アクル/Akul

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アクル/Akulサンダー・ジャンクションの無法者初出のキャラクター。カードとしての初出はサンダー・ジャンクションの無法者の悔悟せぬ者、アクル/Akul the Unrepentant

目次

[編集] 解説

サンダー・ジャンクション/Thunder Junctionに定住している、ガスタル/Gastal出身[1]ドラゴン。男性。人型の蠍からドラゴンの翼が生えたような外見をしている(イラスト)。

無法者集団「地獄拍車団/The Hellspurs」の首領であり、血に飢えた悪名高い存在である。尾の毒針は一刺しで人間/Humanを容易く殺し、鋏や尾から炎を噴射することもできる(イラスト)。サンダー・ジャンクションに溢れる野生の魔法「サンダー/Thunder」を奪い飲み込んでおり、口からは触れた物全てを破壊する雷の球を吐き出す。

[編集] 経歴

[編集] 過去

自分達に盗みを働いた報復として、彼は自由放浪団/The Freestridersの者を追跡して殺戮していった。放浪団のアニー・フラッシュ/Annie Flashは盗品を返すことで和睦を申し出たが、アクルはそれに応じるふりをしてアニーの甥トミー/Tomyを毒針で突き刺した。アクルは盗品の奪還よりも他者を傷つけたいだけで、その為に信頼を利用したのだとアニーは推測している。

[編集] サンダー・ジャンクションの無法者

空に浮かぶ宝物庫マーグ・タラナウ/Maag Taranauの秘宝を手に入れるべく、その直下に自身の拠点ターネイション/Tarnationを築き上げた。更に6つに分かれた宝物庫の鍵/The Key to the Vaultのうち5個を手にするも、最後の1個はスターリング社/The Sterling Companyの手に渡ってしまっていた。

スターリングの社員を尋問し、最後の鍵がオーコ/Okoに奪われたことを知ると、彼を見つけ出すよう団員に命じた。地獄拍車団がターネイションに潜入してきたオーコ達4人を捕縛すると、アクルは鍵を奪った後に4人を始末しようとする。だがケラン/Kellanの啖呵とオーコ達の挑発により、身柄の解放を賭けアクルとケランは決闘を行うことになる。

決闘はドラゴンの恵まれた肉体を持つアクルが優勢であった。追い詰められたケランが精神制御能力に覚醒したことで操られかけるも、彼がその力を使うことに躊躇したため自我を取り戻した。均衡状態にもつれ込む中、突如スターリング社がターネイションに雪崩れ込む――オーコが事前に仕組んでいたのだ。混乱の中でオーコ一味の脱出を許してしまい、更には鍵を奪われてしまう。スターリング社を血祭りに上げながら一味を追い、宝物庫に辿り着いたアクルであったが、オーコの用心棒ラクドス/Rakdosに敗北し気絶してしまった。

宝物庫が崩壊を始めると、オーコ一味は各々脱出を始めた。再び立ち上がったアクルは彼らを逃すまいと飛翔し、ケランと共に逃げるアニーに狙いを定め握りつぶそうとした。だがケランはターネイションでの失敗は繰り返すまいと、自分の能力に向き合う覚悟を決めていた。ケランの操り人形と化したアクルはアニーを解放すると、命じられるがまま崩れ行く宝物庫に戻り、二度と出てくることはなかった。

[編集] 登場

[編集] フレイバー・テキストに登場

サンダー・ジャンクションの無法者
逃走のまやかし/Getaway Glamer限りない強欲/Insatiable Avarice無慈悲な殺戮/Pitiless Carnage
速報
終末の苦悶/Terminal Agony

[編集] イラストに登場

サンダー・ジャンクションの無法者
逃走のまやかし/Getaway Glamer限りない強欲/Insatiable Avarice(顔面アップ)、無慈悲な殺戮/Pitiless Carnage

[編集] 登場記事・登場作品

サンダー・ジャンクションの無法者

[編集] 脚注

  1. Twitter(2024年4月17日 WotCのストーリー・リード、Roy Graham)

[編集] 参考

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