トイソルジャー

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2022年5月19日 (木) 15:20時点における最新版

トイソルジャー (Toy Soldier)は、ミラディン・ブロック～神河ブロックのスタンダードとミラディン・ブロック構築にあったメタデッキ。青白タッチ赤のほぞコントロールと言えば分かりやすい。後にパウパーでも登場している。

粗石の魔道士/Trinket Mageによるシルバーバレットと、各種のほぞ再利用手段を用いてコントロールする。

[編集] ミラディン・ブロック期

シルバーバレットされるほぞは、ビッグ・レッド対策の陽光の呪文爆弾/Sunbeam Spellbombやヤソコン対策のひっかき爪/Scrabbling Clawsといったような、ドローとして利用できる＝効かない相手にも無駄にならないものが多く採用されている。

土地のほとんどが基本でない土地なので、スタンダードではウルザトロンの隔離するタイタン/Sundering Titanにも多少耐性があるのも利点。

キマイラ・コイル/Chimeric Coils1枚と回収基地/Salvaging Station2枚によるコンボも内蔵している。動きは以下のようになる。

1. キマイラ・コイルを1マナでクリーチャー化。→ 0/0なので墓地に落ちる。
2. アンタップした回収基地2枚で、墓地に落ちたキマイラ・コイルと他にほぞを1枚戦場に戻す。
3. 上の手順を繰り返し、各呪文爆弾の能力で大量にドローしたり、対戦相手を焼いたり、マナがある限りやりたい放題できる。

• エクステンデッドでは、上記のコンボに睡蓮の花/Lotus Bloomを加えることでソリティアになる。
• 序盤の防御力を上げるためにレオニンの従者/Leonin Squireで仕組まれた爆薬/Engineered Explosivesを使いまわすバージョンもある。

[編集] スタンダード版

• 備考
• フォーマット
  • スタンダード（第８版＋ミラディン・ブロック＋神河ブロック）

• ほぞのその他の候補としては、旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble（デッキ圧縮＋マナ加速）、屍気の呪文爆弾/Necrogen Spellbomb（手札ロック）、大蛇の孵卵器/Orochi Hatchery（フィニッシャー）等がある。

[編集] ミラディン・ブロック構築版

• 備考
  • グランプリニュージャージー04 ベスト8 （参考）
  • 使用者：Jan Holland
• フォーマット
  • ミラディン・ブロック構築（ミラディン＋ダークスティール＋フィフス・ドーン）

• こちらはミラディン・ブロック構築のデッキ。
• メタゲームの中心にある親和に対抗するため機械の行進/March of the Machinesが投入されている。また、対策されやすい回収基地/Salvaging Stationは入っていない。

[編集] パウパー

粗石の魔道士がコモンであるため、パウパーでも成立する。

採用されるほぞとしては、呪文爆弾や処刑人の薬包/Executioner's Capsuleや祓い士の薬包/Dispeller's Capsule、骨断ちの矛槍/Bonesplitterやヴィリジアンの長弓/Viridian Longbowなどの装備品、またアーティファクト・土地も数枚採用される。

黎明期に存在したタイプは基本的に白青黒による3色（稀に赤がタッチされる）で、粗石の魔道士とレオニンの従者によるほぞの使い回しを、一瞬の瞬き/Momentary Blinkでサポートするブリンクとのハイブリッドデッキになっている。アタッカーには聖域のガーゴイル/Sanctum Gargoyle・熟考漂い/Mulldrifter・エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher・深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hoursが採用される。

ビートダウンやバーンに強いため一定数が存在したが、コンボデッキに耐性がないためカードプールが拡がるにつれて徐々に衰退していった。

その後は、トリンケット (Trinket)やトリンケットコントロール (Trinket Control)と呼ばれるデッキが登場している。こちらではレオニンの従者やブリンクといったギミックは採用されず、打ち消しや除去を積んだ一般的なコントロールデッキでアドバンテージ源やシルバーバレットを目的に粗石の魔道士とほぞが採用される。そのため色の組み合わせや勝ち筋は様々。

[編集] 青白トイソルジャー

• 備考
  • Pauper Daily #2489334 on 06/18/2011 4-0 （参考）
  • 使用者：Goliat2
• フォーマット
  • パウパー（～新たなるファイレクシア）

• 白青2色のタイプ。
• レオニンの従者は採用しているが一瞬の瞬き/Momentary Blinkは採用されていない。

[編集] 青黒トリンケット1

• 備考
  • Pauper Daily #2489334 on 05/11/2013 4-0 （参考）
  • 使用者：duofanel
• フォーマット
  • パウパー（～ギルド門侵犯）

• 青黒2色のタイプ。構成はほぼ黒単コントロールで、それに青をタッチしてほぞと粗石の魔道士を採用している。

[編集] 青黒トリンケット2

• 備考
  • Pauper Daily #7466629 on 09/14/2014 4-0 （参考）
  • 使用者：Spoofedozer
• フォーマット
  • パウパー（～タルキール覇王譚）

• 打ち消しや除去を多く採用した神秘の指導コントロールとハイブリッドしたタイプ。勝ち手段として血まみれの書の呪い/Curse of the Bloody Tomeによるライブラリーアウトを採用している。

[編集] 青赤トリンケット

• 備考
  • Pauper Daily #6044660 on 10/07/2013 4-0 （参考）
  • 使用者：kituineko
• フォーマット
  • パウパー（～テーロス）

• 青赤2色のタイプ。火力や除去、カウンターを多く積んだ青赤コントロール。

[編集] 青白トリンケット

• 備考
  • Pauper Daily #6162838 on 10/27/2013 4-0 （参考）
  • 使用者：The_Hobbit
• フォーマット
  • パウパー（～テーロス）

• 青白2色のタイプ。

[編集] 青白赤トリンケット

• 備考
  • Pauper Daily #8141661 on 04/14/2015 4-0 （参考）
  • 使用者：someoldguy
• フォーマット
  • パウパー（～タルキール龍紀伝）

• 赤白青3色のタイプ。火力や未達への旅/Journey to Nowhereといった除去が多くが採用された除去コン。
• デッキ名にもあるように、戦隊の鷹/Squadron Hawkとシルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaffによる打撃力を主軸にすえたCaw-Bladeの亜種とも言える。

[編集] 参考

• The Finals 2007本日のローグデッキ
• デッキ集