キッカー
出典: MTG Wiki
| 種別 | 常在型能力 |
| 登場セット | インベイジョン・ブロック |
| CR | CR:502.21 |
キッカー/Kickerは、呪文をプレイするときだけ機能する常在型能力の1つ。
Kavu Titan / カヴーのタイタン (1)(緑)
クリーチャー — カヴー(Kavu)
クリーチャー — カヴー(Kavu)
キッカー(2)(緑)
キッカー・コストが支払われていた場合、カヴーのタイタンはその上に+1/+1カウンターが3個置かれた状態で場に出るとともに、トランプルを持つ。
Thunderscape Battlemage / 雷景学院の戦闘魔道士 (2)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
キッカー(1)(黒)/(緑)
雷景学院の戦闘魔道士が場に出たとき、(1)(黒)のキッカー・コストが支払われていた場合、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚捨てる。
雷景学院の戦闘魔道士が場に出たとき、(緑)のキッカー・コストが支払われていた場合、エンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
インベイジョン・ブロックで登場したキーワード能力である。また、時のらせんのタイムシフトにもキッカーを持つカードが再録されている。
- 「キッカー・コスト」とは、「この呪文をプレイするに際し、追加コストとして[コスト]を支払ってもよい」を意味する。支払った時に何が起きるかは、各カードのルール・テキストにより定義される。
- 「キッカー [コスト1]/[コスト2]」とは、「キッカー[コスト1]」「キッカー[コスト2]」の両方を持つという意味である。2つとも払うこともできるし、1つだけ払うこともできる。もちろん両方とも支払わなくともよい。
おおざっぱに言うと「追加コストを支払うことで、本来の効果に加えて別の効果を追加することも選べる」ような能力。似たようなことができるカードは古くからアライアンスなどにいくつかあったが、インベイジョン・ブロックではキーワード能力として定義され、各色に作られた。
- 1つの呪文に2種のキッカーが搭載されていることを俗に「ダブル・キッカー」と呼ぶ。
- プレーンシフトの戦闘魔道士サイクルとアポカリプスのボルバーサイクル、及び照射/Illuminateとアナの戦闘魔道士/Ana Battlemageがこれに該当する。
- キッカーを持つパーマネントがプレイする以外の方法で場に出る場合、キッカー・コストを支払うことはできない。
- キッカー・コストに含まれるマナの色とカードの色に関係は無い。
- 例えば、上の雷景学院の戦闘魔道士/Thunderscape Battlemageは赤のカードである。キッカー・コストを支払ったとしても黒や緑になることはない。
- インベイジョン・ブロックのキッカーを持つカードの絵には、そのコストの色に対応したインベイジョンのエキスパンション・シンボル(ドミナリア連合のシンボル)の一部が描かれている。
- キッカー・コストを支払うことにより、+1/+1カウンターを得るカードも多く、このカウンターを参照するカードとのシナジーをもつ。
- 以降に登場したマッドネスやストームなどに比べても非常に感覚的に分かりやすい能力である。ルールの解釈で悩むことも殆ど無い。
- トーナメントにおいて活躍したカードも多数生んでおり、インベイジョン・ブロックの人気に貢献したのは間違いないだろう。
- よく使われたカードとしてはウルザの激怒/Urza's Rageが有名だろう。当時の値段の高騰ぶりは現在でも語りぐさである。その他にもスキジック/Skizzik、ラッカボルバー/Rakavolver、オアリムの詠唱/Orim's Chant、ファイレクシアの盾持ち/Phyrexian Scutaなどレアに強いカードが多かった。もちろん調査/Probe、急流/Rushing Riverなどコモン枠にも良いカードは見られる。
- 中国語版では「増幅」。日本語版の増幅は別物なので注意。
[編集] 引用:総合ルール 5.5.2.0
- 5 その他のルール
- 502 キーワード能力
- 502.21 キッカー
- 502.21a キッカーはその呪文がスタックに積まれている間に働く常在型能力である。「キッカー [[[コスト]]]/Kicker [[[コスト]]]」は、「この呪文をプレイするに際し、あなたはさらに[[[コスト]]]を支払ってもよい」ということを意味する。「キッカー [[[コスト]]1]/[[[コスト]]2]/Kicker [[[コスト]]1] and/or [[[コスト]]2]」は、「キッカー [[[コスト]]1], キッカー [[[コスト]]2]」というのと同じである。呪文のキッカー・コストの支払いは、rule 409.1b、rule 409.1f に示された追加コストの支払いに関するルールに従う。
- 502.21b キッカーを持つオブジェクトは、キッカー・コストが支払われたときに起こることを特定する、追加の能力を持っている。それらの能力は、そのオブジェクトを呪文としてプレイしたプレイヤーがキッカー・コストを払うことを選んだかどうかを参照する。実際に払ったかどうかは問題ではない。これらの能力は、そのオブジェクトに印刷されているキッカー 能力と関連している。オブジェクトがプレイされた際に、他のキッカー・コストを払っていたとしても関係ない。rule 407〔関連している能力〕参照。
- 502.21c 複数のキッカー・コストを持つオブジェクトは、それぞれのキッカー・コストに対応する 能力を持っている。それらの能力には、「[[[コスト]]1]のキッカー・コストを支払った場合には/if the [[[コスト]]1] kicker cost was paid」と「[[[コスト]]2]のキッカー・コストを支払った場合には/if the [[[コスト]]2] kicker cost was paid」という語句が含まれている。この文章は、単にそれぞれのキッカー・コストを意味しているだけであり、実際にどれだけのコストが支払われたかは関係ない。言い換えると、「[[[コスト]]1]のキッカー・コストを支払った場合には」とは「1番めに表記されているキッカー・コストを支払った場合には」という意味であり、「[[[コスト]]2]のキッカー・コストを支払った場合には」とは「2番めに表記されているキッカー・コストを支払った場合には」という意味である。
- 502.21d 呪文の能力の一部がキッカー・コストを支払った場合にのみ効果を持つ場合、その部分が対象を必要としていたら、その呪文のコントローラーがキッカー・コストを支払うことを選択した場合にのみ対象を選ぶ。支払わないことを選択した場合、呪文は対象を取らないものとしてプレイされる。rule 409.1d 参照。
- 502.21 キッカー
- 502 キーワード能力
