ネクロ
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ネクロ(Necro)は、強力なドローエンジンであるネクロポーテンス/Necropotence、もしくはそのリメイクであるネクロドミナンス/Necrodominanceをキーカードとする黒系デッキの総称、またはネクロポーテンスとネクロドミナンスそのもののこと。
エンチャント
あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたがカードを捨てるたび、あなたの墓地にあるそのカードを追放する。
1点のライフを支払う:あなたのライブラリーの一番上のカードを裏向きのまま追放する。あなたの次の終了ステップの開始時に、そのカードをあなたの手札に加える。
暗黒の儀式/Dark Ritualが存在した当時は、1ターン目に唱えることも可能であり、そのまま圧倒してしまうことも珍しくなかった。
ライフロスをドレインでサポートし、全体除去と不要なネクロポーテンスの処理を兼ねてネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskを採用するコントロールデッキ、ネクロディスクが基本形。赤をタッチして火力を導入し、ビートダウンに対する耐性を増したバージョン(ストームネクロ)があり、またネビニラルの円盤を抜いたタイプはスーサイドネクロという。
コンボデッキのドローサポートとしてネクロポーテンスを利用したものは、エクステンデッドを席巻したネクロ・ドネイトをはじめ多数存在する。
死より得るもの/Necrologia、ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargain、ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena、墓生まれの詩神/Graveborn Museといった類似カードが何度も作られ、その度に必ず誰かがネクロデッキを作ろうとしてきた。しかし、微妙に弱かったり、逆に強力すぎたり(→バーゲン)して、なかなか本家ネクロらしいネクロデッキが活躍することはなかった。上記の中では、ファイレクシアの闘技場を使用したアリーナドレインが割と本家に近い。
- 「ネクロ/Necro」をカード名に含むカードは数多くあるが、昔から現在に至るまで、「ネクロ」と言ったらまずネクロポーテンスの事を指した。モダンホライゾン3にてカード名とマナ・コストの両点でまで含めたリメイクとなるネクロドミナンス/Necrodominanceという2つ目のネクロがようやく登場。