コスト・パフォーマンス
提供:MTG Wiki
コスト・パフォーマンス(Cost Performance)とは、「費用対効果(要した費用とそれによって得られた成果の割合)」のこと。マジック以外でも普通に使われる用語である。マジックでもほぼ同様で、そのカードがコストに対しどれだけ有効に機能するか、役に立つかなどを評価するのに使われる。コスパと略される事が多い。
コストとサイズのみについて言及するマナレシオよりも遥かに広い意味。また、クリーチャー以外の呪文や土地に対してもよく使われる。
- 例:野生の雑種犬/Wild Mongrelは他の熊と比べてコスト・パフォーマンスがよい。
- マナ総量よりパワーとタフネスが高く、デメリットのないクリーチャーはかなり評価される(魂売り/Spiritmonger、番狼/Watchwolfなど)
ただし単純な「費用対効果」だけではなく、「効率のよさ」や「使いやすさ」まで加味して評価することが多い。
- アン・カードのMox Lotusは魔力の櫃/Mana Vaultなど他のマナ・アーティファクトと比べると、費用対効果だけ見れば圧倒的な高さである。しかし、使い切れない程のマナを生み出す必要性がない(オーバーキルになる)点や、15マナや踏み倒し手段を用意するのに手間がかかる点を考えると、実際に使用するとなると明らかに効率が悪い。このようなカードを「コスト・パフォーマンスがよい」とは普通言わない。