
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ストリクスヘイヴンの5つの大学が対抗色の陣営として設定されている。2つの[[色]]の[[カラーパイ|理念]]の共通の部分に基づく[[ラヴニカ/Ravnica]]の[[ギルド/Guild]]と異なる陣営の構築として、各大学の中の2色は1つの学術分野でそれぞれ内部対立する立場をとっている。各大学は戦略的なテーマと、象徴的な[[クリーチャー]]・[[トークン]]のマスコットを持ち、その大学と関りが深いカードには各大学のシンボルの[[透かし]]が入れられている。
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{| class="wikitable"
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|-
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!大学!!色!!専攻分野!!テーマ!!マスコット
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|[[シルバークイル大学/Silverquill College]]||[[白黒]]||文学||[[アグロ]]、[[+1/+1カウンター]]||[[飛行]]を持つ白黒の2/1の[[墨獣]]
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|-
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|[[プリズマリ大学/Prismari College]]||[[青赤]]||芸術||[[マナ加速]]、[[重い]][[呪文]]||青赤の4/4の[[エレメンタル]]
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|-
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|[[ウィザーブルーム大学/Witherbloom College]]||[[黒緑]]||生物学||ライフ回復、生け贄||[[死亡誘発]]で1点のライフを得る黒緑の1/1の[[邪魔者]]
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|-
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|[[ロアホールド大学/Lorehold College]]||[[赤白]]||考古学||墓地利用([[回収]]など)、スピリット||赤白の3/2の[[スピリット]]
 +
|-
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|[[クアンドリクス大学/Quandrix College]]||[[緑青]]||数学||[[ランプ]]、数字に関する[[効果]]||緑青の0/0の[[フラクタル]]にゲーム上の様々な数を参照して+1/+1カウンターを置く
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|}
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学生達が学舎で新たな呪文を学ぶことを表す新[[キーワード処理]]の「[[履修]]を行う」は、[[ゲームの外部]]から新たな[[呪文タイプ]]である[[講義]]を持つ[[インスタント]]や[[ソーサリー]]を[[手札]]に加えるか、手札の[[ルーター|入れ替え]]を行う。
 +
 
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新[[能力語]]として、インスタントかソーサリーである呪文を[[唱える]]か[[コピー]]するたびに[[誘発]]する[[誘発型能力]]を示す[[魔技]]が登場。
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[[モードを持つ両面カード]]は各大学の学部長サイクルや第2面がインスタントやソーサリーのサイクルなどが登場。[[無色]]の[[さまようアルカイック/Wandering Archaic]]をのぞき、第1面と第2面の色が異なることが特徴。
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新たな[[常盤木]][[キーワード能力]]の[[護法]]は、それを持つ[[パーマネント]]を[[対象]]とする[[対戦相手]]の[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する呪文や[[能力]]を、[[コスト]]を[[支払う|支払わない]]限り[[打ち消す]]という、すべての[[色]]が持ち得る[[除去耐性]][[能力]]である。
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新規[[クリーチャー・タイプ]]として[[フラクタル]]と[[墨獣]]が登場。魔法の学院という設定に従い[[職業|魔法職]]である[[クレリック]]、[[ウィザード]]、[[邪術師]]、[[シャーマン]]、[[ドルイド]]を持つクリーチャーが多い。[[タイプ的カード]]はロアホールドがスピリットを支援するほか、クリーチャー・トークンであることを参照するカードが幾つか収録されている。
  
 
*今セットより、[[ドラフト・ブースター]]など一部製品の日本におけるメーカー希望小売価格が変更される<ref>[https://mtg-jp.com/reading/information/0034786/ 一部製品におけるメーカー希望小売価格改定のお知らせ](マジック日本公式サイト [[2021年]]2月12日)</ref>。
 
*今セットより、[[ドラフト・ブースター]]など一部製品の日本におけるメーカー希望小売価格が変更される<ref>[https://mtg-jp.com/reading/information/0034786/ 一部製品におけるメーカー希望小売価格改定のお知らせ](マジック日本公式サイト [[2021年]]2月12日)</ref>。
 
*[[セット・ブースター]]のボックスを特定店舗で購入すると日本画ミスティカルアーカイブのイラストを使用したスリーブ(全6種類)と、表面はミスティカルアーカイブのフレーム、裏面は日本画ミスティカルアーカイブのイラストを使用したサイドローダー(全63種類)が配布されるキャンペーンが行われた。
 
*[[セット・ブースター]]のボックスを特定店舗で購入すると日本画ミスティカルアーカイブのイラストを使用したスリーブ(全6種類)と、表面はミスティカルアーカイブのフレーム、裏面は日本画ミスティカルアーカイブのイラストを使用したサイドローダー(全63種類)が配布されるキャンペーンが行われた。
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*初登場の[[次元/Plane]]を舞台としつつもその次元の名前を[[カード・セット]]名に含まないという、[[エキスパンション]]としては珍しいセットである。
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*[[イーブンタイド]]以来13年ぶりの[[対抗色]]をテーマとしたセットである<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/odds-ends-strixhaven-part-1-2021-05-03 Odds & Ends: Strixhaven, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035022/ こぼれ話:『ストリクスヘイヴン』 その1]([[2021年]]5月4日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
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*[[テーブルトップ]]では[[2022年]]1月25日、[[MO]]、[[MTGアリーナ]]では2022年1月27日より、[[ゼロ除算/Divide by Zero]]がスタンダードで[[禁止カード]]に指定された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/january-25-2022-banned-and-restricted-announcement January 25, 2022 Banned and Restricted Announcement][https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035744/ 2022年1月25日 禁止制限告知]([[Daily MTG]] [[2022年]]1月25日)</ref>。
  
===ミスティカルアーカイブ/Mystical Archive===
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===[[ミスティカルアーカイブ|ミスティカルアーカイブ/Mystical Archive]]===
ストリクスヘイヴンのあらゆる知識や呪文が収められた大図書棟/the Biblioplexから、マジックの歴史から厳選された63種類のカードが各種[[ブースターパック]]に封入される。
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ストリクスヘイヴンのあらゆる知識や呪文が収められた[[ストリクスヘイヴン/Strixhaven#大図書棟/The Biblioplex|大図書棟/The Biblioplex]]から、マジックの歴史から厳選された63種類のカードが各種[[ブースターパック]]に封入される。
  
これらは[[カード・セット]]としてのストリクスヘイヴンには含まれず独自の[[エキスパンション・シンボル]]と[[コレクター番号]]を持ち、[[リミテッド]]でパックから出た場合は使用できるが、[[構築]]では一部の[[ヒストリック]]を除き[[カード名|同名]]のカードが使用可能セットに含まれてない限り各[[フォーマット]]では使用できない。
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これらは[[カード・セット]]としてのストリクスヘイヴンには含まれず独自の[[エキスパンション・シンボル]]と[[コレクター番号]]を持ち、[[リミテッド]]でパックから出た場合は使用できるが、[[構築]]では[[カード名|同名]]のカードが使用可能セットに含まれてない限り各[[フォーマット]]では使用できない。[[Magic: The Gathering Arena]]では[[ヒストリック]]で使用できるが、一部は最初から[[禁止カード]]となる。
  
さらに各63種類のカードには'''日本画ミスティカルアーカイブ'''が存在し、これらは日本語の各種ブースターから50%の確率で通常のミスティカルアーカイブの代わりに封入される。それとは別にコレクターブースターには各言語版でも最低1枚封入される。
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さらに各63種類のカードには'''日本画ミスティカルアーカイブ'''が存在し、これらは日本語のドラフト・ブースター、セット・ブースターから50%の確率で通常のミスティカルアーカイブの代わりに封入される。それとは別にコレクターブースターには各言語版でも最低1枚封入される。
  
通常のミスティカルアーカイブと日本がミスティカルアーカイブ両方に、エッチング仕様のプレミアム・カードが存在する。
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通常のミスティカルアーカイブと日本画ミスティカルアーカイブ両方に、通常[[フォイル]]の他にコレクター・ブースターのみから出現するエッチング・フォイル版カードが存在する。
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===番外カード===
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[[プロモーション・カード]]や特殊[[イラスト]]、特殊な[[枠]]のカードは[[コレクター番号]]が276番以降の番外カードとなっている。
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;[[ボーダーレス|ボーダーレス・カード/Borderless Card]](#276~284)
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:カードの縁まで通常版とは異なる[[イラスト]]が描かれたカード。ストリクスヘイヴン:魔法学院では[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]・カードと[[エルダー]]・[[ドラゴン]]サイクルに存在する。
 +
:各種ブースターから通常版、フォイル版共に一定の確率で入手できる。
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 +
;[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠/Extended-Art Frame]](#285~365)
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:イラストが両端の枠まで拡大されたカード。ボーダーレスに当てはまらないすべてのレア・神話レアに存在する。
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:通常版、フォイル版ともにコレクター・ブースターでしか入手できない。
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;[[基本土地]](#366~375)
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:ストリクスヘイヴン:魔法学院のドラフト・ブースターには基本土地のスロットが無いため、基本土地カードはセット・ブースターやバンドル、[[統率者2021]]の各[[構築済みデッキ]]からのみ入手できる。
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;[[BOX特典カード]](#376)
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:通常版とは異なるイラストの、フォイル拡張アート・カード仕様の[[龍護りの精鋭/Dragonsguard Elite]]。
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:[[ウィザーズ・プレイ・ネットワーク]]加盟店舗で各種ブースターボックス、プレリリースパックの6個セットを早期購入したプレイヤーに配布される。
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;バンドルプロモ(#377)
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:通常版とは異なるイラストのフォイル版[[大魔導師の名誉教授/Archmage Emeritus]]。
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:バンドルからのみ入手でき、非フォイル版は存在しない。バンドル日本語版は発売しないので、日本語版カードは存在しない。
 +
 
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;WPNプロモ(#378~382)
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:イラストは通常版と同じだが枠がダークフレームのカード。
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:ストリクスヘイヴン:魔法学院シーズンの[[WPNプロモパック]]からのみ入手できる。フォイル版はプレミアムプロモパックからのみ入手できる。
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:*[[断割/Fracture]]
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:*[[表現の反復/Expressive Iteration]]
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:*[[定命の槍/Mortality Spear]]
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:*[[引き裂き/Rip Apart]]
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:*[[断固たる否定/Decisive Denial]]
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 +
===ルールの変更===
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今セットから一部のルール用語と[[ルール文章]]の[[テンプレート]]が変更された。
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*「[[点数で見たマナ・コスト]]」を示す用語が「[[マナ総量]]」に変更された。
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*他の[[領域]]のカードを切り混ぜず、単にライブラリーを切り直す際のルール文章が「shuffle your(their) library.」から「shuffle.」に変更された。日本語の書式はそのまま。
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*[[起動型能力]]の制限を表すルール文章が短くなり、例えば「この能力は、毎ターン1回のみ起動できる。/Activate this ability only once each turn.」から「毎ターン1回しか起動できない。/Activate only once each turn.」に、「この能力は、あなたがソーサリー(インスタント)を唱えられるときにのみ起動できる。/Activate this ability only any time you could cast a sorcery (instant).」から「起動はソーサリー(インスタント)としてのみ行う。/Activate only as a sorcery (instant).」に変更された。(→[[ソーサリー・タイミング]]、[[インスタント・タイミング]])
 +
*日本語で「other」の訳が「他の」から「これ(それ)以外の」に変更された。
 +
*日本語で多色である[[特性]]を示すルール文章の「White and black」の書式が「白であり黒である」から「白黒の」に変更された。
 +
*日本語で[[解決]]時にコストを支払う選択がある[[効果]](you may ~~. if you do, ○○)の書式が「~~してもよい。そうしたなら、○○する。」から「あなたは『~~し、○○する。』を選んでもよい。」に変更された。
 +
 
 +
===事前情報===
 +
本格的なプレビュー開始前に[[Mark Rosewater]]のBlog「[[Blogatog]]」で収録[[カード]]の事前情報が公開された<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/646093724043116544/maros-strixhaven-teaser Maro’s Strixhaven Teaser](Blogatog [[2021年]]3月19日)</ref>。
 +
*「[[カード]]を3枚[[引く]]」という[[ルール文章]]を持つ[[白]]のカード:[[秘密のランデブー/Secret Rendezvous]]
 +
*あなた達は知っているが、あなた達が知っているその人ではない[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]:[[オニキス教授/Professor Onyx]]
 +
*[[世界選手権19]]で優勝した[[Paulo Vitor Damo da Rosa]]の[[プレイヤー・スポットライト・カード]]:[[精鋭呪文縛り/Elite Spellbinder]]
 +
*[[マナ・コスト]]に3つの[[X]]を含むカード:[[弾ける力/Crackle with Power]]
 +
*新たな[[常盤木]]キーワードの導入:[[護法]]
 +
*[[デッキ]]に何枚入れてもよい[[赤]]の[[ソーサリー]]:[[ドラゴンの接近/Dragon's Approach]]
 +
*[[本流のセット]]には初の[[再録]]となる[[未来予知]]の[[タイムシフト]]・カード:[[にやにや笑いのイグナス/Grinning Ignus]]
 +
*[[第1面]]と[[第2面]]が同じ[[カード・タイプ]]であり、初めての組み合わせとなる[[モードを持つ両面カード]]:[[火花の学者、ローアン/Rowan, Scholar of Sparks]]、[[霜の学者、ウィル/Will, Scholar of Frost]]
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*今まで共有したことが無いものを共有するカード:[[謎の賢者、カズミナ/Kasmina, Enigma Sage]]
 +
*今回で10枚[[サイクル]]が完成する[[対抗色]]の[[2色土地]]のサイクル:[[シャドウランド]]
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*以下の[[ルール文章]]を持つカード
 +
**あなたの[[ライブラリー]]とあなたの[[墓地]]から異なる[[カード名|名前]]を持つ[[クリーチャー]]・カードを最大4枚まで[[探す|探し]]:[[生態学的な理解/Ecological Appreciation]]
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**そうでないなら、それの上に学習[[カウンター (目印)|カウンター]]1個を置く:[[物質の学部長、キアン/Kianne, Dean of Substance]]
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**[[戦場に出る]][[パーマネント]]1つが[[誘発型能力]]1つを[[誘発]]させるたび:[[厳しい試験官/Strict Proctor]]
 +
**あなたが[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]しているすべてのクリーチャーを[[アンタップ]]し、その後あなたがコントロールしている望む数のクリーチャーを[[タップ]]する:[[秩序の学部長、オーガスタ/Augusta, Dean of Order]]
 +
**10点の[[ライフ]]を[[支払う]]::[[ベレドロス・ウィザーブルーム/Beledros Witherbloom]]
 +
**この手順をもう6回繰り返す:オニキス教授/Professor Onyx
 +
**[[邪魔者]]と[[蜘蛛]]と[[コウモリ]]と[[昆虫]]と[[蛇]]:[[厄介な害獣、ブレックス/Blex, Vexing Pest]]
 +
**各[[モード]]はそれぞれ異なる[[プレイヤー]]を[[対象]]としなければならない:[[シャドリクス・シルバークイル/Shadrix Silverquill]]
 +
**[[対戦相手]]が[[マナ能力]]でない[[能力]]を[[起動]]するたび:[[炎巻物の祝賀者/Flamescroll Celebrant]]
 +
**Xはあなたのライブラリーにあるカードの枚数に等しい:[[研究体/Body of Research]]
 +
*以下のクリーチャー・タイプを持つカード
 +
**クリーチャー ─ [[海亀]]・[[ドルイド]]:[[クアンドリクスの栽培者/Quandrix Cultivator]]
 +
**クリーチャー ─ [[鳥]]・[[邪術師]]:[[オーリンの盾魔道士/Owlin Shieldmage]]
 +
**クリーチャー ─ [[カエル]]・[[ウィザード]]:[[バロッグの混乱起こし/Burrog Befuddler]]
 +
**クリーチャー ─ [[スピリット]]・[[ドワーフ]]:[[柱落としの番人/Pillardrop Warden]]
 +
**クリーチャー ─ [[トロール]]・[[ドルイド]]:[[優等生トロール/Honor Troll]]
 +
**クリーチャー ─ [[眼]]・コウモリ:[[ひきつり目/Eyetwitch]]
 +
**[[伝説のクリーチャー]] ─ [[吸血鬼]]・邪術師:[[血流の学部長、ヴァレンティン/Valentin, Dean of the Vein]]
 +
**伝説のクリーチャー ─ [[オーク]]・[[シャーマン]]:[[気まぐれな芸術家、ルーサ/Rootha, Mercurial Artist]]
 +
**伝説のクリーチャー ─ [[ドライアド]]・ドルイド:[[魂浸し、ダイナ/Dina, Soul Steeper]]
 +
**[[伝説のアーティファクト・クリーチャー]] ─ [[構築物]]:[[騒々しい写本、コーディ/Codie, Vociferous Codex]]
  
 
==イベント==
 
==イベント==
 
;[[プレリリース・トーナメント|プレリリース]]
 
;[[プレリリース・トーナメント|プレリリース]]
2021年4月16日から22日の間に開催される。[[カルドハイム]]から引き続き「自宅でプレリリース」などのオンラインイベントの開催が推奨される。
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2021年4月16日から22日の間に開催される。[[カルドハイム]]から引き続き「自宅でプレリリース」などのオンラインイベントの開催が推奨される。参加した各プレイヤーは各大学がテーマとなった5種類の[[プレリリース・パック]]の中から1つを受け取り、40枚以上の[[シールド]][[デッキ]]を作り対戦する。
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プレリリース・パックの内容は
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*「ストリクスヘイヴン:魔法学院」ドラフトブースターx5
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*「ストリクスヘイヴン:魔法学院」カレッジブースターx1
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**プレリリース・パックの大学に属する[[レア]]または[[神話レア]]1枚、[[アンコモン]]3枚、[[コモン]]が9枚、[[トークン・カード]]が2枚封入されている。
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*[[プレリリース・カード]](レアか神話レアからランダムに1枚)
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*大学をテーマにしたスピンダウン・[[ライフカウンター]] 1個
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*学院の地図の一部が描かれたインサート 1枚
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==製品ラインナップ==
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;[[ドラフト・ブースター]]
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:15枚+[[トークン・カード|トークン]]/広告カード入りの基本製品。
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:[[ウィザーズ・プレイ・ネットワーク]]加盟店舗で36パック入りのブースターボックスを早期購入すると、[[BOX特典カード]]としてプレミアム版[[龍護りの精鋭/Dragonsguard Elite]]が配布される。
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:封入内容は以下のマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
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:*レアもしくは神話レア1枚。
 +
:*いずれかの稀少度の[[ミスティカルアーカイブ]]1枚。日本語版ブースターでは50%の確率で日本画ミスティカルアーカイブに置換される。
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:*コモン・レア・神話レアのいずれかの稀少度の[[講義]]カード1枚。
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:*アンコモン3枚
 +
:*コモン9枚。約3パックに1つの割合で、1枚がいずれかの稀少度の[[フォイル]]に置換される。
 +
:*トークン・カードもしくは広告カード1枚。
 +
 
 +
;[[ブースターパック#セット・ブースター|セット・ブースター]]
 +
:ドラフトではなくパック開封を楽しみたい人向けのブースターパック。
 +
:ドラフト・ブースターと同様に、ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で30パック入りのブースターボックスを早期購入するとBOX特典カードが配布される。
 +
:封入内容は以下のマジックのカード12枚+特殊カード2枚。
 +
:*いずれかの稀少度のミスティカルアーカイブ1枚。日本語版ブースターでは50%の確率で日本画ミスティカルアーカイブに置換される。
 +
:*いずれかの稀少度の講義カード1枚。
 +
:*レアもしくは神話レア1枚。
 +
:*いずれかの稀少度のフォイル1枚。ミスティカルアーカイブも含まれる。日本語版ブースターからは日本画ミスティカルアーカイブも出現する。
 +
;*いずれかの稀少度のカード1枚。
 +
:*テーマ的に関連するコモンかアンコモン6枚。
 +
:*土地カード1枚。
 +
:*アート・カード(20パックに1枚の割合でアーティストの箔押しスタンプ入り)
 +
:*広告カード、あるいは[[ザ・リスト]]のカード。
 +
 
 +
;[[ブースターパック#コレクター・ブースターパック|コレクターブースター]]
 +
:主に[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠]]やプレミアム・カードが封入された[[コレクター]]向けのブースターパック。
 +
:ドラフト・ブースターと同様に、ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で12パック入りのブースターボックスを早期購入するとBOX特典カードが配布される。
 +
:封入内容は以下のマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
 +
:*レアか神話レアのエッチング・フォイル仕様のミスティカルアーカイブ・カード1枚。下記のアンコモンのスロットのどちらかは日本画ミスティカルアーカイブになる。
 +
:*アンコモンのエッチング・フォイル仕様のミスティカルアーカイブ・カード1枚。
 +
:*レアか神話レアの通常フォイル版のミスティカルアーカイブ、ボーダーレス、拡張アートのいずれかの仕様の1枚。日本画ミスティカルアーカイブも含まれる。
 +
:*アンコモンの通常フォイル版ミスティカルアーカイブ・カード1枚。50%の確率で日本画ミスティカルアーカイブになる。
 +
:*レアか神話レアの拡張アートかボーダーレス仕様1枚。[[両面カード]]も含まれる。
 +
:*レアか神話レアの拡張アート版の統率者デッキ収録カード1枚。
 +
:*いずれかの稀少度のフォイル版講義カード1枚。
 +
:*レアか神話レアのフォイル・カード1枚。両面カードも含まれる。
 +
:*フォイルのアンコモン2枚。
 +
:*フォイルのコモン5枚。
 +
:*フォイルの両面トークン・カード1枚。
 +
 
 +
;[[ブースターパック#テーマ・ブースターパック|テーマブースター]](日本語版なし)
 +
:特定のテーマに沿ったカードのみが封入されたブースターパック。ストリクスヘイヴンでは各大学に対応した5種類が発売する。
 +
:*封入内容はコモンかアンコモン34枚と、レアか神話レア1枚。一定の確率でコモンかアンコモンの枠1枚がレアか神話レアになる。
 +
 
 +
;[[バンドル]](日本語版なし)
 +
:以下の内容が封入された大型商品。
 +
:*ドラフト・ブースター×10。
 +
:*フォイル基本土地20枚。
 +
:*基本土地20枚。
 +
:*通常とはイラスト違いのフォイル版[[大魔導師の名誉教授/Archmage Emeritus]]。
 +
:*大型スピンダウン[[ライフカウンター]]。
 +
:*早見表カード2枚。
 +
 
 +
;[[統率者2021]]
 +
:[[統率者戦]]用の[[構築済みデッキ]]。ストリクスヘイヴン:魔法学院とテーマを共有しストリクスヘイヴンのカードも含まれるが、独立した製品であり新規カードを含む収録カードは'''スタンダード用セットに[[カード名|同名]]のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できず'''、[[Magic: The Gathering Arena]]にも収録されない。
 +
:*[[シルバークイルの声明/Silverquill Statement]] - 白黒のシルバークイルのデッキ。
 +
:*[[プリズマリの表現/Prismari Performance]] - 青赤のプリズマリのデッキ。
 +
:*[[ウィザーブルームの魔術/Witherbloom Witchcraft]] - 黒緑のウィザーブルームのデッキ。
 +
:*[[ロアホールドの伝承/Lorehold Legacies]] - 赤白のロアホールドのデッキ。
 +
:*[[クアンドリクスの量子/Quantum Quandrix]] - 緑青のクアンドリクスのデッキ。
 +
 
 +
==パッケージ・イラスト==
 +
;ドラフト・ブースター
 +
:いずれもカードには使用されていない広告用アート
 +
:[[ダイナ/Dina]]
 +
:[[キリアン・ルー/Killian Lu]]
 +
:[[ジモーン・ウォーラ/Zimone Wola]]
 +
 
 +
;セット・ブースター
 +
:生徒同士の対決を描いた広告用アート
 +
 
 +
;コレクター・ブースター
 +
:本を読む生徒を描いた広告用アート
 +
 
 +
;テーマ・ブースター
 +
:シルバークイル:[[賢い光術師/Clever Lumimancer]]
 +
:プリズマリ:[[壮大な魔道士/Spectacle Mage]]
 +
:ウィザーブルーム:[[獣魔術の教授/Professor of Zoomancy]]
 +
:ロアホールド:[[ロアホールドの初学者/Lorehold Apprentice]]
 +
:クアンドリクス:[[クアンドリクスの初学者/Quandrix Apprentice]]
 +
 
 +
==[[注目のストーリー]]==
 +
ストーリーの流れに準じた並び。
 +
*[[合格通知/Letter of Acceptance]]
 +
*[[導師の導き/Mentor's Guidance]]
 +
*[[エクスタスの隆盛/Rise of Extus]]
 +
*[[禁忌の調査/Plumb the Forbidden]]
 +
*[[オリークの誘惑/Tempted by the Oriq]]
 +
*[[爆発的歓迎/Explosive Welcome]]
 +
*[[教授の警告/Professor's Warning]]
 +
*[[実践研究/Practical Research]]
 +
*[[魔道士狩りの猛攻/Mage Hunters' Onslaught]]
 +
*[[学舎防衛/Defend the Campus]]
 +
*[[ドラゴンの介入/Draconic Intervention]]
 +
*[[血の化身の目覚め/Awaken the Blood Avatar]]
 +
*[[弾ける力/Crackle with Power]]
 +
*[[マスコットの横取り/Mascot Interception]]
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*[[研究の集大成/Culmination of Studies]]
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==主な開発スタッフ==
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*[[Mark Rosewater]]([[展望デザイン・チーム]]リーダー)
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*[[Yoni Skolnik]]、[[Erik Lauer]](共同[[セット・デザイン・チーム]]リーダー)
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その他のスタッフについては米国版セット特設サイトのクレジットを参照。
  
 
==公式特集ページ==
 
==公式特集ページ==
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*[https://mtg-jp.com/products/0000203/ ストリクスヘイヴン:魔法学院 製品情報](マジック日本公式サイト)
 
*[https://mtg-jp.com/products/0000203/ ストリクスヘイヴン:魔法学院 製品情報](マジック日本公式サイト)
 
*[https://magic.wizards.com/en/products/strixhaven 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』](マジック英語公式日本語版  セット特設サイト)
 
*[https://magic.wizards.com/en/products/strixhaven 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』](マジック英語公式日本語版  セット特設サイト)
*[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/strixhaven 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』カードイメージギャラリー](マジック米国公式サイト)
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*[https://magic.wizards.com/ja/news/card-image-gallery/strixhaven-school-of-mages-card-image-gallery 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』カードイメージギャラリー](マジック米国公式サイト)
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-image-gallery/strixhaven-variants 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』特別版カードイメージギャラリー](マジック米国公式サイト)
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*[https://magic.wizards.com/ja/news/card-image-gallery/strixhaven-school-of-mages-variants 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』特別版カードイメージギャラリー](マジック米国公式サイト)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034800/ 初回授業:ストリクスヘイヴン入門][([[Daily MTG]] 2021年2月18日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034800/ 初回授業:ストリクスヘイヴン入門][([[Daily MTG]] 2021年2月18日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034793/ 「和」の呪文書をご覧あれ――『ストリクスヘイヴン:魔法学院』日本画ミスティカルアーカイブ](マジック日本公式サイト  2021年2月19日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034793/ 「和」の呪文書をご覧あれ――『ストリクスヘイヴン:魔法学院』日本画ミスティカルアーカイブ](マジック日本公式サイト  2021年2月19日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0034821/ セット・ブースターボックス購入でグッズをゲット! 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』オリジナルグッズプレゼントキャンペーン](マジック日本公式サイト 2021年3月1日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0034821/ セット・ブースターボックス購入でグッズをゲット! 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』オリジナルグッズプレゼントキャンペーン](マジック日本公式サイト 2021年3月1日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034858/ 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』プレビュー日程と2021年のマジック製品発売日のお知らせ][([[Daily MTG]] 2021年3月18日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034858/ 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』プレビュー日程と2021年のマジック製品発売日のお知らせ][([[Daily MTG]] 2021年3月18日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034871/ 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』製品紹介]([[Daily MTG]] 2021年3月25日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034874/ 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』のメカニズム]([[Daily MTG]] 2021年3月25日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034872/ 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』をコレクションする]([[Daily MTG]] 2021年3月25日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/updating-list-strixhaven-school-mages-2021-03-25 Updating The List for Strixhaven: School of Mages]([[Daily MTG]] [[2021年]]3月25日) - セットブースターに含まれるザ・リストの更新
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034940/ ミスティカルアーカイブ・カード《儚い存在》と《記憶の欠落》に関する声明]([[Daily MTG]] 2021年4月2日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0034973/ ファミリーマートでマジックを買おう! 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』特製デッキケースプレゼントキャンペーン](マジック日本公式サイト 2021年4月12日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/information/0034983/ 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び](マジック日本公式サイト 2021年4月15日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034986/ 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』と『統率者(2021年版)』のトークン]([[Daily MTG]] 2021年4月15日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/strixhaven-school-mages-and-commander-2021-edition-release-notes-2021-04-16 Strixhaven: School of Mages and Commander (2021 Edition) Release Notes]/[https://mtg-jp.com/rules/img/stx_faq/JP_MTGSTX_ReleaseNotes_20210426.pdf 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』および『統率者(2021年版)』リリースノート(PDF文書)]([[Daily MTG]] 2021年4月16日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034987/ 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』のアート・カード]([[Daily MTG]] 2021年4月15日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035004/ 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)]([[Daily MTG]] 2021年4月20日)
 +
 +
===開発コラム===
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[[Making Magic]] -マジック開発秘話- - [[Mark Rosewater]]によるコラム。
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034934/ 『ストリクスヘイヴン』にて その1]([[Making Magic]] 2021年3月29日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034949/ 『ストリクスヘイヴン』にて その2]([[Making Magic]] 2021年4月5日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034975/ 学院、開講中]([[Making Magic]] 2021年4月12日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034997/ 『ストリクスヘイヴン』展望デザイン提出文書 その1]([[Making Magic]] 2021年4月19日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035010/ 『ストリクスヘイヴン』展望デザイン提出文書 その2]([[Making Magic]] 2021年4月26日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035022/ こぼれ話:『ストリクスヘイヴン』 その1]([[Making Magic]] 2021年5月3日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035034/ こぼれ話:『ストリクスヘイヴン』 その2]([[Making Magic]] 2021年5月10日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035334/ デザイン演説2021]([[Making Magic]] [[2021年]]8月16日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036597/ ストーム値:『エルドレインの王権』~『ストリクスヘイヴン:魔法学院』 その2]([[Making Magic]] [[2023年]]1月3日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037658/ 混成の歴史 その2]([[Making Magic]] [[2024年]]2月26日)
 +
 +
その他。
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034875/ 「護法」の導入]([[Daily MTG]] 2021年3月25日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034951/ 精鋭呪文縛り――パウロ・ヴィター・ダモ・ダ・ロサ]([[Daily MTG]] 2021年3月29日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/how-large-will-your-fractal-be-2021-03-31 How Large Will Your Fractal Be]([[Daily MTG]] 2021年3月31日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/bog-times-witherbloom-college-2021-04-02 Bog Times at Witherbloom College]([[Daily MTG]] 2021年4月2日)
 +
 +
===背景設定===
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*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034941/ プレインズウォーカーのためのストリクスヘイヴン案内]([[Daily MTG]] 2021年4月1日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034978/ ストリクスヘイヴンの伝説たち]([[Daily MTG]] 2021年4月14日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0034876/ メインストーリー第1話:新学期、到来]([[Daily MTG]] 2021年3月25日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0034888/ サイドストーリー第1話:魔法の叫び]([[Daily MTG]] 2021年3月26日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0034938/ メインストーリー第2話:それぞれの教訓]([[Daily MTG]] 2021年3月31日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0034954/ メインストーリー第3話:課外授業]([[Daily MTG]] 2021年4月7日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0034968/ サイドストーリー第2話:束縛の鎖]([[Daily MTG]] 2021年4月9日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0034981/ メインストーリー第4話:試験開始]([[Daily MTG]] 2021年4月14日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0034991/ サイドストーリー第3話:指導教官]([[Daily MTG]] 2021年4月16日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0035000/ メインストーリー第5話:最終試験]([[Daily MTG]] 2021年4月21日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0035007/ サイドストーリー第4話:青緑のリボン]([[Daily MTG]] 2021年4月23日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0035019/ サイドストーリー第5話:音なき声が呼んでいる]([[Daily MTG]] 2021年4月30日)
 +
 +
===その他===
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/where-find-strixhaven-and-c21-previews-2021-03-24 Where to Find Strixhaven and C21 Previews]([[Daily MTG]] 2021年3月24日) - プレビュー日程
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034976/ 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』プレリリース入門]([[Daily MTG]] 2021年4月12日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/announcing-great-strixhaven-college-clash-2021-04-26 Announcing The Great Strixhaven College Clash]([[Daily MTG]] [[2021年]]4月26日) - クイズやMtG:Arenaで競うネット番組の告知
 +
 +
===動画===
 +
マジック:ザ・ギャザリングYoutube公式チャンネル
 +
*[https://www.youtube.com/watch?v=b23oHHziMto Strixhaven: School of Mages Campus Tour]( [[2021年]]3月26日) - プレビュー特番。英語。
 +
*[https://www.youtube.com/watch?v=si8G0pR7zSI Welcome to Strixhaven!]([[2021年]]3月27日) - 各学部の紹介アニメーション。日本語字幕あり
 +
*[https://www.youtube.com/watch?v=2DQ7gffY1Z4 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』特別CM「マジック、やる?」/ マジック:ザ・ギャザリング]([[2021年]]4月23日)
  
 
==脚注==
 
==脚注==
45行: 320行:
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/StrixhavenShoolofMages/ カードリスト](Wisdom Guild)
 +
*[[カード個別評価:ストリクスヘイヴン:魔法学院]]
 +
*[[カード個別評価:ミスティカルアーカイブ]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
**[[エルドレインの王権]] - [[テーロス還魂記]] - [[イコリア:巨獣の棲処]] - [[基本セット2021]]
 
**[[エルドレインの王権]] - [[テーロス還魂記]] - [[イコリア:巨獣の棲処]] - [[基本セット2021]]
 
**[[ゼンディカーの夜明け]] - [[カルドハイム]] - [[ストリクスヘイヴン:魔法学院]] - [[フォーゴトン・レルム探訪]]
 
**[[ゼンディカーの夜明け]] - [[カルドハイム]] - [[ストリクスヘイヴン:魔法学院]] - [[フォーゴトン・レルム探訪]]
**[[イニストラード:真夜中の狩り]] - [[イニストラード:真紅の契り]]
+
**[[イニストラード:真夜中の狩り]] - [[イニストラード:真紅の契り]] - [[神河:輝ける世界]] - [[ニューカペナの街角]]
  
 
[[Category:エキスパンション|すとりくすへいうんまほうかくいん]]
 
[[Category:エキスパンション|すとりくすへいうんまほうかくいん]]

2024年7月19日 (金) 08:39時点における最新版

ストリクスヘイヴン:魔法学院/Strixhaven: School of Mages
シンボル フクロウ
略号 STX
コードネーム Fencing
発売日 MOArena:2021年4月15日
:2021年4月23日
セット枚数 全275種類+番外カード

ストリクスヘイヴン:魔法学院/Strixhaven: School of Magesは、スタンダード用のエキスパンション2021年4月23日発売。

目次

[編集] 概要

次元/Planeアルケヴィオス/Arcaviosの魔法の学院、ストリクスヘイヴン/Strixhavenを舞台とする。多元宇宙/Multiverseで経験を積もうとするローアン・ケンリス/Rowan Kenrithウィル・ケンリス/Will Kenrithカズミナ/Kasminaに招かれストリクスヘイヴンに入学する。エルドレイン/Eldraineのどの城より大きい図書館棟、華やかなキャンパスに心奪われる双子だが、学院には禁じられた魔法を求める秘密結社オリーク/The Oriqの影が密かに忍び寄っていた。ある目的を持ってストリクスヘイヴンに帰還したセラフィナ・オニキス/Serafina Onyx――他の次元での名をリリアナ・ヴェス/Liliana Vess――、故郷で全てを失い多元宇宙を彷徨うルーカ/Lukkaの思惑が絡み合い、双子のプレインズウォーカー/Planeswalkerに新たな試練が迫る。

モードを持つ両面カード、魔法の学院という世界観、インスタントソーサリーがメイン、対抗色の陣営という複数の要素を基にデザインされていったセット。新規メカニズム履修魔技。前2セットに引き続きモードを持つ両面カードも登場している。新常盤木キーワード能力として護法が登場し、その他落葉樹メカニズムとして混成マナ・シンボル宝物有色アーティファクトが登場している。

ストリクスヘイヴンの5つの大学が対抗色の陣営として設定されている。2つの理念の共通の部分に基づくラヴニカ/Ravnicaギルド/Guildと異なる陣営の構築として、各大学の中の2色は1つの学術分野でそれぞれ内部対立する立場をとっている。各大学は戦略的なテーマと、象徴的なクリーチャートークンのマスコットを持ち、その大学と関りが深いカードには各大学のシンボルの透かしが入れられている。

大学 専攻分野 テーマ マスコット
シルバークイル大学/Silverquill College 白黒 文学 アグロ+1/+1カウンター 飛行を持つ白黒の2/1の墨獣
プリズマリ大学/Prismari College 青赤 芸術 マナ加速重い呪文 青赤の4/4のエレメンタル
ウィザーブルーム大学/Witherbloom College 黒緑 生物学 ライフ回復、生け贄 死亡誘発で1点のライフを得る黒緑の1/1の邪魔者
ロアホールド大学/Lorehold College 赤白 考古学 墓地利用(回収など)、スピリット 赤白の3/2のスピリット
クアンドリクス大学/Quandrix College 緑青 数学 ランプ、数字に関する効果 緑青の0/0のフラクタルにゲーム上の様々な数を参照して+1/+1カウンターを置く

学生達が学舎で新たな呪文を学ぶことを表す新キーワード処理の「履修を行う」は、ゲームの外部から新たな呪文タイプである講義を持つインスタントソーサリー手札に加えるか、手札の入れ替えを行う。

能力語として、インスタントかソーサリーである呪文を唱えるコピーするたびに誘発する誘発型能力を示す魔技が登場。

モードを持つ両面カードは各大学の学部長サイクルや第2面がインスタントやソーサリーのサイクルなどが登場。無色さまようアルカイック/Wandering Archaicをのぞき、第1面と第2面の色が異なることが特徴。

新たな常盤木キーワード能力護法は、それを持つパーマネント対象とする対戦相手コントロールする呪文や能力を、コスト支払わない限り打ち消すという、すべてのが持ち得る除去耐性能力である。

新規クリーチャー・タイプとしてフラクタル墨獣が登場。魔法の学院という設定に従い魔法職であるクレリックウィザード邪術師シャーマンドルイドを持つクリーチャーが多い。タイプ的カードはロアホールドがスピリットを支援するほか、クリーチャー・トークンであることを参照するカードが幾つか収録されている。

[編集] ミスティカルアーカイブ/Mystical Archive

ストリクスヘイヴンのあらゆる知識や呪文が収められた大図書棟/The Biblioplexから、マジックの歴史から厳選された63種類のカードが各種ブースターパックに封入される。

これらはカード・セットとしてのストリクスヘイヴンには含まれず独自のエキスパンション・シンボルコレクター番号を持ち、リミテッドでパックから出た場合は使用できるが、構築では同名のカードが使用可能セットに含まれてない限り各フォーマットでは使用できない。Magic: The Gathering Arenaではヒストリックで使用できるが、一部は最初から禁止カードとなる。

さらに各63種類のカードには日本画ミスティカルアーカイブが存在し、これらは日本語のドラフト・ブースター、セット・ブースターから50%の確率で通常のミスティカルアーカイブの代わりに封入される。それとは別にコレクターブースターには各言語版でも最低1枚封入される。

通常のミスティカルアーカイブと日本画ミスティカルアーカイブ両方に、通常フォイルの他にコレクター・ブースターのみから出現するエッチング・フォイル版カードが存在する。

[編集] 番外カード

プロモーション・カードや特殊イラスト、特殊なのカードはコレクター番号が276番以降の番外カードとなっている。

ボーダーレス・カード/Borderless Card(#276~284)
カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれたカード。ストリクスヘイヴン:魔法学院ではプレインズウォーカー・カードとエルダードラゴンサイクルに存在する。
各種ブースターから通常版、フォイル版共に一定の確率で入手できる。
拡張アート枠/Extended-Art Frame(#285~365)
イラストが両端の枠まで拡大されたカード。ボーダーレスに当てはまらないすべてのレア・神話レアに存在する。
通常版、フォイル版ともにコレクター・ブースターでしか入手できない。
基本土地(#366~375)
ストリクスヘイヴン:魔法学院のドラフト・ブースターには基本土地のスロットが無いため、基本土地カードはセット・ブースターやバンドル、統率者2021の各構築済みデッキからのみ入手できる。
BOX特典カード(#376)
通常版とは異なるイラストの、フォイル拡張アート・カード仕様の龍護りの精鋭/Dragonsguard Elite
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で各種ブースターボックス、プレリリースパックの6個セットを早期購入したプレイヤーに配布される。
バンドルプロモ(#377)
通常版とは異なるイラストのフォイル版大魔導師の名誉教授/Archmage Emeritus
バンドルからのみ入手でき、非フォイル版は存在しない。バンドル日本語版は発売しないので、日本語版カードは存在しない。
WPNプロモ(#378~382)
イラストは通常版と同じだが枠がダークフレームのカード。
ストリクスヘイヴン:魔法学院シーズンのWPNプロモパックからのみ入手できる。フォイル版はプレミアムプロモパックからのみ入手できる。

[編集] ルールの変更

今セットから一部のルール用語とルール文章テンプレートが変更された。

  • 点数で見たマナ・コスト」を示す用語が「マナ総量」に変更された。
  • 他の領域のカードを切り混ぜず、単にライブラリーを切り直す際のルール文章が「shuffle your(their) library.」から「shuffle.」に変更された。日本語の書式はそのまま。
  • 起動型能力の制限を表すルール文章が短くなり、例えば「この能力は、毎ターン1回のみ起動できる。/Activate this ability only once each turn.」から「毎ターン1回しか起動できない。/Activate only once each turn.」に、「この能力は、あなたがソーサリー(インスタント)を唱えられるときにのみ起動できる。/Activate this ability only any time you could cast a sorcery (instant).」から「起動はソーサリー(インスタント)としてのみ行う。/Activate only as a sorcery (instant).」に変更された。(→ソーサリー・タイミングインスタント・タイミング
  • 日本語で「other」の訳が「他の」から「これ(それ)以外の」に変更された。
  • 日本語で多色である特性を示すルール文章の「White and black」の書式が「白であり黒である」から「白黒の」に変更された。
  • 日本語で解決時にコストを支払う選択がある効果(you may ~~. if you do, ○○)の書式が「~~してもよい。そうしたなら、○○する。」から「あなたは『~~し、○○する。』を選んでもよい。」に変更された。

[編集] 事前情報

本格的なプレビュー開始前にMark RosewaterのBlog「Blogatog」で収録カードの事前情報が公開された[4]

[編集] イベント

プレリリース

2021年4月16日から22日の間に開催される。カルドハイムから引き続き「自宅でプレリリース」などのオンラインイベントの開催が推奨される。参加した各プレイヤーは各大学がテーマとなった5種類のプレリリース・パックの中から1つを受け取り、40枚以上のシールドデッキを作り対戦する。

プレリリース・パックの内容は

[編集] 製品ラインナップ

ドラフト・ブースター
15枚+トークン/広告カード入りの基本製品。
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で36パック入りのブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードとしてプレミアム版龍護りの精鋭/Dragonsguard Eliteが配布される。
封入内容は以下のマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
  • レアもしくは神話レア1枚。
  • いずれかの稀少度のミスティカルアーカイブ1枚。日本語版ブースターでは50%の確率で日本画ミスティカルアーカイブに置換される。
  • コモン・レア・神話レアのいずれかの稀少度の講義カード1枚。
  • アンコモン3枚
  • コモン9枚。約3パックに1つの割合で、1枚がいずれかの稀少度のフォイルに置換される。
  • トークン・カードもしくは広告カード1枚。
セット・ブースター
ドラフトではなくパック開封を楽しみたい人向けのブースターパック。
ドラフト・ブースターと同様に、ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で30パック入りのブースターボックスを早期購入するとBOX特典カードが配布される。
封入内容は以下のマジックのカード12枚+特殊カード2枚。
  • いずれかの稀少度のミスティカルアーカイブ1枚。日本語版ブースターでは50%の確率で日本画ミスティカルアーカイブに置換される。
  • いずれかの稀少度の講義カード1枚。
  • レアもしくは神話レア1枚。
  • いずれかの稀少度のフォイル1枚。ミスティカルアーカイブも含まれる。日本語版ブースターからは日本画ミスティカルアーカイブも出現する。
  • いずれかの稀少度のカード1枚。
  • テーマ的に関連するコモンかアンコモン6枚。
  • 土地カード1枚。
  • アート・カード(20パックに1枚の割合でアーティストの箔押しスタンプ入り)
  • 広告カード、あるいはザ・リストのカード。
コレクターブースター
主に拡張アート枠やプレミアム・カードが封入されたコレクター向けのブースターパック。
ドラフト・ブースターと同様に、ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で12パック入りのブースターボックスを早期購入するとBOX特典カードが配布される。
封入内容は以下のマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
  • レアか神話レアのエッチング・フォイル仕様のミスティカルアーカイブ・カード1枚。下記のアンコモンのスロットのどちらかは日本画ミスティカルアーカイブになる。
  • アンコモンのエッチング・フォイル仕様のミスティカルアーカイブ・カード1枚。
  • レアか神話レアの通常フォイル版のミスティカルアーカイブ、ボーダーレス、拡張アートのいずれかの仕様の1枚。日本画ミスティカルアーカイブも含まれる。
  • アンコモンの通常フォイル版ミスティカルアーカイブ・カード1枚。50%の確率で日本画ミスティカルアーカイブになる。
  • レアか神話レアの拡張アートかボーダーレス仕様1枚。両面カードも含まれる。
  • レアか神話レアの拡張アート版の統率者デッキ収録カード1枚。
  • いずれかの稀少度のフォイル版講義カード1枚。
  • レアか神話レアのフォイル・カード1枚。両面カードも含まれる。
  • フォイルのアンコモン2枚。
  • フォイルのコモン5枚。
  • フォイルの両面トークン・カード1枚。
テーマブースター(日本語版なし)
特定のテーマに沿ったカードのみが封入されたブースターパック。ストリクスヘイヴンでは各大学に対応した5種類が発売する。
  • 封入内容はコモンかアンコモン34枚と、レアか神話レア1枚。一定の確率でコモンかアンコモンの枠1枚がレアか神話レアになる。
バンドル(日本語版なし)
以下の内容が封入された大型商品。
統率者2021
統率者戦用の構築済みデッキ。ストリクスヘイヴン:魔法学院とテーマを共有しストリクスヘイヴンのカードも含まれるが、独立した製品であり新規カードを含む収録カードはスタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できずMagic: The Gathering Arenaにも収録されない。

[編集] パッケージ・イラスト

ドラフト・ブースター
いずれもカードには使用されていない広告用アート
ダイナ/Dina
キリアン・ルー/Killian Lu
ジモーン・ウォーラ/Zimone Wola
セット・ブースター
生徒同士の対決を描いた広告用アート
コレクター・ブースター
本を読む生徒を描いた広告用アート
テーマ・ブースター
シルバークイル:賢い光術師/Clever Lumimancer
プリズマリ:壮大な魔道士/Spectacle Mage
ウィザーブルーム:獣魔術の教授/Professor of Zoomancy
ロアホールド:ロアホールドの初学者/Lorehold Apprentice
クアンドリクス:クアンドリクスの初学者/Quandrix Apprentice

[編集] 注目のストーリー

ストーリーの流れに準じた並び。

[編集] 主な開発スタッフ

その他のスタッフについては米国版セット特設サイトのクレジットを参照。

[編集] 公式特集ページ

[編集] 製品情報

[編集] 開発コラム

Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。

その他。

[編集] 背景設定

[編集] その他

[編集] 動画

マジック:ザ・ギャザリングYoutube公式チャンネル

[編集] 脚注

  1. 一部製品におけるメーカー希望小売価格改定のお知らせ(マジック日本公式サイト 2021年2月12日)
  2. Odds & Ends: Strixhaven, Part 1/こぼれ話:『ストリクスヘイヴン』 その1(2021年5月4日 Mark Rosewater著)
  3. January 25, 2022 Banned and Restricted Announcement2022年1月25日 禁止制限告知(Daily MTG 2022年1月25日)
  4. Maro’s Strixhaven Teaser(Blogatog 2021年3月19日)

[編集] 参考

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