青赤緑ビートダウン
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2024年11月6日 (水) 00:58時点における最新版
青赤緑ビートダウン(URG Beatdown)は、青赤緑の3色で組まれるビートダウンデッキの総称。
目次 |
[編集] 概要
青緑ビートダウンに赤の火力を加え、クリーチャー除去を搭載したものが多い。緑青では対処のしにくい小型のシステムクリーチャーを火力で焼くことができるのは大きな利点となる。
また、ステロイドを青のカウンターやドローでサポートする構成もある。弱点となる全体除去を対処できたり、息切れを緩和できたりする利点がある。
ただし、3色かつ青が赤・緑それぞれの対抗色であることからマナ基盤に不安があり、強力な基本でない土地やマナサポートが使えないと組むことは難しい。
[編集] 団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期
ダスクモーン:戦慄の館参入後に、ティムール果敢(Temur Prowess)と呼ばれるクリーチャー主体のコンボデッキが登場した。
詳細はティムール果敢を参照。
[編集] ラヴニカのギルド~基本セット2021期
エルドレインの王権で軽いプレインズウォーカーが複数登場したことで、これらを中心に据えた緑青赤のミッドレンジデッキが環境に姿を現した。
金のガチョウ/Gilded Gooseや樹上の草食獣/Arboreal Grazerといった1マナのマナ加速から、王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crownsや王家の跡継ぎ/The Royal Scionsなどの3マナ域のプレインズウォーカーを高速で展開。主無き者、サルカン/Sarkhan the Masterlessでこれらをクリーチャー化してビートダウンする。
追加のアタッカーとなる探索する獣/Questing Beastやスカルガンのヘルカイト/Skarrgan Hellkite、金のガチョウ&オーコとの食物シナジーを有する意地悪な狼/Wicked Wolfも採用される。
[編集] サンプルレシピ
Temur Friends [1] | |
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[編集] カラデシュ・ブロック期
エネルギー・カウンターを中心とするミッドレンジデッキ、ティムール・エネルギー(Temur Energy)が破滅の刻参入後に台頭。大いに活躍し、最終的に霊気との調和/Attune with Aetherとならず者の精製屋/Rogue Refinerが禁止カードに指定された。
詳細はティムール・エネルギーを参照。
[編集] テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期
タルキール覇王譚で強力なティムール境/The Temur Frontierのカード群が登場したことにより、緑青赤のビートダウンないしミッドレンジ系のデッキが組まれるようになった。
爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mysticなどのマナ・クリーチャーからマナ加速し、凶暴な拳刃/Savage Knucklebladeや世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eaterなどのマナレシオに優れたクリーチャー、灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenixなどの頭でっかちなクリーチャーを展開して攻め立てる。パワー4以上のクリーチャーを多数擁する構成であるため、火口の爪/Crater's Clawsや頑固な否認/Stubborn Denialなどの獰猛を持つカードも活かしやすい。
大きく分けて、荒野の後継者/Heir of the Wildsや加護のサテュロス/Boon Satyrなどの低マナ域のアタッカーを採用したティムールアグロ(Temur Aggro)と呼ばれるアグロ型と、森の女人像/Sylvan Caryatidやクルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphixから嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragonなどの高マナ域に繋げる、ティムールミッドレンジ(Temur Midrange)あるいはティムールモンスター(Temur Monsters)と呼ばれるミッドレンジ型の2つが存在する。
ローテーション直後はあまりメジャーなデッキタイプではなかったが、グランプリロサンゼルス14でBrian Kiblerがアグロ型を使用して初日全勝の結果を出し、環境の一角となった。その後は数を減らしたものの、運命再編からは霜歩き/Frost Walkerを、タルキール龍紀伝からは狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Callerなどを獲得し、マイナーながらも環境に存在し続けた。
[編集] アグロ(初期型)
- 備考
- グランプリストックホルム14 準優勝 (参考)
- 使用者:Einar Agust Baldvinsson
- フォーマット
- 環境初期のアグロ型。
[編集] アグロ(タルキール龍紀伝後)
- 備考
- グランプリサンパウロ15 第29位、初日全勝 (参考)
- 使用者:Ricardo Camargo
- フォーマット
Temur Aggro [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- タルキール龍紀伝参入後のアグロ型。
- Deck Tech: Ricardo Camargo's Temur Aggroも参照。
[編集] ミッドレンジ(初期型)
- 備考
- グランプリサンアントニオ14 ベスト4 (参考)
- 使用者:Jeremy Frye
- フォーマット
Temur Midrange [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ミッドレンジ型。
[編集] ミッドレンジ(タルキール龍紀伝後)
- 備考
- プロツアー「マジック・オリジン」 第34位、スタンダード部門9-1 (参考/参考)
- 使用者:Philip Arcuni
- フォーマット
Temur Midrange [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- タルキール龍紀伝参入後のミッドレンジ型。
[編集] 神河ブロック+ラヴニカ・ブロック期
グッドスタッフ系クロック・パーミッションデッキシー・ストンピィが活躍した。
赤緑のクリーチャーによるビートダウンを赤の火力と青のカウンター・ドローでサポートする。ショックランドの存在でマナ基盤の不安定性も解消されている。
[編集] 神河ブロック構築
山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlordを中核とした伍堂スペシャルが登場した。
桜族の長老/Sakura-Tribe Elderや木霊の手の内/Kodama's Reachによるマナ加速から伝説のファッティを繰り出して殴る。
後期には荒廃の思考/Thoughts of Ruinによるマナロック要素も組み込まれた。
[編集] インベイジョン・ブロック+オデッセイ・ブロック期
インベイジョン・ブロック構築のBBBから発展したスネーク・タンが登場。
また、青赤緑マッドネスなど、同時期の青緑ビートダウンに赤をタッチしたデッキも現れた。
[編集] インベイジョン・ブロック構築
緑のクリーチャー、赤の火力、青のバウンス・ドローで構成されるBBBが活躍した。
詳細はBBBを参照のこと。
[編集] マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期
対抗色をフィーチャーしたアポカリプスの参入で注目を集める。ファイアーズに青をタッチして火+氷/Fire+Iceやシータの聖域/Ceta Sanctuaryを投入したバージョンが現れた。
[編集] 黎明期
小型のフライヤーを展開し血の渇き/Blood Lustや狂暴化/Berserkで強化して殴り殺す。青を入れたことでパワー9など当時の強力な制限カードを使用することができた。
[編集] エクステンデッド(時のらせん期)
時のらせん期のエクステンデッドで、青・赤・緑のパワーカードを詰め込んだグッドスタッフ系ビート・コントロールデッキが存在していた。
動きは同環境のジャンドに近く、血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elfの続唱からタルモゴイフ/Tarmogoyfなどの小型クリーチャーや火力の罰する火/Punishing Fire(燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillowsとのコンボパーツ)、ドローカードの祖先の幻視/Ancestral Visionなどにつなぐ。
青からは他に定番の精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorや謎めいた命令/Cryptic Commandが採用される。特に精神を刻む者、ジェイスは、3色ゆえに大量投入されるフェッチランドにより±0能力を有効利用でき、バウンスで血編み髪のエルフの続唱を使いまわし、続唱先となる呪文をライブラリーの一番上に積み込むなど、多岐に亘って活躍を見せる。
[編集] モダン
モダン環境では、秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsを主力にしたDelver-Goと呼ばれるアーキタイプのバリエーションの一つとして活躍している。
秘密を掘り下げる者やタルモゴイフ/Tarmogoyfによるダメージクロックを青のカウンターや赤の火力でバックアップするテンポ系クロック・パーミッションデッキであり、レガシーのCanadian Thresholdの流れを汲む。
詳細はDelver-Goを参照のこと。
[編集] レガシー
メタの中心にある青緑スレッショルドに赤を混ぜたタイプが存在する。
火力に加え、ビートダウン対策の紅蓮地獄/Pyroclasm・サイドボードに青対策の紅蓮破/Pyroblastを投入できるのが利点。
近年は速度とテンポに特化したCanadian Thresholdと呼ばれるバリエーションも登場した。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- グランプリプロビデンス11 ベスト4 (参考)
- 使用者:Reid Duke
- フォーマット
RUG Order [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 新たなるファイレクシア参入後のデッキ。
- Pro Bant同様自然の秩序/Natural Orderから大祖始/Progenitusを戦場に出すギミックが搭載され、NO RUGの名で呼ばれる。
- 新たなるファイレクシアからはテンポ・アドバンテージを取りやすいカウンターの精神的つまづき/Mental Misstepが採用されている。