サンダー・ジャンクションの無法者

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{{新製品}}
 
 
{{情報ボックス/エキスパンション
 
{{情報ボックス/エキスパンション
 
|英語名=Outlaws of Thunder Junction
 
|英語名=Outlaws of Thunder Junction
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|略号=OTJ
 
|略号=OTJ
 
|コードネーム=Quilting
 
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|発売日=<!--[[Magic Online|MO]]、-->[[Magic: The Gathering Arena|Arena]]:2024年4月16日(日本時間では17日)<br/>[[紙]]:2024年4月19日
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|発売日=[[Magic Online|MO]]、[[Magic: The Gathering Arena|Arena]]:2024年4月16日(日本時間では17日)<br/>[[紙]]:2024年4月19日
|セット枚数=全 種類<!--<br>(プレイブースター収録 種類+基本土地+各種バリエーション)-->
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|セット枚数=全374種類<br>(プレイブースター収録271種類+基本土地+各種バリエーション)
 
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}}
'''サンダー・ジャンクションの無法者'''/''Outlaws of Thunder Junction''は、[[スタンダード]]用の[[本流のセット]]。[[2024年]]4月19日発売予定。キャッチコピーは「'''揉め事は起こすもの!'''/''Rustle up some trouble''」。
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'''サンダー・ジャンクションの無法者'''/''Outlaws of Thunder Junction''は、[[スタンダード]]用の[[本流のセット]]。[[2024年]]4月19日発売。キャッチコピーは「'''揉め事は起こすもの!'''/''Rustle up some trouble''」。
  
 
==概要==
 
==概要==
「[[領界路/Omenpath]]編」最終章。西部開拓時代をモチーフとする新登場[[次元/Plane]]、[[サンダー・ジャンクション/Thunder Junction]]を舞台とする。
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「[[領界路/Omenpath]]編」最終章。西部開拓時代をモチーフとする新登場[[次元/Plane]]、[[サンダー・ジャンクション/Thunder Junction]]を舞台とする。領界路によって"発見"された次元、サンダー・ジャンクション。新天地を夢見て多くの次元から開拓者が渡ってきたが、同時に故郷から追われた無法者共も集まりつつあった。[[エルドレイン/Eldraine]]から領界路を通じて様々な次元を旅してきた[[ケラン/Kellan]]は此の地でついに実父[[オーコ/Oko]]と再会するが、オーコは[[アショク/Ashiok]]からの依頼で無法者達を集め次元に隠された秘宝の強奪作戦を進めていた。次元を超えても過去と因縁はついて回る。ケランの旅路の終着点で待つものとは──。
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「ショーケース・セット/Showcase Set」と呼ばれる、領界路を通じて繋がった[[多元宇宙/Multiverse]]から、テーマに沿ったキャラクターやアイテムを集合させる新たなデザイン領域に挑戦したセット。テーマは「悪役」と「西部劇」であり、多元宇宙から集った悪役が強奪計画を立てるという筋書きからデザインが進められた。新旧、メジャーマイナーを問わず様々なキャラクターが再登場している。
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新規[[ルール用語]]として[[無法者]]、[[悪事|悪事を働く]]が登場。新規[[キーワード能力]]として[[騎乗]]、[[計画]]、[[放題]]が登場した。そのほか[[再録]][[メカニズム]]として[[フラッシュバック]]、[[親和]]、[[上陸]]、[[調査]]、[[キーワード・カウンター]]が再登場した。
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[[暗殺者]]、[[傭兵]]、[[海賊]]、[[ならず者]]、[[邪術師]]をひっくるめて「[[無法者|無法者/Outlaw]]」と呼ぶ。今セットでは右も左も無法者が溢れ、無法者を[[タイプ的]]に参照するカードも多数収録されている。
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「[[悪事|悪事を働く/Commit a crime]]」とは[[対戦相手]]や対戦相手の[[コントロール]]する[[オブジェクト|もの]]や対戦相手の[[墓地]]の[[カード]]を[[対象]]にすることである。悪事を働くことで[[誘発]]する[[誘発型能力]]や、悪事を働いた[[ターン]]の間に機能する[[常在型能力]]を持つカードが登場している。
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悪党は遠大な「[[計画|計画/Plot]]」を立てて実行するものである。計画は計画[[コスト]]を[[支払う]]ことでカードを[[追放]]しておけば、後の[[ターン]]で[[マナ・コストを支払うことなく唱える|マナ・コストを支払うことなく唱えられる]]キーワード能力である。計画を利用し1ターンの間に複数の[[呪文]]を[[唱える]]ことや、逆に[[手札]]から呪文を唱えないことで有利になるカードも多く収録されている。
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「[[放題|放題/Spree]]」は新たな形の[[モード]]選択を行える[[インスタント]]や[[ソーサリー]]が持つキーワード能力である。[[マナ・コスト]]に加え各モードに記された[[追加コスト]]を支払うことでそのモードを使用できる。序盤は単体のモードで控え目に唱え、後半は複数のモードを選択し放題で強力な効果を発揮できる。
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西部劇といえば[[馬]]を駆る開拓者たちの姿である。ただし[[マジック:ザ・ギャザリング]]では[[乗騎]]は馬とは限らない。[[騎乗|騎乗/Saddle N]]は[[搭乗]]のように合計[[パワー]]がNになるように[[クリーチャー]]を[[タップ]]することでコストを支払うことができ、乗騎の多くは騎乗された状態で[[攻撃]]したときに誘発する[[能力]]を持つ。
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西部の荒野は[[砂漠]]で表されている。[[プレイ・ブースター]]の[[基本土地]]の[[スロット]]からは砂漠を持つ[[2色土地]]が出現し、砂漠を参照するカードも収録されている。
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新規[[クリーチャー・タイプ]]として[[アルマジロ]]、[[コヨーテ]]、[[乗騎]]、[[フクロネズミ]]、[[匪獣]]が登場、[[ビーバー]]、[[ヤマアラシ]]が[[アン・ゲーム]]から正式な[[マジック]]の[[タイプ]]に編入された。そのほか特徴的なクリーチャー・タイプとしてサボテンの人型[[種族]]であるカクタスフォーク/Cactusfolkを表す[[職業]]を持った[[植物]]、[[アクル/Akul]]を始めとする[[蠍]]・[[ドラゴン]]、珍しい[[種族]]として[[ブラッシュワグ]]や[[ホマリッド]]が登場している。
  
 
*各種[[フォーマット]]での使用可能開始日は[[プレリリース・トーナメント|プレリリース]]開始日の[[2024年]]4月12日となる。
 
*各種[[フォーマット]]での使用可能開始日は[[プレリリース・トーナメント|プレリリース]]開始日の[[2024年]]4月12日となる。
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*[[プレイヤー・スポットライト・カード]]として、[[世界選手権22]]の優勝者である[[Nathan Steuer]]が[[精神の決闘者/Duelist of the Mind]]としてカード化された。
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*TVアニメ「[[wikipedia:ja:カウボーイビバップ|カウボーイビバップ]]」との[[コラボレーション]]として「カウボーイビバップ×マジック:ザ・ギャザリング オープニングオマージュトレーラー」が公開された。さらに映像で使用されたイラストを使用したフォイル仕様ボーダーレス版のカードが「[[プロモーション・カード#カウボーイビバップ オマージュプロモ|カウボーイビパップ オマージュプロモ]]」として、[[ローテーション]]後の2024年8月から[[2025年]]5月までの[[スタンダード・ショーダウン]]で配布されることが発表された。
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*発売時点では[[2026年]]秋のセットが発売すると共に[[スタンダード]]から[[ローテーション]][[落ち]]する予定だったが、スタンダードのローテーションの節目の変更により[[2027年]]初頭のセットの発売と共に落ちる事になった<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0038238/ 「ユニバース」が揃うとき――「ユニバースビヨンド」製品の使用可能フォーマットについてのお知らせ]([[Daily MTG]] [[2024年]]10月25日)</ref>。
  
 
==ブースター・ファン==
 
==ブースター・ファン==
 
[[プレイ・ブースター]]からは通常版と異なるイラストや[[枠]]を持つ[[ボーダーレス]]版や[[ショーケース・フレーム]]版のカードが出現することがある。また、そういった特殊仕様が無い[[レア]]以上のカードには[[拡張アート# 拡張アート (カード枠)|拡張アート]]版が用意され、[[コレクター・ブースター]]から入手できる。
 
[[プレイ・ブースター]]からは通常版と異なるイラストや[[枠]]を持つ[[ボーダーレス]]版や[[ショーケース・フレーム]]版のカードが出現することがある。また、そういった特殊仕様が無い[[レア]]以上のカードには[[拡張アート# 拡張アート (カード枠)|拡張アート]]版が用意され、[[コレクター・ブースター]]から入手できる。
  
プレイ・ブースターからは[[ザ・リスト]][[スペシャルゲスト]]、速報カード、ビッグスコアと複数の別種セット扱いのカードが出現する。
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プレイ・ブースターからは速報、ビッグスコア、[[スペシャルゲスト]]と複数の別種セット扱いのカードが出現する。このうち'''ビッグスコアのみが[[スタンダード]]使用可能'''のため注意。
  
===「西部」基本土地/full-art Western land===
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*今回の[[ザ・リスト]]はビッグスコアとスペシャルゲストのみで構成されているため、従来の[[再録]]元のセットと同じ仕様で再録される形のザ・リストは存在しないことになる。
[[Salvatorre Zee Yazzie]]による西部の荒野に騙し絵風に[[マナ・シンボル]]が描かれたフルアートの[[基本土地]]。
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===「手配書」ショーケース/Wanted Poster Showcase===
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===[[速報|速報/Breaking News]]===
荒野のお尋ね者を表した[[ショーケース・フレーム]]。通常版とは異なる[[イラスト]]で、西部劇の手配書風の特殊なフレームとなっている。
+
[[エルドレインの森]]の[[おとぎ話]]と同じような[[ボーナスシート]]。新聞紙風の特殊なフレームと版画風のアートを持つ。すべて[[再録]]カードであり、「悪事を働く」ことのできるカードで構成されている。プレイ・ブースターには必ず1枚封入されている。
  
===スペシャルゲスト/Special Guest===
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これらは[[カード・セット]]としてのサンダー・ジャンクションの無法者には含まれず独自の[[エキスパンション・シンボル]][[コレクター番号]]を持ち、[[リミテッド]]でパックから出た場合は使用できるが、[[構築]]では[[カード名|同名]]のカードが使用可能セットに含まれてない限り'''スタンダードを含む各[[フォーマット]]では使用できない'''。
プレイ・ブースターの[[コモン]][[スロット]]からは、[[再録]]カードの[[ザ・リスト]][[スペシャルゲスト]]、または後述するビッグスコアのカードが出現することがある。
+
  
ザ・リストはカード左端に[[プレインズウォーカー・シンボル]]がある以外は再録元のカードと変わらない仕様だが、スペシャルゲストのカードはサンダー・ジャンクションをイメージした新規イラストである。いずれも同名のカードが使用可能セットに含まれてない限り'''スタンダードでは使用できない'''。
+
神話レアの速報カードには[[プレミアム・カード#特殊なフォイル仕様|テクスチャー・フォイル]]仕様の[[ボーダーレス]]版カードが存在し、これらはコレクター・ブースターからのみ入手できる。
  
===ビッグスコア/The Big Score===
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===[[ビッグスコア|ビッグスコア/The Big Score]]===
独自の[[エキスパンション・シンボル]]と[[コレクター番号]]を持つカード。'''スタンダードで使用可能'''。ザ・リストやスペシャルゲストと[[枠#スロット|スロット]]を共有しており、収録カードはすべて[[神話レア]]。
+
サンダー・ジャンクションに開拓以前から存在していたとされる伝説の地、宝物庫/The Vaultことマーグ・タラナウ/Maag Taranauに収められていた宝をイメージしたカード群。新録カードを含み、プレイ・ブースターから一定の確率で出現する。
  
*元々は[[機械兵団の進軍:決戦の後に]]のように小型セットとして展開されるはずだった<ref>[https://twitter.com/mtgjp/status/1761126211806450012 マジック:ザ・ギャザリング](日本公式X [[2024年]]2月24日)</ref>
+
サンダー・ジャンクションの無法者とは別に独自のエキスパンション・シンボルとコレクター番号を持つが、'''スタンダードを含む各フォーマットで使用可能'''
*当初は"The Vault"という名前で紹介されていた<ref>[https://twitter.com/wizards_magic/status/1761116100131987726 Magic: The Gathering](米国公式X [[2024年]]2月24日)</ref>。
+
===「宝物庫」フレーム/Vault Frame===
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スペシャルゲストと、ビッグスコアのうち[[神話レア]]30種に用意されるフレーム。[[コレクター・ブースター]]からはさらに「レイズド・フォイル仕様」のカードも出現する。
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===速報/Breaking News===
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通常版とは別に拡張アート版と、特殊なフレームと異なるイラストを持つ宝物庫フレーム/Vault Frame版が存在しており、これらはコレクター・ブースターからのみ入手できる。さらに一部の宝物庫フレーム版にはフレーム部分に特別な金の箔押しがされた「レイズド・フォイル仕様」が存在し、これもコレクター・ブースターから低確率で入手できる。
[[エルドレインの森]][[おとぎ話]]と同じような[[ボーナスシート]]。これらは[[カード・セット]]としてのサンダー・ジャンクションの無法者には含まれず独自の[[エキスパンション・シンボル]][[コレクター番号]]を持ち、[[リミテッド]]でパックから出た場合は使用できるが、[[構築]]では[[カード名|同名]]のカードが使用可能セットに含まれてない限り'''スタンダードを含む各フォーマットでは使用できない'''。<!--
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===[[スペシャルゲスト|スペシャルゲスト/Special Guest]]===
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サンダー・ジャンクションをイメージした新規イラストのボーダーレス版再録カード群。プレイ・ブースターから一定の確率で出現する。
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独自のエキスパンション・シンボルとコレクター番号を持ち、いずれも同名のカードが使用可能セットに含まれてない限り'''スタンダードを含む各フォーマットでは使用できない'''。発売時点では[[病的な日和見主義者/Morbid Opportunist]]のみスタンダードでも使用可能。
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===「西部」基本土地/full-art Western land===
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[[Salvatorre Zee Yazzie]]による西部の荒野に騙し絵風に[[マナ・シンボル]]が描かれたフルアートの[[基本土地]]
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===「手配書」ショーケース/Wanted Poster Showcase===
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荒野のお尋ね者を表した[[ショーケース・フレーム]]。通常版とは異なる[[イラスト]]で、西部劇の手配書風の特殊なフレームとなっている。オーコ達一味の[[伝説のカード]]に存在する。
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===ボーダーレス/Borderless===
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[[プレインズウォーカー]]・カードと[[レア]]の[[ファストランド]]の[[サイクル]]には、カードの縁まで通常版とは違うイラストが描かれたボーダーレス版カードが存在する。
 
==リミテッド==
 
==リミテッド==
2[[色の組み合わせ]]ごとにそれぞれデッキの[[アーキタイプ]]となるテーマが当てられている。
+
2[[色の組み合わせ]]ごとにそれぞれ[[デッキ]]の[[アーキタイプ]]となるテーマが当てられている<ref>[https://www.twitch.tv/videos/2108776458 WeeklyMTG | Outlaws of Thunder Junction | The Big Score](Twitch)</ref>。
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
|-
 
!色!!テーマ
 
!色!!テーマ
 
|-
 
|-
|[[白青]]||
+
|[[白青]]||[[あなた]]の[[ターン]]に[[手札]]から[[呪文]]を[[唱える|唱えない]]
 
|-
 
|-
|[[白黒]]||
+
|[[白黒]]||[[生け贄]]、[[死亡誘発]]
 
|-
 
|-
|[[青黒]]||
+
|[[青黒]]||[[悪事]]
 
|-
 
|-
|[[青赤]]||
+
|[[青赤]]||[[2回目の行動を参照するカード|2回目の呪文]]
 
|-
 
|-
|[[黒赤]]||
+
|[[黒赤]]||[[無法者]]
 
|-
 
|-
|[[黒緑]]||
+
|[[黒緑]]||[[墓地]]の[[クリーチャー・カード]]
 
|-
 
|-
|[[赤緑]]||
+
|[[赤緑]]||[[パワー4以上]]
 
|-
 
|-
|[[赤白]]||
+
|[[赤白]]||[[傭兵]][[アグロ]]
 
|-
 
|-
|[[緑白]]||
+
|[[緑白]]||[[乗騎]]
 
|-
 
|-
|[[緑青]]||
+
|[[緑青]]||[[計画]]
 
|}
 
|}
 +
*開発中には赤緑のテーマが[[宝物]]である時期が存在したが、バランス調整の難しさから変更された。その名残として、[[赤]]や[[緑]]には宝物を生成するカードが散見される<ref>[https://twitter.com/ofsaintdraft/status/1779187308924895448?s=43 @ofsaintdraft](X/Twitter 2024年4月14日 [[Jeremy Geist]])</ref>。
  
 
==[[注目のストーリー]]==
 
==[[注目のストーリー]]==
 +
*[[最後の仕事/One Last Job]]
 +
*[[神秘の縛め/Mystical Tether]]
 +
*[[強奪の計画/Plan the Heist]]
 +
*[[宝物庫での裏切り/Betrayal at the Vault]]
 +
*[[逃走のまやかし/Getaway Glamer]]
  
 
==コレクター番号==
 
==コレクター番号==
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コレクター番号は不規則な部分があり、[[土地]]は[[砂漠]]である土地、[[素朴な農場/Bucolic Ranch]]、[[ファストランド]]の並びでそれぞれアルファベット順で配置されている。そして[[再覚醒したジェイス/Jace Reawakened]]は[[青]]の並びではなく通常版カードの末尾である271番に配置されている。
 +
 
[[プレイ・ブースター]]から出現する通常版のカードは[[コレクター番号]]271番までであり、以降は[[基本土地]]や[[ショーケース・フレーム]]、[[プロモーション・カード]]等となっている。
 
[[プレイ・ブースター]]から出現する通常版のカードは[[コレクター番号]]271番までであり、以降は[[基本土地]]や[[ショーケース・フレーム]]、[[プロモーション・カード]]等となっている。
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;フルアート西部基本土地/full-art western land(#0272~0276)
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:フルアートで騙し絵風に各色の[[マナ・シンボル]]が入った西部の荒野のイラストが描かれた基本土地。
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:各種ブースター、バンドルからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
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;基本土地/Basic Land(#0277~0286)
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:通常の枠の基本土地。
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:各種ブースター、バンドルからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
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;「手配書」ショーケース/Wanted Poster Showcase(#0287~0299)
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:通常版とは異なる[[イラスト]]が描かれ、西部劇の手配書風の特殊なフレームのカード。[[アショク/Ashiok]]([[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス/Jace]])以外のオーコ一味である[[伝説のクリーチャー]]・カードと[[プレインズウォーカー]]・カードに存在する。
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:各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
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;ボーダーレス2色土地/Borderless Dual Land(#0300~0304)
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:カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれた[[ファストランド]]。一繋ぎのイラストを分割したものになっている。
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:各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
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;ボーダーレス・プレインズウォーカー/Borderless Planeswalker(#0305~0306)
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:カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれたプレインズウォーカー・カード。並びは通常とは異なり[[多色]]の[[首謀者、オーコ/Oko, the Ringleader]]の次に[[青]]の[[再覚醒したジェイス/Jace Reawakened]]となっている。
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:各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
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;[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠/Extended-Art Frame]] (#0307~0367)
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:イラストが両端の枠まで拡大されたカード。ショーケース、ボーダーレスに当てはまらないすべてのレア・神話レアに存在する。
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:ノンフォイル版、フォイル版ともにコレクター・ブースターで入手できる。
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;WPNプロモ(#0368~0372)
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:イラストは通常版と同じだが枠がダークフレームのカード。
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:サンダー・ジャンクションの無法者シーズンの[[WPNプロモパック]]からのみ入手できる。フォイル版はプレミアムプロモパックからのみ入手できる。
 +
:*[[開拓地の探求者/Frontier Seeker]]
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:*[[焦熱の射撃/Scorching Shot]]
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:*[[正直者のラトスタイン/Honest Rutstein]]
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:*[[自ら運を掴め/Make Your Own Luck]]
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:*[[無情な法執行者/Ruthless Lawbringer]]
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;バンドルプロモ/Bundle Promo(#0373)
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:通常版とは異なるイラストのフォイル版[[宝物庫の鍵/The Key to the Vault]]。
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:バンドルからのみ入手でき、ノンフォイル版は存在しない。またバンドル日本語版は発売しないので、日本語版カードは存在しない。
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;[[BOX特典カード]]/Buy-a-Box Promo(#0374)
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:通常版とは異なるイラストの、フォイル拡張アート版の[[財宝使い、マグダ/Magda, the Hoardmaster]]。
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:[[ウィザーズ・プレイ・ネットワーク]]加盟店舗で各種ブースターボックスを早期購入したプレイヤーに配布される。
  
 
==事前情報==
 
==事前情報==
本格的なプレビュー開始前に[[Mark Rosewater]]のBlog「[[Blogatog]]」で収録[[カード]]の事前情報が公開された。
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本格的なプレビュー開始前に[[Mark Rosewater]]のBlog「[[Blogatog]]」で収録[[カード]]の事前情報が公開された<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/745397908624523264/maros-teaser-for-outlaws-of-thunder-junction Maro’s Teaser for Outlaws of Thunder Junction]([[Blogatog]] [[2024年]]3月19日)</ref>。
 +
*5つの関連した[[クリーチャー・タイプ]]を[[包括]]する[[メカニズム]]:[[無法者]]
 +
*3種類の異なる[[カード・タイプ]]のカードを[[墓地]]から[[戦場]]に戻すことが可能なカード:[[最後の仕事/One Last Job]]
 +
*プレイヤーが長年待ち望んでいたメカニズムが最終的に最適な場所を見つけた:[[騎乗]]
 +
*これまでに[[2色土地]]が持った事のない[[土地タイプ]]を持つ2色土地:[[砂漠]]2色土地
 +
*これまでに無い選択式のメカニズム:[[放題]]
 +
*最大3種類の異なるカード・タイプの[[コントロール]]を[[交換]]できるカード:[[うつろう騙し取り/Shifting Grift]]
 +
*これまで持った事の無い能力を持ったクリーチャー・[[トークン]]:クリーチャーの[[パワー]]を上げる[[起動型能力]]を持った傭兵・トークン
 +
*以下のトークン(能力は省く)
 +
**[[白]]の1/1の[[羊]]:[[手綱付きの大角/Bridled Bighorn]]
 +
**[[青]]の1/1の[[鳥]]:[[多様な道のリクー/Riku of Many Paths]]
 +
**[[黒]]の1/1の[[吸血鬼]]・[[ならず者]]:[[ベルトラム・グレイウォーター男爵/Baron Bertram Graywater]]
 +
**[[赤]]の1/1の[[傭兵]]:[[法による束縛/Lassoed by the Law]]他多数
 +
**[[緑]]の2/1の[[匪獣]]:[[匪獣の隆盛/Rise of the Varmints]]
 +
**白の2/2の[[雄牛]]:[[牛の介入/Bovine Intervention]]、[[放浪する牧場主、ブルース・タール/Bruse Tarl, Roving Rancher]]
 +
**白の2/2の[[スピリット]]:[[幻影の干渉/Phantom Interference]]、[[忌むべき者の世話人/Wrangler of the Damned]]
 +
**[[青黒]]の2/2の[[ゾンビ]]:[[肉大工、ゲラルフ/Geralf, the Fleshwright]]他
 +
**赤の3/1の[[恐竜]]:[[鱗の嵐の召喚者/Scalestorm Summoner]]
 +
**白の3/3の[[天使]]:[[熾天使の馬/Seraphic Steed]]
 +
**緑の3/3の[[大鹿]]:[[首謀者、オーコ/Oko, the Ringleader]]
 +
**赤の4/4の[[蠍]]・[[ドラゴン]]:[[財宝使い、マグダ/Magda, the Hoardmaster]]
 +
**緑のX/Xの[[エレメンタル]]:[[タンブルウィードの踊り/Dance of the Tumbleweeds]]、[[タンブルウィードの増大/Tumbleweed Rising]]
 +
**青の*/*の雄牛:[[乱伐者、ボニー・ポール/Bonny Pall, Clearcutter]]
 +
*以下の次元から登場する伝説のヴィラン
 +
**[[ドミナリア/Dominaria]]:[[懲罰者、ケアヴェク/Kaervek, the Punisher]]、[[すりのチビボネ/Tinybones, the Pickpocket]]
 +
**[[エルドレイン/Eldraine]]:[[詐欺師、エリエット/Eriette, the Beguiler]]
 +
**[[フィオーラ/Fiora]]:[[死のディーラー、マルチェッサ/Marchesa, Dealer of Death]]、[[熱心な先駆者、セルヴァラ/Selvala, Eager Trailblazer]]
 +
**[[イニストラード/Innistrad]]:[[肉大工、ゲラルフ/Geralf, the Fleshwright]]、[[厄介者、ギサ/Gisa, the Hellraiser]]、[[貪欲な乗りもの、ギトラグ/The Gitrog, Ravenous Ride]]
 +
**[[イクサラン/Ixalan]]:[[爆発の仕掛け人、ブリーチェス/Breeches, the Blastmaker]]、[[双眼のマルコム/Malcolm, the Eyes]]
 +
**[[カラデシュ/Kaladesh]]:[[がめつい市長、カンバール/Kambal, Profiteering Mayor]]
 +
**[[カルドハイム/Kaldheim]]:[[財宝使い、マグダ/Magda, the Hoardmaster]]
 +
**[[神河/Kamigawa]]:[[潜入者、悟/Satoru, the Infiltrator]]
 +
**[[ニューカペナ/New Capenna]]:[[略奪する拳闘士、ジョリーン/Jolene, Plundering Pugilist]]
 +
**[[ラヴニカ/Ravnica]]:[[荒野の鏡、ギレッド/Ghired, Mirror of the Wilds]]、[[見覚えのある余所者、ラザーヴ/Lazav, Familiar Stranger]]、[[用心棒、ラクドス/Rakdos, the Muscle]]、[[静める者、ヴラスカ/Vraska, the Silencer]]
 
*以下の[[ルール文章]]を持つカード
 
*以下の[[ルール文章]]を持つカード
 +
**その後、この手順をX回繰り返す。:[[もう一杯ずつ/Another Round]]
 +
**それが[[唱え]]られてないか、[[マナ]]を[[支払う|支払わず]]に唱えられた場合:[[自由放浪団の猛士/Freestrider Commando]]、[[潜入者、悟/Satoru, the Infiltrator]]
 +
**あなたの[[手札]]からカードを計画するための[[コスト]]は(2)少なくなる。:[[灰毛の天才、オーロック博士/Doc Aurlock, Grizzled Genius]]
 +
**あなたはこの[[呪文]]を、この[[ゲーム]]のあなたの第一、第二、第三の[[ターン]]に唱えられない。:[[再覚醒したジェイス/Jace Reawakened]]
 +
**そのカードは[[フラッシュバック]](0)を持つ:[[大魔導師のイモリ/Archmage's Newt]]
 +
**クリーチャー1体を対象とする。そのクリーチャーは基本の[[パワー]]と[[タフネス]]が0/1の[[兎]]になる。:[[変異破/Metamorphic Blast]]
 +
**あなたが[[コイン投げ]]に買ったなら、それを[[コピー]]する。:[[爆発の仕掛け人、ブリーチェス/Breeches, the Blastmaker]]
 +
**あなたが[[コントロール]]していて[[伝説]]であるクリーチャーの能力1つが[[誘発]]するなら、その能力は追加でもう1回誘発する。:[[アニーの加入/Annie Joins Up]]
 +
**この後あなたはこの[[フェイズ]]の後にそれに等しい数の追加の[[アップキープ・ステップ]]を得る。:[[秒刻みのオベカ/Obeka, Splitter of Seconds]]
 +
**あなたがコントロールする雄牛は[[二段攻撃]]を持つ。:[[放浪する牧場主、ブルース・タール/Bruse Tarl, Roving Rancher]]
 
*以下の[[タイプ行]]のカード
 
*以下の[[タイプ行]]のカード
 +
**クリーチャー ─ [[アルマジロ]]:[[装甲アルマジロ/Armored Armadillo]]、[[棘林のアルマジロ/Spinewoods Armadillo]]
 +
**クリーチャー ─ [[サメ]]・[[ならず者]]:[[金貸しザメ/Loan Shark]]
 +
**クリーチャー ─ [[植物]]・[[バード]]:[[騒々しい芸人/Raucous Entertainer]]
 +
**クリーチャー ─ [[コヨーテ]]:[[狡猾なコヨーテ/Cunning Coyote]]
 +
**クリーチャー ─ [[ホマリッド]]・[[傭兵]]:[[深泥の荒くれ者/Deepmuck Desperado]]
 +
**クリーチャー ─ [[サイ]]・Brawler<ref>[[Mark Rosewater]]によれば[[鉄道の喧嘩屋/Railway Brawler]]の誤りであったとのこと([https://markrosewater.tumblr.com/post/746214761197420544/hey-mark-your-teaser-listed-a-rhino-brawler-as Blogatog]([[Blogatog]] [[2024年]]3月28日))</ref>
 +
**クリーチャー ─ [[雄牛]]・[[天使]]:[[聖なる乳牛/Holy Cow]]
 +
**クリーチャー ─ [[ヤマアラシ]]・[[乗騎]]:[[針毛の突撃者/Quilled Charger]]
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**[[伝説のクリーチャー]] ─ [[コー]]・[[アドバイザー]]:[[開拓地の助言者、エルサ・ジョー/Ertha Jo, Frontier Mentor]]
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**伝説のクリーチャー ─ [[巨人]]・[[スカウト]]:[[乱伐者、ボニー・ポール/Bonny Pall, Clearcutter]]
 
*以下の[[名前]]のカード
 
*以下の[[名前]]のカード
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**[[乗っ取り屋/Claim Jumper]]
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**[[賊の創立/Form a Posse]]
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**[[ゴールドラッシュ/Gold Rush]]
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**[[大規模な列車強盗/Great Train Heist]]
 +
**[[真昼の決闘/High Noon]]
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**[[早撃ち/Quick Draw]]
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**[[天まで届け/Reach for the Sky]]
 +
**[[強靱なオオミチバシリ/Resilient Roadrunner]]
 +
**[[保安官を撃て/Shoot the Sheriff]]
 +
**[[この町は狭すぎる/This Town Ain't Big Enough]]
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==イベント==
 
==イベント==
 
;[[プレリリース・トーナメント|プレリリース]]
 
;[[プレリリース・トーナメント|プレリリース]]
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:*[[プレリリース・カード]](レアか神話レアからランダムに1枚)。
 
:*[[プレリリース・カード]](レアか神話レアからランダムに1枚)。
 
:*[[スピンダウン・ライフカウンター]]1個。
 
:*[[スピンダウン・ライフカウンター]]1個。
:*[[MTGアリーナ]]で使用できるコードが掛かれた紙1枚。
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:*[[MTGアリーナ]]で使用できるコードが印刷された紙1枚。
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「悪党仲間を集めよう!」キャンペーンとして、初めて[[ウィザーズ・アカウント]]を作る友人を誘ったプレイヤーには、2人にそれぞれ[[プロモーション・カード]]として新規イラストの拡張アート版[[オルテカの現象織り/Oltec Matterweaver]]、新規イラストの[[変成の泉/Transmutation Font]]が配布される。[[プロモーション・カード#友達紹介プロモ|友達紹介プロモ]]として[[耕作/Cultivate]]も配布される。
  
 
;[[マジック初心者体験会]](オープンハウス)
 
;[[マジック初心者体験会]](オープンハウス)
:4月19日から21日の間に開催される。初心者のためにスターターキットや[[ジャンプスタート2022]]などを使った体験会が行われる。参加者には[[プロモーション・カード]]やサンダー・ジャンクションの無法者テーマのステッカーシートが配布される。また店舗に新規プレイヤーを連れてきたプレイヤーには[[プロモーション・カード#友達紹介プロモ|友達紹介プロモ]]が配布される。
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:4月19日から21日の間に開催される。初心者のためにスターターキットや[[ジャンプスタート2022]]などを使った体験会が行われる。参加者には[[プロモーション・カード]]やサンダー・ジャンクションの無法者テーマのステッカーシートが配布される。参加者には[[旧枠]]加工版[[魔性の教示者/Diabolic Tutor]]が配布される。また「悪党仲間を集めよう!」キャンペーン、友達紹介プロモはこのイベントにも適用される。
  
 
;[[コマンダー・パーティー]]
 
;[[コマンダー・パーティー]]
:4月26日から5月2日の間に開催される。特別なルールが追加された[[統率者戦]]で開催される。参加者にはプロモーション・カードが配布される。
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:4月26日から5月2日の間に開催される。特別なルールが追加された[[統率者戦]]で開催される。参加者にはプロモーション・カードとして旧枠加工版[[高くつく略奪/Costly Plunder]]が配布される。
  
 
;[[スタンダード・ショーダウン]]
 
;[[スタンダード・ショーダウン]]
:毎週行われる[[スタンダード]]のイベント。4月19日から7月25日までの期間に開催される。優勝者にはプロモーション・カードが配布される。
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:毎週行われる[[スタンダード]]のイベント。4月19日から7月25日までの期間に開催される。優勝者にはプロモーション・カードとして領界路フルアート基本土地が配布される。
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;[[プロツアー『サンダー・ジャンクション』]]
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:4月26日から28日まで、シアトルで開催される[[プロツアー]]。今回は単独で開催され、一般公開されない。
  
 
;[[ストアチャンピオンシップ]]
 
;[[ストアチャンピオンシップ]]
:5月4日から12日の間に開催される。スタンダードで開催される。プロモーション・カードが参加者、トップ8入賞者、優勝者に配布される。
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:5月4日から12日の間に開催される。スタンダードで開催される。プロモーション・カードとして、参加者には[[CHAMPSプロモ]]と同じ仕様の[[猛火のルートワラ/Blazing Rootwalla]]、トップ8入賞者にはCHAMPSプロモ仕様の[[虚ろな者/Hollow One]]、優勝者にはフルアートテキストレス版の[[復讐蔦/Vengevine]]が配布される。
  
 
==製品ラインナップ==
 
==製品ラインナップ==
 
;プレイ・ブースター
 
;プレイ・ブースター
 
:パック開封と[[リミテッド]]プレイの両方を楽しむことを目的とした[[ブースターパック]]。
 
:パック開封と[[リミテッド]]プレイの両方を楽しむことを目的とした[[ブースターパック]]。
:封入内容はマジックのカード14枚+特殊カード1枚。
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:[[ウィザーズ・プレイ・ネットワーク]]加盟店舗で36パック入りのブースターボックスを早期購入すると、[[BOX特典カード]]としてフォイル版[[財宝使い、マグダ/Magda, the Hoardmaster]]が配布される。
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:封入内容は以下のマジックのカード14枚+特殊カード1枚。
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:*[[プレミアム・カード|フォイル仕様]]のいずれかの[[稀少度]]のカード1枚([[速報]]や[[ボーダーレス]]、[[ショーケース・フレーム]]も含む。[[ビッグスコア]]や[[スペシャルゲスト]]は含まれない)。
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:*[[レア]]か[[神話レア]]のカード1枚。
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:*いずれかの稀少度のカード1枚。ボーダーレスやショーケース・フレームのカードも出現する。12パックに1つの割合でレアか神話レアが出現する。
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:*[[速報]]カード1枚。3パックに1つの割合でレアや神話レアが出現する。
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:*[[アンコモン]]のカード3枚。
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:*[[コモン]]のカード6枚。
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:**5パックに1つの割合で、コモン1枚が[[ビッグスコア]]か[[スペシャルゲスト]]のカードに置換される。
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:*[[砂漠]][[2色土地]]か[[基本土地]]カード1枚。
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:**2色土地が出る確率は50%であり、基本土地の場合は15種類(各通常枠2種類、フルアート版1種類)が均等の確率で出現する。どちらの場合も20%の確率でフォイル仕様になる。
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:*アート/[[トークン・カード]]いずれか1枚。
 +
:**65%の確率で広告/トークン・カード、30%の確率でアート・カード、5%の確率でサイン入りアート・カードとなる。
  
 
;[[コレクターブースター]]
 
;[[コレクターブースター]]
 
:主に[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠]]やプレミアム・カードが封入された[[コレクター]]向けのブースターパック。
 
:主に[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠]]やプレミアム・カードが封入された[[コレクター]]向けのブースターパック。
:封入内容はマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
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:[[ウィザーズ・プレイ・ネットワーク]]加盟店舗で12パック入りのブースターボックスを早期購入すると、[[BOX特典カード]]が配布される。
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:封入内容は以下のマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
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:*フォイル仕様のレアか神話レア1枚。出現するのはメインセットのブースター・ファン、速報、ビッグスコアの通常版か宝物庫フレーム版、スペシャルゲスト、テクスチャー・フォイル仕様の速報、レイズド・フォイル仕様のビッグスコアのいずれか。
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:*レアか神話レアの速報カード1枚。
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:*[[サンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキ]]のレアか神話レア1枚。出現するのはノンフォイル仕様のメイン統率者カードか、ノンフォイルかフォイル仕様の拡張アート版新規カードのいずれか。
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:*ブースターファン版のメインセットかビッグスコアのレアか神話レア1枚。メインセットの拡張アート、ボーダーレス、ショーケース・フレームか宝物庫フレーム版ビッグスコアが出現する。
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:*メインセットかビッグスコアのレアか神話レア1枚。
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:*フォイル仕様の速報のアンコモン1枚。
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:*速報のアンコモン1枚。
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:*フォイル仕様のアンコモン3枚。
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:*フォイル仕様のコモン4枚。
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:*フォイル仕様のフルアート西部土地1枚。
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:*フォイル仕様の両面トークン・カード1枚。
  
 
;[[バンドル]](日本語版なし)
 
;[[バンドル]](日本語版なし)
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:*フォイル版の基本土地15枚(フルアート版5枚を含む)。
 
:*フォイル版の基本土地15枚(フルアート版5枚を含む)。
 
:*基本土地15枚(フルアート版5枚を含む)。
 
:*基本土地15枚(フルアート版5枚を含む)。
:*通常とは異なるイラストのフォイル版プロモーション・カード
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:*通常とは異なるイラストのフォイル版[[宝物庫の鍵/The Key to the Vault]]。
 
:*大型スピンダウン[[ライフカウンター]]。
 
:*大型スピンダウン[[ライフカウンター]]。
  
 
;[[サンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキ]]
 
;[[サンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキ]]
 
:[[統率者戦]]用の[[構築済みデッキ]]。独立した製品であり新規カードを含む収録カードは'''スタンダード用セットに[[カード名|同名]]のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない'''。
 
:[[統率者戦]]用の[[構築済みデッキ]]。独立した製品であり新規カードを含む収録カードは'''スタンダード用セットに[[カード名|同名]]のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない'''。
:*[[早撃ち/Quick Draw]] - [[青赤]]のデッキ。
+
:*[[早撃ち/Quick Draw (サンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキ)|早撃ち/Quick Draw]] - [[青赤]]のデッキ。
 
:*[[砂漠に咲く花/Desert Bloom]] - [[赤緑白]]のデッキ。
 
:*[[砂漠に咲く花/Desert Bloom]] - [[赤緑白]]のデッキ。
 
:*[[重窃盗罪/Grand Larceny]] - [[黒緑青]]のデッキ。
 
:*[[重窃盗罪/Grand Larceny]] - [[黒緑青]]のデッキ。
:*[[最重要指名手配/Most Wanted (サンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキ)]] - [[赤白黒]]のデッキ。
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:*[[最重要指名手配/Most Wanted (サンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキ)|最重要指名手配/Most Wanted]] - [[赤白黒]]のデッキ。
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==主な開発スタッフ==
 
==主な開発スタッフ==
*[[]]([[展望デザイン・チーム]]リーダー)
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*[[Mark Rosewater]]([[展望デザイン・チーム]]リーダー)
*[[]]([[セット・デザイン・チーム]]リーダー)
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*[[Dave Humpherys]]([[セット・デザイン・チーム]]リーダー)
その他のスタッフについては米国版公式サイトセットアーカイブのクレジットを参照。-->
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その他のスタッフについては米国版公式サイトセットアーカイブのクレジットを参照。
 
==公式特集ページ==
 
==公式特集ページ==
 
===製品情報===
 
===製品情報===
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*[https://magic.wizards.com/ja/products/outlaws-of-thunder-junction 『サンダー・ジャンクションの無法者』](マジック米国公式サイト日本語版 製品情報)
 
*[https://magic.wizards.com/ja/products/outlaws-of-thunder-junction 『サンダー・ジャンクションの無法者』](マジック米国公式サイト日本語版 製品情報)
 
*[https://magic.wizards.com/ja/products/outlaws-of-thunder-junction/card-image-gallery 『サンダー・ジャンクションの無法者』カードイメージギャラリー](マジック米国公式サイト日本語版)
 
*[https://magic.wizards.com/ja/products/outlaws-of-thunder-junction/card-image-gallery 『サンダー・ジャンクションの無法者』カードイメージギャラリー](マジック米国公式サイト日本語版)
*[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/a-first-look-at-outlaws-of-thunder-junction A First Look at Outlaws of Thunder Junction]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037651/ 『サンダー・ジャンクションの無法者』ファーストルックまとめ]([[Daily MTG]] [[2024年]]2月23日)
+
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0037708/ 『サンダー・ジャンクションの無法者』メカニズム]([[Daily MTG]] [[2024年]]3月26日)
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+
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0037712/ 『サンダー・ジャンクションの無法者』をコレクションする]([[Daily MTG]] [[2024年]]3月26日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/outlaws-of-thunder-junction-release-notes Outlaws of Thunder Junction Release Notes]/[https://mtg-jp.com/img_sys/common/JA_MTGOTJ_ReleaseNotes_20240329.pdf 『サンダー・ジャンクションの無法者』 リリースノート(PDF文書)]([[Daily MTG]] [[2024年]]4月5日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037741/ 『サンダー・ジャンクションの無法者』のトークン]([[Daily MTG]] [[2024年]]4月5日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037742/ 『サンダー・ジャンクションの無法者』のアート・カード]([[Daily MTG]] [[2024年]]4月5日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/information/0037748/ 『サンダー・ジャンクションの無法者』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び](マジック日本公式サイト [[2024年]]4月10日)
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===開発コラム===
 
===開発コラム===
 
[[Making Magic]] -マジック開発秘話- - [[Mark Rosewater]]によるコラム。
 
[[Making Magic]] -マジック開発秘話- - [[Mark Rosewater]]によるコラム。
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037709/ この地の『無法者』 その1]([[Making Magic]] [[2024年]]3月26日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037723/ この地の『無法者』 その2]([[Making Magic]] [[2024年]]4月1日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037746/ 『サンダー・ジャンクションの無法者』展望デザイン提出文書 その1]([[Making Magic]] [[2024年]]4月8日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037757/ 『サンダー・ジャンクションの無法者』展望デザイン提出文書 その2]([[Making Magic]] [[2024年]]4月15日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037777/ 『サンダー』を呼び起こせ その1]([[Making Magic]] [[2024年]]4月22日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037799/ 『サンダー』を呼び起こせ その2]([[Making Magic]] [[2024年]]4月29日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0038088/ デザイン演説2024]([[Making Magic]] [[2024年]]8月19日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0038171/ こぼれ話2024 その1]([[Making Magic]] [[2024年]]9月30日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0038216/ こぼれ話2024 その2]([[Making Magic]] [[2024年]]10月7日)
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===背景設定===
 
===背景設定===
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/OTJ/0037679/ 第1話 復讐の誘い]([[Daily MTG]] [[2024年]]3月11日)<!--
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メインストーリー。
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-1-an-offer-of-revenge Episode 1: An Offer of Revenge]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/OTJ/0037679/ 第1話 復讐の誘い]([[Daily MTG]] [[2024年]]3月11日)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-2-the-jailbreak Episode 2: The Jailbreak]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/OTJ/0037681/ 第2話 脱獄作戦]([[Daily MTG]] [[2024年]]3月13日)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-3-a-train-to-prosperity Episode 3: A Train to Prosperity]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/OTJ/0037693/ 第3話 プロスペリティ行き列車にて]([[Daily MTG]] [[2024年]]3月18日)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-4-finding-tarnation Episode 4: Finding Tarnation]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/OTJ/0037702/ 第4話 ターネイション発見]([[Daily MTG]] [[2024年]]3月20日)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-5-high-moon Episode 5: High Moon]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/OTJ/0037710/ 第5話 月下の決闘]([[Daily MTG]] [[2024年]]3月22日)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-6-the-ballad-of-thieves-and-thunderslingers Episode 6: The Ballad of Thieves and Thunderslingers]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/OTJ/0037721/ 第6話 盗人と雷撃ちのバラッド]([[Daily MTG]] [[2024年]]3月25日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/epilogue-1-the-invasion-tree Epilogue 1: Bring the End, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/OTJ/0037722/ エピローグ第1話 結末を その1]([[Daily MTG]] [[2024年]]4月1日)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/epilogue-2-bring-the-end-part-2 Epilogue 2: Bring the End, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/OTJ/0037737/ エピローグ第2話 結末を その2]([[Daily MTG]] [[2024年]]4月2日)
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サイドストーリー。
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/no-tells No Tells]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/OTJ/0037685/ 伝えない]([[Daily MTG]] [[2024年]]3月12日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/blood-is-thicker-than-venom Blood Is Thicker than Venom]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/OTJ/0037733/ 血は毒よりも濃く]([[Daily MTG]] [[2024年]]3月14日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/a-long-way-from-home A Long Way from Home]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/OTJ/0037754/ 我が家は遠く]([[Daily MTG]] [[2024年]]3月19日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/a-pleasant-family-outing A Pleasant Family Outing]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/OTJ/0037755/ 姉と弟の楽しいピクニック]([[Daily MTG]] [[2024年]]3月21日)
 +
その他。
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/card-preview/story-spotlight-cards-for-outlaws-of-thunder-junction Story Spotlight Cards for Outlaws of Thunder Junction]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0037762/ 『サンダー・ジャンクションの無法者』注目のストーリー・カード]([[Daily MTG]] [[2024年]]4月1日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/a-legendary-crew-for-an-unbelievable-heist-outlaws-of-thunder-junction A Legendary Crew for an Unbelievable Heist: Outlaws of Thunder Junction]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0037776/ サンダー・ジャンクションの無法者:史上最大の強奪作戦に挑む伝説たち]([[Daily MTG]] [[2024年]]4月11日)
  
 
===その他===
 
===その他===
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*[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/a-first-look-at-outlaws-of-thunder-junction A First Look at Outlaws of Thunder Junction]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037651/ 『サンダー・ジャンクションの無法者』ファーストルックまとめ]([[Daily MTG]] [[2024年]]2月23日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/where-to-find-outlaws-of-thunder-junction-previews Where to Find Outlaws of Thunder Junction Previews]([[Daily MTG]] [[2024年]]3月15日) - プレビュー日程
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/where-to-play-outlaw-of-thunder-junctions-for-fun-and-promo-cards Where to Play Outlaws of Thunder Junction for Fun and Promo Cards]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037717/ 『サンダー・ジャンクションの無法者』シーズンのイベント一覧]([[Daily MTG]] [[2024年]]3月27日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0037753/ 『サンダー・ジャンクションの無法者』発売記念!「カウボーイビバップ」オマージュ映像&キャンペーンを目撃せよ!]([[Daily MTG]] [[2024年]]4月19日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037773/ 「カウボーイビバップ オマージュプロモ」配布のお知らせ]([[Daily MTG]] [[2024年]]4月22日)
  
 
===動画===
 
===動画===
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+
*[https://www.youtube.com/watch?v=Qk9hcFQEhbk 『サンダー・ジャンクションの無法者』公式トレーラー](マジック日本公式Youtubeチャンネル [[2024年]]3月27日)
 +
*[https://www.youtube.com/watch?v=2KcFKj14cYo カウボーイビバップ×マジック:ザ・ギャザリング オープニングオマージュトレーラー](マジック日本公式Youtubeチャンネル [[2024年]]4月19日)
 +
 
 
==脚注==
 
==脚注==
 
<references />
 
<references />
 
==参考==
 
==参考==
<!--*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/OutlawsofThunderJunction/ カードリスト](Wisdom Guild)-->
+
*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/OutlawsofThunderJunction/ カードリスト](Wisdom Guild)
 
*[[カード個別評価:サンダー・ジャンクションの無法者]]
 
*[[カード個別評価:サンダー・ジャンクションの無法者]]
 +
*[[カード個別評価:速報]]
 +
*[[カード個別評価:ビッグスコア]]
 
*[[カード個別評価:スペシャルゲスト (サンダー・ジャンクションの無法者)]]
 
*[[カード個別評価:スペシャルゲスト (サンダー・ジャンクションの無法者)]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
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**[[団結のドミナリア]] - [[兄弟戦争]] - [[ファイレクシア:完全なる統一]] - [[機械兵団の進軍]] - [[機械兵団の進軍:決戦の後に]]
 
**[[団結のドミナリア]] - [[兄弟戦争]] - [[ファイレクシア:完全なる統一]] - [[機械兵団の進軍]] - [[機械兵団の進軍:決戦の後に]]
 
**[[エルドレインの森]] - [[イクサラン:失われし洞窟]] - [[カルロフ邸殺人事件]] - [[サンダー・ジャンクションの無法者]]
 
**[[エルドレインの森]] - [[イクサラン:失われし洞窟]] - [[カルロフ邸殺人事件]] - [[サンダー・ジャンクションの無法者]]
**[[ブルームバロウ]] - Duskmourn House of Horror
+
**[[ブルームバロウ]] - [[ダスクモーン:戦慄の館]]
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**[[霊気走破]] - [[タルキール:龍嵐録]] - [[ファイナルファンタジー]] - [[久遠の終端]] - [[マーベル スパイダーマン]]
  
 
[[Category:エキスパンション|さんたあしやんくしよんのむほうもの]]
 
[[Category:エキスパンション|さんたあしやんくしよんのむほうもの]]

2024年10月26日 (土) 23:20時点における最新版

サンダー・ジャンクションの無法者/Outlaws of Thunder Junction
シンボル カウボーイハット
略号 OTJ
コードネーム Quilting
発売日 MOArena:2024年4月16日(日本時間では17日)
:2024年4月19日
セット枚数 全374種類
(プレイブースター収録271種類+基本土地+各種バリエーション)

サンダー・ジャンクションの無法者/Outlaws of Thunder Junctionは、スタンダード用の本流のセット2024年4月19日発売。キャッチコピーは「揉め事は起こすもの!/Rustle up some trouble」。

目次

[編集] 概要

領界路/Omenpath編」最終章。西部開拓時代をモチーフとする新登場次元/Planeサンダー・ジャンクション/Thunder Junctionを舞台とする。領界路によって"発見"された次元、サンダー・ジャンクション。新天地を夢見て多くの次元から開拓者が渡ってきたが、同時に故郷から追われた無法者共も集まりつつあった。エルドレイン/Eldraineから領界路を通じて様々な次元を旅してきたケラン/Kellanは此の地でついに実父オーコ/Okoと再会するが、オーコはアショク/Ashiokからの依頼で無法者達を集め次元に隠された秘宝の強奪作戦を進めていた。次元を超えても過去と因縁はついて回る。ケランの旅路の終着点で待つものとは──。

「ショーケース・セット/Showcase Set」と呼ばれる、領界路を通じて繋がった多元宇宙/Multiverseから、テーマに沿ったキャラクターやアイテムを集合させる新たなデザイン領域に挑戦したセット。テーマは「悪役」と「西部劇」であり、多元宇宙から集った悪役が強奪計画を立てるという筋書きからデザインが進められた。新旧、メジャーマイナーを問わず様々なキャラクターが再登場している。

新規ルール用語として無法者悪事を働くが登場。新規キーワード能力として騎乗計画放題が登場した。そのほか再録メカニズムとしてフラッシュバック親和上陸調査キーワード・カウンターが再登場した。

暗殺者傭兵海賊ならず者邪術師をひっくるめて「無法者/Outlaw」と呼ぶ。今セットでは右も左も無法者が溢れ、無法者をタイプ的に参照するカードも多数収録されている。

悪事を働く/Commit a crime」とは対戦相手や対戦相手のコントロールするものや対戦相手の墓地カード対象にすることである。悪事を働くことで誘発する誘発型能力や、悪事を働いたターンの間に機能する常在型能力を持つカードが登場している。

悪党は遠大な「計画/Plot」を立てて実行するものである。計画は計画コスト支払うことでカードを追放しておけば、後のターンマナ・コストを支払うことなく唱えられるキーワード能力である。計画を利用し1ターンの間に複数の呪文唱えることや、逆に手札から呪文を唱えないことで有利になるカードも多く収録されている。

放題/Spree」は新たな形のモード選択を行えるインスタントソーサリーが持つキーワード能力である。マナ・コストに加え各モードに記された追加コストを支払うことでそのモードを使用できる。序盤は単体のモードで控え目に唱え、後半は複数のモードを選択し放題で強力な効果を発揮できる。

西部劇といえばを駆る開拓者たちの姿である。ただしマジック:ザ・ギャザリングでは乗騎は馬とは限らない。騎乗/Saddle N搭乗のように合計パワーがNになるようにクリーチャータップすることでコストを支払うことができ、乗騎の多くは騎乗された状態で攻撃したときに誘発する能力を持つ。

西部の荒野は砂漠で表されている。プレイ・ブースター基本土地スロットからは砂漠を持つ2色土地が出現し、砂漠を参照するカードも収録されている。

新規クリーチャー・タイプとしてアルマジロコヨーテ乗騎フクロネズミ匪獣が登場、ビーバーヤマアラシアン・ゲームから正式なマジックタイプに編入された。そのほか特徴的なクリーチャー・タイプとしてサボテンの人型種族であるカクタスフォーク/Cactusfolkを表す職業を持った植物アクル/Akulを始めとするドラゴン、珍しい種族としてブラッシュワグホマリッドが登場している。

[編集] ブースター・ファン

プレイ・ブースターからは通常版と異なるイラストやを持つボーダーレス版やショーケース・フレーム版のカードが出現することがある。また、そういった特殊仕様が無いレア以上のカードには拡張アート版が用意され、コレクター・ブースターから入手できる。

プレイ・ブースターからは速報、ビッグスコア、スペシャルゲストと複数の別種セット扱いのカードが出現する。このうちビッグスコアのみがスタンダード使用可能のため注意。

  • 今回のザ・リストはビッグスコアとスペシャルゲストのみで構成されているため、従来の再録元のセットと同じ仕様で再録される形のザ・リストは存在しないことになる。

[編集] 速報/Breaking News

エルドレインの森おとぎ話と同じようなボーナスシート。新聞紙風の特殊なフレームと版画風のアートを持つ。すべて再録カードであり、「悪事を働く」ことのできるカードで構成されている。プレイ・ブースターには必ず1枚封入されている。

これらはカード・セットとしてのサンダー・ジャンクションの無法者には含まれず独自のエキスパンション・シンボルコレクター番号を持ち、リミテッドでパックから出た場合は使用できるが、構築では同名のカードが使用可能セットに含まれてない限りスタンダードを含む各フォーマットでは使用できない

神話レアの速報カードにはテクスチャー・フォイル仕様のボーダーレス版カードが存在し、これらはコレクター・ブースターからのみ入手できる。

[編集] ビッグスコア/The Big Score

サンダー・ジャンクションに開拓以前から存在していたとされる伝説の地、宝物庫/The Vaultことマーグ・タラナウ/Maag Taranauに収められていた宝をイメージしたカード群。新録カードを含み、プレイ・ブースターから一定の確率で出現する。

サンダー・ジャンクションの無法者とは別に独自のエキスパンション・シンボルとコレクター番号を持つが、スタンダードを含む各フォーマットで使用可能

通常版とは別に拡張アート版と、特殊なフレームと異なるイラストを持つ宝物庫フレーム/Vault Frame版が存在しており、これらはコレクター・ブースターからのみ入手できる。さらに一部の宝物庫フレーム版にはフレーム部分に特別な金の箔押しがされた「レイズド・フォイル仕様」が存在し、これもコレクター・ブースターから低確率で入手できる。

[編集] スペシャルゲスト/Special Guest

サンダー・ジャンクションをイメージした新規イラストのボーダーレス版再録カード群。プレイ・ブースターから一定の確率で出現する。

独自のエキスパンション・シンボルとコレクター番号を持ち、いずれも同名のカードが使用可能セットに含まれてない限りスタンダードを含む各フォーマットでは使用できない。発売時点では病的な日和見主義者/Morbid Opportunistのみスタンダードでも使用可能。

[編集] 「西部」基本土地/full-art Western land

Salvatorre Zee Yazzieによる西部の荒野に騙し絵風にマナ・シンボルが描かれたフルアートの基本土地

[編集] 「手配書」ショーケース/Wanted Poster Showcase

荒野のお尋ね者を表したショーケース・フレーム。通常版とは異なるイラストで、西部劇の手配書風の特殊なフレームとなっている。オーコ達一味の伝説のカードに存在する。

[編集] ボーダーレス/Borderless

プレインズウォーカー・カードとレアファストランドサイクルには、カードの縁まで通常版とは違うイラストが描かれたボーダーレス版カードが存在する。

[編集] リミテッド

2色の組み合わせごとにそれぞれデッキアーキタイプとなるテーマが当てられている[2]

テーマ
白青 あなたターン手札から呪文唱えない
白黒 生け贄死亡誘発
青黒 悪事
青赤 2回目の呪文
黒赤 無法者
黒緑 墓地クリーチャー・カード
赤緑 パワー4以上
赤白 傭兵アグロ
緑白 乗騎
緑青 計画
  • 開発中には赤緑のテーマが宝物である時期が存在したが、バランス調整の難しさから変更された。その名残として、には宝物を生成するカードが散見される[3]

[編集] 注目のストーリー

[編集] コレクター番号

コレクター番号は不規則な部分があり、土地砂漠である土地、素朴な農場/Bucolic Ranchファストランドの並びでそれぞれアルファベット順で配置されている。そして再覚醒したジェイス/Jace Reawakenedの並びではなく通常版カードの末尾である271番に配置されている。

プレイ・ブースターから出現する通常版のカードはコレクター番号271番までであり、以降は基本土地ショーケース・フレームプロモーション・カード等となっている。

フルアート西部基本土地/full-art western land(#0272~0276)
フルアートで騙し絵風に各色のマナ・シンボルが入った西部の荒野のイラストが描かれた基本土地。
各種ブースター、バンドルからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
基本土地/Basic Land(#0277~0286)
通常の枠の基本土地。
各種ブースター、バンドルからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
「手配書」ショーケース/Wanted Poster Showcase(#0287~0299)
通常版とは異なるイラストが描かれ、西部劇の手配書風の特殊なフレームのカード。アショク/Ashiok(ジェイス/Jace)以外のオーコ一味である伝説のクリーチャー・カードとプレインズウォーカー・カードに存在する。
各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
ボーダーレス2色土地/Borderless Dual Land(#0300~0304)
カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれたファストランド。一繋ぎのイラストを分割したものになっている。
各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
ボーダーレス・プレインズウォーカー/Borderless Planeswalker(#0305~0306)
カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれたプレインズウォーカー・カード。並びは通常とは異なり多色首謀者、オーコ/Oko, the Ringleaderの次に再覚醒したジェイス/Jace Reawakenedとなっている。
各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
拡張アート枠/Extended-Art Frame (#0307~0367)
イラストが両端の枠まで拡大されたカード。ショーケース、ボーダーレスに当てはまらないすべてのレア・神話レアに存在する。
ノンフォイル版、フォイル版ともにコレクター・ブースターで入手できる。
WPNプロモ(#0368~0372)
イラストは通常版と同じだが枠がダークフレームのカード。
サンダー・ジャンクションの無法者シーズンのWPNプロモパックからのみ入手できる。フォイル版はプレミアムプロモパックからのみ入手できる。
バンドルプロモ/Bundle Promo(#0373)
通常版とは異なるイラストのフォイル版宝物庫の鍵/The Key to the Vault
バンドルからのみ入手でき、ノンフォイル版は存在しない。またバンドル日本語版は発売しないので、日本語版カードは存在しない。
BOX特典カード/Buy-a-Box Promo(#0374)
通常版とは異なるイラストの、フォイル拡張アート版の財宝使い、マグダ/Magda, the Hoardmaster
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で各種ブースターボックスを早期購入したプレイヤーに配布される。

[編集] 事前情報

本格的なプレビュー開始前にMark RosewaterのBlog「Blogatog」で収録カードの事前情報が公開された[4]

[編集] イベント

プレリリース
2024年4月12日から18日の間に開催される。
参加者にはプレリリース・パックが配布され、40枚以上のシールドデッキを作り対戦する。
プレリリース・パックの内容は

「悪党仲間を集めよう!」キャンペーンとして、初めてウィザーズ・アカウントを作る友人を誘ったプレイヤーには、2人にそれぞれプロモーション・カードとして新規イラストの拡張アート版オルテカの現象織り/Oltec Matterweaver、新規イラストの変成の泉/Transmutation Fontが配布される。友達紹介プロモとして耕作/Cultivateも配布される。

マジック初心者体験会(オープンハウス)
4月19日から21日の間に開催される。初心者のためにスターターキットやジャンプスタート2022などを使った体験会が行われる。参加者にはプロモーション・カードやサンダー・ジャンクションの無法者テーマのステッカーシートが配布される。参加者には旧枠加工版魔性の教示者/Diabolic Tutorが配布される。また「悪党仲間を集めよう!」キャンペーン、友達紹介プロモはこのイベントにも適用される。
コマンダー・パーティー
4月26日から5月2日の間に開催される。特別なルールが追加された統率者戦で開催される。参加者にはプロモーション・カードとして旧枠加工版高くつく略奪/Costly Plunderが配布される。
スタンダード・ショーダウン
毎週行われるスタンダードのイベント。4月19日から7月25日までの期間に開催される。優勝者にはプロモーション・カードとして領界路フルアート基本土地が配布される。
プロツアー『サンダー・ジャンクション』
4月26日から28日まで、シアトルで開催されるプロツアー。今回は単独で開催され、一般公開されない。
ストアチャンピオンシップ
5月4日から12日の間に開催される。スタンダードで開催される。プロモーション・カードとして、参加者にはCHAMPSプロモと同じ仕様の猛火のルートワラ/Blazing Rootwalla、トップ8入賞者にはCHAMPSプロモ仕様の虚ろな者/Hollow One、優勝者にはフルアートテキストレス版の復讐蔦/Vengevineが配布される。

[編集] 製品ラインナップ

プレイ・ブースター
パック開封とリミテッドプレイの両方を楽しむことを目的としたブースターパック
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で36パック入りのブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードとしてフォイル版財宝使い、マグダ/Magda, the Hoardmasterが配布される。
封入内容は以下のマジックのカード14枚+特殊カード1枚。
コレクターブースター
主に拡張アート枠やプレミアム・カードが封入されたコレクター向けのブースターパック。
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で12パック入りのブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードが配布される。
封入内容は以下のマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
  • フォイル仕様のレアか神話レア1枚。出現するのはメインセットのブースター・ファン、速報、ビッグスコアの通常版か宝物庫フレーム版、スペシャルゲスト、テクスチャー・フォイル仕様の速報、レイズド・フォイル仕様のビッグスコアのいずれか。
  • レアか神話レアの速報カード1枚。
  • サンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキのレアか神話レア1枚。出現するのはノンフォイル仕様のメイン統率者カードか、ノンフォイルかフォイル仕様の拡張アート版新規カードのいずれか。
  • ブースターファン版のメインセットかビッグスコアのレアか神話レア1枚。メインセットの拡張アート、ボーダーレス、ショーケース・フレームか宝物庫フレーム版ビッグスコアが出現する。
  • メインセットかビッグスコアのレアか神話レア1枚。
  • フォイル仕様の速報のアンコモン1枚。
  • 速報のアンコモン1枚。
  • フォイル仕様のアンコモン3枚。
  • フォイル仕様のコモン4枚。
  • フォイル仕様のフルアート西部土地1枚。
  • フォイル仕様の両面トークン・カード1枚。
バンドル(日本語版なし)
以下の内容が封入された大型商品。
  • プレイ・ブースター×9。
  • フォイル版の基本土地15枚(フルアート版5枚を含む)。
  • 基本土地15枚(フルアート版5枚を含む)。
  • 通常とは異なるイラストのフォイル版宝物庫の鍵/The Key to the Vault
  • 大型スピンダウンライフカウンター
サンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキ
統率者戦用の構築済みデッキ。独立した製品であり新規カードを含む収録カードはスタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない

[編集] 主な開発スタッフ

その他のスタッフについては米国版公式サイトセットアーカイブのクレジットを参照。

[編集] 公式特集ページ

[編集] 製品情報

[編集] 開発コラム

Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。

[編集] 背景設定

メインストーリー。

サイドストーリー。

その他。

[編集] その他

[編集] 動画

[編集] 脚注

  1. 「ユニバース」が揃うとき――「ユニバースビヨンド」製品の使用可能フォーマットについてのお知らせ(Daily MTG 2024年10月25日)
  2. WeeklyMTG | Outlaws of Thunder Junction | The Big Score(Twitch)
  3. @ofsaintdraft(X/Twitter 2024年4月14日 Jeremy Geist
  4. Maro’s Teaser for Outlaws of Thunder Junction(Blogatog 2024年3月19日)
  5. Mark Rosewaterによれば鉄道の喧嘩屋/Railway Brawlerの誤りであったとのこと(Blogatog(Blogatog 2024年3月28日))

[編集] 参考

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