霊気走破

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(ページの作成:「{{情報ボックス/エキスパンション |英語名=Aetherdrift |日本語名=霊気走破 |シンボル=チェッカーフラッグ |略号=DFT |コードネーム= ...」)
 
 
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|略号=DFT
 
|略号=DFT
 
|コードネーム= Tennis
 
|コードネーム= Tennis
|発売日=[[Magic Online|MO]]、[[Magic: The Gathering Arena|Arena]]:2024年9月24日(日本時間では25日)<br/>[[紙]]:2025年2月14日
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|発売日=[[Magic Online|MO]]、[[Magic: The Gathering Arena|Arena]]:2025年2月11日(日本時間では12日)<br/>[[紙]]:2025年2月14日
|セット枚数=全417種類<br>(プレイブースター収録271種類+基本土地+各種バリエーション)
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|セット枚数=全553種類<br>(プレイブースター収録271種類+基本土地+各種バリエーション)
 
}}
 
}}
'''霊気走破'''/''Aetherdrift''は、[[スタンダード]]用の[[本流のセット]][[2025年]]2月14日発売。キャッチコピーは「'''戦いは運転席で'''/''Your in the driver's sheet''」。
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'''霊気走破'''/''Aetherdrift''[[本流のセット]]の1つ。[[2025年]]2月14日発売。キャッチコピーは「'''戦いは運転席で'''/''You're in the driver's sheet''」。
  
 
==概要==
 
==概要==
3つの[[次元/Plane]]を横断するカーレースを舞台とした[[カード・セット]]
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かつて[[カラデシュ/Kaladesh]]と呼ばれた[[アヴィシュカー/Avishkar]]、[[アモンケット/Amonkhet]]、[[ムラガンダ/Muraganda]]の3つの[[次元/Plane]]を横断するカーレース「[[ギラプール・グランプリ/The Ghirapur Grand Prix]]」を舞台とする。[[領界路/Omenpath]]によって他次元の存在とその行き来が日常となった[[多元宇宙/Multiverse]]。第二回の開催となるギラプール・グランプリは3つの次元を跨る大興行となった。優勝賞品は[[プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Spark]]を持たないものにも次元渡りの権能を与えるというアーティファクト、[[霊気灯/The Aetherspark]]。故郷の誇りのため、恋人のため、自分の証明のため、支配からの解放のため、各々のゴールを目指しデスレースの火蓋が切られる。
  
*各種[[フォーマット]]での使用可能開始日は[[プレリリース]]開始日の2月7日からとなる。<!--
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「デスレース」と「旅行記」と人気の高いテーマを組み合わせた[[カード・セット]]。新規[[キーワード能力]]は[[エンジン始動!]]と[[最高速度]]、[[消尽]]。再録メカニズムとして[[サイクリング]]と[[騎乗]]、[[親和]]が再登場した。その他[[不朽]]と[[督励]]を扱った新規カードが登場している。
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2[[色の組み合わせ]]にはグランプリ・レース出場の10チームが割り当てられているが、[[ラヴニカ・ブロック]]や[[ブルームバロウ]]のように10の派閥や個別メカニズムなどが割り当てられているわけではなくフレイバー的な側面が強い。
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{| class="wikitable"
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!チーム名!!色!!出自
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|[[ガイドライト・ボヤージャーズ/The Guidelight Voyagers]]||[[白青]]||未知の次元から漂流してきた自動機械のチーム
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|[[チャンピオンズ・オブ・アモンケット/The Champions of Amonkhet]]||[[白黒]]||復興したアモンケットの生者と死者たちのチーム
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|[[スピードデーモンズ/The Speed Demons]]||[[青黒]]||[[ダスクモーン/Duskmourn]]からきた[[デーモン]]や錯霊、悪魔に仕える人間たちのチーム
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|[[キールホーラーズ/The Keelhaulers]]||[[青赤]]||未知の次元から漂着した魚人達のチーム
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|[[ジ・エンドライダーズ/The Endriders]]||[[黒赤]]||[[ガスタル/Gastal]]から流れ着いたならず者達のチーム
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|[[スピード・ブルード/The Speedbrood]]||[[黒緑]]||未知の次元からやってきた脱皮して自ら機体へと変態する[[昆虫]]達のチーム
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|[[ゴブリン・ロケッティアーズ/The Goblin Rocketeers]]||[[赤緑]]||未知の次元から突破してきたスピード狂いの[[ゴブリン/Goblin]]達のチーム
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|[[クラウドスパイア・レーシング/The Cloudspire Racing Team]]||[[赤白]]||[[ケイレム/Kylem]]の者達が主要となったチーム。[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)|チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar]]が契約を結び出場する。
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|[[アラクリアン・クイックビースト/The Alacrian Quickbeasts]]||[[緑白]]||[[アラクリア/Alacria]]という次元から来訪した人と絆を結んだ獣が疾走するチーム
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|[[エーテルレインジャーズ/The Aether Rangers]]||[[緑青]]||アヴィシュカーの代表チーム。[[ピア・ナラー/Pia Nalaar (ストーリー)|ピア・ナラー/Pia Nalaar]]がリーダーを務める。
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|}
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レースに必須な「'''[[機体|機体/Vehicle]]'''」は40枚超が収録。セット内の多くの[[強化]]カードは[[クリーチャー]]だけでなく機体にも[[効果]]を及ぼしてくれるが、同時に[[除去]]カードもクリーチャーも機体も狙う。[[リミテッド]]の為に[[搭乗]]しなくても機能する[[能力]]を持ったカードも多数登場している。
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機体だけでなく「'''[[乗騎|乗騎/Mount]]'''」となるクリーチャーも[[サンダー・ジャンクションの無法者]]から続き再登場。機体と合わせて[[タイプ的]][[シナジー]]を受け、[[搭乗]]と[[騎乗]]両方に対応したカードも登場している。
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レースが始まる。「'''[[エンジン始動!|エンジン始動!/Start your engines!]]'''」せよ。[[対戦相手]]が[[ライフ]]を失えば速度が上がり、[[最高速度]]に達した時機能する[[能力]]がある。
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「'''[[消尽|消尽/Exhaust]]'''」は1回のみ[[起動]]できる[[起動型能力]]を意味する。勝負の決め時を見逃すな。
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「'''[[サイクリング|サイクリング/Cycling]]'''」は初めてフレイバーを伴って採用。[[サイクリング誘発型能力]]を持ったカードやカードを[[捨てる]]ことで[[誘発]]する[[誘発型能力]]を持つカードも登場する。
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ムラガンダの特徴である「能力を持たない」[[バニラ]]も着目されている。バニラの[[伝説のクリーチャー]]の[[サイクル]]や能力を持たないクリーチャー・カードを参照するカードが登場している。
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[[親和]]([[アーティファクト]])も少数収録されているほか、発売に際しての[[オラクル]]変更で過去に親和と同じコスト減少能力を持っていたカードの[[ルール・テキスト]]が親和に変更された。
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新規[[クリーチャー・タイプ]]として[[アザラシ]]が登場。また[[アン・セット]]や[[ユニバースビヨンド]]以外のマジック本家のセットで初めて[[ロボット]]が登場した。そのほかセット特有のタイプとしては[[操縦士]]が登場している。
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*各種[[フォーマット]]での使用可能開始日は[[プレリリース]]開始日の2月7日からとなる。また、[[スタンダード]]の[[ローテーション]]の節目が年初のセット発売に変更された事により、[[ブルームバロウ]]と[[ダスクモーン:戦慄の館]]とはローテーションの時期を別とし、霊気走破から2025年秋に発売するセットまでのセットが[[2028年]]初頭のセット発売と共にスタンダード[[落ち]]となる。
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*カラデシュ次元の名称がアヴィシュカーに変更になった。背景設定的には革命を成し遂げ新たな時代を迎えた事を示すためであり(詳細は[[アヴィシュカー/Avishkar]]を参照)、マーケティング的には「Kaladesh」という綴りがヒンディー語の一部の方言や北インドやパキスタンの複数の言語や方言において差別的な意味合いを含んでしまうためであり、カラデシュ次元の持つ発展の精神と現実世界の着想の両方が尊重される名称に変更する事にしたからである<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/feature/avishkar-why-we-changed-the-name-of-a-plane Avishkar: Why We Changed the Name of a Plane]([[Daily MTG]] [[2024年]]12月10日)</ref><ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/769523285087141888/with-the-change-of-the-name-of-the-plane-of With the change of the name of the plane of...]([[Blogatog]] [[2024年]]12月10日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
  
 
==ブースター・ファン==
 
==ブースター・ファン==
プレイ・ブースターからは通常版と異なるイラストや枠を持つ[[ボーダーレス]]版や[[ショーケース・フレーム]]版のカードが出現することがある。また、そういった特殊仕様が無い[[レア]]以上のカードには[[拡張アート# 拡張アート (カード枠)|拡張アート]]版が用意され、[[コレクター・ブースター]]から入手できる。
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[[プレイ・ブースター]]からは通常版と異なるイラストや枠を持つ[[ボーダーレス]]版や[[ショーケース・フレーム]]版のカードが出現することがある。また、そういった特殊仕様が無い[[レア]]以上のカードには[[拡張アート# 拡張アート (カード枠)|拡張アート]]版が用意され、[[コレクター・ブースター]]から入手できる。
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===ドライバーズシート基本土地/Driver's Seat Basic Land===
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レース中のドライバーの視点から見た景色がフルアートで描かれた基本土地カード。
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プレイ・ブースターの基本土地のスロットから1/8(12.5%)の確率で出現する。さらに1/5の確率でフォイルが出現する。コレクター・ブースターにはフォイルが必ず1枚封入されている。[[#ファーストプレイス・フォイル/First-place Foil]]仕様も存在する。
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===[[ボーダーレス|ボーダーレス/Borderless]]===
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カードの縁まで通常版とは違うイラストが描かれたカード。様々な[[稀少度]]の特定のカードに存在する。
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;最大出力/revved up
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:グラフィティ風のアートスタイルで描かれたボーダーレス・カード。各稀少度の[[機体]]カードに存在する。
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;ワルなライダー/Rude Riders
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:「ラットフィンク」を始めとするロウブロウアートのアーティストであり、カスタムカー文化の貢献者である[[Ed Roth]]のアートスタイルをリスペクトしたボーダーレス・カード。[[名前]]と[[マナ・コスト]]も独自のフォントやシンボルが使用されている。[[レア]]以上の特定の機体や[[クリーチャー]]に存在する。
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;グラフィティ・ジャイアント/Graffiti Giant
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:グラフィティ風のアートスタイルで描かれたボーダーレス・カード。[[神話レア]]の機械巨人[[サイクル]]や[[神]]に存在する。
 +
;ボーダーレス/Borderss
 +
:その他、レースチームを率いる[[伝説のクリーチャー]]や、[[レア]]の[[対抗色]]の[[サンビロウの境界/Sunbillow Verge|境界]]サイクルにもボーダーレス版が存在する。
  
 
===[[スペシャルゲスト|スペシャルゲスト/Special Guest]]===
 
===[[スペシャルゲスト|スペシャルゲスト/Special Guest]]===
ダスクモーンをイメージした新規イラストのボーダーレス版再録カード群。
+
独特なアートスタイルの新規イラストのボーダーレス版再録カード群。
  
 
独自のエキスパンション・シンボルとコレクター番号を持ち、いずれも同名のカードが使用可能セットに含まれてない限り'''スタンダードを含む各フォーマットでは使用できない'''。
 
独自のエキスパンション・シンボルとコレクター番号を持ち、いずれも同名のカードが使用可能セットに含まれてない限り'''スタンダードを含む各フォーマットでは使用できない'''。
  
プレイ・ブースターからは1.5%の確率で[[コモン]]1枚が置換される形で出現する。
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プレイ・ブースターからは1.5%の確率で[[コモン]]1枚が置換される形で出現する。フォイルはコレクター・ブースターからのみ入手できる。[[#ファーストプレイス・フォイル/First-place Foil]]仕様も存在する。
 
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フォイルはコレクター・ブースターからのみ入手できる。
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内容は[[カード個別評価:スペシャルゲスト#霊気走破]]を参照。
 
内容は[[カード個別評価:スペシャルゲスト#霊気走破]]を参照。
  
 
===ジャパン・ショーケース/Japan Showcase===
 
===ジャパン・ショーケース/Japan Showcase===
日本のアーティストを用い、フレームを極力取り除いた特殊なボーダーレスのレイアウトのカード。伝統的フォイルとは別に光沢が破片状のフラクチャー・フォイル/Fracture Foil仕様のカードが[[コレクター・ブースター]]から出現する。
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日本のアーティストを用いた通常版とは異なるイラストで、フレームを極力取り除いた特殊なレイアウトのカード。
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コレクター・ブースターからのみ出現し、伝統的[[フォイル]]とは別に光沢が破片状のフラクチャー・フォイル仕様のカードも存在する。
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===ヘッドライナー/Headliner===
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ギラプール・グランプリの優勝賞品である[[霊気灯/The Aetherspark]]には、通常版とは異なるイラストで500番までのシリアル番号入りのダブルレインボウ・フォイル仕様のボーダーレス版カードが存在する。
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コレクター・ブースターからのみ1%以下の確率で出現し、どの言語版のコレクター・ブースターからも出現するが英語版しか存在しない。
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===ファーストプレイス・フォイル/First-place Foil===
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各種ブースターボックス、及びFinish Line Bundleにはボックストッパー・パックが付属し、フレームが金色でイラストも背景の色調などが金色のファーストプレイス・フォイル仕様のカードが2枚封入されている。
 +
*メインセットのレアか神話レアか、スペシャルゲストのいずれか1枚。
 +
**メインセットのレアか神話レアについては、通常版の他にボーダーレス版のファーストプレイス・フォイル仕様も存在する。ただしレアの伝説のクリーチャーや領界サイクルは通常版のものしか存在しない。
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*フルアート基本土地1枚。
 +
**75%の確率でドライバーズシート基本土地のファーストプレイス・フォイル仕様が、25%の確率で限定イラストのパノラマ/Panorama基本土地のファーストプレイス・フォイル仕様が封入される。ファーストプレイス・フォイル仕様のドライバーズ基本土地はFinish Line Bundleにも各種類1枚が封入されている。
  
 
==リミテッド==
 
==リミテッド==
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[[マナ基盤]]としてプレイ・ブースターの[[基本土地]]の[[スロット]]からは50%の確率で[[隠れ家]]が出現する他、[[無色]]のアーティファクトの[[開封比]]もやや高め。機体は[[ETB]]能力を持ち[[スペル]]と同じ扱いで採用できるものや自ら[[クリーチャー化]]出来るものも存在するが、採用しすぎて搭乗要員が用意できない事態にならないよう注意。
 +
 
2[[色の組み合わせ]]ごとにそれぞれデッキの[[アーキタイプ]]となるテーマが当てられている。
 
2[[色の組み合わせ]]ごとにそれぞれデッキの[[アーキタイプ]]となるテーマが当てられている。
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
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!色!!テーマ
 
!色!!テーマ
 
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|[[白青]]||
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|[[白青]]||[[アーティファクト]]・[[コントロール (俗語)|コントロール]]
 
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|[[白黒]]||
+
|[[白黒]]||[[エンジン始動!]]と[[死亡誘発]]&[[リアニメイト]]
 
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|[[青黒]]||
+
|[[青黒]]||アーティファクト・コントロール
 
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|[[青赤]]||
+
|[[青赤]]||[[捨てる|捨札]][[アグロ]]
 
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|[[黒赤]]||
+
|[[黒赤]]||エンジン始動!アグロ
 
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|[[黒緑]]||
+
|[[黒緑]]||[[墓地]]利用
 
|-
 
|-
|[[赤緑]]||
+
|[[赤緑]]||[[消尽]][[ミッドレンジ]]
 
|-
 
|-
|[[赤白]]||
+
|[[赤白]]||[[機体]]&[[乗騎]]アグロ
 
|-
 
|-
|[[緑白]]||
+
|[[緑白]]||[[機体]]&[[乗騎]]ミッドレンジ
 
|-
 
|-
|[[緑青]]||
+
|[[緑青]]||消尽[[ランプ]]
 
|}
 
|}
  
 
==[[注目のストーリー]]==
 
==[[注目のストーリー]]==
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開幕式以外はメインストーリーでイラストが使用された順。
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*[[開幕式/Kickoff Celebrations]]
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*[[アヴィシュカー・サーキット/Avishkar Raceway]]
 +
*[[危険な罠/Perilous Snare]]
 +
*[[爆発的逃走/Explosive Getaway]]
 +
*[[活路を指せ/Point the Way]]
 +
*[[機体整備/Tune Up]]
 +
*[[運任せ/Count on Luck]]
 +
*[[止められない計画/Unstoppable Plan]]
 +
*[[フルスロットル/Full Throttle]]
 +
*[[限界を超えろ/Push the Limit]]
 +
*[[勝利の刻/Hour of Victory]]
  
 
==コレクター番号==
 
==コレクター番号==
[[プレイ・ブースター]]から出現する通常版のカードは[[コレクター番号]] 番までであり、以降は[[基本土地]]や[[ボーダーレス]]版や[[ショーケース・フレーム]]、[[プロモーション・カード]]等となっている。
+
[[プレイ・ブースター]]から出現する通常版のカードは[[コレクター番号]]271番までであり、以降は[[基本土地]]や[[ボーダーレス]]版や[[ショーケース・フレーム]]、[[プロモーション・カード]]等となっている。
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;フルアートドライバーズシート基本土地/Full-art Driver's Seat Basic Land(#0272~0276)
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:フルアートでイラストが描かれた基本土地。
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:各種ブースター、バンドルからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
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;基本土地/Basic land(#0277~0291)
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:通常の枠の基本土地。
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:各種ブースター、バンドルからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
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;最大出力ボーダーレス/Revved up Borderless(#0292~332)
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:通常版とは異なる、グラフィティ風のイラストがカードの縁まで描かれたカード。特定の機体カードに存在する。
 +
:各種ブースター、バンドルからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
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;ワルなライダー・ボーダーレス/Rude Riders Borderless(#0333~0346)
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:通常版とは異なる、Ed Roth風のイラストが描かれ、名前とマナ・コストも独自のレイアウトを用いたカード。特定の機体やクリーチャー・カードに存在する。
 +
:各種ブースター、バンドルからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
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;グラフィティ・ジャイアント・ボーダーレス/Graffiti Giant Borderless(#0347~0354)
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:通常版とは異なる、グラフィティ風のイラストがカードの縁まで描かれたカード。神話レアの神と機械巨人サイクルに存在する。
 +
:各種ブースター、バンドルからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
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;ボーダーレス/Borderless(#0355~0375)
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:通常版とは異なるイラストがカードの縁まで描かれたカード。特定の伝説のクリーチャーやレアの境界土地サイクルに存在する。
 +
:各種ブースター、バンドルからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
 +
 
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;ヘッドライナー/Headliner(#0376)
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:通常版とは異なるボーダーレス版イラストで500番までのシリアル番号入りのダブルレインボウ・フォイル仕様の[[霊気灯/The Aetherspark]]。
 +
:コレクター・ブースターからのみ1%以下の確率で出現し、どの言語版のコレクター・ブースターからも出現するが英語版しか存在しない。
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 +
;[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠/Extended-Art Frame]] (#0377~0396)
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:イラストが両端の枠まで拡大されたカード。レア以上の特定のカードに存在する。
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:コレクター・ブースターからのみ入手できる。
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;ジャパン・ショーケース/Japan Showcase(#0397~#0406)
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:枠線やテキストの背景が極力排除された特殊なフレームで、通常版とは異なる日本のアーティストによるイラストが描かれたカード。特定のカードに存在し、元の稀少度に関わらず神話レアになっている。
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:コレクター・ブースターからのみ入手できる。
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;フラクチャー・フォイル・ジャパン・ショーケース/Fracture Foil Japan Showcase(#0407~#0416)
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:光沢が破片状になっている特殊なフォイル仕様のジャパン・ショーケース。
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:コレクター・ブースターからのみ入手できる。
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;WPNプロモ(#0417~0421)
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:イラストは通常版と同じだが枠がダークフレームのカード。
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:霊気走破シーズンの[[WPNプロモパック]]からのみ入手できる。フォイルはプレミアムプロモパックからのみ入手できる。
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:*[[機体整備/Tune Up]]
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:*[[ガスタルの略奪者/Gastal Raider]]
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:*[[略奪するアオザメ/Marauding Mako]]
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:*[[帰還航路/Voyage Home]]
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:*[[探し求める空蛇/Skyserpent Seeker]]
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;バンドルプロモ/Bundle Promo(#0422)
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:通常版とは異なるイラストのフォイル版[[重厚な世界踏破車/Lumbering Worldwagon]]。
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:バンドルからのみ入手でき、ノンフォイルは存在しない。またバンドル日本語版は発売しないので、日本語版カードは存在しない。
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;[[BOX特典カード]]/Buy-a-Box Promo(#0423)
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:通常版とは異なるイラストの、フォイル拡張アート版の[[生体生成エンジン/Lifecraft Engine]]。
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:[[ウィザーズ・プレイ・ネットワーク]]加盟店舗で各種ブースターボックスを早期購入したプレイヤーに配布される。ノンフォイルは存在しない。
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;Finish Line Bundle Promotion(#0424~0426)
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:通常版とは異なるイラストのフォイル拡張アート版[[アヴィシュカー・サーキット/Avishkar Raceway]]、[[アモンケット・サーキット/Amonkhet Raceway]]、[[ムラガンダ・サーキット/Muraganda Raceway]]。
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:Finish Line Bundleからのみ入手でき、ノンフォイルは存在しない。またバンドル日本語版は発売しないので、日本語版カードは存在しない。
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;ファーストプレイス・フォイル/First-place Foil(#0427~0506)
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:イラストは通常版と同一だが、枠やイラストの背景が金色になり、特殊なフォイル加工が施されたカード。レア以上の稀少度の各カードに存在する。
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:ボックストッパーからのみ出現する。
 +
 
 +
;ファーストプレイス・フォイル仕様ドライバーズシート基本土地/First-place Foil Driver's Seat Basic Land(#0507~0511)
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:ファーストプレイス・フォイル仕様のドライバーズシート基本土地。
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:ボックストッパーから出現するほか、Finish Line Bundleには各種類1枚ずつ封入されている。
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;ファーストプレイス・フォイル仕様パノラマ基本土地/First-place Foil Panorama Basic Land(#0512~0516)
 +
:ドライバーズシート基本土地とは異なるイラストのファーストプレイス・フォイル仕様のフルアート基本土地。このイラストが使用されたノンフォイルのカードは存在しない。
 +
:ボックストッパーからのみ出現する。
 +
 
 +
;ファーストプレイス・フォイル仕様最大出力ボーダーレス/First-place Foil Revved up Borderless(#0517~0531)
 +
:ファーストプレイス・フォイル仕様の最大出力ボーダーレス・カード。レア以上の稀少度の最大出力カードに存在する。
 +
:ボックストッパーからのみ出現する。
 +
 
 +
;ファーストプレイス・フォイル仕様ワルなライダー・ボーダーレス/First-place Foil Rude Riders Borderless(#0532~0545)
 +
:ファーストプレイス・フォイル仕様のワルなライダー・ボーダーレス・カード。レア以上の稀少度のワルなライダー・カードに存在する。
 +
:ボックストッパーからのみ出現する。
 +
 
 +
;ファーストプレイス・フォイル仕様グラフィティ・ジャイアント/First-place Foil Graffiti Giant Borderless(#0546~0553)
 +
:ファーストプレイス・フォイル仕様のグラフィティ・ジャイアント・カード。各グラフィティ・ジャイアント・ボーダーレス・カードに存在する。
 +
:ボックストッパーからのみ出現する。
  
 
==事前情報==
 
==事前情報==
本格的なプレビュー開始前に[[Mark Rosewater]]のBlog「[[Blogatog]]」で収録[[カード]]の事前情報が公開された。
+
本格的なプレビュー開始前に[[Mark Rosewater]]のBlog「[[Blogatog]]」で収録[[カード]]の事前情報が公開された<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/772668803510304768/maros-aetherdrift-teaser Maro’s Aetherdrift Teaser]([[Blogatog]] [[2025年]]1月14日)</ref>。
 +
*1[[マナ]]で[[唱え]]られる[[搭乗]]2で13/13の[[機体]]:[[死の車/The Last Ride]]
 +
*「Start your engines!」という[[メカニズム]]:[[エンジン始動!]]
 +
*来訪したことのある次元出身の3人とそうでない1人の元[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の[[伝説のクリーチャー]]:[[未来の優勝者、バスリ/Basri, Tomorrow's Champion]]、[[ロケッティアの技師、ダレッティ/Daretti, Rocketeer Engineer]]、[[推進力、サムト/Samut, the Driving Force]]、[[風乗り、ムー・ヤンリン/Mu Yanling, Wind Rider]]
 +
*[[バニラ]]の伝説のクリーチャーの[[サイクル]]:[[暁の暴君、サンダイヤル/Sundial, Dawn Tyrant]]のサイクル
 +
*[[猫]]と[[犬]]の[[乗騎]]:[[地区のマスコット/District Mascot]]、[[栄光荒野のオオヤマネコ/Gloryheath Lynx]]、[[アラクリアのジャガー/Alacrian Jaguar]]
 +
*旧き[[神]]の帰還と新しき神の登場:[[求道神、ハゾレト/Hazoret, Godseeker]]、[[新たな夜明け、ケトラモーズ/Ketramose, the New Dawn]]、[[ルクサの体現、サブ=スネン/Sab-Sunen, Luxa Embodied]]
 +
*新しい睡蓮/Lotus:[[光輝の睡蓮/Radiant Lotus]]
 +
*[[多色]]の機械巨人/Gearhulkのサイクル:[[激浪の機械巨人/Riptide Gearhulk]]のサイクル
 +
*舞台となる次元に由来するメカニズムを持つ多数の[[カメオ・カード]]:[[未来の優勝者、バスリ/Basri, Tomorrow's Champion]]など
 +
*新しい機体・トークン:[[搭乗]]1を持つ3/2の機体トークン
 
*以下の[[ルール・テキスト]]を持つカード
 
*以下の[[ルール・テキスト]]を持つカード
 +
**この[[クリーチャー]]は、[[パワー]]ではなく[[タフネス]]を用いて乗騎に[[騎乗]]し機体に搭乗する:[[最優秀接続士/Interface Ace]]
 +
**[[あなた]]が[[カード]]1枚を[[引く]]たび、各[[対戦相手]]はカード2枚を[[切削]]する:[[霊気吸引機/Aether Syphon]]
 +
**あなたが[[コントロール]]していてこれでない[[恐竜]]は+1/+1の[[修整]]を受ける:[[威厳ある放漫トカゲ/Regal Imperiosaur]]
 +
**[[プレイヤー]]が自分が[[オーナー]]ではない[[呪文]]1つを唱えるたび:[[夜の大臣、ゴンティ/Gonti, Night Minister]]
 +
**(T):あなたがコントロールする[[ゴブリン]]1つにつき(赤)を加える。:[[咆吼部隊の重量級/Howlsquad Heavy]]
 +
**あなたの[[ターン]]でない間、この機体は[[アーティファクト・クリーチャー]]になる:[[真夜中の圧搾車/Midnight Mangler]]
 +
**あなたがexhaust[[能力]]を[[起動]]するたび、カード1枚を引く:[[レインジャーズの給油機/Rangers' Refueler]]
 +
**あなたの[[手札]]から望む数の[[パーマネント・カード]]を[[戦場に出す]]:[[ロケッティアの隊長、レッドシフト/Redshift, Rocketeer Chief]]
 +
**あなたが[[攻撃]]するたび、この[[戦闘]]で[[海賊]]と[[機体]]が攻撃していた場合:[[不敵な剣客/Fearless Swashbuckler]]
 +
**あなたがコントロールするクリーチャーは基本のパワーとタフネスが6/6であり、他の[[タイプ]]に加えて[[ウーズ]]でもある:[[世界軟泥の進撃/March of the World Ooze]]
 
*以下の[[タイプ行]]のカード
 
*以下の[[タイプ行]]のカード
 +
**クリーチャー ─ [[アザラシ]]・[[海賊]]:[[ハウラーの重量級/Howler's Heavy]]
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**クリーチャー ─ [[トカゲ]]・[[狂戦士]]:[[ガスタルのスリル探し/Gastal Thrillseeker]]
 +
**クリーチャー ─ [[昆虫]]・[[射手]]:[[網撃の精鋭/Webstrike Elite]]
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**クリーチャー ─ [[コー]]・[[操縦士]]:[[峡谷の跳躍者/Canyon Vaulter]]
 +
**アーティファクト・クリーチャー ─ [[ロボット]]・[[海亀]]:[[棘甲羅の追い立て屋/Spikeshell Harrier]]
 +
**クリーチャー ─ [[類人猿]]・[[ドルイド]]:[[牙の守護者/Fang Guardian]]、[[牙ドルイドの召喚士/Fang-Druid Summoner]]
 +
**クリーチャー ─ [[ゾンビ]]・[[猫]]・[[騎士]]:[[甦りし屍執政/Risen Necroregent]]
 +
**クリーチャー ─ [[ヴィダルケン]]・[[レインジャー]]:[[妨害の戦略家/Sabotage Strategist]]
 +
**クリーチャー ─ [[恐竜]]・[[ドラゴン]]・[[乗騎]]:[[ドラコサウルスの援軍/Dracosaur Auxiliary]]
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**伝説のクリーチャー ─ [[霊基体]]・[[ならず者]]:[[夜の大臣、ゴンティ/Gonti, Night Minister]]
 
*以下の[[名前]]のカード
 
*以下の[[名前]]のカード
 +
**[[大興奮の乗り手/Adrenaline Jockey]]
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**[[エンジン水没/Flood the Engine]]
 +
**[[ガス喰らい/Gas Guzzler]]
 +
**[[限界突破出力/Maximum Overdrive]]
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**[[アクセルべた踏み/Pedal to the Metal]]
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**[[路上の暴走/Road Rage]]
 +
**[[道端の援助/Roadside Assistance]]
 +
**[[スピードデーモン/The Speed Demon]]
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**[[スピン・アウト/Spin Out]]
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**[[燃料吸引/Syphon Fuel]]
  
 
==イベント==
 
==イベント==
 
;[[プレリリース・トーナメント|プレリリース]]
 
;[[プレリリース・トーナメント|プレリリース]]
:[[2024年]]9月20日から26日の間に開催される。店舗によっては[[プレリリース・パック]]を使用した[[シールド]]戦の他、[[ブースタードラフト]]も開催される。
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:[[2025年]]2月7日から13日の間に開催される。[[プレリリース・パック]]を使用した[[シールド]]戦の他、店舗によっては[[ブースタードラフト]]も開催される。
 
:参加者にはプレリリース・パックが配布され、40枚以上の[[シールド]][[デッキ]]を組んで対戦する。
 
:参加者にはプレリリース・パックが配布され、40枚以上の[[シールド]][[デッキ]]を組んで対戦する。
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:今までプレリリース・パックには[[MTGアリーナ]]でパック入手などに使用できるコードが印刷された紙が封入されていたが、今回からプレリリースに参加したウィザーズ・アカウントに2週間以内に配布されるようになる<ref>[https://wpn.wizards.com/ja/news/dates-and-details-for-aetherdrift 『霊気走破』の重要な日程と製品紹介]([[WPN]] [[2024年]]12月11日)</ref>。
 
:プレリリース・パックの内容は
 
:プレリリース・パックの内容は
:*「霊気走破」プレイブースターx6。
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:*「霊気走破」プレイ・ブースターx6。
 
:*[[プレリリース・カード]](レアか神話レアからランダムに1枚)。
 
:*[[プレリリース・カード]](レアか神話レアからランダムに1枚)。
 
:*[[スピンダウン・ライフカウンター]]1個。
 
:*[[スピンダウン・ライフカウンター]]1個。
:*[[MTGアリーナ]]で使用できるコードが印刷された紙1枚。
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;[[マジック初心者体験会|マジック・アカデミー]]
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:マジック入門者用のイベント。2025年2月14日から4日3日の間に店舗の裁量で開催される。新規プレイヤーや初心者プレイヤー向けに[[ウェルカム・デッキ]]を使ったマジックの遊び方から、[[シールド]]でのデッキの[[構築]]方法まで学んでもらう。参加して霊気走破プレイ・ブースター6パックや入門者用製品を購入したプレイヤーには[[プロモーション・カード]]として新規イラストのフォイル仕様ボーダーレス版[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]が配布される。
  
 
;[[スタンダード・ショーダウン]]
 
;[[スタンダード・ショーダウン]]
:毎週行われる[[スタンダード]]のイベント。9月27日から11月17日までの期間に開催される。優勝者にはプロモーション・カードとして[[プロモーション・カード#カウボーイビバップ オマージュプロモ|カウボーイビパップ オマージュプロモ]]の[[軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke]]が配布される。
+
:毎週行われる[[スタンダード]]のイベント。2025年2月14日から4月3日までの期間に開催される。優勝者にはプロモーション・カードとして[[プロモーション・カード#カウボーイビバップ オマージュプロモ|カウボーイビパップ オマージュプロモ]]の[[稲妻の一撃/Lightning Strike]]が配布される。
  
 
;[[コマンダー・パーティー]]
 
;[[コマンダー・パーティー]]
:カジュアルに[[統率者戦]]を楽しむイベント。10月4日から10日の間に1回、11月1日から7日の間に1回開催される。特別なルールが追加された統率者戦で開催される。参加者にはプロモーション・カードとして旧枠加工版[[激しい恐怖/Crippling Fear]]が配布される。
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:カジュアルに[[統率者戦]]を楽しむイベント。2025年2月21日から27日の間に1回、3月14日から20日の間に1回開催される。特別なルールが追加された統率者戦で開催される。参加者にはプロモーション・カードとして[[旧枠]]加工版[[リシュカーの巧技/Rishkar's Expertise]]が配布される。WPNプレミアムストアではフォイルが配布される。
  
 
;[[ストアチャンピオンシップ]]
 
;[[ストアチャンピオンシップ]]
:競技制の高いスタンダードのイベント。今期は開催できる期間が拡大され、10月12日から[[2025年]]1日5日の間に開催される。プロモーション・カードとして、参加賞として[[彩色の宝球/Chromatic Sphere]]、トップ8入賞者には[[現実を砕くもの/Reality Smasher]]、、優勝者にはフルアートテキストレス版[[虚空の選別者/Void Winnower]]が配布される。
+
:競技制の高いスタンダードのイベント。2025年3月8日から30日の間に店舗の裁量で開催される。プロモーション・カードとして、参加者には[[大洞窟のコウモリ/Deep-Cavern Bat]]、トップ8入賞者には[[分派の説教者/Preacher of the Schism]]、優勝者に[[執念の徳目/Virtue of Persistence]]がそれぞれ配布される。
 
+
;[[マジック初心者体験会]](オープンハウス)
+
:新規プレイヤー向けイベント。11月1日から3日の間に開催される。[[ウェルカム・デッキ]]やスターターキットなどを使った体験会が行われる。参加者にはプロモーション・カードとしてフォイル仕様旧枠加工版の[[夜の囁き/Night's Whisper]]やステッカーシートが配布される。
+
  
 
==製品ラインナップ==
 
==製品ラインナップ==
 
;[[プレイ・ブースター]]
 
;[[プレイ・ブースター]]
 
:パック開封と[[リミテッド]]プレイの両方を楽しむことを目的とした[[ブースターパック]]。
 
:パック開封と[[リミテッド]]プレイの両方を楽しむことを目的とした[[ブースターパック]]。
:[[ウィザーズ・プレイ・ネットワーク]]加盟店舗で36パック入りのブースターボックスを早期購入すると、[[BOX特典カード]]としてフォイル版[[]]が配布される。
+
:今回からブースターボックス1箱の封入パック数が36パックから30パックに変更される。ボックス一箱にはファーストプレイス・フォイル仕様のカード2枚入りの[[#ファーストプレイス・フォイル/First-place Foil|ボックストッパー]]が封入される。
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:[[ウィザーズ・プレイ・ネットワーク]]加盟店舗でブースターボックスを早期購入すると、[[BOX特典カード]]としてフォイル版[[生体生成エンジン/Lifecraft Engine]]が配布される。
 
:封入内容はマジックのカード14枚+特殊カード1枚。
 
:封入内容はマジックのカード14枚+特殊カード1枚。
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:*[[プレミアム・カード|フォイル仕様]]のいずれかの[[稀少度]]のカード1枚。
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:*[[レア]]か[[神話レア]]のカード1枚。
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:*いずれかの[[稀少度]]のカード1枚。
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:*[[アンコモン]]のカード3枚。
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:*[[コモン]]のカード7枚。
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:**1/64(1.5%)の確率で、コモン1枚が[[スペシャルゲスト]]のカードに置換される。
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:*[[隠れ家]]か[[基本土地]]カード1枚。
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:**隠れ家が出る確率は50%であり、基本土地の場合は20種類(各通常枠3種類、フルアート版1種類)が均等の確率で出現する。どちらの場合も20%の確率でフォイル仕様になる。
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:*アート/両面[[トークン・カード]]いずれか1枚。今回は広告カードは出現しない。
  
 
;[[コレクターブースター]]
 
;[[コレクターブースター]]
:主に[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠]]やプレミアム・カードが封入された[[コレクター]]向けのブースターパック。
+
:主に[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠]]や[[プレミアム・カード|フォイル仕様]]のカードが封入された[[コレクター]]向けのブースターパック。
:プレイ・ブースターと同様にウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で12パック入りのブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードが配布される。コレクター・ブースター1パックについても同様。
+
:12パック入りのブースターボックスにはプレイ・ブースターと同様にボックストッパーが封入される。BOX特典カードも同様。
 
:封入内容はマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
 
:封入内容はマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
 +
:*特殊仕様のレアか神話レア1枚。
 +
:**伝統的フォイルのブースター・ファンか拡張アートのレアか神話レア。
 +
:**伝統的フォイル仕様のジャパン・ショーケース。日本語のコレクター・ブースターからは日本語版のみ出現するが、多言語の場合は2/3の確率で英語版、1/3の確率で日本語版が出現する。
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:**フラクチャー・フォイル仕様のジャパン・ショーケース。言語については伝統的フォイル仕様ジャパン・ショーケースと同様。
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:**伝統的フォイル仕様のスペシャルゲスト。
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:**ダブルレインボウ・フォイル仕様のシリアル番号付き[[霊気灯/The Aetherspark]]。
 +
:*ブースター・ファンか拡張アートのレアか神話レア2枚。
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:*[[霊気走破統率者デッキ]]のレアか神話レア1枚。神話レア4種はボーダーレス版のノンフォイルかフォイルが出現し、レアは拡張アート版のノンフォイルのみ出現する。
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:*フォイル仕様のレアか神話レア1枚。
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:*フォイル仕様のコモンかアンコモンの「最大出力」ボーダーレス版カード1枚。
 +
:*コモンかアンコモンの「最大出力」ボーダーレス版カード1枚。
 +
:*フォイル仕様のアンコモン3枚。
 +
:*フォイル仕様のコモン4枚。
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:*フォイル仕様のフルアートドライバーズシート基本土地1枚。
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:*フォイル仕様の両面トークン・カード1枚。
  
 
;[[バンドル]](日本語版なし)
 
;[[バンドル]](日本語版なし)
 
:以下の内容が封入された大型商品。
 
:以下の内容が封入された大型商品。
 
:*プレイ・ブースター×9。
 
:*プレイ・ブースター×9。
:*フォイル版の基本土地15枚。
+
:*フォイル仕様の基本土地20枚(うち5枚はフルアート版)。
:*基本土地15枚。
+
:*基本土地20枚(うち5枚はフルアート版)。
:*通常とは異なるイラストのフォイル版[[]]。
+
:*通常とは異なるイラストのフォイル仕様[[重厚な世界踏破車/Lumbering Worldwagon]]。
:*大型スピンダウン[[ライフカウンター]]。
+
:*スピンダウン[[ライフカウンター]]。
 +
 
 +
;Finish Line Bundle(日本語版なし)
 +
:豪華版バンドル。
 +
:*プレイ・ブースター×6。
 +
:*コレクター・ブースター×2。
 +
:*フォイル仕様の基本土地15枚。
 +
:*ファーストプレイス・フォイル仕様のドライバーズシートフルアート基本土地5枚。
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:*通常版とは異なるイラストのフォイル拡張アート版[[アヴィシュカー・サーキット/Avishkar Raceway]]、[[アモンケット・サーキット/Amonkhet Raceway]]、[[ムラガンダ・サーキット/Muraganda Raceway]]。
 +
:*ファーストプレイス・フォイル仕様ボックストッパー1パック。
 +
:*ステッカー5枚。
 +
:*スピンダウンライフカウンター。
  
 
;[[霊気走破統率者デッキ]]
 
;[[霊気走破統率者デッキ]]
 
:[[統率者戦]]用の[[構築済みデッキ]]。独立した製品であり新規カードを含む収録カードは'''スタンダード用セットに[[カード名|同名]]のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない'''。
 
:[[統率者戦]]用の[[構築済みデッキ]]。独立した製品であり新規カードを含む収録カードは'''スタンダード用セットに[[カード名|同名]]のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない'''。
 +
:*[[生けるエネルギー/Living Energy]] - [[緑青赤]]の[[エネルギー]]をテーマとしたデッキ。
 +
:*[[永劫なる力/Eternal Might]] - [[白青黒]]の[[ゾンビ]]をテーマとしたデッキ。
  
 
==主な開発スタッフ==
 
==主な開発スタッフ==
*[[]]([[展望デザイン・チーム]]リーダー)
+
*[[Mark Rosewater]]([[展望デザイン・チーム]]リーダー)<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/765786847662178304/hello-mark-innistrad-remastered-aetherdrift Blogatog]([[Blogatog]] [[2024年]]10月30日)</ref>
*[[]]([[セット・デザイン・チーム]]リーダー)
+
*[[Yoni Skolnik]]([[セット・デザイン・チーム]]リーダー)
その他のスタッフについては米国版公式サイトセットアーカイブのクレジットを参照。-->
+
その他のスタッフについては米国版公式サイトセットアーカイブのクレジットを参照。
 
==公式特集ページ==
 
==公式特集ページ==
 
===製品情報===
 
===製品情報===
 +
*[https://mtg-jp.com/products/0000287/ 『霊気走破』](マジック日本公式サイト 製品情報)
 
*[https://magic.wizards.com/ja/products/aetherdrift 『霊気走破』](マジック米国公式サイト日本語版 製品情報)
 
*[https://magic.wizards.com/ja/products/aetherdrift 『霊気走破』](マジック米国公式サイト日本語版 製品情報)
*[https://magic.wizards.com/ja/news/announcements/the-foundations-of-magics-next-era マジックの新たな時代を支える基盤]([[Daily MTG]] [[2024年]]10月25日)
+
*[https://magic.wizards.com/ja/products/aetherdrift/card-image-gallery 『霊気走破』カードイメージギャラリー](マジック米国公式サイト日本語版)
*[https://magic.wizards.com/ja/news/announcements/aligning-the-universes-making-all-our-sets-legal-in-all-our-formats 「ユニバース」が揃うとき――「ユニバースビヨンド」製品の使用可能フォーマットについてのお知らせ]([[Daily MTG]] [[2024年]]10月25日)<!--
+
**[https://magic.wizards.com/ja/products/aetherdrift/card-image-gallery?cigproduct=dft-products-play-boosters&cigset=DFT&cigtreatment=default メインセット通常版カードのみ](マジック米国公式サイト日本語版)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0038399/ 『霊気走破』のメカニズム]([[Daily MTG]] [[2025年]]1月21日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0038400/ 『霊気走破』をコレクションする:特に知っておくべき4つのこと]([[Daily MTG]] [[2025年]]1月21日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/statement-on-aetherdrift-artwork-for-skysovereign-consul-flagship Statement on Aetherdrift Artwork for Skysovereign, Consul Flagship]([[Daily MTG]] [[2025年]]1月28日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/aetherdrift-release-notes Aetherdrift Release Notes]/[https://mtg-jp.com/img_sys/common/DFT%20Release%20Notes%20for%20Localization_JP0204.pdf 『霊気走破』リリースノート(PDF文書)]([[Daily MTG]] [[2024年]]1月31日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0038418/ 『霊気走破』のトークン]([[Daily MTG]] [[2024年]]1月31日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0038419/ 『霊気走破』のアート・カード]([[Daily MTG]] [[2024年]]1月31日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/information/0038426/ 『霊気走破』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び](マジック日本公式サイト [[2025年]]2月5日)
  
 
===開発コラム===
 
===開発コラム===
 
[[Making Magic]] -マジック開発秘話- - [[Mark Rosewater]]によるコラム。
 
[[Making Magic]] -マジック開発秘話- - [[Mark Rosewater]]によるコラム。
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0038397/ 『霊気走破』を走り切る その1]([[Making Magic]] [[2025年]]1月21日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0038413/ 『霊気走破』を走り切る その2]([[Making Magic]] [[2025年]]1月28日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0038424/ 『霊気走破』展望デザイン提出文書 その1]([[Making Magic]] [[2025年]]2月3日)
  
 
===背景設定===
 
===背景設定===
 
+
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0038307/ プレインズウォーカーのための『霊気走破』案内 その1]([[Daily MTG]] [[2024年]]12月10日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0038308/ プレインズウォーカーのための『霊気走破』案内 その2]([[Daily MTG]] [[2024年]]12月11日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/DFT/0038329/ 第1話 威勢と切望]([[Daily MTG]] [[2024年]]1月13日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/DFT/0038343/ 修復の刻]([[Daily MTG]] [[2024年]]1月13日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/DFT/0038346/ 第2話 ピットストップ]([[Daily MTG]] [[2024年]]1月14日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/DFT/0038363/ 第3話 突き進め!]([[Daily MTG]] [[2024年]]1月15日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/DFT/0038365/ 第4話 子供だけの近道]([[Daily MTG]] [[2024年]]1月16日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/DFT/0038377/ 特別な獣]([[Daily MTG]] [[2024年]]1月16日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/DFT/0038378/ 第5話 決着へ]([[Daily MTG]] [[2024年]]1月17日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/DFT/0038388/ 第6話 無血革命]([[Daily MTG]] [[2024年]]1月20日)
 
===その他===
 
===その他===
 
+
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0038237/ マジックの新たな時代を支える基盤]([[Daily MTG]] [[2024年]]10月25日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0038238/ 「ユニバース」が揃うとき――「ユニバースビヨンド」製品の使用可能フォーマットについてのお知らせ]([[Daily MTG]] [[2024年]]10月25日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0038325/ 『霊気走破』ファーストルックまとめ]([[Daily MTG]] [[2024年]]12月10日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/where-to-find-aetherdrift-previews Where to Find Aetherdrift Previews]([[Daily MTG]] [[2024年]]1月17日) - プレビュー日程
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0038405/ 『霊気走破』シーズンのイベント一覧]([[Daily MTG]] [[2024年]]1月22日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0038420/ 『霊気走破』プレリリース・ガイド]([[Daily MTG]] [[2024年]]1月31日)
 
===動画===
 
===動画===
 +
*[https://www.youtube.com/watch?v=_cxJ8ZSKnQY 多元宇宙を股にかけるレースに備えよ『霊気走破』デビュー | マジック:ザ・ギャザリング【MTG】【日本語字幕機能あり】](マジック公式Youtubeチャンネル [[2025年]]1月22日)
 +
*[https://www.youtube.com/watch?v=3MFTlqfbKVA 【特別版】『霊気走破』公式トレーラー日本語 ver.(ナレーション:千葉繁) | マジック:ザ・ギャザリング【MTG】](マジック公式Youtubeチャンネル [[2025年]]1月22日)
 +
*[https://www.youtube.com/watch?v=zGBe8VozHJo 『霊気走破』次回予告"風"特別映像(ナレーション:千葉繁)~チャンドラ編~ | マジック:ザ・ギャザリング【MTG】](マジック公式Youtubeチャンネル [[2025年]]2月7日)
  
 
==脚注==
 
==脚注==
 
<references />
 
<references />
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+
 
 
==参考==
 
==参考==
*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/Aetherdrift/ カードリスト](Wisdom Guild)
+
*[https://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/Aetherdrift/ カードリスト](Wisdom Guild)
*[[カード個別評価:霊気走破]]<!--
+
*[[カード個別評価:霊気走破]]
 
*[[カード個別評価:霊気走破統率者デッキ]]
 
*[[カード個別評価:霊気走破統率者デッキ]]
*[[カード個別評価:スペシャルゲスト#霊気走破]-->
+
*[[カード個別評価:スペシャルゲスト#霊気走破]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
**[[団結のドミナリア]] - [[兄弟戦争]] - [[ファイレクシア:完全なる統一]] - [[機械兵団の進軍]] - [[機械兵団の進軍:決戦の後に]]
 
**[[団結のドミナリア]] - [[兄弟戦争]] - [[ファイレクシア:完全なる統一]] - [[機械兵団の進軍]] - [[機械兵団の進軍:決戦の後に]]
 
**[[エルドレインの森]] - [[イクサラン:失われし洞窟]] - [[カルロフ邸殺人事件]] - [[サンダー・ジャンクションの無法者]] - [[ブルームバロウ]] - [[ダスクモーン:戦慄の館]]
 
**[[エルドレインの森]] - [[イクサラン:失われし洞窟]] - [[カルロフ邸殺人事件]] - [[サンダー・ジャンクションの無法者]] - [[ブルームバロウ]] - [[ダスクモーン:戦慄の館]]
 +
**[[ファウンデーションズ]]
 
**[[霊気走破]] - [[タルキール:龍嵐録]] - [[ファイナルファンタジー]] - [[久遠の終端]] - [[マーベル スパイダーマン]]
 
**[[霊気走破]] - [[タルキール:龍嵐録]] - [[ファイナルファンタジー]] - [[久遠の終端]] - [[マーベル スパイダーマン]]
  
 
[[Category:エキスパンション|れいきそうは]]
 
[[Category:エキスパンション|れいきそうは]]

2025年2月14日 (金) 10:16時点における最新版

霊気走破/Aetherdrift
シンボル チェッカーフラッグ
略号 DFT
コードネーム Tennis
発売日 MOArena:2025年2月11日(日本時間では12日)
:2025年2月14日
セット枚数 全553種類
(プレイブースター収録271種類+基本土地+各種バリエーション)

霊気走破/Aetherdrift本流のセットの1つ。2025年2月14日発売。キャッチコピーは「戦いは運転席で/You're in the driver's sheet」。

目次

[編集] 概要

かつてカラデシュ/Kaladeshと呼ばれたアヴィシュカー/Avishkarアモンケット/Amonkhetムラガンダ/Muragandaの3つの次元/Planeを横断するカーレース「ギラプール・グランプリ/The Ghirapur Grand Prix」を舞台とする。領界路/Omenpathによって他次元の存在とその行き来が日常となった多元宇宙/Multiverse。第二回の開催となるギラプール・グランプリは3つの次元を跨る大興行となった。優勝賞品はプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを持たないものにも次元渡りの権能を与えるというアーティファクト、霊気灯/The Aetherspark。故郷の誇りのため、恋人のため、自分の証明のため、支配からの解放のため、各々のゴールを目指しデスレースの火蓋が切られる。

「デスレース」と「旅行記」と人気の高いテーマを組み合わせたカード・セット。新規キーワード能力エンジン始動!最高速度消尽。再録メカニズムとしてサイクリング騎乗親和が再登場した。その他不朽督励を扱った新規カードが登場している。

2色の組み合わせにはグランプリ・レース出場の10チームが割り当てられているが、ラヴニカ・ブロックブルームバロウのように10の派閥や個別メカニズムなどが割り当てられているわけではなくフレイバー的な側面が強い。

チーム名 出自
ガイドライト・ボヤージャーズ/The Guidelight Voyagers 白青 未知の次元から漂流してきた自動機械のチーム
チャンピオンズ・オブ・アモンケット/The Champions of Amonkhet 白黒 復興したアモンケットの生者と死者たちのチーム
スピードデーモンズ/The Speed Demons 青黒 ダスクモーン/Duskmournからきたデーモンや錯霊、悪魔に仕える人間たちのチーム
キールホーラーズ/The Keelhaulers 青赤 未知の次元から漂着した魚人達のチーム
ジ・エンドライダーズ/The Endriders 黒赤 ガスタル/Gastalから流れ着いたならず者達のチーム
スピード・ブルード/The Speedbrood 黒緑 未知の次元からやってきた脱皮して自ら機体へと変態する昆虫達のチーム
ゴブリン・ロケッティアーズ/The Goblin Rocketeers 赤緑 未知の次元から突破してきたスピード狂いのゴブリン/Goblin達のチーム
クラウドスパイア・レーシング/The Cloudspire Racing Team 赤白 ケイレム/Kylemの者達が主要となったチーム。チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaarが契約を結び出場する。
アラクリアン・クイックビースト/The Alacrian Quickbeasts 緑白 アラクリア/Alacriaという次元から来訪した人と絆を結んだ獣が疾走するチーム
エーテルレインジャーズ/The Aether Rangers 緑青 アヴィシュカーの代表チーム。ピア・ナラー/Pia Nalaarがリーダーを務める。

レースに必須な「機体/Vehicle」は40枚超が収録。セット内の多くの強化カードはクリーチャーだけでなく機体にも効果を及ぼしてくれるが、同時に除去カードもクリーチャーも機体も狙う。リミテッドの為に搭乗しなくても機能する能力を持ったカードも多数登場している。

機体だけでなく「乗騎/Mount」となるクリーチャーもサンダー・ジャンクションの無法者から続き再登場。機体と合わせてタイプ的シナジーを受け、搭乗騎乗両方に対応したカードも登場している。

レースが始まる。「エンジン始動!/Start your engines!」せよ。対戦相手ライフを失えば速度が上がり、最高速度に達した時機能する能力がある。

消尽/Exhaust」は1回のみ起動できる起動型能力を意味する。勝負の決め時を見逃すな。

サイクリング/Cycling」は初めてフレイバーを伴って採用。サイクリング誘発型能力を持ったカードやカードを捨てることで誘発する誘発型能力を持つカードも登場する。

ムラガンダの特徴である「能力を持たない」バニラも着目されている。バニラの伝説のクリーチャーサイクルや能力を持たないクリーチャー・カードを参照するカードが登場している。

親和(アーティファクト)も少数収録されているほか、発売に際してのオラクル変更で過去に親和と同じコスト減少能力を持っていたカードのルール・テキストが親和に変更された。

新規クリーチャー・タイプとしてアザラシが登場。またアン・セットユニバースビヨンド以外のマジック本家のセットで初めてロボットが登場した。そのほかセット特有のタイプとしては操縦士が登場している。

  • 各種フォーマットでの使用可能開始日はプレリリース開始日の2月7日からとなる。また、スタンダードローテーションの節目が年初のセット発売に変更された事により、ブルームバロウダスクモーン:戦慄の館とはローテーションの時期を別とし、霊気走破から2025年秋に発売するセットまでのセットが2028年初頭のセット発売と共にスタンダード落ちとなる。
  • カラデシュ次元の名称がアヴィシュカーに変更になった。背景設定的には革命を成し遂げ新たな時代を迎えた事を示すためであり(詳細はアヴィシュカー/Avishkarを参照)、マーケティング的には「Kaladesh」という綴りがヒンディー語の一部の方言や北インドやパキスタンの複数の言語や方言において差別的な意味合いを含んでしまうためであり、カラデシュ次元の持つ発展の精神と現実世界の着想の両方が尊重される名称に変更する事にしたからである[1][2]

[編集] ブースター・ファン

プレイ・ブースターからは通常版と異なるイラストや枠を持つボーダーレス版やショーケース・フレーム版のカードが出現することがある。また、そういった特殊仕様が無いレア以上のカードには拡張アート版が用意され、コレクター・ブースターから入手できる。

[編集] ドライバーズシート基本土地/Driver's Seat Basic Land

レース中のドライバーの視点から見た景色がフルアートで描かれた基本土地カード。

プレイ・ブースターの基本土地のスロットから1/8(12.5%)の確率で出現する。さらに1/5の確率でフォイルが出現する。コレクター・ブースターにはフォイルが必ず1枚封入されている。#ファーストプレイス・フォイル/First-place Foil仕様も存在する。

[編集] ボーダーレス/Borderless

カードの縁まで通常版とは違うイラストが描かれたカード。様々な稀少度の特定のカードに存在する。

最大出力/revved up
グラフィティ風のアートスタイルで描かれたボーダーレス・カード。各稀少度の機体カードに存在する。
ワルなライダー/Rude Riders
「ラットフィンク」を始めとするロウブロウアートのアーティストであり、カスタムカー文化の貢献者であるEd Rothのアートスタイルをリスペクトしたボーダーレス・カード。名前マナ・コストも独自のフォントやシンボルが使用されている。レア以上の特定の機体やクリーチャーに存在する。
グラフィティ・ジャイアント/Graffiti Giant
グラフィティ風のアートスタイルで描かれたボーダーレス・カード。神話レアの機械巨人サイクルに存在する。
ボーダーレス/Borderss
その他、レースチームを率いる伝説のクリーチャーや、レア対抗色境界サイクルにもボーダーレス版が存在する。

[編集] スペシャルゲスト/Special Guest

独特なアートスタイルの新規イラストのボーダーレス版再録カード群。

独自のエキスパンション・シンボルとコレクター番号を持ち、いずれも同名のカードが使用可能セットに含まれてない限りスタンダードを含む各フォーマットでは使用できない

プレイ・ブースターからは1.5%の確率でコモン1枚が置換される形で出現する。フォイルはコレクター・ブースターからのみ入手できる。#ファーストプレイス・フォイル/First-place Foil仕様も存在する。

内容はカード個別評価:スペシャルゲスト#霊気走破を参照。

[編集] ジャパン・ショーケース/Japan Showcase

日本のアーティストを用いた通常版とは異なるイラストで、フレームを極力取り除いた特殊なレイアウトのカード。

コレクター・ブースターからのみ出現し、伝統的フォイルとは別に光沢が破片状のフラクチャー・フォイル仕様のカードも存在する。

[編集] ヘッドライナー/Headliner

ギラプール・グランプリの優勝賞品である霊気灯/The Aethersparkには、通常版とは異なるイラストで500番までのシリアル番号入りのダブルレインボウ・フォイル仕様のボーダーレス版カードが存在する。

コレクター・ブースターからのみ1%以下の確率で出現し、どの言語版のコレクター・ブースターからも出現するが英語版しか存在しない。

[編集] ファーストプレイス・フォイル/First-place Foil

各種ブースターボックス、及びFinish Line Bundleにはボックストッパー・パックが付属し、フレームが金色でイラストも背景の色調などが金色のファーストプレイス・フォイル仕様のカードが2枚封入されている。

  • メインセットのレアか神話レアか、スペシャルゲストのいずれか1枚。
    • メインセットのレアか神話レアについては、通常版の他にボーダーレス版のファーストプレイス・フォイル仕様も存在する。ただしレアの伝説のクリーチャーや領界サイクルは通常版のものしか存在しない。
  • フルアート基本土地1枚。
    • 75%の確率でドライバーズシート基本土地のファーストプレイス・フォイル仕様が、25%の確率で限定イラストのパノラマ/Panorama基本土地のファーストプレイス・フォイル仕様が封入される。ファーストプレイス・フォイル仕様のドライバーズ基本土地はFinish Line Bundleにも各種類1枚が封入されている。

[編集] リミテッド

マナ基盤としてプレイ・ブースターの基本土地スロットからは50%の確率で隠れ家が出現する他、無色のアーティファクトの開封比もやや高め。機体はETB能力を持ちスペルと同じ扱いで採用できるものや自らクリーチャー化出来るものも存在するが、採用しすぎて搭乗要員が用意できない事態にならないよう注意。

2色の組み合わせごとにそれぞれデッキのアーキタイプとなるテーマが当てられている。

テーマ
白青 アーティファクトコントロール
白黒 エンジン始動!死亡誘発&リアニメイト
青黒 アーティファクト・コントロール
青赤 捨札アグロ
黒赤 エンジン始動!アグロ
黒緑 墓地利用
赤緑 消尽ミッドレンジ
赤白 機体&乗騎アグロ
緑白 機体&乗騎ミッドレンジ
緑青 消尽ランプ

[編集] 注目のストーリー

開幕式以外はメインストーリーでイラストが使用された順。

[編集] コレクター番号

プレイ・ブースターから出現する通常版のカードはコレクター番号271番までであり、以降は基本土地ボーダーレス版やショーケース・フレームプロモーション・カード等となっている。

フルアートドライバーズシート基本土地/Full-art Driver's Seat Basic Land(#0272~0276)
フルアートでイラストが描かれた基本土地。
各種ブースター、バンドルからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
基本土地/Basic land(#0277~0291)
通常の枠の基本土地。
各種ブースター、バンドルからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
最大出力ボーダーレス/Revved up Borderless(#0292~332)
通常版とは異なる、グラフィティ風のイラストがカードの縁まで描かれたカード。特定の機体カードに存在する。
各種ブースター、バンドルからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
ワルなライダー・ボーダーレス/Rude Riders Borderless(#0333~0346)
通常版とは異なる、Ed Roth風のイラストが描かれ、名前とマナ・コストも独自のレイアウトを用いたカード。特定の機体やクリーチャー・カードに存在する。
各種ブースター、バンドルからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
グラフィティ・ジャイアント・ボーダーレス/Graffiti Giant Borderless(#0347~0354)
通常版とは異なる、グラフィティ風のイラストがカードの縁まで描かれたカード。神話レアの神と機械巨人サイクルに存在する。
各種ブースター、バンドルからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
ボーダーレス/Borderless(#0355~0375)
通常版とは異なるイラストがカードの縁まで描かれたカード。特定の伝説のクリーチャーやレアの境界土地サイクルに存在する。
各種ブースター、バンドルからノンフォイル、フォイル共に入手できる。
ヘッドライナー/Headliner(#0376)
通常版とは異なるボーダーレス版イラストで500番までのシリアル番号入りのダブルレインボウ・フォイル仕様の霊気灯/The Aetherspark
コレクター・ブースターからのみ1%以下の確率で出現し、どの言語版のコレクター・ブースターからも出現するが英語版しか存在しない。
拡張アート枠/Extended-Art Frame (#0377~0396)
イラストが両端の枠まで拡大されたカード。レア以上の特定のカードに存在する。
コレクター・ブースターからのみ入手できる。
ジャパン・ショーケース/Japan Showcase(#0397~#0406)
枠線やテキストの背景が極力排除された特殊なフレームで、通常版とは異なる日本のアーティストによるイラストが描かれたカード。特定のカードに存在し、元の稀少度に関わらず神話レアになっている。
コレクター・ブースターからのみ入手できる。
フラクチャー・フォイル・ジャパン・ショーケース/Fracture Foil Japan Showcase(#0407~#0416)
光沢が破片状になっている特殊なフォイル仕様のジャパン・ショーケース。
コレクター・ブースターからのみ入手できる。
WPNプロモ(#0417~0421)
イラストは通常版と同じだが枠がダークフレームのカード。
霊気走破シーズンのWPNプロモパックからのみ入手できる。フォイルはプレミアムプロモパックからのみ入手できる。
バンドルプロモ/Bundle Promo(#0422)
通常版とは異なるイラストのフォイル版重厚な世界踏破車/Lumbering Worldwagon
バンドルからのみ入手でき、ノンフォイルは存在しない。またバンドル日本語版は発売しないので、日本語版カードは存在しない。
BOX特典カード/Buy-a-Box Promo(#0423)
通常版とは異なるイラストの、フォイル拡張アート版の生体生成エンジン/Lifecraft Engine
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で各種ブースターボックスを早期購入したプレイヤーに配布される。ノンフォイルは存在しない。
Finish Line Bundle Promotion(#0424~0426)
通常版とは異なるイラストのフォイル拡張アート版アヴィシュカー・サーキット/Avishkar Racewayアモンケット・サーキット/Amonkhet Racewayムラガンダ・サーキット/Muraganda Raceway
Finish Line Bundleからのみ入手でき、ノンフォイルは存在しない。またバンドル日本語版は発売しないので、日本語版カードは存在しない。
ファーストプレイス・フォイル/First-place Foil(#0427~0506)
イラストは通常版と同一だが、枠やイラストの背景が金色になり、特殊なフォイル加工が施されたカード。レア以上の稀少度の各カードに存在する。
ボックストッパーからのみ出現する。
ファーストプレイス・フォイル仕様ドライバーズシート基本土地/First-place Foil Driver's Seat Basic Land(#0507~0511)
ファーストプレイス・フォイル仕様のドライバーズシート基本土地。
ボックストッパーから出現するほか、Finish Line Bundleには各種類1枚ずつ封入されている。
ファーストプレイス・フォイル仕様パノラマ基本土地/First-place Foil Panorama Basic Land(#0512~0516)
ドライバーズシート基本土地とは異なるイラストのファーストプレイス・フォイル仕様のフルアート基本土地。このイラストが使用されたノンフォイルのカードは存在しない。
ボックストッパーからのみ出現する。
ファーストプレイス・フォイル仕様最大出力ボーダーレス/First-place Foil Revved up Borderless(#0517~0531)
ファーストプレイス・フォイル仕様の最大出力ボーダーレス・カード。レア以上の稀少度の最大出力カードに存在する。
ボックストッパーからのみ出現する。
ファーストプレイス・フォイル仕様ワルなライダー・ボーダーレス/First-place Foil Rude Riders Borderless(#0532~0545)
ファーストプレイス・フォイル仕様のワルなライダー・ボーダーレス・カード。レア以上の稀少度のワルなライダー・カードに存在する。
ボックストッパーからのみ出現する。
ファーストプレイス・フォイル仕様グラフィティ・ジャイアント/First-place Foil Graffiti Giant Borderless(#0546~0553)
ファーストプレイス・フォイル仕様のグラフィティ・ジャイアント・カード。各グラフィティ・ジャイアント・ボーダーレス・カードに存在する。
ボックストッパーからのみ出現する。

[編集] 事前情報

本格的なプレビュー開始前にMark RosewaterのBlog「Blogatog」で収録カードの事前情報が公開された[3]

[編集] イベント

プレリリース
2025年2月7日から13日の間に開催される。プレリリース・パックを使用したシールド戦の他、店舗によってはブースタードラフトも開催される。
参加者にはプレリリース・パックが配布され、40枚以上のシールドデッキを組んで対戦する。
今までプレリリース・パックにはMTGアリーナでパック入手などに使用できるコードが印刷された紙が封入されていたが、今回からプレリリースに参加したウィザーズ・アカウントに2週間以内に配布されるようになる[4]
プレリリース・パックの内容は
マジック・アカデミー
マジック入門者用のイベント。2025年2月14日から4日3日の間に店舗の裁量で開催される。新規プレイヤーや初心者プレイヤー向けにウェルカム・デッキを使ったマジックの遊び方から、シールドでのデッキの構築方法まで学んでもらう。参加して霊気走破プレイ・ブースター6パックや入門者用製品を購入したプレイヤーにはプロモーション・カードとして新規イラストのフォイル仕様ボーダーレス版ダークスティールの巨像/Darksteel Colossusが配布される。
スタンダード・ショーダウン
毎週行われるスタンダードのイベント。2025年2月14日から4月3日までの期間に開催される。優勝者にはプロモーション・カードとしてカウボーイビパップ オマージュプロモ稲妻の一撃/Lightning Strikeが配布される。
コマンダー・パーティー
カジュアルに統率者戦を楽しむイベント。2025年2月21日から27日の間に1回、3月14日から20日の間に1回開催される。特別なルールが追加された統率者戦で開催される。参加者にはプロモーション・カードとして旧枠加工版リシュカーの巧技/Rishkar's Expertiseが配布される。WPNプレミアムストアではフォイルが配布される。
ストアチャンピオンシップ
競技制の高いスタンダードのイベント。2025年3月8日から30日の間に店舗の裁量で開催される。プロモーション・カードとして、参加者には大洞窟のコウモリ/Deep-Cavern Bat、トップ8入賞者には分派の説教者/Preacher of the Schism、優勝者に執念の徳目/Virtue of Persistenceがそれぞれ配布される。

[編集] 製品ラインナップ

プレイ・ブースター
パック開封とリミテッドプレイの両方を楽しむことを目的としたブースターパック
今回からブースターボックス1箱の封入パック数が36パックから30パックに変更される。ボックス一箱にはファーストプレイス・フォイル仕様のカード2枚入りのボックストッパーが封入される。
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗でブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードとしてフォイル版生体生成エンジン/Lifecraft Engineが配布される。
封入内容はマジックのカード14枚+特殊カード1枚。
コレクターブースター
主に拡張アート枠フォイル仕様のカードが封入されたコレクター向けのブースターパック。
12パック入りのブースターボックスにはプレイ・ブースターと同様にボックストッパーが封入される。BOX特典カードも同様。
封入内容はマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
  • 特殊仕様のレアか神話レア1枚。
    • 伝統的フォイルのブースター・ファンか拡張アートのレアか神話レア。
    • 伝統的フォイル仕様のジャパン・ショーケース。日本語のコレクター・ブースターからは日本語版のみ出現するが、多言語の場合は2/3の確率で英語版、1/3の確率で日本語版が出現する。
    • フラクチャー・フォイル仕様のジャパン・ショーケース。言語については伝統的フォイル仕様ジャパン・ショーケースと同様。
    • 伝統的フォイル仕様のスペシャルゲスト。
    • ダブルレインボウ・フォイル仕様のシリアル番号付き霊気灯/The Aetherspark
  • ブースター・ファンか拡張アートのレアか神話レア2枚。
  • 霊気走破統率者デッキのレアか神話レア1枚。神話レア4種はボーダーレス版のノンフォイルかフォイルが出現し、レアは拡張アート版のノンフォイルのみ出現する。
  • フォイル仕様のレアか神話レア1枚。
  • フォイル仕様のコモンかアンコモンの「最大出力」ボーダーレス版カード1枚。
  • コモンかアンコモンの「最大出力」ボーダーレス版カード1枚。
  • フォイル仕様のアンコモン3枚。
  • フォイル仕様のコモン4枚。
  • フォイル仕様のフルアートドライバーズシート基本土地1枚。
  • フォイル仕様の両面トークン・カード1枚。
バンドル(日本語版なし)
以下の内容が封入された大型商品。
Finish Line Bundle(日本語版なし)
豪華版バンドル。
霊気走破統率者デッキ
統率者戦用の構築済みデッキ。独立した製品であり新規カードを含む収録カードはスタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない

[編集] 主な開発スタッフ

その他のスタッフについては米国版公式サイトセットアーカイブのクレジットを参照。

[編集] 公式特集ページ

[編集] 製品情報

[編集] 開発コラム

Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。

[編集] 背景設定

[編集] その他

[編集] 動画

[編集] 脚注

  1. Avishkar: Why We Changed the Name of a Plane(Daily MTG 2024年12月10日)
  2. With the change of the name of the plane of...Blogatog 2024年12月10日 Mark Rosewater著)
  3. Maro’s Aetherdrift Teaser(Blogatog 2025年1月14日)
  4. 『霊気走破』の重要な日程と製品紹介(WPN 2024年12月11日)
  5. Blogatog(Blogatog 2024年10月30日)

[編集] 参考

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