ラムナプ・レッド
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ラムナプ・レッド(Ramunap Red)は、ラムナプの遺跡/Ramunap Ruinsと砂漠を採用した赤単色のアグロデッキ。破滅の刻参入後のスタンダード環境に存在する。
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[編集] 概要
クリーチャー — ジャッカル(Jackal) 戦士(Warrior)
速攻
地揺すりのケンラが戦場に出たとき、地揺すりのケンラのパワー以下のパワーを持つクリーチャー1体を対象とする。このターン、それではブロックできない。
永遠(4)(赤)(赤)((4)(赤)(赤),あなたの墓地からこのカードを追放する:マナ・コストと永遠を持たない黒の4/4のゾンビ(Zombie)・ジャッカル(Jackal)・戦士(Warrior)であることを除き、これのコピーであるトークンを1体生成する。永遠はソーサリーとしてのみ行う。)
伝説のクリーチャー — 神(God)
破壊不能、速攻
あなたの手札のカードが1枚以下でないかぎり、熱烈の神ハゾレトでは攻撃したりブロックしたりできない。
(2)(赤),カード1枚を捨てる:熱烈の神ハゾレトは各対戦相手にそれぞれ2点のダメージを与える。
土地 — 砂漠(Desert)
(T):(◇)を加える。
(T),1点のライフを支払う:(赤)を加える。
(2)(赤)(赤),(T),砂漠(Desert)1つを生け贄に捧げる:ラムナプの遺跡は各対戦相手にそれぞれ2点のダメージを与える。
基本戦略は一般的なスライと同じ。ショック/Shockなどの火力と、地揺すりのケンラ/Earthshaker Khenraやアン一門の壊し屋/Ahn-Crop Crasherによるブロック制限でブロッカーを排除し、ボーマットの急使/Bomat Courierや航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raiderなどの軽量アタッカーでビートダウンを行う。
高速決着を狙うデッキではあるが、起動型能力で直接ライフを削れる熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Ferventやラムナプの遺跡/Ramunap Ruinsの存在により、消耗戦やマナフラッドにも一定の耐性がある。ラムナプの遺跡の起動コストに充てられる追加の砂漠としては、主に陽焼けした砂漠/Sunscorched Desertが採用される。土地がダメージソースになることからスライ系のデッキとしてはかなり土地が多くなっており、サイドボードから反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defianceや栄光をもたらすもの/Glorybringerを増量してミッドレンジのように振舞うこともできる。
プロツアー「破滅の刻」では使用率1位となり[1]、Top8に5人を送り込み、優勝を飾る活躍を見せた。
クリーチャー — 恐竜(Dinosaur)
威迫
プレイヤーはライフを得られない。
他のクリーチャーが1体戦場に出るたび、暴れ回るフェロキドンはそのクリーチャーのコントローラーに1点のダメージを与える。
クリーチャー — ビースト(Beast)
砂かけ獣が戦場に出たとき、あなたが砂漠(Desert)をコントロールしているかあなたの墓地に砂漠カードがある場合、クリーチャー1体を対象とする。あなたは「砂かけ獣はそれに3点のダメージを与える。」を選んでもよい。
3/3イクサラン参入後は、ローテーションにより1マナ域のファルケンラスの過食者/Falkenrath Gorgerと村の伝書士/Village Messengerを失うも、新たに暴れ回るフェロキドン/Rampaging Ferocidonや稲妻の一撃/Lightning Strikeを獲得。ティムール・エネルギーと環境を二分するようになった。
グランプリアトランタ17では、デザート・レッド(Desert Red)と呼ばれるミッドレンジ型の亜種が準優勝の成果を上げ、以後メタの一角となった。
イクサランの相克参入と同時に、ラムナプの遺跡/Ramunap Ruinsと暴れ回るフェロキドン/Rampaging Ferocidonが禁止カードに指定されてしまう[2]。その後は「ラムナプ・レッド」の名で呼称されることはなくなったものの、赤単アグロとして環境に残り続けた。
[編集] サンプルレシピ
[編集] 初期型
- 備考
- プロツアー「破滅の刻」 優勝(参考/参考)
- 使用者:Paulo Vitor Damo da Rosa
- フォーマット
[編集] イクサラン後
[編集] 通常型
- 備考
- 世界選手権17 準優勝(参考/参考)
- 使用者:Javier Domínguez
- フォーマット
Ramunap Red [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- イクサラン参入後の後期型。
[編集] ミッドレンジ型(デザート・レッド)
- 備考
- グランプリアトランタ17 準優勝(参考)
- 使用者:Ben Stark
- フォーマット
Desert Red [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- デザート・レッドと呼ばれるミッドレンジ型。ラムナプ・レッド同士のミラーマッチを意識し、4~5マナ域をメインデッキから多めに採用しており、特に砂漠を増やして砂かけ獣/Sand Stranglerを採用しているのが特徴。手札を高速で消費するのが難しくなったため、熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Ferventの枚数は抑えられている。
[編集] 宝物型(トレジャー・レッド)
- 備考
- 世界選手権17 第22位(参考/参考)
- 使用者:Donald Smith
- フォーマット
トレジャー・レッド [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 世界選手権17でDonald Smithが使用したトレジャー・レッド(Treasure Red)と呼ばれる変則型。宝物を使用し高マナ域へのアクセスを早めている。
[編集] 脚注
- ↑ PTHOU Day One Standard Metagame Breakdown/プロツアー『破滅の刻』 初日スタンダード・メタゲーム・ブレイクダウン(Event Coverage 2017年7月28日 Chapman Sim著)
- ↑ January 15, 2018 Banned and Restricted Announcement/2018年1月15日 禁止制限告知