牙の守護者/Fang Guardian
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クリーチャー — 類人猿(Ape) ドルイド(Druid)
瞬速
このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたがコントロールしていてクリーチャーや機体(Vehicle)でありこれでない1体を対象とする。ターン終了時まで、これは+2/+2の修整を受ける。
戦場に出たとき、クリーチャーか機体をパンプアップする瞬速持ち類人猿・ドルイド。
リミテッドではアドバンテージを失わないコンバットトリックという点が優秀。あまりにタフネスが低いため攻撃に回ることは期待しづらいが、瞬速持ちが少ない環境では奇襲的なブロッカー・搭乗要員として貴重であり、サイズの大きいクリーチャーと相討ちしつつ強化先・搭乗先で相手クリーチャーを討ち取る1:2交換の流れが理想的。突進する小走り足/Stampeding Scurryfootのような消尽持ちがいれば自然にこのカードを構えつつターンを渡すことができる。
反面、緑を含む相手が4マナ以上を構えている状況なら、コンバットトリックとしてこのカードを想起することはそう難しくはない。+2/+2という修整値も2というタフネスもブロックの工夫や火力を唱える順番・タイミングでカバーしうる範疇であり、強力なコンバットトリックとして偉大なる賜物/Bestow Greatnessもある環境柄不審な攻撃やブロッカーへ警戒気味に対応されることは少なくない。消尽などマナの使い先を用意できない状況で迂闊にターンを渡すとテンポロスのリスクも生じ、やむをえず瞬速4/2のフレンチ・バニラとして出さざるを得ない状況も予想される。4マナとそれなりに重いカードでありながら取り回しの悪さがつきまとうため手放しに高評価はできないが、対戦相手のライフを詰める性能が高くブロッカーの横並べを許さない・相手にすれ違いの殴り合いを強制できる構成のデッキなら、ケアする余裕を与えずアドバンテージにつなげることが期待される。継続的に強化されていくクリーチャーなど放置できないクリーチャーを採用できていればブロック・火力除去を強要しサイズアップですかす展開も生じやすい。
- クリーチャー化する前の機体もパンプできるので、パンプした機体に牙の守護者を搭乗させて戦闘に出すことが可能。
- クリーチャー化してない機体に使用した場合、その機体がクリーチャー化したなら修整が適用される(CR:208.3a)。