世界選手権19

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世界選手権19/Magic World Championship XXVIは、2020年にアメリカ・ハワイ州のホノルルで開催された2019年シーズンの世界選手権

目次

[編集] 概要

世界選手権18の優勝者1名、ミシックチャンピオンシップの優勝者7名(権利重複のためMC5のみ準優勝者)、マジック・プロリーグ19ミシック・ポイント上位4名(権利重複のため5位まで)、MPLでない挑戦者のミシック・ポイント上位4名(同左)から成る計16名のプレイヤーが参加した。

スタンダード部門の使用デッキでは、テーロス還魂記からタッサの介入/Thassa's Interventionなどを獲得したティムール再生が4人、鍛冶で鍛えられしアナックス/Anax, Hardened in the Forgeなどを獲得した赤単アグロが4人、夢さらい/Dream Trawlerなどを獲得したジェスカイ・ファイアーズが4人、空の粉砕/Shatter the Skyなど多数のカードを獲得したアゾリウス・コントロールが3人と、選択が分かれる結果となった[1]

グランドファイナルにはアゾリウス・コントロールを使用するPaulo Vitor Damo da Rosaとジェスカイ・ファイアーズを使用するMárcio Carvalhoが進出。4マッチもの激戦の末にPaulo Vitor Damo da Rosaが勝利し、あらゆるタイトルを獲得した彼にとっての「最後の目標」であった世界王者の称号を手にした。

[編集] 基本データ

[編集] 日程

いずれも2本先取(BO3)。

[編集] 1日目

ブースター・ドラフト
  • 16人のプレイヤーを8人ずつに分け、ブースター・ドラフトを行う。
  • 2回戦終了後、2勝0敗の4人は勝者グループに進出。0勝2敗の4人は敗者グループに進出。1勝1敗の8人は第3回戦を行う。
  • 3回戦終了後、2勝1敗の4人は勝者グループに進出。1勝2敗の4人は敗者グループに進出。
スタンダード(勝者グループ)
  • 2回戦終了後、2勝0敗の2人はトップ8勝者側ブラケットに進出。0勝2敗の2人はプレイイン・ステージに進出。1勝1敗の4人は第3回戦を行う。
  • 3回戦終了後、2勝1敗の2人はトップ8勝者側ブラケットに進出。1勝2敗の2人はプレイイン・ステージに進出。
スタンダード(敗者グループ)
  • 2回戦終了後、2勝0敗の2人はプレイイン・ステージに進出。0勝2敗の2人はトーナメント敗退。1勝1敗の4人は第3回戦を行う。
  • 3回戦終了後、2勝1敗の2人はプレイイン・ステージに進出。1勝2敗の2人はトーナメント敗退。

以上の手順を経て、トップ8進出者4人、プレイイン・ステージ進出者8人、敗退者4人が決定される。

[編集] 2日目

スタンダード(プレイイン・ステージ)
  • 2回戦終了後、2勝0敗の2人はトップ8敗者側ブラケットに進出。0勝2敗の2人はトーナメント敗退。1勝1敗の4人は第3回戦を行う。
  • 3回戦終了後、2勝1敗の2人はトップ8敗者側ブラケットに進出。1勝2敗の2人はトーナメント敗退。
スタンダード(トップ8)
  • 8人でダブル・エリミネーション形式の試合を行う。
  • 勝者側ブラケット準決勝戦で勝利した2人は勝者側ブラケット決勝戦に進出。敗北した2人は敗者側ブラケット第2回戦へ送られる。
  • 敗者側ブラケット第1回戦で勝利した2人は敗者側ブラケット第2回戦へ進出。敗北した2人はトーナメント敗退。
  • 敗者側ブラケット第2回戦で勝利した2人は敗者側ブラケット第3回戦へ進出。敗北した2人はトーナメント敗退。

以上の手順を経て、トップ4プレイオフ進出者4人が決定される。

[編集] 3日目

スタンダード(トップ4プレイオフ)
  • 4人で引き続き、ダブル・エリミネーション形式の試合を行う。
  • 勝者側ブラケット決勝戦で勝利したプレイヤーはグランドファイナルに進出。敗北したプレイヤーは敗者側ブラケット決勝戦へ送られる。
  • 敗者側ブラケット第3回戦で勝利したプレイヤーは敗者側ブラケット決勝戦に進出。敗北したプレイヤーはトーナメント敗退。
  • 敗者側ブラケット決勝戦で勝利したプレイヤーはグランドファイナルに進出。敗北したプレイヤーはトーナメント敗退。
  • グランドファイナルでは、勝者側ブラケットから勝ち上がったプレイヤーは2マッチ、敗者側ブラケットから勝ち上がった選手は3マッチの勝利で優勝となる。

[編集] 参加者

順位 プレイヤー名 出場枠 スタンダードの使用デッキ
優勝 Paulo Vitor Damo da Rosa MPLポイント上位 アゾリウス・コントロール
準優勝 Márcio Carvalho MPLポイント上位 ジェスカイ・ファイアーズ
第3位 Seth Manfield MPLポイント上位 赤単アグロ
第4位 Gabriel Nassif 挑戦者ポイント上位 ジェスカイ・ファイアーズ
第5位 Sebastián Pozzo 挑戦者ポイント上位 赤単アグロ
第6位 Eli Loveman MC2優勝 赤単アグロ
第7位 Jean-Emmanuel Depraz MC5準優勝 ティムール再生
第8位 Autumn Burchett MC1優勝 ティムール再生
第9位 Piotr Głogowski MC7優勝 ジャンド・サクリファイス
第10位 Chris Kvartek 挑戦者ポイント上位 ティムール再生
第11位 Raphaël Lévy 挑戦者ポイント上位 ジェスカイ・ファイアーズ
第12位 Thoralf Severin MC4優勝 アゾリウス・コントロール
第13位 Ondřej Stráský MC6優勝
挑戦者ポイント上位
アゾリウス・コントロール
第14位 Javier Domínguez 世界選手権18優勝
MC5優勝
MPLポイント上位
ジェスカイ・ファイアーズ
第15位 Andrea Mengucci MPLポイント上位 赤単アグロ
第16位 Matias Leveratto MC3優勝 ティムール再生

[編集] 賞金

順位 賞金(米ドル)
1 300,000
2 150,000
3 100,000
4 75,000
5-6 62,500
7-8 50,000
9-12 25,000
13-16 12,500
合計 1,000,000
  • 優勝賞金の300,000米ドルはマジックの大会史上最高額。

[編集] 脚注

  1. Magic World Championship XXVI Metagame Breakdown/世界選手権2019 メタゲームブレイクダウン(MAGIC.gg 2020年2月12日 Reid Duke著)
  2. How to Become the next Magic Champion: Qualifying for Mythic Championships and Worlds/次のマジック王者になるために――ミシックチャンピオンシップおよび世界選手権の参加権利についてのお知らせ(Competitive Gaming 2019年2月20日 Wizards of the Coast著)
  3. The Future of Magic Esports/マジックのeスポーツの未来(MAGIC.gg 2019年8月14日 Elaine Chase著)

[編集] 参考

2019シーズン
世界選手権 世界選手権
ミシックチャンピオンシップ Ⅰ(クリーブランド) - Ⅱ(ロンドン) - Ⅲ(ラスベガス) - Ⅳ(バルセロナ) - Ⅴ(ロングビーチ) - Ⅵ(リッチモンド) - Ⅶ(ロングビーチ)
グランプリ オークランド - プラハ - ニュージャージー - シドニー - トロント - ストラスブール - メンフィス - クリーブランド - ロサンゼルス - ビルバオ - タンパベイ - 京都 - カルガリー - サンパウロ春 - 横浜 - ナイアガラフォールズ - ロンドン - マディソン - プロビデンス - カンザスシティ - 台北 - コペンハーゲン - ワシントンDC - シアトル - ダラスフォートワース - クラクフ - デトロイト - デンバー - バルセロナ - 千葉 - ミネアポリス - バーミンガム - ラスベガスモダンリミテッド) - インディアナポリス - ヘント - アトランタ - モントリオール - バンコク - ユトレヒト - フェニックス - 名古屋 - リヨン - リッチモンド - サンパウロ秋 - コロンバス - ボローニャ - ブリスベン - オクラホマシティ - ポートランド
その他 マジック・プロリーグ - ミシックインビテーショナル - 日本選手権 - アジアヴィンテージ - アジアレガシー - 北米ヴィンテージ - 北米レガシー - ヨーロッパヴィンテージ - ヨーロッパレガシー - Finals
1995-19961996-19971997-19981998-19991999-20002000-20012001-20022002-20032003-20042004-20052006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202020-20212021-20222022-20232023-20242024-2025
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