送還/Unsummon

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*#クリーチャー・[[トークン]]に対して使用する。
 
*#クリーチャー・[[トークン]]に対して使用する。
  
以上のように小回りは利くものの、[[構築]]では効果そのものの小ささや[[腐る]]危険から、特殊なデッキや[[メタゲーム|メタゲーム]]によって採用される程度。例えば[[ヘイトレッド]]の[[先攻]]2[[ターン]]キルを妨害する対策カードとして、[[メインデッキ]]から投入された実績もある。[[オデッセイ]]前後の[[スレッショルド]]を利用した[[青緑ビートダウン]]でも、スレッショルド達成の貢献と[[マッドネス]]持ちやトークンへの対策として採用されていた。また、[[スペイン選手権10]]の[[青赤ルーン炎]]に採用されていた実績がある。[[イニストラード・ブロック]]前後の[[環境]]でも、[[瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage]]と共に採用されている。[[基本セット2019]]期ではテンポカードとして[[青単テンポ|青単アグロ]]に3~4枚採用された。
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以上のように小回りは利くものの、[[構築]]では効果そのものの小ささや[[腐る]]危険から、特殊なデッキや[[メタゲーム|メタゲーム]]によって採用される程度。例えば[[ヘイトレッド]]の[[先攻]]2[[ターン]]キルを妨害する対策カードとして、[[メインデッキ]]から投入された実績もある。[[オデッセイ]]前後の[[スレッショルド]]を利用した[[青緑ビートダウン]]でも、スレッショルド達成の貢献と[[マッドネス]]持ちやトークンへの対策として採用されていた。また、[[スペイン選手権10]]の[[青赤ルーン炎]]に採用されていた実績がある。[[イニストラード・ブロック]]前後の[[環境]]でも、[[瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage]]と共に採用されている。[[基本セット2019]]期ではテンポカードとして[[青単テンポ#カラデシュ・ブロック〜基本セット2019期|青単アグロ]]に3~4枚採用された。
  
 
また[[リミテッド]]では上のような状況が多発するため、かなり小回りが効く、使いやすいカードと言える。相手クリーチャーのバウンスや、自分のクリーチャーと絡めて[[コンバット・トリック]]にと攻防に使える。[[基本セット2010]]までの[[ルール]]では[[当て逃げ]]が可能だったため、より優秀であった。
 
また[[リミテッド]]では上のような状況が多発するため、かなり小回りが効く、使いやすいカードと言える。相手クリーチャーのバウンスや、自分のクリーチャーと絡めて[[コンバット・トリック]]にと攻防に使える。[[基本セット2010]]までの[[ルール]]では[[当て逃げ]]が可能だったため、より優秀であった。
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*[[Word of Undoing]] - [[対象]]のクリーチャーに[[つける|ついて]]いる[[あなた|自分]]が[[オーナー]]である[[白]]のオーラも[[手札]]に[[戻す]]。1マナ。([[アイスエイジ]])
 
*[[Word of Undoing]] - [[対象]]のクリーチャーに[[つける|ついて]]いる[[あなた|自分]]が[[オーナー]]である[[白]]のオーラも[[手札]]に[[戻す]]。1マナ。([[アイスエイジ]])
 
**[[傲慢/Hubris]] - クリーチャーについているオーラも戻す。2マナ。([[ニクスへの旅]])
 
**[[傲慢/Hubris]] - クリーチャーについているオーラも戻す。2マナ。([[ニクスへの旅]])
**[[取りこぼし/Fumble]] - クリーチャーについているオーラと[[装備品]]の[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]も奪える。2マナ。([[バトルボンド]])
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**[[取りこぼし/Fumble]] - クリーチャーについているオーラと[[装備品]]の[[コントロール]]も奪える。2マナ。([[バトルボンド]])
 
*[[断絶/Snap]] - [[フリースペル]]版。2[[マナ]]。([[ウルザズ・レガシー]])
 
*[[断絶/Snap]] - [[フリースペル]]版。2[[マナ]]。([[ウルザズ・レガシー]])
 
*[[波止場の用心棒/Waterfront Bouncer]] - 送還の[[スペルシェイパー]]。2マナ1/1。([[メルカディアン・マスクス]])
 
*[[波止場の用心棒/Waterfront Bouncer]] - 送還の[[スペルシェイパー]]。2マナ1/1。([[メルカディアン・マスクス]])
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**[[ニューロックの模造品/Neurok Replica]] - 自身の生け贄と2マナで送還の効果を発揮する[[アーティファクト・クリーチャー]]。3マナ1/4。([[ミラディンの傷跡]])
 
**[[ニューロックの模造品/Neurok Replica]] - 自身の生け贄と2マナで送還の効果を発揮する[[アーティファクト・クリーチャー]]。3マナ1/4。([[ミラディンの傷跡]])
 
*[[偽り/Jilt]] - [[キッカー]](1)(赤)すると、別のクリーチャーに2点の[[ダメージ]]。2マナ。([[アポカリプス]])
 
*[[偽り/Jilt]] - [[キッカー]](1)(赤)すると、別のクリーチャーに2点の[[ダメージ]]。2マナ。([[アポカリプス]])
*[[上天の突然変異/Aether Mutation]] - 戻したクリーチャーのマナ・コスト分、[[苗木]]トークンを戦場に出す。(3)(緑)(青)の[[ソーサリー]]。(アポカリプス)
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*[[上天の突然変異/Aether Mutation]] - 戻したクリーチャーのマナ・コスト分、[[苗木]]トークンを[[生成]]。(3)(緑)(青)の[[ソーサリー]]。(アポカリプス)
**[[奪取の形態/Supplant Form]] - 対象としたクリーチャーの[[コピー]]・トークンを戦場に出せる。ダブルシンボル6マナ。([[運命再編]])
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**[[奪取の形態/Supplant Form]] - 対象としたクリーチャーの[[コピー]]・トークンを生成。ダブルシンボル6マナ。([[運命再編]])
**[[フェイ隠し/Stolen by the Fae]] - マナ・コストがXのクリーチャー1体を戻し、1/1[[飛行]]トークンをX体戦場に出す。[[ダブルシンボル]]Xマナのソーサリー。([[エルドレインの王権]])
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**[[フェイ隠し/Stolen by the Fae]] - マナ・コストがXのクリーチャー1体を戻し、1/1[[飛行]]トークンをX体生成。[[ダブルシンボル]]Xマナのソーサリー。([[エルドレインの王権]])
 
*[[消耗の渦/Consuming Vortex]] - [[連繋]](3)(青)付きの[[秘儀]]。2マナ。([[神河物語]])
 
*[[消耗の渦/Consuming Vortex]] - [[連繋]](3)(青)付きの[[秘儀]]。2マナ。([[神河物語]])
 
*[[応じ返し/Snapback]] - 手札から青の[[カード]]を[[追放]]することでも[[唱える|唱え]]られる[[ピッチスペル]]。2マナ。([[時のらせん]])
 
*[[応じ返し/Snapback]] - 手札から青の[[カード]]を[[追放]]することでも[[唱える|唱え]]られる[[ピッチスペル]]。2マナ。([[時のらせん]])
 
*[[渦巻沈め/Whirlpool Whelm]] - [[激突]]に勝った場合は手札の代わりに[[ライブラリーの一番上]]に置く。2マナ。([[ローウィン]])
 
*[[渦巻沈め/Whirlpool Whelm]] - [[激突]]に勝った場合は手札の代わりに[[ライブラリーの一番上]]に置く。2マナ。([[ローウィン]])
 
**[[掃き飛ばし/Sweep Away]] - 対象が[[攻撃クリーチャー]]ならばライブラリーの一番上に置いてもよい。3マナ。([[ゲートウォッチの誓い]])
 
**[[掃き飛ばし/Sweep Away]] - 対象が[[攻撃クリーチャー]]ならばライブラリーの一番上に置いてもよい。3マナ。([[ゲートウォッチの誓い]])
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**[[ローナの渦/Rona's Vortex]] - [[キッカー]](2)(黒)を支払っていたなら[[ライブラリーの一番下]]に置く。自軍クリーチャーを対象にできないが[[プレインズウォーカー]]も戻せる。1マナ。([[団結のドミナリア]])
 
*[[川の掌握/River's Grasp]] - [[青マナ]]を[[支払う|支払い]][[唱える]]と送還の効果を発揮する[[青黒]]の[[混成カード]]。4マナのソーサリー。([[シャドウムーア]])
 
*[[川の掌握/River's Grasp]] - [[青マナ]]を[[支払う|支払い]][[唱える]]と送還の効果を発揮する[[青黒]]の[[混成カード]]。4マナのソーサリー。([[シャドウムーア]])
 
*[[後追いの呼び声/Call to Heel]] - 戻したクリーチャーのコントローラーはカードを1枚[[引く]]。2マナ。([[アラーラの断片]])
 
*[[後追いの呼び声/Call to Heel]] - 戻したクリーチャーのコントローラーはカードを1枚[[引く]]。2マナ。([[アラーラの断片]])
*[[精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]] - ダブルシンボル4マナの[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]の[-1][[忠誠度能力]]。([[ワールドウェイク]])
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*[[精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]] - ダブルシンボル4マナのプレインズウォーカーの[-1][[忠誠度能力]]。([[ワールドウェイク]])
 
**[[秘密の解明者、ジェイス/Jace, Unraveler of Secrets]] - ダブルシンボル5マナのプレインズウォーカーの[-2][[忠誠度能力]]。([[イニストラードを覆う影]])
 
**[[秘密の解明者、ジェイス/Jace, Unraveler of Secrets]] - ダブルシンボル5マナのプレインズウォーカーの[-2][[忠誠度能力]]。([[イニストラードを覆う影]])
 
*[[蒸気の絡みつき/Vapor Snag]] - 戻したクリーチャーの[[コントローラー]]の[[ライフ]]を1点[[失う|失わせる]]。1マナ。([[新たなるファイレクシア]])
 
*[[蒸気の絡みつき/Vapor Snag]] - 戻したクリーチャーの[[コントローラー]]の[[ライフ]]を1点[[失う|失わせる]]。1マナ。([[新たなるファイレクシア]])
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*[[遠隔+不在/Far+Away]](遠隔/Far) - [[分割カード]]。2マナ。([[ドラゴンの迷路]])
 
*[[遠隔+不在/Far+Away]](遠隔/Far) - [[分割カード]]。2マナ。([[ドラゴンの迷路]])
 
*[[航海の終わり/Voyage's End]] - [[占術]]1を行う。2マナ。([[テーロス]])
 
*[[航海の終わり/Voyage's End]] - [[占術]]1を行う。2マナ。([[テーロス]])
**[[抜き取り検査/Select for Inspection]] - [[タップ]]状態のクリーチャー限定になった航海の終わりの亜種。1マナ。([[カラデシュ]])
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**[[抜き取り検査/Select for Inspection]] - [[タップ状態]]のクリーチャー限定になった航海の終わりの亜種。1マナ。([[カラデシュ]])
 
**[[原因不明の消失/Unexplained Disappearance]] - [[諜報]]1を行う。2マナ。([[ラヴニカのギルド]])
 
**[[原因不明の消失/Unexplained Disappearance]] - [[諜報]]1を行う。2マナ。([[ラヴニカのギルド]])
 
**[[消えゆく希望/Fading Hope]] - 3マナ以下のクリーチャーを戻した場合のみ占術1。1マナ。([[イニストラード:真夜中の狩り]])
 
**[[消えゆく希望/Fading Hope]] - 3マナ以下のクリーチャーを戻した場合のみ占術1。1マナ。([[イニストラード:真夜中の狩り]])
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**[[エファラの分散/Ephara's Dispersal]] - 諜報2を行う。対象が攻撃クリーチャーなら(2)軽く唱えられる。3マナ。([[機械兵団の進軍]])
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**[[汽水の失敗/Brackish Blunder]] - 対象がタップ状態なら[[地図]]トークンを生成。2マナ。([[イクサラン:失われし洞窟]])
 
*[[引き剥がし/Force Away]] - [[獰猛]]達成時に1枚[[ルーター]]できる。2マナ。([[タルキール覇王譚]])
 
*[[引き剥がし/Force Away]] - [[獰猛]]達成時に1枚[[ルーター]]できる。2マナ。([[タルキール覇王譚]])
 
*[[掴み掛かる水流/Clutch of Currents]] - [[覚醒]] - (4)(青)付き。1マナのソーサリー。([[戦乱のゼンディカー]])
 
*[[掴み掛かる水流/Clutch of Currents]] - [[覚醒]] - (4)(青)付き。1マナのソーサリー。([[戦乱のゼンディカー]])
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*[[応用生術/Applied Biomancy]] - 別な対象に+1/+1修整を与える事も同時にできる。緑青2マナ。([[ラヴニカの献身]])
 
*[[応用生術/Applied Biomancy]] - 別な対象に+1/+1修整を与える事も同時にできる。緑青2マナ。([[ラヴニカの献身]])
 
*[[一連の消失/String of Disappearances]] - [[稲妻の連鎖/Chain Lightning]]を元にしたコピー効果を持つ。([[モダンホライゾン]])
 
*[[一連の消失/String of Disappearances]] - [[稲妻の連鎖/Chain Lightning]]を元にしたコピー効果を持つ。([[モダンホライゾン]])
*[[自我の吸収/Absorb Identity]] - 2マナ。あなたの各[[多相の戦士]]をターン終了時までバウンス対象のコピーにしてもよい。([[カルドハイム]])
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*[[自我の吸収/Absorb Identity]] - あなたの各[[多相の戦士]]をターン終了時までバウンス対象のコピーにしてもよい。2マナ。([[カルドハイム]])
 
*[[巨大な空亀/Colossal Skyturtle]] - 2マナの[[魂力]]能力が送還。[[カード・タイプ]]そのものは[[クリーチャー・エンチャント]]。([[神河:輝ける世界]])
 
*[[巨大な空亀/Colossal Skyturtle]] - 2マナの[[魂力]]能力が送還。[[カード・タイプ]]そのものは[[クリーチャー・エンチャント]]。([[神河:輝ける世界]])
*[[ソード・コーストの海蛇/Sword Coast Serpent]] - 2マナ。[[出来事]]。([[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]])
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*[[ソード・コーストの海蛇/Sword Coast Serpent]] - [[出来事]]。2マナ。([[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]])
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*[[スメアゴルをなだめる/Soothing of Sméagol]] - トークンを対象に出来ないが[[指輪があなたを誘惑する]]。2マナ。([[指輪物語:中つ国の伝承]])
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*[[ベルーナの門番/Beluna's Gatekeeper]] - 出来事。3マナ以下かつあなた以外のクリーチャーしか戻せない。2マナのソーサリー。(エルドレインの森)
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*[[洪水の大口へ/Into the Flood Maw]] - 対戦相手のクリーチャーしか戻せないが、1/1の[[魚]]を[[タップイン]]で[[贈呈]]すれば対戦相手の土地でないパーマネントを対象にできる。1マナ。([[ブルームバロウ]])
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*[[底なしプール/Bottomless Pool]] [[エンチャント]]の[[部屋]]の片方の開放能力。1マナ。([[ダスクモーン:戦慄の館]])
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:破滅の刻]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:破滅の刻]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:コンフラックス]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:コンフラックス]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[コモン]] (Starter Collection)
 
*[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2013]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2013]] - [[コモン]]

2024年10月31日 (木) 19:42時点における最新版


Unsummon / 送還 (青)
インスタント

クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。


クリーチャー限定のバウンス呪文ブーメラン/Boomerangと共にのバウンスの元祖であり、これを基にしてさまざまなバリエーションが作られている。

マナ・コストが1マナと非常に軽い反面、手札戻すだけと若干効果としては弱い。対戦相手のクリーチャーを排除する手段としては、対戦相手はまた唱え直すことで簡単に元通りにできてしまうため、根本的な解決にはなっていない。ただし、一時的にでも戦場からそのクリーチャーをどかしたい場面なら、十分に優秀。

いわば、カード・アドバンテージでは損はしてしまうが、そのぶんテンポ・アドバンテージを得られる疑似除去カードと言える。この使い方を理解できれば、初心者から一歩前進といえるだろう。

また、自分のクリーチャーを除去などから「救出」することも可能。このとき、対戦相手がカードを使っている場合、アドバンテージの損得は無い。ただしその場合、今度は自分がそのクリーチャーを唱え直さねばならないぶんだけテンポを損なっている点には注意が必要である。

以上のように小回りは利くものの、構築では効果そのものの小ささや腐る危険から、特殊なデッキやメタゲームによって採用される程度。例えばヘイトレッド先攻2ターンキルを妨害する対策カードとして、メインデッキから投入された実績もある。オデッセイ前後のスレッショルドを利用した青緑ビートダウンでも、スレッショルド達成の貢献とマッドネス持ちやトークンへの対策として採用されていた。また、スペイン選手権10青赤ルーン炎に採用されていた実績がある。イニストラード・ブロック前後の環境でも、瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageと共に採用されている。基本セット2019期ではテンポカードとして青単アグロに3~4枚採用された。

またリミテッドでは上のような状況が多発するため、かなり小回りが効く、使いやすいカードと言える。相手クリーチャーのバウンスや、自分のクリーチャーと絡めてコンバット・トリックにと攻防に使える。基本セット2010までのルールでは当て逃げが可能だったため、より優秀であった。

Not to be. That is the answer.

[編集] 関連カード

[編集] 主な亜種

クリーチャー限定のバウンス呪文の亜種。特筆の無い限り、いずれもインスタントである。

戻せるのがパーマネント全般のものはブーメラン/Boomerangを、土地以外のパーマネントのものは分散/Disperseを、キャントリップ付きのものは送還のシンボル/Symbol of Unsummoningの項を、2体以上を対象とするものは再帰/Undoを、187クリーチャー版は大クラゲ/Man-o'-Warの項を参照。

[編集] 参考

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